2024年08月07日 [動物のこと]
サボテンの花
お疲れ様です。院長です。
8月7日の水曜日でございます。
一日何回、「暑い」って言うんでしょう。
数えるのも暑苦しい(笑)
では今日も元気にネタいきましょう。
なんでも、フロリダのサボテン種が絶滅、アメリカ初となる海面上昇の犠牲者になったんだとか…。
アメリカ、フロリダ州に自生していたサボテンの希少種が完全に姿を消し、米国内のものは全て絶滅したという残念なニュースが話題を呼んでいます。
”局所絶滅”が確認されたのは、「キーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)」というサボテンの希少種だそうです。
幸いなことに、カリブ海のいくつかの島にはまだ生息しているんだそうです。
アメリカで、海面上昇による植物の絶滅事例はこれが初めてだということです。
キーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)は、サボテン科の顕花植物の一種で、フロリダ、バハマ、キューバ、ハイチ、タークス・カイコス諸島が原産です。
もういかにも暖かいところが好きな陽気な植物って感じですねぇ(笑)
現在も、キューバ北部やバハマ諸島の一部を含むカリブ海のいくつかの島々に生息はしているそうですが、米国内ではフロリダ州南部の群島フロリダキーズでしか見られなかったそうです。
2021年まではおよそ150本あったキーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)が、海面上昇に対して特に脆弱で、海水の浸入・嵐や高潮による土壌浸食が最も大きな要因となり、さらには動物の食害によって激減しました。
そして最後に残された6本もついに死んでしまったことが、『Journal of the Botanical Research Institute of Texas』(2024年7月9日付)で報告されました。
なんでも、このキーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)その花からはニンニクの香りがするんだそうですよ。
この報告をした研究チームの1人で、フェアチャイルド熱帯植物園の地域保全責任者を務めるジェニファー・ポスレー氏は、これが海面上昇による植物絶滅の始まりになるのではと懸念しています。
残念なことに、キーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)の事例は、低地に生える海岸植物が温暖化から受ける影響を示す前例になるかもしれません(ジェニファー・ポスレー氏)
ですが、あくまで米国内のキーラーゴ・ツリーカクタスが絶滅したという話で、キューバ北部やバハマといったカリブ海諸島にはまだ自生しています。
それでもポスレー氏が危惧するように、残ったサボテンが安泰だとはとても言えないでしょう。
キーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)は、ツリーという名が伝えるように、高さ6メートルを超えることもある樹木のようなサボテンなんだそうです。
また、それが咲かせるクリーム色の花は、ニンニクの香りをただよわせるだけでなく、月明かりに照らされるとキラキラ輝くというユニークなものなんだそうです。
これは花粉を運んでくれるコウモリを引き寄せるための工夫なんだそうで、また鮮やかな赤紫の果実は、ほかの哺乳類や鳥類をも魅了するんだそうです。
気候変動により、氷床や氷河が溶けて世界中の海に流れ出ています。
さらに海水は温まるとわずかに膨張し、どちらの要因も海面上昇の原因となるという話です。
研究者たちは、このサボテンが自然環境で生育する可能性は今後もないと考えているそうで、フロリダ州環境保護局との協力計画により、野生での再導入が計画されているようです。
とは言え、これは解決策というよりは、その場しのぎの処置に終わるかもしれないとポスレー氏は語っています。
このサボテンに適した環境は、それらを支える植物とともに消失しているからだそうです。
「このサボテンを育てるには、マングローブの林とトゲのある低木地帯が必要ですが、再導入した個体群を生育できるような場所は、ほとんど残っていないのです。」
残念な話ですが、それも仕方ないでしょう。
この事例を今後に生かせられるよう、出来ることを考えましょう。
ま、わたくし院長が何か考えても、何の役にも立ちませんが(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月7日の水曜日でございます。
一日何回、「暑い」って言うんでしょう。
数えるのも暑苦しい(笑)
では今日も元気にネタいきましょう。
なんでも、フロリダのサボテン種が絶滅、アメリカ初となる海面上昇の犠牲者になったんだとか…。
アメリカ、フロリダ州に自生していたサボテンの希少種が完全に姿を消し、米国内のものは全て絶滅したという残念なニュースが話題を呼んでいます。
”局所絶滅”が確認されたのは、「キーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)」というサボテンの希少種だそうです。
幸いなことに、カリブ海のいくつかの島にはまだ生息しているんだそうです。
アメリカで、海面上昇による植物の絶滅事例はこれが初めてだということです。
キーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)は、サボテン科の顕花植物の一種で、フロリダ、バハマ、キューバ、ハイチ、タークス・カイコス諸島が原産です。
もういかにも暖かいところが好きな陽気な植物って感じですねぇ(笑)
現在も、キューバ北部やバハマ諸島の一部を含むカリブ海のいくつかの島々に生息はしているそうですが、米国内ではフロリダ州南部の群島フロリダキーズでしか見られなかったそうです。
2021年まではおよそ150本あったキーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)が、海面上昇に対して特に脆弱で、海水の浸入・嵐や高潮による土壌浸食が最も大きな要因となり、さらには動物の食害によって激減しました。
そして最後に残された6本もついに死んでしまったことが、『Journal of the Botanical Research Institute of Texas』(2024年7月9日付)で報告されました。
なんでも、このキーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)その花からはニンニクの香りがするんだそうですよ。
この報告をした研究チームの1人で、フェアチャイルド熱帯植物園の地域保全責任者を務めるジェニファー・ポスレー氏は、これが海面上昇による植物絶滅の始まりになるのではと懸念しています。
残念なことに、キーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)の事例は、低地に生える海岸植物が温暖化から受ける影響を示す前例になるかもしれません(ジェニファー・ポスレー氏)
ですが、あくまで米国内のキーラーゴ・ツリーカクタスが絶滅したという話で、キューバ北部やバハマといったカリブ海諸島にはまだ自生しています。
それでもポスレー氏が危惧するように、残ったサボテンが安泰だとはとても言えないでしょう。
キーラーゴ・ツリーカクタス(Pilosocereus millspaughii)は、ツリーという名が伝えるように、高さ6メートルを超えることもある樹木のようなサボテンなんだそうです。
また、それが咲かせるクリーム色の花は、ニンニクの香りをただよわせるだけでなく、月明かりに照らされるとキラキラ輝くというユニークなものなんだそうです。
これは花粉を運んでくれるコウモリを引き寄せるための工夫なんだそうで、また鮮やかな赤紫の果実は、ほかの哺乳類や鳥類をも魅了するんだそうです。
気候変動により、氷床や氷河が溶けて世界中の海に流れ出ています。
さらに海水は温まるとわずかに膨張し、どちらの要因も海面上昇の原因となるという話です。
研究者たちは、このサボテンが自然環境で生育する可能性は今後もないと考えているそうで、フロリダ州環境保護局との協力計画により、野生での再導入が計画されているようです。
とは言え、これは解決策というよりは、その場しのぎの処置に終わるかもしれないとポスレー氏は語っています。
このサボテンに適した環境は、それらを支える植物とともに消失しているからだそうです。
「このサボテンを育てるには、マングローブの林とトゲのある低木地帯が必要ですが、再導入した個体群を生育できるような場所は、ほとんど残っていないのです。」
残念な話ですが、それも仕方ないでしょう。
この事例を今後に生かせられるよう、出来ることを考えましょう。
ま、わたくし院長が何か考えても、何の役にも立ちませんが(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院