2017年05月31日 [色々なこと]
Parasite of fear by魚くん(笑)
お疲れ様です。院長です。
5月31日の水曜日でございます。
ついに5月も終りです〜。
明日から6月ってことで、そろそろ梅雨なんですけど、今年は何だかまだ兆しがないねぇ…。
ここ何日かは、カラッと気持ちの良い天気ですしね。
でも、これから徐々に湿度があがってきます。
乾燥と対極にある湿潤ですが、乾燥してれば例えばインフルエンザとかも繁殖しやすかったりしますが、この湿気って奴はカビだのの繁殖にはもってこい。
ですから、カビ、腐敗なんかにもっとも気をつけなきゃいけません。
梅雨時は、腐りやすいもんは口にしない。とか、生ものは避ける。とか…
今日の出だしからシケシケの話なんで、そのままこの時期に何となく合ってる気がする寄生虫の話とかどうでしょう(笑)
どうでしょうと言われても、どうもこうも、寄生虫に興味のある方もかなりマニアックやとは思うんですが、今日はちょっと変わった寄生虫を紹介します。
そもそもの定義として、寄生虫は宿主(寄生先の生物全般を指す)に寄生し、自らが生き延び、繁殖するために宿主をコントロールします。
基本的に、あらゆる動物が狙われますが、今日の主役は魚を宿主とするヤツ。
しかも「眼球」。
そう、魚の目玉(笑)
この魚の眼球に潜む寄生虫、ジプロストマム・シュードスファテセウムという名で、寄生した先の魚の行動を見事に操ります。
例えば、寄生虫が幼虫の段階では、宿主(魚)が捕食者(天敵の鳥)に食べられないよう安全な行動を促します。
しかし寄生虫が成虫になると、あえて鳥に狙われるような行動を引き起こすというから驚きですがな。
ジプロストマム・シュードスファテセウムのライフサイクルは3種の動物の間を巡ると考えられています。
最初は鳥の消化器内で、フンの中に卵を産みつけます。
そして、幼虫は水中で孵化し、淡水に住む巻き貝の類に感染します。
そこで十分に成長したら、再び水中へと旅立っていくわけです。
そして次なる宿主は魚ってわけでございます。
魚の皮膚を突き破り、眼球にたどり着くとそこに身を隠し、さらに成長するまで寄生し続けると…
やがて寄生先の魚は鳥に食べられ、また一からサイクルを繰り返すわけです。
この寄生虫に関して研究している、ロシアのセヴェルツォフ生態進化研究所による2015年の研究では、吸虫の幼虫に感染した魚は泳ぎが鈍くなることが明らかとなっています。
そうすることで捕食者の目に留まりにくくなり、魚網にもかかりにくくなるんだって…
今回の研究では、吸虫の成虫(魚での産卵準備ができているもの)に寄生されたニジマスを調査。
寄生された個体がより活発に泳ぎ、同時に水面付近に留まることが明らかになった。
どちらも鳥の目につきやすい行動となるわけです。。
試しに水槽に影を作り、鳥の襲撃を模してみたところ、魚は固まって身動きしなくなってしまった――が、感染していない魚よりも早く泳ぎを再開した。
つまり、寄生虫は年齢に応じた行動をとるよう宿主を操っているという事のようなんだね。
まだ小さく繁殖できない寄生虫は魚を守ることで、自らも守る事になりますし、成虫となり繁殖の準備が整うと、鳥の体内に寄生するため魚を目立たせ、捕食されやすいようにすると…
いくつかの先行研究では、感染した魚の行動が変化するのは視力が低下するからであると説明されていたそうなんですが、しかしそれでは固まって身動きしなくなる時間の違いや、成虫と幼虫による行動の変化の違いを説明できないということで、今回の研究がはじまったわけです。
確かに眼球に虫がおったら、視力は低下するわなぁ…。
でも確かに、それじゃ泳ぎが鈍くなったり、俊敏になったりの説明はつかへんもんねぇ…。
今のとこ、どうやって寄生虫が、寄生先の魚をコントロールしているかまでは分かっていないようですが、これが事実ならおそらくは、眼球を経由して、何らかの神経、もしくは脳にアプローチしてるんでしょうねぇ…
って、魚に脳があるのかないのか、そもそも思考するのかどうかも定かじゃないですし、おそらく本能的にしか動かないでしょう。
じゃ、なおさら寄生虫はどうやって本能を呼び覚ますのか?
謎だらけですが、世の中にはとんでもない生き物がたくさんいるわけですよ。
魚の皮膚を破り、眼球に寄生する寄生虫ってだけでショッキングやのに、魚をコントロールしちゃうとか、こいつ人間には寄生せんにゃろなぁ〜…とか
魚の皮膚を破って、眼球に進むんやから人間にも来れるよなぁ…。
こんな寄生虫が、目玉に宿ったらきっと、目ん玉飛び出る(笑)
まぁ、詳しい事は分かってないみたいなんで、人間が安全かどうかは分かりませんが、淡水の魚に寄生するようなんで、川で泳ぐときは目玉をガード(笑)
まぁ、皮膚を突き破るんやから、目玉ガードだけではアカンかもね。
とか考えてると、もう川に入るのは嫌になるでしょ?
私は、今年も川にも海にもプールにも、なんならお風呂にも入る予定はありません(笑)
あ、お風呂入らないっつっても、毎日3回シャワーは浴びてますから清潔ですよ〜。
てことで、みなさん川遊びには注意して下さいね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月31日の水曜日でございます。
ついに5月も終りです〜。
明日から6月ってことで、そろそろ梅雨なんですけど、今年は何だかまだ兆しがないねぇ…。
ここ何日かは、カラッと気持ちの良い天気ですしね。
でも、これから徐々に湿度があがってきます。
乾燥と対極にある湿潤ですが、乾燥してれば例えばインフルエンザとかも繁殖しやすかったりしますが、この湿気って奴はカビだのの繁殖にはもってこい。
ですから、カビ、腐敗なんかにもっとも気をつけなきゃいけません。
梅雨時は、腐りやすいもんは口にしない。とか、生ものは避ける。とか…
今日の出だしからシケシケの話なんで、そのままこの時期に何となく合ってる気がする寄生虫の話とかどうでしょう(笑)
どうでしょうと言われても、どうもこうも、寄生虫に興味のある方もかなりマニアックやとは思うんですが、今日はちょっと変わった寄生虫を紹介します。
そもそもの定義として、寄生虫は宿主(寄生先の生物全般を指す)に寄生し、自らが生き延び、繁殖するために宿主をコントロールします。
基本的に、あらゆる動物が狙われますが、今日の主役は魚を宿主とするヤツ。
しかも「眼球」。
そう、魚の目玉(笑)
この魚の眼球に潜む寄生虫、ジプロストマム・シュードスファテセウムという名で、寄生した先の魚の行動を見事に操ります。
例えば、寄生虫が幼虫の段階では、宿主(魚)が捕食者(天敵の鳥)に食べられないよう安全な行動を促します。
しかし寄生虫が成虫になると、あえて鳥に狙われるような行動を引き起こすというから驚きですがな。
ジプロストマム・シュードスファテセウムのライフサイクルは3種の動物の間を巡ると考えられています。
最初は鳥の消化器内で、フンの中に卵を産みつけます。
そして、幼虫は水中で孵化し、淡水に住む巻き貝の類に感染します。
そこで十分に成長したら、再び水中へと旅立っていくわけです。
そして次なる宿主は魚ってわけでございます。
魚の皮膚を突き破り、眼球にたどり着くとそこに身を隠し、さらに成長するまで寄生し続けると…
やがて寄生先の魚は鳥に食べられ、また一からサイクルを繰り返すわけです。
この寄生虫に関して研究している、ロシアのセヴェルツォフ生態進化研究所による2015年の研究では、吸虫の幼虫に感染した魚は泳ぎが鈍くなることが明らかとなっています。
そうすることで捕食者の目に留まりにくくなり、魚網にもかかりにくくなるんだって…
今回の研究では、吸虫の成虫(魚での産卵準備ができているもの)に寄生されたニジマスを調査。
寄生された個体がより活発に泳ぎ、同時に水面付近に留まることが明らかになった。
どちらも鳥の目につきやすい行動となるわけです。。
試しに水槽に影を作り、鳥の襲撃を模してみたところ、魚は固まって身動きしなくなってしまった――が、感染していない魚よりも早く泳ぎを再開した。
つまり、寄生虫は年齢に応じた行動をとるよう宿主を操っているという事のようなんだね。
まだ小さく繁殖できない寄生虫は魚を守ることで、自らも守る事になりますし、成虫となり繁殖の準備が整うと、鳥の体内に寄生するため魚を目立たせ、捕食されやすいようにすると…
いくつかの先行研究では、感染した魚の行動が変化するのは視力が低下するからであると説明されていたそうなんですが、しかしそれでは固まって身動きしなくなる時間の違いや、成虫と幼虫による行動の変化の違いを説明できないということで、今回の研究がはじまったわけです。
確かに眼球に虫がおったら、視力は低下するわなぁ…。
でも確かに、それじゃ泳ぎが鈍くなったり、俊敏になったりの説明はつかへんもんねぇ…。
今のとこ、どうやって寄生虫が、寄生先の魚をコントロールしているかまでは分かっていないようですが、これが事実ならおそらくは、眼球を経由して、何らかの神経、もしくは脳にアプローチしてるんでしょうねぇ…
って、魚に脳があるのかないのか、そもそも思考するのかどうかも定かじゃないですし、おそらく本能的にしか動かないでしょう。
じゃ、なおさら寄生虫はどうやって本能を呼び覚ますのか?
謎だらけですが、世の中にはとんでもない生き物がたくさんいるわけですよ。
魚の皮膚を破り、眼球に寄生する寄生虫ってだけでショッキングやのに、魚をコントロールしちゃうとか、こいつ人間には寄生せんにゃろなぁ〜…とか
魚の皮膚を破って、眼球に進むんやから人間にも来れるよなぁ…。
こんな寄生虫が、目玉に宿ったらきっと、目ん玉飛び出る(笑)
まぁ、詳しい事は分かってないみたいなんで、人間が安全かどうかは分かりませんが、淡水の魚に寄生するようなんで、川で泳ぐときは目玉をガード(笑)
まぁ、皮膚を突き破るんやから、目玉ガードだけではアカンかもね。
とか考えてると、もう川に入るのは嫌になるでしょ?
私は、今年も川にも海にもプールにも、なんならお風呂にも入る予定はありません(笑)
あ、お風呂入らないっつっても、毎日3回シャワーは浴びてますから清潔ですよ〜。
てことで、みなさん川遊びには注意して下さいね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院