2018年06月06日 [からだのこと]
光るがん。
お疲れ様です。院長です。
6月6日の水曜日でやんす。
6月6日…
ダミアンの誕生日やねぇ…
ちなみに映画「オーメン」は1976年のお話ですので、ダミアンさんは今日で42歳ってことですな。
若い人だと何のことか分からないでしょうけど、6月6日の午前6時に生まれた、悪魔の子ダミアンと言えば、一世を風靡したダークヒーローですからね。
去年、この流れから「ダミアン・ソーンとホラーなお話」ってブログ書いてるし、ダミアンを知りたい人はこっち読んで。
ってな6月6日ですが、今日のネタは昨日に引き続き、真面目な医療ネタをひとつ…
なんと、「がん」を光らせる試薬を開発し、臨床試験を始めたっていうニュースです。
昨日は、HIV≠エイズの薬を開発できるかもってな話しをしましたし、今日は何といっても日本人の死亡原因第一位の悪性新生物「がん」についての画期的な発表です。
この試薬とは、散布から2〜3分でがんのある部位が光って見えるって優れもので、完成すれば簡単にがんが発見出来るかもしれないって期待がこめられております。
蛍光色素を使った研究用試薬を販売する五稜化薬(札幌)は、がん細胞に触れると光る試薬を開発し、乳がん手術での臨床試験を始めました。
医療現場で効果を見極め、早ければ来年度中にも実用化の承認を申請する段取りだそうです。
手術中に簡易な手法でがんの有無を把握できれば、がんの取り残しを防ぎ再発を減らすとともに、より多くの部位を温存できるという利点もあります。
この五稜化薬が臨床試験を始めたのは、スプレーすると、がん細胞が出す物質に反応して光る医療用の蛍光試薬です。
無色透明の液体ですが、がん細胞に触れると数分でがんの部分が明るく光って見えるんだって…。
乳がん手術では、切除した検体の切断面にがん細胞があるかどうかをその場で視覚的に判断しやすくなり、切断面にがん細胞があれば、体内に残っている可能性が分かるため、取り残しの防止につながるそうです。
この臨床試験は昨年から、福岡市の福岡県済生会福岡総合病院で始まっており、臨床データを2年ほど集めてから、医療現場で利用するために必要な国の承認を受ける申請をする予定との事です。
保険適用の手続きなどにも時間がかかるため、医療現場での実用化は数年後になる見込みですが、ここまできたら何とかなるんでないの。
また、人体から切り離した検体だけでなく、人体の中で直接使うための臨床実験も今後、実施する考えで、具体的には食道がん患者の体内で患部にスプレーし、がんを光らせて患部を可視化してから、内視鏡で切除する手法を想定するそうです。
なるほどねぇ…。
可視化してからの切除なら間違いも、取り残しもかなり減少するでしょうし、かなり成功率が上がることは間違いありません。
数年後には実現可能ってことなんで、こいつはわたしの生きてるうちに実用化されるかも…
ってことで、こいつも続報が入ればお知らせします。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月6日の水曜日でやんす。
6月6日…
ダミアンの誕生日やねぇ…
ちなみに映画「オーメン」は1976年のお話ですので、ダミアンさんは今日で42歳ってことですな。
若い人だと何のことか分からないでしょうけど、6月6日の午前6時に生まれた、悪魔の子ダミアンと言えば、一世を風靡したダークヒーローですからね。
去年、この流れから「ダミアン・ソーンとホラーなお話」ってブログ書いてるし、ダミアンを知りたい人はこっち読んで。
ってな6月6日ですが、今日のネタは昨日に引き続き、真面目な医療ネタをひとつ…
なんと、「がん」を光らせる試薬を開発し、臨床試験を始めたっていうニュースです。
昨日は、HIV≠エイズの薬を開発できるかもってな話しをしましたし、今日は何といっても日本人の死亡原因第一位の悪性新生物「がん」についての画期的な発表です。
この試薬とは、散布から2〜3分でがんのある部位が光って見えるって優れもので、完成すれば簡単にがんが発見出来るかもしれないって期待がこめられております。
蛍光色素を使った研究用試薬を販売する五稜化薬(札幌)は、がん細胞に触れると光る試薬を開発し、乳がん手術での臨床試験を始めました。
医療現場で効果を見極め、早ければ来年度中にも実用化の承認を申請する段取りだそうです。
手術中に簡易な手法でがんの有無を把握できれば、がんの取り残しを防ぎ再発を減らすとともに、より多くの部位を温存できるという利点もあります。
この五稜化薬が臨床試験を始めたのは、スプレーすると、がん細胞が出す物質に反応して光る医療用の蛍光試薬です。
無色透明の液体ですが、がん細胞に触れると数分でがんの部分が明るく光って見えるんだって…。
乳がん手術では、切除した検体の切断面にがん細胞があるかどうかをその場で視覚的に判断しやすくなり、切断面にがん細胞があれば、体内に残っている可能性が分かるため、取り残しの防止につながるそうです。
この臨床試験は昨年から、福岡市の福岡県済生会福岡総合病院で始まっており、臨床データを2年ほど集めてから、医療現場で利用するために必要な国の承認を受ける申請をする予定との事です。
保険適用の手続きなどにも時間がかかるため、医療現場での実用化は数年後になる見込みですが、ここまできたら何とかなるんでないの。
また、人体から切り離した検体だけでなく、人体の中で直接使うための臨床実験も今後、実施する考えで、具体的には食道がん患者の体内で患部にスプレーし、がんを光らせて患部を可視化してから、内視鏡で切除する手法を想定するそうです。
なるほどねぇ…。
可視化してからの切除なら間違いも、取り残しもかなり減少するでしょうし、かなり成功率が上がることは間違いありません。
数年後には実現可能ってことなんで、こいつはわたしの生きてるうちに実用化されるかも…
ってことで、こいつも続報が入ればお知らせします。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院