2024年12月20日 [からだのこと]
生まれ月と病気
お疲れ様です。院長です。
12月20日の金曜日でございます。
今日は、「道路交通法施行記念日」なんだそうですよ。
では元気にネタいきましょう。
なんでも、11月生まれはADHDのリスクが高いんだとか…。
誕生月となりやすい病気の相関関係を調査したデータがあるそうなんです。
これはちょっと気になりますよね。
わたくし院長、毎朝テレビの、ちいかわ占いを見るんですが、そんな感覚ですな(笑)
生まれ月が将来的な病気のリスクに影響しているという研究結果が報告されました。
米コロンビア大学のニコラス・タトネッティ博士らは、コンピューターのアルゴリズムを利用してニューヨークの医療データベースを精査し、55種類の病気が生まれ月と相関があることを発見しました。
これによれば、5月生まれの人が病気にかかるリスクが最も低かった一方で、10月生まれの人は最も高いリスクを有していたといいます。
また、11月生まれの人はADHD(注意欠損・多動症)になるリスクが最も高かったことも分かりました。
ただしあくまでも統計学的な数値なので、全員がこれに該当するというわけではないことに留意しましょう。
最新の論文には、「季節依存的な初期発達メカニズムが、病気の生涯リスクを増加させる役割を果たしている可能性がある」と記述されています。
先行研究では注意欠陥・多動性障害(=ADHD)と喘息については、生まれた季節と発生率に関連があることが指摘されていました。
今回の研究はこれに触発されたもので、1688種類の疾病を対象に、1985〜2013年にニューヨークの某病院で治療を受けた患者170万人の既往歴とその生まれ月を比較しました。
その結果、1600種の疾病については関連性が棄却されたものの、すでに医学誌で報告済みの39種について関連性が確認されました。
さらに、アメリカでは大きな死因の1つでもある心疾患など、新たに16種の疾病における関連性が発見されました。
なお、これらについては統計的検定によって、たまたま関連があるように見えた可能性を棄却されているそうです。
例えば、7月と10月生まれの新生児は喘息のリスクが最も高いという事らしいです。
デンマークにおける先行研究では、5月と8月が最もリスクの高い月でしたが、この時期の日照量はニューヨークにおける7月と10月のそれに類似しているんだそうです。
ADHDについては、11月が最大のリスクを示しました。
また、3月生まれの人は、心房細動、うっ血性心不全、僧帽弁疾患に高いリスクがあるそうです。
更にオーストリア人とデンマーク人患者の記録からは、心疾患リスクが高い月に生まれた人は、寿命も短いことが判明しています。
ですが、こうした相関があっても全体的なリスクはそれほど大きくはないので、あまり深刻に受け取らないことが大切だ、とタトネッティ博士は説明しています。
食事や運動に比べれば、生まれ月に関連したリスクは比較的小さいものだという話です。
月の最後の日や最初の日に生まれた人は、どっちの月の疾患にも影響しそうですし、統計なので必ずしも全員に該当するというものでもありません。
今後はアメリカの別の地域や他国におけるデータを収集し、場所それぞれにおける季節的・環境的因子の差異を調査する予定だそうです。
生まれ月が相違を作り出す原因を特定をすることで、この格差を埋める方法を発見したいとのことです。
まぁ、統計って言葉はうまくできていて、どんなものにも絶対あるんですよね。
このデータが役に立たないって事は、少し考えれば分かりそうなもんですが、それでもお金と時間を使って調べるんですよね(笑)
ま、暇なんでしょうね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月20日の金曜日でございます。
今日は、「道路交通法施行記念日」なんだそうですよ。
では元気にネタいきましょう。
なんでも、11月生まれはADHDのリスクが高いんだとか…。
誕生月となりやすい病気の相関関係を調査したデータがあるそうなんです。
これはちょっと気になりますよね。
わたくし院長、毎朝テレビの、ちいかわ占いを見るんですが、そんな感覚ですな(笑)
生まれ月が将来的な病気のリスクに影響しているという研究結果が報告されました。
米コロンビア大学のニコラス・タトネッティ博士らは、コンピューターのアルゴリズムを利用してニューヨークの医療データベースを精査し、55種類の病気が生まれ月と相関があることを発見しました。
これによれば、5月生まれの人が病気にかかるリスクが最も低かった一方で、10月生まれの人は最も高いリスクを有していたといいます。
また、11月生まれの人はADHD(注意欠損・多動症)になるリスクが最も高かったことも分かりました。
ただしあくまでも統計学的な数値なので、全員がこれに該当するというわけではないことに留意しましょう。
最新の論文には、「季節依存的な初期発達メカニズムが、病気の生涯リスクを増加させる役割を果たしている可能性がある」と記述されています。
先行研究では注意欠陥・多動性障害(=ADHD)と喘息については、生まれた季節と発生率に関連があることが指摘されていました。
今回の研究はこれに触発されたもので、1688種類の疾病を対象に、1985〜2013年にニューヨークの某病院で治療を受けた患者170万人の既往歴とその生まれ月を比較しました。
その結果、1600種の疾病については関連性が棄却されたものの、すでに医学誌で報告済みの39種について関連性が確認されました。
さらに、アメリカでは大きな死因の1つでもある心疾患など、新たに16種の疾病における関連性が発見されました。
なお、これらについては統計的検定によって、たまたま関連があるように見えた可能性を棄却されているそうです。
例えば、7月と10月生まれの新生児は喘息のリスクが最も高いという事らしいです。
デンマークにおける先行研究では、5月と8月が最もリスクの高い月でしたが、この時期の日照量はニューヨークにおける7月と10月のそれに類似しているんだそうです。
ADHDについては、11月が最大のリスクを示しました。
また、3月生まれの人は、心房細動、うっ血性心不全、僧帽弁疾患に高いリスクがあるそうです。
更にオーストリア人とデンマーク人患者の記録からは、心疾患リスクが高い月に生まれた人は、寿命も短いことが判明しています。
ですが、こうした相関があっても全体的なリスクはそれほど大きくはないので、あまり深刻に受け取らないことが大切だ、とタトネッティ博士は説明しています。
食事や運動に比べれば、生まれ月に関連したリスクは比較的小さいものだという話です。
月の最後の日や最初の日に生まれた人は、どっちの月の疾患にも影響しそうですし、統計なので必ずしも全員に該当するというものでもありません。
今後はアメリカの別の地域や他国におけるデータを収集し、場所それぞれにおける季節的・環境的因子の差異を調査する予定だそうです。
生まれ月が相違を作り出す原因を特定をすることで、この格差を埋める方法を発見したいとのことです。
まぁ、統計って言葉はうまくできていて、どんなものにも絶対あるんですよね。
このデータが役に立たないって事は、少し考えれば分かりそうなもんですが、それでもお金と時間を使って調べるんですよね(笑)
ま、暇なんでしょうね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院