2017年04月14日 [からだのこと]
はいはい。肺ね。は、はい?
お疲れ様です。院長です。
4月14日金曜日です。
今週もここまできましたね。そしてもう4月も折り返しやねぇ…
桜も散りだし、これから気温はドンドン上昇、そしてやがて梅雨〜夏と…
って季節ネタから入りましたが、今日も季節は関係おへん。
今日のネタは久々人体ネタ。
本来、こういった人体や医療に関するネタばっか書ければいいんやけど、なかなかねぇ(笑)
「肺」は空気を「呼吸」することにより「吸気」内の酸素を血液中に取り込み、また血液中の二酸化炭素を「呼気」を通じて体外に排出する機能が一般的に知られてます。
てか、教科書にもこの様に書いてます。後血液を循環させる役目も担っております。
ですが今日のお話は「肺」はそれ以外に「血を作る」造血機能があるってことが、米国の研究者らによって明らかになったそうなんです。
こりゃ、科学の常識を覆す発見というか何というか…
カリフォルニア大学の研究チームが研究成果を発表し、学術誌「ネイチャー」に論文が掲載されたそうです。
また「ネイチャー」(笑)
科学の世界では数十年来、骨髄がほぼすべての血液成分を作っているという事で話は決まっておったわけですよ。
まぁ、厳密に言うとリンパ球の一部(T細胞)は胸腺で作られてたり、血液の一部とも言える「血漿」成分は肝臓で合成されたりしますが…
ま、基本的な「血液成分」は骨髄で作られております。
というか「骨髄」オンリーって話やったわけですよ。
ところが研究チームは、マウスを使った実験で、肺が1時間あたり1000万個以上の血小板を生産していることを発見したと…。
この数は、マウスの全血液に含まれる血小板の過半数に相当するという。
つまり、血小板は「肺」で大部分が作られてるってことになりますなぁ…
マジか?
まぁみなさんご存知だとは思いますが、血小板とは血管が損傷して血液が流れ出る時に血栓を作り、止血する役割を担う血液成分です。
厳密には、従来の研究で骨髄の中で血小板を生成する「巨核球」と呼ばれる細胞が、肺の中でも見つかっており、少量の血小板が肺の中で作られると推測されてきたらしいんです。
しかし今回の発見で、肺の中の巨核球は、体内の血小板の大部分を作る存在として見直されることになったと…。
これは驚きだわ(笑)
少々作りますよ位なら、まぁ何となくですが骨髄がなんかで機能停止しても少々ヘルプ的に肺でも少しくらいなら〜って感じで理解も出来るんですがね。
この話だと、なんなら作ってんのは「肺」ですけど。的な話やしねぇ…
研究チームは今回の実験で、発光するクラゲが持つ緑色蛍光タンパク質(GFP)をマウスのゲノムに挿入し、「生体2光子励起イメージング」という技術を用いて、生きているマウスの体内に流れる血液を観察したんやて。
何か全然分からんけど(笑)
で、この手法により、発光する血小板が体内を循環する様子をリアルタイムで追跡できるようになったそうで…。
まぁ、何となくイメージで言うと、血小板が光っててそれを観察したってことでしょう(笑)
その結果、肺組織の中に、血小板を作る巨核球が驚くほど大量に存在していることを発見したと…
さらに詳しく調べることで、肺の巨核球が1時間あたり1000万個以上の血小板を生産していることを突き止めたという。
チームはまた、巨核球のライフサイクルも追跡。
これらの巨核球がまず骨髄の中で作られ、それが肺に移ってから血小板の生産を開始する可能性が高いとしているんやて。
これは二度びっくりやな(笑)
つまり骨髄で血小板の元となる、巨核球だけが作られて、血小板の生成は「肺」で行ってたと…
ま、これはあくまでもマウスの「肺」の話。
マウスの肺と同じように、ヒトの肺の中でも血小板が大量に作られているかどうかは今後の研究で調べる必要がありますが、今回の発見により、骨髄と肺が連携して血液を供給する仕組みを解明する取り組みが進むことが期待されますな。
いや〜…
ヒトでもこれと同じ現象が起こってるなら、これはもう教科書製造し直しのレベル。
血小板どころか、巨核球が肺にあるって話も初めて聞きましたよ。
これだけ医学が進歩してても、まだ新たな発見があるんですなぁ〜…
しかも、人体でですよ。これはスゴイ発見と言えるでしょうね。
まだまだ分からん事がたくさんあるんやなぁ〜…的な。
この話は、まだきっかけなんで続報がお知らせできると思います。
ヒトの血小板は果たして「肺」で作ってるのか…
今後の研究に期待しましょう。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月14日金曜日です。
今週もここまできましたね。そしてもう4月も折り返しやねぇ…
桜も散りだし、これから気温はドンドン上昇、そしてやがて梅雨〜夏と…
って季節ネタから入りましたが、今日も季節は関係おへん。
今日のネタは久々人体ネタ。
本来、こういった人体や医療に関するネタばっか書ければいいんやけど、なかなかねぇ(笑)
「肺」は空気を「呼吸」することにより「吸気」内の酸素を血液中に取り込み、また血液中の二酸化炭素を「呼気」を通じて体外に排出する機能が一般的に知られてます。
てか、教科書にもこの様に書いてます。後血液を循環させる役目も担っております。
ですが今日のお話は「肺」はそれ以外に「血を作る」造血機能があるってことが、米国の研究者らによって明らかになったそうなんです。
こりゃ、科学の常識を覆す発見というか何というか…
カリフォルニア大学の研究チームが研究成果を発表し、学術誌「ネイチャー」に論文が掲載されたそうです。
また「ネイチャー」(笑)
科学の世界では数十年来、骨髄がほぼすべての血液成分を作っているという事で話は決まっておったわけですよ。
まぁ、厳密に言うとリンパ球の一部(T細胞)は胸腺で作られてたり、血液の一部とも言える「血漿」成分は肝臓で合成されたりしますが…
ま、基本的な「血液成分」は骨髄で作られております。
というか「骨髄」オンリーって話やったわけですよ。
ところが研究チームは、マウスを使った実験で、肺が1時間あたり1000万個以上の血小板を生産していることを発見したと…。
この数は、マウスの全血液に含まれる血小板の過半数に相当するという。
つまり、血小板は「肺」で大部分が作られてるってことになりますなぁ…
マジか?
まぁみなさんご存知だとは思いますが、血小板とは血管が損傷して血液が流れ出る時に血栓を作り、止血する役割を担う血液成分です。
厳密には、従来の研究で骨髄の中で血小板を生成する「巨核球」と呼ばれる細胞が、肺の中でも見つかっており、少量の血小板が肺の中で作られると推測されてきたらしいんです。
しかし今回の発見で、肺の中の巨核球は、体内の血小板の大部分を作る存在として見直されることになったと…。
これは驚きだわ(笑)
少々作りますよ位なら、まぁ何となくですが骨髄がなんかで機能停止しても少々ヘルプ的に肺でも少しくらいなら〜って感じで理解も出来るんですがね。
この話だと、なんなら作ってんのは「肺」ですけど。的な話やしねぇ…
研究チームは今回の実験で、発光するクラゲが持つ緑色蛍光タンパク質(GFP)をマウスのゲノムに挿入し、「生体2光子励起イメージング」という技術を用いて、生きているマウスの体内に流れる血液を観察したんやて。
何か全然分からんけど(笑)
で、この手法により、発光する血小板が体内を循環する様子をリアルタイムで追跡できるようになったそうで…。
まぁ、何となくイメージで言うと、血小板が光っててそれを観察したってことでしょう(笑)
その結果、肺組織の中に、血小板を作る巨核球が驚くほど大量に存在していることを発見したと…
さらに詳しく調べることで、肺の巨核球が1時間あたり1000万個以上の血小板を生産していることを突き止めたという。
チームはまた、巨核球のライフサイクルも追跡。
これらの巨核球がまず骨髄の中で作られ、それが肺に移ってから血小板の生産を開始する可能性が高いとしているんやて。
これは二度びっくりやな(笑)
つまり骨髄で血小板の元となる、巨核球だけが作られて、血小板の生成は「肺」で行ってたと…
ま、これはあくまでもマウスの「肺」の話。
マウスの肺と同じように、ヒトの肺の中でも血小板が大量に作られているかどうかは今後の研究で調べる必要がありますが、今回の発見により、骨髄と肺が連携して血液を供給する仕組みを解明する取り組みが進むことが期待されますな。
いや〜…
ヒトでもこれと同じ現象が起こってるなら、これはもう教科書製造し直しのレベル。
血小板どころか、巨核球が肺にあるって話も初めて聞きましたよ。
これだけ医学が進歩してても、まだ新たな発見があるんですなぁ〜…
しかも、人体でですよ。これはスゴイ発見と言えるでしょうね。
まだまだ分からん事がたくさんあるんやなぁ〜…的な。
この話は、まだきっかけなんで続報がお知らせできると思います。
ヒトの血小板は果たして「肺」で作ってるのか…
今後の研究に期待しましょう。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院