2018年02月16日 [動物のこと]
新型プリウス。いやプリオン。
お疲れ様です。院長です。
2月16日の金曜日です。
やはり2月も中盤すぎると、少し春な瞬間を感じる場面があったりしますよね。
風のない昼間の日差しとか、あさの空気とか…。
だんだん、夜が明けるのも早くなってますし、もうちょっとやでぇ。はる。
春が来たら、言うとくけどすぐに夏やしね。ってか暑くなるしね。
春と秋は短いからねぇ…。
てな感じで、今日も始まりましたが、今日はちょっとまた嫌な感じのニュースがあるんでお伝えしとこうかと…
北アメリカに生息する、野生の鹿が、神経系を侵す謎の病によって命を落としているそうです。
専門家は、この謎の病気が人間にも感染するようになるのではないかと懸念しているとのことなんで、こりゃ一大事だわ。
慢性消耗病(CWD)またの名を「ゾンビ鹿病」というこの病気に感染した鹿は、脳みそがスポンジ状になり、体重が減っていきます。
感染して2年ほどすると、目がうつろになる、よだれが出る、肋骨が浮き上がる、頭や耳がうなだれる、同じところを繰り返し歩行するといった症状が現れ始め…
このような症状が数日間で終わることもあれば、1年以上続くこともあり、最後には死んでしまうという病気です。
慢性消耗病は1976年にコロラド州フォートコリンズで初めて確認されました。
以降、アメリカ24州、カナダ、韓国、ノルウェーにおいて野生での感染症例が認められています。
この病気はプリオンを介して動物同士で感染するといわれています。
プリオンとは、タンパク質の誤って折りたたまれた(ミスフォールドした)状態を伝達することにより増殖するといわれています。
つまり、簡単に言うとアカンヤツが体内に出来てしまうってこと(笑)
とりあえずそう思っといても大丈夫。
で、このプリオン病(アカンヤツ)は特定の種同士にしか感染しない傾向がありますが、進化によってそうした制限を克服することもあるということなんですな。
つまり、プリオン(アカンヤツ(笑))自体が進化してきてると…
プリオンの感染経路は直接接触によるものばかりではありません。
ニューヨークタイムズによると、患畜と死骸が植物や土壌を汚染し、プリオンはそこで数年あるいは数十年も留まるそうなんです。
この病気が人間に感染したという報告はなく、感染した肉を食べることで人間に感染するという証拠も見つかってはいません。
ですが、最近の研究はこれについて警鐘を鳴らしているわけですね。
米コロラド州立大学プリオン研究センターのマーク・ザベル博士らは、慢性消耗病に感染したマカクザル(オナガザル科)を発見し、肉を介して霊長類にも感染することを初めて確認しました。
サルに伝染るんなら、ヒトもきよるんじゃないのぉ…。
あのHIVも、サルを食べたチンパンジーが感染して、それを食べたヒトに感染したってのが、確実ではないですが有力視されてるようですからねぇ…。
ほとんどの研究は、種の間には強固な障壁が存在することを示していますが、最近の研究は、その障壁がこれまで考えられていたほど強固ではない可能性を明らかにしています。
また研究チームは、ゾンビ鹿病に関連するプリオンが、現在でも進化している可能性が高いことを発見しました。
このことから人間に感染するプリオンが出現するのも時間の問題だという説まででています。
例えば、やはりプリオン病である狂牛病は、羊に感染するスクレイピーに由来するといわれています。
スクレイピーの原因となるプリオンが牛に感染した場合に発症するのが狂牛病です。
人間が狂牛病を発症している牛の肉を食べると、それは人間の脳でプリオンを作り出します。
アメリカ食品医薬品局によると、2016年、この症状で231人が死亡しているそうなんです。
つまり、鹿プリオンも同じように、ヒトに感染する可能性があるっちゅうことやね。
でも、まぁ、鹿なんか食わんしね。日本人は…
ってのは、短絡的な考え方と言えるでしょう(笑)
問題は、先ほども出てきた種の強固な障壁が、どうも最近のプリオンに代表される悪い奴らは、関係なくなってるんじゃないかと…。
いままで、狂牛病と言えば、牛どおし、鹿なら鹿、羊なら羊と、種を超えた感染はないと考えられてたのが、そうではなく、その感染した肉を食べたものすべてに感染するとしたなら…。
これはもう野生のものは、全て危険となります。そして感染をとめる手立てはないに等しいわけです。
野生動物を1匹づつ捕まえて検査して、また放すなんてこと無理ですからねぇ…。
こうなると、人類というより全生物が危険です。
前にも何回か書きましたけど、大量絶滅って一定の周期で、歴史上何回も繰り返されてきました。
これが原因で、絶滅するとは思えませんが、意外ときっかけは小さな事ですからね。
ま、わたしの生きてるうちは大丈夫でしょうけど…(笑)
少なくとも、野生動物は食べちゃイカンよね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月16日の金曜日です。
やはり2月も中盤すぎると、少し春な瞬間を感じる場面があったりしますよね。
風のない昼間の日差しとか、あさの空気とか…。
だんだん、夜が明けるのも早くなってますし、もうちょっとやでぇ。はる。
春が来たら、言うとくけどすぐに夏やしね。ってか暑くなるしね。
春と秋は短いからねぇ…。
てな感じで、今日も始まりましたが、今日はちょっとまた嫌な感じのニュースがあるんでお伝えしとこうかと…
北アメリカに生息する、野生の鹿が、神経系を侵す謎の病によって命を落としているそうです。
専門家は、この謎の病気が人間にも感染するようになるのではないかと懸念しているとのことなんで、こりゃ一大事だわ。
慢性消耗病(CWD)またの名を「ゾンビ鹿病」というこの病気に感染した鹿は、脳みそがスポンジ状になり、体重が減っていきます。
感染して2年ほどすると、目がうつろになる、よだれが出る、肋骨が浮き上がる、頭や耳がうなだれる、同じところを繰り返し歩行するといった症状が現れ始め…
このような症状が数日間で終わることもあれば、1年以上続くこともあり、最後には死んでしまうという病気です。
慢性消耗病は1976年にコロラド州フォートコリンズで初めて確認されました。
以降、アメリカ24州、カナダ、韓国、ノルウェーにおいて野生での感染症例が認められています。
この病気はプリオンを介して動物同士で感染するといわれています。
プリオンとは、タンパク質の誤って折りたたまれた(ミスフォールドした)状態を伝達することにより増殖するといわれています。
つまり、簡単に言うとアカンヤツが体内に出来てしまうってこと(笑)
とりあえずそう思っといても大丈夫。
で、このプリオン病(アカンヤツ)は特定の種同士にしか感染しない傾向がありますが、進化によってそうした制限を克服することもあるということなんですな。
つまり、プリオン(アカンヤツ(笑))自体が進化してきてると…
プリオンの感染経路は直接接触によるものばかりではありません。
ニューヨークタイムズによると、患畜と死骸が植物や土壌を汚染し、プリオンはそこで数年あるいは数十年も留まるそうなんです。
この病気が人間に感染したという報告はなく、感染した肉を食べることで人間に感染するという証拠も見つかってはいません。
ですが、最近の研究はこれについて警鐘を鳴らしているわけですね。
米コロラド州立大学プリオン研究センターのマーク・ザベル博士らは、慢性消耗病に感染したマカクザル(オナガザル科)を発見し、肉を介して霊長類にも感染することを初めて確認しました。
サルに伝染るんなら、ヒトもきよるんじゃないのぉ…。
あのHIVも、サルを食べたチンパンジーが感染して、それを食べたヒトに感染したってのが、確実ではないですが有力視されてるようですからねぇ…。
ほとんどの研究は、種の間には強固な障壁が存在することを示していますが、最近の研究は、その障壁がこれまで考えられていたほど強固ではない可能性を明らかにしています。
また研究チームは、ゾンビ鹿病に関連するプリオンが、現在でも進化している可能性が高いことを発見しました。
このことから人間に感染するプリオンが出現するのも時間の問題だという説まででています。
例えば、やはりプリオン病である狂牛病は、羊に感染するスクレイピーに由来するといわれています。
スクレイピーの原因となるプリオンが牛に感染した場合に発症するのが狂牛病です。
人間が狂牛病を発症している牛の肉を食べると、それは人間の脳でプリオンを作り出します。
アメリカ食品医薬品局によると、2016年、この症状で231人が死亡しているそうなんです。
つまり、鹿プリオンも同じように、ヒトに感染する可能性があるっちゅうことやね。
でも、まぁ、鹿なんか食わんしね。日本人は…
ってのは、短絡的な考え方と言えるでしょう(笑)
問題は、先ほども出てきた種の強固な障壁が、どうも最近のプリオンに代表される悪い奴らは、関係なくなってるんじゃないかと…。
いままで、狂牛病と言えば、牛どおし、鹿なら鹿、羊なら羊と、種を超えた感染はないと考えられてたのが、そうではなく、その感染した肉を食べたものすべてに感染するとしたなら…。
これはもう野生のものは、全て危険となります。そして感染をとめる手立てはないに等しいわけです。
野生動物を1匹づつ捕まえて検査して、また放すなんてこと無理ですからねぇ…。
こうなると、人類というより全生物が危険です。
前にも何回か書きましたけど、大量絶滅って一定の周期で、歴史上何回も繰り返されてきました。
これが原因で、絶滅するとは思えませんが、意外ときっかけは小さな事ですからね。
ま、わたしの生きてるうちは大丈夫でしょうけど…(笑)
少なくとも、野生動物は食べちゃイカンよね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院