
2025年04月01日 [動物のこと]
ボノボの心
お疲れ様です。院長です。
4月1日の火曜日でございます。
今日はご存知「エイプリルフール」ですね。
いいウソだけにしましょうね。
では元気にネタいきましょう。
現生の動物の中で人間にもっとも近いと言われるボノボは、人間の心を察することができるようなんです。
ジョンズ・ホプキンス大学が行った新たな実験によると、ボノボは、自分は知っているけど、人間はどこに入っているか知らないおやつの場所を、指をさして教えてくれたんだそうです。
人間は日々、他者の気持ちや考えを推測しながら生活しています。
例えば、相手が何を知っているのかを想像し、それをに合わせて行動を変えることができます。
この能力は「心の理論」と呼ばれ、複雑な社会を築く上で欠かせないものです。
この能力はこれまで人間特有だと考えられてきましたが、ボノボにも備わっていたようなんです。
私たち人間は「心の理論」を使うことで、相手の心を察し、お互いに協力し合ったり、助け合ってきました。
では人間以外の動物たちはどうなのか?
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のルーク・タウンロー氏とクリス・クルペニェ博士は、私たちと遺伝的に近い霊長類であるボノボにもこの能力があるのかを確かめるため、興味深い実験を行ないました。
ボノボはチンパンジーの仲間で、人間に最も近い動物とされ、社交的な性格を持ち、集団での協力行動が見られることで知られています。
実験は、アメリカの研究施設「エイプ・イニシアチブ(Ape Initiative)」で行われました。
参加したのは、25歳のニョタ、43歳のカンジ、13歳のテコという3頭のボノボでした。
研究者の一人、ルーク・タウンロー氏がボノボの前に座り、テーブルを挟んで向かい合います。
そして別の研究者が、おやつ(ぶどうやシリアル)を3つのカップのうち1つに隠します。
このとき、タウンロー氏の前には2種類の仕切りが置かれました。
それは透明なものと黒いもの2つで、透明な仕切りが使用された場合、タウンロー氏はおやつがどこに隠されていたかを知ることができます。
ですが黒い仕切りでは見えないので、どこに隠されたかはわかりません。
その上で、タウンロー氏が「ブドウはどこ?」と尋ねると、ボノボたちは反応を示します。
タウンロー氏が隠し場所を知っている場合、ボノボは特に反応せず、落ち着いて待っていたそうです。
ですが黒い仕切りで、彼が隠した場所がわからなかったときは、積極的におやつの入っているカップに指を差し、どこに隠されているかを教えてくれました。
ちなみにこのコップのルールを覚えさせるため、本番の実験前には、仕切りを使わないで同じような状況が試されていました。
このとき、協力者となる人間がいない状況でコップにおやつを入れてもボノボは何もしませんが、人間がいる状況ではその8倍の頻度で当たりを指差したそうです。
今回の実験で注目すべきなのは、ボノボたちが「自分の知識」と「相手の知識」の違いを同時に理解していたことです。
「ボノボたちの行動は単なる偶然ではない」とクルペニェ博士は語ります。
彼らは確実に相手が知らないことを認識し、それを伝えようとしていたんだと…。
この実験では、ボノボには少なくとも一定程度の心の理論があると考えられます。
とはいえ、実験はかなり作為的な状況下で行われたもので、野生のボノボがこうした人間との協力関係を結ぶことはないでしょうし、プラスチック製のコップの下におやつが隠された状況に出くわすことだってまずないでしょう。
また、実験に参加した3頭のうちの1頭、カンジは、食べ物への関心が強く、指を指すだけでなく、何度もメッシュ越しに手を出してタウンロー氏に知らせようとしたそうです。
したがって今回の結果は、個体差による可能性もあります。
たったの3頭では、ボノボという種全体を知るには少なすぎるです。
ただし野生のボノボが仲間に危険を知らせるとき、仲間がそれに気づかないようだと警告のやり方を変えるらしいことが観察されています。
こうしたことや本研究の結果を踏まえるのなら、私たちの親戚であるボノボも他人の心を察している可能性は高いようです。
なおボノボは何十年経っても家族や友達のことを忘れないそうです。
彼らの友情や家族愛の強さを思えば、他者の心を察せるというのも意外なことでないのかもしれませんね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月1日の火曜日でございます。
今日はご存知「エイプリルフール」ですね。
いいウソだけにしましょうね。
では元気にネタいきましょう。
現生の動物の中で人間にもっとも近いと言われるボノボは、人間の心を察することができるようなんです。
ジョンズ・ホプキンス大学が行った新たな実験によると、ボノボは、自分は知っているけど、人間はどこに入っているか知らないおやつの場所を、指をさして教えてくれたんだそうです。
人間は日々、他者の気持ちや考えを推測しながら生活しています。
例えば、相手が何を知っているのかを想像し、それをに合わせて行動を変えることができます。
この能力は「心の理論」と呼ばれ、複雑な社会を築く上で欠かせないものです。
この能力はこれまで人間特有だと考えられてきましたが、ボノボにも備わっていたようなんです。
私たち人間は「心の理論」を使うことで、相手の心を察し、お互いに協力し合ったり、助け合ってきました。
では人間以外の動物たちはどうなのか?
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のルーク・タウンロー氏とクリス・クルペニェ博士は、私たちと遺伝的に近い霊長類であるボノボにもこの能力があるのかを確かめるため、興味深い実験を行ないました。
ボノボはチンパンジーの仲間で、人間に最も近い動物とされ、社交的な性格を持ち、集団での協力行動が見られることで知られています。
実験は、アメリカの研究施設「エイプ・イニシアチブ(Ape Initiative)」で行われました。
参加したのは、25歳のニョタ、43歳のカンジ、13歳のテコという3頭のボノボでした。
研究者の一人、ルーク・タウンロー氏がボノボの前に座り、テーブルを挟んで向かい合います。
そして別の研究者が、おやつ(ぶどうやシリアル)を3つのカップのうち1つに隠します。
このとき、タウンロー氏の前には2種類の仕切りが置かれました。
それは透明なものと黒いもの2つで、透明な仕切りが使用された場合、タウンロー氏はおやつがどこに隠されていたかを知ることができます。
ですが黒い仕切りでは見えないので、どこに隠されたかはわかりません。
その上で、タウンロー氏が「ブドウはどこ?」と尋ねると、ボノボたちは反応を示します。
タウンロー氏が隠し場所を知っている場合、ボノボは特に反応せず、落ち着いて待っていたそうです。
ですが黒い仕切りで、彼が隠した場所がわからなかったときは、積極的におやつの入っているカップに指を差し、どこに隠されているかを教えてくれました。
ちなみにこのコップのルールを覚えさせるため、本番の実験前には、仕切りを使わないで同じような状況が試されていました。
このとき、協力者となる人間がいない状況でコップにおやつを入れてもボノボは何もしませんが、人間がいる状況ではその8倍の頻度で当たりを指差したそうです。
今回の実験で注目すべきなのは、ボノボたちが「自分の知識」と「相手の知識」の違いを同時に理解していたことです。
「ボノボたちの行動は単なる偶然ではない」とクルペニェ博士は語ります。
彼らは確実に相手が知らないことを認識し、それを伝えようとしていたんだと…。
この実験では、ボノボには少なくとも一定程度の心の理論があると考えられます。
とはいえ、実験はかなり作為的な状況下で行われたもので、野生のボノボがこうした人間との協力関係を結ぶことはないでしょうし、プラスチック製のコップの下におやつが隠された状況に出くわすことだってまずないでしょう。
また、実験に参加した3頭のうちの1頭、カンジは、食べ物への関心が強く、指を指すだけでなく、何度もメッシュ越しに手を出してタウンロー氏に知らせようとしたそうです。
したがって今回の結果は、個体差による可能性もあります。
たったの3頭では、ボノボという種全体を知るには少なすぎるです。
ただし野生のボノボが仲間に危険を知らせるとき、仲間がそれに気づかないようだと警告のやり方を変えるらしいことが観察されています。
こうしたことや本研究の結果を踏まえるのなら、私たちの親戚であるボノボも他人の心を察している可能性は高いようです。
なおボノボは何十年経っても家族や友達のことを忘れないそうです。
彼らの友情や家族愛の強さを思えば、他者の心を察せるというのも意外なことでないのかもしれませんね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院