2017年05月25日 [ダイエットのこと]
新型栄養失調だって。
お疲れ様です。院長です。
5月25日木曜日でございます。
5月も最終週となり、そろそろ梅雨前線がどうのこうのって話もでてきますが、体調はいかがですかね。
梅雨になると、どうしても湿度と気圧の関係で身体がだるくなったり、関節が痛くなったりボーっとしたりとあんまりベストにはなりませんよね。
で、今日は、そんな梅雨前にさらに体調の悪くなる話でもしてみましょう(笑)
みなさん、新型栄養失調って聞いたことあります?
私も初めて聞いたんですが、実はいま、若い女性を中心にジワジワ流行の兆しを見せてるって話なんですよ。
食べ物にあふれている日本ではなかなか実感がもちにくいものですが、実は「新型栄養失調」その数が増えつつあるそうです。
で、この新型栄養失調とは、食事による「エネルギー」いわゆる「カロリー」は足りているのに、タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維など特定の栄養素が不足している状態のことを指してるようです。
「○○だけ」「○○抜き」などの偏ったダイエットや、コンビニやファストフードばかりの食生活などが原因となり、疲れやすい・風邪をひきやすい・肩が凝るなどの体調不良を引き起こしてしまうってことなんですよね。
うんうん。あるよね〜。
若い女性のダイエット好きはほんとにすごいですもんねぇ(^^;
そしてまた、「何とかダイエット」って流行りが出たら、とりあえずみんなやってみるって言う…
で、もともと新型栄養失調は、体を動かす機会が少なくなり、食が細くなってきた高齢者が「飽食の時代に日本で飢餓状態になっていること」を指す言葉として生まれたものなんですよね。
高齢者の場合、胃もたれやコレステロールを気にして肉や魚を避け、特定のものばかりを食べ続けてしまうなどの問題があったんよね。
しかし最近では、若い人の間でも偏食が原因となり新型栄養失調にかかるパターンが増えていると…
以下にあてはまる例を挙げてみましょう。
■ダイエット中の女性
大流行の、炭水化物を極端に減らす低糖質ダイエットや、○○ダイエット等の過酷なダイエットを行っている人も多く、高齢者と同じように栄養素が偏りがちです。
「野菜中心に食べている」など、一見健康的に見える食事であっても、偏食になっていれば新型栄養失調やその予備軍です。
また、ダイエット中は「食事をガマンした」という気持ちが強くなります。
「ガマンしたご褒美におやつを食べよう」などとチョコレートやシュークリームなど糖質・脂質の多いものに手がのびてしまう人も多いものです。
これも残念ながら、栄養素が偏ってしまい、新型栄養失調の原因になります。
■多忙なビジネスマン
ダイエットをしているわけでもありませんし、食べる量を制限しているわけでもありません。
しかし、残業つづきで多忙を極めるビジネスマンや、共稼ぎの主婦の方なんかには時間がありません。
そのため、朝は忙しくて朝食抜き、昼休みは仮眠もとりたいので食事は立ち食いそばや牛丼屋でさっと済ませたい、夕食も忙しいのでコンビニ弁当やカップラーメンで済ませるといった人も多いのではないでしょうか。
このような食生活ではどうしても栄養が偏ってしまい、疲れがたまって実力を十分に発揮することができなくなるわけです。
では、新型栄養失調の症状とはどんなもんでしょうか?
これが色んな弊害が出てくるわけですが、下記列挙させましょう。
必要以上に痩せてしまう
疲れが抜けない
めまいがする
頭痛がする
風邪をひきやすい
肩こりや腰痛がひどくなる
イライラする
転びやすくなる
少し動くと動悸や息切れがする
足がむくむ
髪が細くなったり、抜けやすくなる
爪が割れやすくなる
ケガが治りにくくなる
不眠になる
慢性的な眠気に襲われる
食事が美味しくなくなる(味覚障害が起こる)
ここに書ききれなかった症状は多々ありますが、いずれも「ちょっと疲れているだけ」とか「歳だから」と言いたくなるような症状が多いのが特徴と言えるでしょう。
つまり、大したことないけどなんとなく…な症状と言うわけですよ。
でも、この「何となく」疲れてるだの、やる気がしないだの一番タチが悪いでしょ?
逆に言えば、新型栄養失調を解消すれば体調もよくなる可能性があるということなんで、少しでも「変やな? 」と思ったら、早めにケアすることをおすすめします。
そもそも新型栄養失調は「特定の栄養素」の不足によって起こります。
ダイエット中であっても、栄養のバランスが悪ければ思っていたようなスタイルへのダイエットはできませんし、疲れた状態で残業をしても時間がかかり効率の悪いものになってしまいます。
当院でも、ダイエット指導を行ってますが、大体の方はバランスが悪くなってます。
特にタンパク質。
糖質制限をかけてらっしゃる方も、結構いると思うんですが、糖質もタンパク質も身体にはまず、なくてはならない3大栄養素なんですよ。
ですから、これを(もう一つは脂質です。)抜けば、当然体重はみるみる減っていきます。
これは当たり前の事で、これはダイエットではなく、どちらかというと「減量」と呼ばれる種類のものです。
つまり、体重制限なんかのあるスポーツの場合、「計量」って地獄がありますから、見た目云々より体重を減らす必要があるわけです。
しかし、主にダイエットを行う方の目的は、「重さ」より「見た目」のはず。
この見た目を作ってるのは、タンパク質であり、糖質や脂質、それから各種ビタミン、ミネラルのバランスなんですよね。
栄養素をいれないで、張りのあるきれいな身体が出来るわけありまへんがな。
糖質やタンパク質を極端に減らすと、当然身体の筋肉は削げ落ち、骨と脂肪で出来た身体になるわけです。
これではキレイな身体とは程遠いでしょ?
ですからどんなに忙しくても、バランスを整えるようにしましょうね。
私なんかも忙しいので、なかなかゆっくり食事を取ることができません。
ですから、ビタミン、ミネラル類はサプリメントを摂取しますし、意識してタンパク質は取るようにしています。
糖質に関しては、その方個人の体型やなんかに左右されますが、基本はキッチリ1日に3回から5回は取って下さい。
そんなに食べると太っちゃう?
確かに、毎回普段通り食べちゃうと太りますよ。そりゃ…
なので、回数を増やし、全体量を変えずに摂取するよう心がけてみて下さい。
そして毎食、必ずタンパク質を取ると…
これだけで、かなり変わりますし、健康体に近づきます。
因みにわたくし院長は、身長172pで体重は、今で83kgほどあります。
これって数字だけなら肥満なんですが、先日血液検査を行いましたが、血糖値はもちろん、コレステロールも尿酸値も、中性脂肪も全く問題ありません。
血糖値に至ってはなんなら低血糖なくらいですからねぇ…。
しかし、一日に何度も細かく食事しますんで、空腹になることもなく、毎日快適に過ごしてますし、ある意味スタイルも維持してます。
ま、スタイルに関しては少々好みが分かれるとこですが(笑)
とにかく、無理なダイエットや偏食によっておこる、体調不良はなめてるととんでもなく危険です。
これから暑くもなってきますんで、きっちり体調管理しましょうね。
そういった栄養指導も、当院では行ってますので、治療の合間にでも質問してみて下さい。
親切丁寧にご指導いたしますのことよ(笑)
では、今日も体調万全にして、一日乗り切りましょう〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月25日木曜日でございます。
5月も最終週となり、そろそろ梅雨前線がどうのこうのって話もでてきますが、体調はいかがですかね。
梅雨になると、どうしても湿度と気圧の関係で身体がだるくなったり、関節が痛くなったりボーっとしたりとあんまりベストにはなりませんよね。
で、今日は、そんな梅雨前にさらに体調の悪くなる話でもしてみましょう(笑)
みなさん、新型栄養失調って聞いたことあります?
私も初めて聞いたんですが、実はいま、若い女性を中心にジワジワ流行の兆しを見せてるって話なんですよ。
食べ物にあふれている日本ではなかなか実感がもちにくいものですが、実は「新型栄養失調」その数が増えつつあるそうです。
で、この新型栄養失調とは、食事による「エネルギー」いわゆる「カロリー」は足りているのに、タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維など特定の栄養素が不足している状態のことを指してるようです。
「○○だけ」「○○抜き」などの偏ったダイエットや、コンビニやファストフードばかりの食生活などが原因となり、疲れやすい・風邪をひきやすい・肩が凝るなどの体調不良を引き起こしてしまうってことなんですよね。
うんうん。あるよね〜。
若い女性のダイエット好きはほんとにすごいですもんねぇ(^^;
そしてまた、「何とかダイエット」って流行りが出たら、とりあえずみんなやってみるって言う…
で、もともと新型栄養失調は、体を動かす機会が少なくなり、食が細くなってきた高齢者が「飽食の時代に日本で飢餓状態になっていること」を指す言葉として生まれたものなんですよね。
高齢者の場合、胃もたれやコレステロールを気にして肉や魚を避け、特定のものばかりを食べ続けてしまうなどの問題があったんよね。
しかし最近では、若い人の間でも偏食が原因となり新型栄養失調にかかるパターンが増えていると…
以下にあてはまる例を挙げてみましょう。
■ダイエット中の女性
大流行の、炭水化物を極端に減らす低糖質ダイエットや、○○ダイエット等の過酷なダイエットを行っている人も多く、高齢者と同じように栄養素が偏りがちです。
「野菜中心に食べている」など、一見健康的に見える食事であっても、偏食になっていれば新型栄養失調やその予備軍です。
また、ダイエット中は「食事をガマンした」という気持ちが強くなります。
「ガマンしたご褒美におやつを食べよう」などとチョコレートやシュークリームなど糖質・脂質の多いものに手がのびてしまう人も多いものです。
これも残念ながら、栄養素が偏ってしまい、新型栄養失調の原因になります。
■多忙なビジネスマン
ダイエットをしているわけでもありませんし、食べる量を制限しているわけでもありません。
しかし、残業つづきで多忙を極めるビジネスマンや、共稼ぎの主婦の方なんかには時間がありません。
そのため、朝は忙しくて朝食抜き、昼休みは仮眠もとりたいので食事は立ち食いそばや牛丼屋でさっと済ませたい、夕食も忙しいのでコンビニ弁当やカップラーメンで済ませるといった人も多いのではないでしょうか。
このような食生活ではどうしても栄養が偏ってしまい、疲れがたまって実力を十分に発揮することができなくなるわけです。
では、新型栄養失調の症状とはどんなもんでしょうか?
これが色んな弊害が出てくるわけですが、下記列挙させましょう。
必要以上に痩せてしまう
疲れが抜けない
めまいがする
頭痛がする
風邪をひきやすい
肩こりや腰痛がひどくなる
イライラする
転びやすくなる
少し動くと動悸や息切れがする
足がむくむ
髪が細くなったり、抜けやすくなる
爪が割れやすくなる
ケガが治りにくくなる
不眠になる
慢性的な眠気に襲われる
食事が美味しくなくなる(味覚障害が起こる)
ここに書ききれなかった症状は多々ありますが、いずれも「ちょっと疲れているだけ」とか「歳だから」と言いたくなるような症状が多いのが特徴と言えるでしょう。
つまり、大したことないけどなんとなく…な症状と言うわけですよ。
でも、この「何となく」疲れてるだの、やる気がしないだの一番タチが悪いでしょ?
逆に言えば、新型栄養失調を解消すれば体調もよくなる可能性があるということなんで、少しでも「変やな? 」と思ったら、早めにケアすることをおすすめします。
そもそも新型栄養失調は「特定の栄養素」の不足によって起こります。
ダイエット中であっても、栄養のバランスが悪ければ思っていたようなスタイルへのダイエットはできませんし、疲れた状態で残業をしても時間がかかり効率の悪いものになってしまいます。
当院でも、ダイエット指導を行ってますが、大体の方はバランスが悪くなってます。
特にタンパク質。
糖質制限をかけてらっしゃる方も、結構いると思うんですが、糖質もタンパク質も身体にはまず、なくてはならない3大栄養素なんですよ。
ですから、これを(もう一つは脂質です。)抜けば、当然体重はみるみる減っていきます。
これは当たり前の事で、これはダイエットではなく、どちらかというと「減量」と呼ばれる種類のものです。
つまり、体重制限なんかのあるスポーツの場合、「計量」って地獄がありますから、見た目云々より体重を減らす必要があるわけです。
しかし、主にダイエットを行う方の目的は、「重さ」より「見た目」のはず。
この見た目を作ってるのは、タンパク質であり、糖質や脂質、それから各種ビタミン、ミネラルのバランスなんですよね。
栄養素をいれないで、張りのあるきれいな身体が出来るわけありまへんがな。
糖質やタンパク質を極端に減らすと、当然身体の筋肉は削げ落ち、骨と脂肪で出来た身体になるわけです。
これではキレイな身体とは程遠いでしょ?
ですからどんなに忙しくても、バランスを整えるようにしましょうね。
私なんかも忙しいので、なかなかゆっくり食事を取ることができません。
ですから、ビタミン、ミネラル類はサプリメントを摂取しますし、意識してタンパク質は取るようにしています。
糖質に関しては、その方個人の体型やなんかに左右されますが、基本はキッチリ1日に3回から5回は取って下さい。
そんなに食べると太っちゃう?
確かに、毎回普段通り食べちゃうと太りますよ。そりゃ…
なので、回数を増やし、全体量を変えずに摂取するよう心がけてみて下さい。
そして毎食、必ずタンパク質を取ると…
これだけで、かなり変わりますし、健康体に近づきます。
因みにわたくし院長は、身長172pで体重は、今で83kgほどあります。
これって数字だけなら肥満なんですが、先日血液検査を行いましたが、血糖値はもちろん、コレステロールも尿酸値も、中性脂肪も全く問題ありません。
血糖値に至ってはなんなら低血糖なくらいですからねぇ…。
しかし、一日に何度も細かく食事しますんで、空腹になることもなく、毎日快適に過ごしてますし、ある意味スタイルも維持してます。
ま、スタイルに関しては少々好みが分かれるとこですが(笑)
とにかく、無理なダイエットや偏食によっておこる、体調不良はなめてるととんでもなく危険です。
これから暑くもなってきますんで、きっちり体調管理しましょうね。
そういった栄養指導も、当院では行ってますので、治療の合間にでも質問してみて下さい。
親切丁寧にご指導いたしますのことよ(笑)
では、今日も体調万全にして、一日乗り切りましょう〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院