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2024年10月18日 [色々なこと]

月と火山

お疲れ様です。院長です。

10月18日の金曜日でございます。

今日は「冷凍食品の日」なんだそうですよ。

では元気にネタいきましょう。

なんでも、恐竜が地球を歩き回っていた時代、月で火山が噴火していたらしいんですよ。

月に火山があるってことにも驚きですが、それが噴火したってのはえらい大ごとですな。

今は静寂に包まれた月も、かつては盛大に火山が噴火していた時代があったようなんです。

中国の探査機「嫦娥5号」が月から持ち帰った土壌サンプルには、かつて月で火山活動が起きていたことを示す痕跡が残されていたそうなんです。

それは今から1億2000万年前の中生代と、天文学的に見れば比較的最近のことなんだそうです。

地球では恐竜たちが我が世の春を楽しんでいた時代と重なります。

ただしその時代の火山はすでに小規模のものとなっており、恐竜たちが月の噴火を直接観察できたようなことはなかったようです。

2020年12月、中国の探査機「嫦娥5号」が月面からおよそ2kgの土を採取して、地球に持ち帰りました。

中国科学院のフ・ユヤン教授が、そこに含まれていた約3000個のガラスビーズを分析してみたところ、天文学的にみると比較的新しい火山活動の痕跡があることが判明したわけなんです。

火山性のものはたったの3粒だけで、それはサンプル全体の質量の百万分の一とごくごく微量でしかありませんでした。

それでも、構造や元素の組成などから、紛れもなく火山が関係していることを告げていたそうなんです。

大昔、月で火山活動があったことは知られたことらしいですが、それがいつまで続いていたのかは、いまだはっきりとわかっていない謎なんだそうです。

フ・ユヤン教授は、「月には古代の火山活動に関する広範な地質学的証拠がありますが、それがどれほど長く続いたかは不明です」と説明しています。

ま、普通の人は、月に火山があることすら知らないでしょうし、昔それが噴火してたなんてことも、興味のある人しか知らないと思うけどねぇ。

で、そのビーズは月の火山活動が想像よりもずっと最近まで続いていたことを示していたわけなんです。

ウラン・鉛年代測定法によるなら、ビーズが形成されたのはおよそ1億2300万年前だろうという事のようです。

つまり中生代で、この地上を恐竜がのし歩いていた時代、月では火山が噴火していたということになるわけです。

ただし恐竜たちが夜空を見上げて、月から伸びる火柱を目撃したわけではなさそうで、それはかなり小規模のものだったと推測されるそうです。

噴火は小規模だったでしょう。

そうでなければ、これまでに行われたリモートセンシング技術で発見されたものと同じく、すでに観察されていたはずです。

まず、肉眼では見えなかったでしょうけど、望遠鏡があれば見えたかもしれません(フ・ユヤン教授)

これまでNASAや旧ソ連によるミッションで回収された月の玄武岩からは、かつて月では大規模な火山活動が起きていたことは推測されていたそうなんです。

が、それは月誕生直後の44億年前に始まり、少なくとも29億〜28億年前までは続いていたと考えられていたんだそうです。

ですが、今回の嫦娥5号のサンプルは、それがさらに10億年続いていることを示唆し、小規模な火山噴火ならばもっと最近まで起きていただろうことを示しているわけです。

ただし、細々とではあってもそれほど長く続いた理由はよくわかっていないという事です。

なお嫦娥5号が着陸したのは「嵐の大洋」で、付近には「リュムケル山」がありますが、ビーズはその噴火によるものではないそうです。

幸運の女神のはからいか、どこからか比較的新しい噴火の証拠がそこまで運ばれてきたようだという事ですから、これは相当ラッキーだったのかもしれませんね。

まぁそこまで興味もないですが(笑)

しかし月と言えば、我々人間には、切っても切り離せない存在なわけで、その全容が明らかになっていくのは、ワクワク感はありますけどね。

ではまた〜。





京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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