2017年04月06日 [色々なこと]
永遠なのか本当か。時の流れは続くのか…
お疲れ様です。院長です。
4月6日木曜日でございます。
今週も後半戦、頑張っていきましょう〜。
今週末あたり、桜も満開でしょうね。
満開になると散るのも早いですし、もう少し楽しみたいよね。
でもまぁ、来年も見れますから…
そして、再来年も、その次もその次も…
ってなことを悩んでいる人が意外と多いってお話、ご存知ですか?
まぁ、桜の話は関係ないですけど、終わりの見えない無限が怖い、永遠の命が怖い「ペイロフォビア(無限恐怖症)」という疾患があるんだそうで…
まず、何かを怖がるという感覚は、身を守る防衛本能として備わったものですよね。
ですが極端に、ある特定のものを怖がり、異常なまでの恐怖心を抱いてしまい、不快感やめまい、吐き気といった症状を催したり、パニック発作をきたすようなことがあれば、それは「恐怖症」と名を変えます。
これも、色々ありますよね。
有名どこじゃ「高所恐怖症」だの「閉所恐怖症」だの「先端恐怖症」だの色々あります。
でまぁ、「高所」にしろ「閉所」にしろ恐怖心の強弱はあったにせよ、まぁ頭ごなしに分からん!ってことはないでしょ?
そりゃ、足がすくんで動けなくなるって程じゃないにしても、高いとこじゃ落ちたら大変なんやし誰でも緊張感が出たりはするもんですしね。
つまり、多かれ少なかれ誰にでも怖いものはあるんですが、恐怖症の域に達してしまうと日常生活が困難となるわけですよ。
そして人によって恐怖の対象は様々で、「え?なんでそれが?」と他の人には思うようなものがどうにも耐えられない恐怖になる人もいるわけなんですね。
そこで、今日のテーマは、無限や永遠のものに恐怖心を描く「アペイロフォビア」(無限恐怖症)について…
たいていの人にとって、永遠の命を得るための秘訣を発見するとか、あるいは死後も喜びに満ちた天国で永遠に暮らすことなんて悪いイメージはないですよね。
しかし、終わりのない命や、無限に続くという「概念」にとてつもない恐怖を感じ、普通の生活ができなくなってしまうほどになってしまう人もいるらしいんです。
これが「アペイロフォビア」と呼ばれている恐怖症なのです。
彼らは死後も永遠に「死」という世界の中で生き続けなければならないことを恐れていると…。
ネット上でも、アペイロフォビアに関しての科学的、医学的情報を多くは出てきません。
しかし、事例証言となると、この恐怖症に苦しむ人たちの投稿は多く見られまして、体験談をシェアすることで不安や不眠、うつなどの症状に対処しようとしている患者がどれだけ多いかがわかります。
ほかの恐怖症と違って、アペイロフォビアはうまく説明するのがとても難しいため、患者のほとんどは口をつぐんでしまうんだって。
死の恐怖はよく理解できて、自分の恐怖として結びつけることができても、無限や永遠に対する恐怖は理解するのがとても難しいということなんでしょうね。
特に永遠の命つまり来世に対する恐怖のこととなると、アペイロフォビアに苦しむ人たちの話はかなり説得力があります。
この世であろうが、あの世であろうが、自分の存在が永遠に終わらないと考えることが恐しいと…。
来世がどんなに楽しくすばらしいものであろうと、そこから逃げる手段がほとんどないことは、この恐怖症の人たちをぞっとさせ、考えただけで不安やパニック発作からうつまで、さまざまな症状を引き起こす可能性があるわけです。
自分のアペイロフォビア体験を、閉所恐怖症や、時間にとらわれてがんじがらめになっている感覚だと表現する人もいます。
いつまでも終わらない永遠の中で、あらゆることを体験し、学び、行い、あらゆる人に会い尽くして、ついに自分が存在すること自体にうんざりする状態にはまり込むのが怖いと…。
でも、どれほど望んでも逃げ場がない…。
来世なるものについて考え始めると錯乱状態になり、永遠という恐怖が蝕んでいく…
これは常人には理解不能ですよね。
少なくとも、私にはさっぱり…
逆に、永遠の命があれば…
来世も記憶があれば、あんなこともしたい、こうなりたい、こうしたいってもう楽しくて仕方ないですもんね。
ですが、これとは真逆の人達が意外にも多く、苦しんでらっしゃるわけなんです。
で、自分の体験をシェアしている人たちの多くは、アペイロフォビアを治療する方法を探しています。
しかし、医学的な治療や行動療法が効く人もいる一方で、ほとんどの人にはただひとつの解決法しか残されていないんだそうです。
それは、永遠や無限のことを頭から追い出して、考えないようにするために「常に気をそらし続ける」ことなんだそうです。
永遠の命が怖いなら、命に関することを考えないようにし、無限の宇宙が怖いなら、宇宙について考えないようにするしかないってことらしいんです。
まぁ、これも分からなくはないですが…
例えば、嫌な事や辛い事があった場合、私もこういう感じに「考えない」様にすることはあります。
ですがそれは、あくまでその「嫌な事」がいつか必ず忘れられるって前提があっての話でしょ?
それが親しい人との別れであったとしても、いつか必ずその悲しみから抜け出せるわけですから、今は出来るだけ考えないでおこうと…
ですが、無限が怖くて無限に考えないようにするって事が、果たして可能なんでしょうか…
そして、このアペイロフォビアの原因はまだはっきりわかっていません。
つまり、治療法もまだ確立されていないわけですね。
こういった概念が(体験でなく)恐怖になってしまう場合、頭の中で「避ける」以外方法はありません。
高所恐怖症なら、ある意味高いところに近づかないって選択肢がありますし、その程度の事ならそれを除外して生きていくことも不可能ではないですが…
概念に対する恐怖なんて想像もできません。
色んな人がいるんですねぇ…
ってことで、今日の話にはオチがつけれません(笑)
ですが、基本わたしは前向きな人間なんで、恐怖があるならそれを克服する方法があるんじゃないか。
とは考えてしまいますけどね。
誰にでもある「恐怖心」…
因みに私は、今考えてもこれといって思いつきません(笑)
幸せもんだね(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月6日木曜日でございます。
今週も後半戦、頑張っていきましょう〜。
今週末あたり、桜も満開でしょうね。
満開になると散るのも早いですし、もう少し楽しみたいよね。
でもまぁ、来年も見れますから…
そして、再来年も、その次もその次も…
ってなことを悩んでいる人が意外と多いってお話、ご存知ですか?
まぁ、桜の話は関係ないですけど、終わりの見えない無限が怖い、永遠の命が怖い「ペイロフォビア(無限恐怖症)」という疾患があるんだそうで…
まず、何かを怖がるという感覚は、身を守る防衛本能として備わったものですよね。
ですが極端に、ある特定のものを怖がり、異常なまでの恐怖心を抱いてしまい、不快感やめまい、吐き気といった症状を催したり、パニック発作をきたすようなことがあれば、それは「恐怖症」と名を変えます。
これも、色々ありますよね。
有名どこじゃ「高所恐怖症」だの「閉所恐怖症」だの「先端恐怖症」だの色々あります。
でまぁ、「高所」にしろ「閉所」にしろ恐怖心の強弱はあったにせよ、まぁ頭ごなしに分からん!ってことはないでしょ?
そりゃ、足がすくんで動けなくなるって程じゃないにしても、高いとこじゃ落ちたら大変なんやし誰でも緊張感が出たりはするもんですしね。
つまり、多かれ少なかれ誰にでも怖いものはあるんですが、恐怖症の域に達してしまうと日常生活が困難となるわけですよ。
そして人によって恐怖の対象は様々で、「え?なんでそれが?」と他の人には思うようなものがどうにも耐えられない恐怖になる人もいるわけなんですね。
そこで、今日のテーマは、無限や永遠のものに恐怖心を描く「アペイロフォビア」(無限恐怖症)について…
たいていの人にとって、永遠の命を得るための秘訣を発見するとか、あるいは死後も喜びに満ちた天国で永遠に暮らすことなんて悪いイメージはないですよね。
しかし、終わりのない命や、無限に続くという「概念」にとてつもない恐怖を感じ、普通の生活ができなくなってしまうほどになってしまう人もいるらしいんです。
これが「アペイロフォビア」と呼ばれている恐怖症なのです。
彼らは死後も永遠に「死」という世界の中で生き続けなければならないことを恐れていると…。
ネット上でも、アペイロフォビアに関しての科学的、医学的情報を多くは出てきません。
しかし、事例証言となると、この恐怖症に苦しむ人たちの投稿は多く見られまして、体験談をシェアすることで不安や不眠、うつなどの症状に対処しようとしている患者がどれだけ多いかがわかります。
ほかの恐怖症と違って、アペイロフォビアはうまく説明するのがとても難しいため、患者のほとんどは口をつぐんでしまうんだって。
死の恐怖はよく理解できて、自分の恐怖として結びつけることができても、無限や永遠に対する恐怖は理解するのがとても難しいということなんでしょうね。
特に永遠の命つまり来世に対する恐怖のこととなると、アペイロフォビアに苦しむ人たちの話はかなり説得力があります。
この世であろうが、あの世であろうが、自分の存在が永遠に終わらないと考えることが恐しいと…。
来世がどんなに楽しくすばらしいものであろうと、そこから逃げる手段がほとんどないことは、この恐怖症の人たちをぞっとさせ、考えただけで不安やパニック発作からうつまで、さまざまな症状を引き起こす可能性があるわけです。
自分のアペイロフォビア体験を、閉所恐怖症や、時間にとらわれてがんじがらめになっている感覚だと表現する人もいます。
いつまでも終わらない永遠の中で、あらゆることを体験し、学び、行い、あらゆる人に会い尽くして、ついに自分が存在すること自体にうんざりする状態にはまり込むのが怖いと…。
でも、どれほど望んでも逃げ場がない…。
来世なるものについて考え始めると錯乱状態になり、永遠という恐怖が蝕んでいく…
これは常人には理解不能ですよね。
少なくとも、私にはさっぱり…
逆に、永遠の命があれば…
来世も記憶があれば、あんなこともしたい、こうなりたい、こうしたいってもう楽しくて仕方ないですもんね。
ですが、これとは真逆の人達が意外にも多く、苦しんでらっしゃるわけなんです。
で、自分の体験をシェアしている人たちの多くは、アペイロフォビアを治療する方法を探しています。
しかし、医学的な治療や行動療法が効く人もいる一方で、ほとんどの人にはただひとつの解決法しか残されていないんだそうです。
それは、永遠や無限のことを頭から追い出して、考えないようにするために「常に気をそらし続ける」ことなんだそうです。
永遠の命が怖いなら、命に関することを考えないようにし、無限の宇宙が怖いなら、宇宙について考えないようにするしかないってことらしいんです。
まぁ、これも分からなくはないですが…
例えば、嫌な事や辛い事があった場合、私もこういう感じに「考えない」様にすることはあります。
ですがそれは、あくまでその「嫌な事」がいつか必ず忘れられるって前提があっての話でしょ?
それが親しい人との別れであったとしても、いつか必ずその悲しみから抜け出せるわけですから、今は出来るだけ考えないでおこうと…
ですが、無限が怖くて無限に考えないようにするって事が、果たして可能なんでしょうか…
そして、このアペイロフォビアの原因はまだはっきりわかっていません。
つまり、治療法もまだ確立されていないわけですね。
こういった概念が(体験でなく)恐怖になってしまう場合、頭の中で「避ける」以外方法はありません。
高所恐怖症なら、ある意味高いところに近づかないって選択肢がありますし、その程度の事ならそれを除外して生きていくことも不可能ではないですが…
概念に対する恐怖なんて想像もできません。
色んな人がいるんですねぇ…
ってことで、今日の話にはオチがつけれません(笑)
ですが、基本わたしは前向きな人間なんで、恐怖があるならそれを克服する方法があるんじゃないか。
とは考えてしまいますけどね。
誰にでもある「恐怖心」…
因みに私は、今考えてもこれといって思いつきません(笑)
幸せもんだね(笑)
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院