2024年05月10日 [からだのこと]
怒りながら筋トレ(笑)
お疲れ様です。院長です。
5月10日の金曜日でございます。
5月も1/3が過ぎました。
ボチボチ気温が上がりだすねぇ。
では今日もネタにいきましょう。
カッと頭に血が上るほど怒りが込み上げてきたとき、いかに発散させるかってのは大事なテーマです。
なんでも、感情を爆発させたり、運動で発散させようとしても、かえって怒りの炎を燃え上がらせることになるという研究結果があるそうです。
「怒りを抑えるには発散させること」とは、昔からよく言われることで、確かに思いっきり体を動かしてエネルギーを使えば、気分もスッキリするように思えます。
ですが新たな研究によるとそれは大間違いだという話で、怒りを反芻させ、かえって怒りが増幅する結果につながるんだとか…。
ではどうすればいいのか? 研究者らは、怒りを鎮める最も効果的な方法を教えてくれています。
アメリカ、オハイオ州立大学のブラッド・ブッシュマン氏は、「怒っているときはそれを吐き出して、心をスッキリさせるべき」という神話をまず壊さなければいけないと話しています。
怒りを爆発させるのは、怒りの解消に効果的に思えるかもしれません。
ですが、じつのところそれを裏付ける科学的根拠はまったくないそうなんです。
だからといって、怒りの感情を無視すべきだというわけではもちろんありません。
怒りを見つめ、自分が何に怒っているのか理解することは、根本的な問題を解決し、感情を健全に処理するための大切な一歩です。
ですが怒りに任せて、感情をぶちまけてしまえば、怒りを見つめるどころか、むしろ怒りの感情を繰り返し味わうことにつながると…。
運動によって怒りを発散しようとしても同じことで、感情を鎮静化させることはできないそうなんです。
ブッシュマン氏らが行ったのは、怒りを扱った154本の過去研究のレビューです。
それらの研究をすべて合わせると、年齢・性別・文化・民族などさまざまなバックグラウンドを持つおよそ1万人分のデータになります。
そうしたデータからは意外にも、怒りを発散すれば、気分がスッキリするという証拠がほとんどないことがわかったそうなんです。
よく推奨されるランニングですら、健康上の利点はあるかもしれませんが、怒りを鎮めるのに役立たないということのようです。
むしろ示されていたのは運動することで生理的な興奮レベルが高まり、怒りを反芻させてしまうということらしいです。
ブッシュマン氏らが過去研究をレビューするにあたっては、怒りの2つの側面に注目しています。
怒りの「認知的な側面」と「生理的な側面」です。
これまでの研究は、怒りの認知的な側面に焦点を当ててきたものばかりでした。
ところが怒りの生理的な側面にも目を向けるとまた違った事実が見えてくるのだとか…。
たとえばレビューでは、「体を興奮させる活動」(ボクシング・サイクリング・ジョギングなど)と「興奮を鎮める活動」(深呼吸・瞑想・ヨガなど)をきちんと区別して分析が行われました。
すると屋外だろうと実験室だろうと、指導方法や参加者のバックグラウンドなどに関わらず、深呼吸や瞑想、ヨガなど「興奮を鎮める活動」は怒りを抑えることがわかったそうなんです。
それとは反対に「体を興奮させる活動は、体の健康には良くても、怒りが収まるどころか、増幅することもあったということらしいです。
怒っている人は発散したいのですが、発散することで得られるどんな良い気分も、実際には攻撃性を強めてしまうということが、私たちの研究で明らかになりました(ブッシュマン氏)
今回の研究で明らかになったことは、怒りを鎮めるには、ヨガや瞑想、漸進的筋弛緩法(筋肉を緊張させてから力を抜き、リラックスする方法)、腹式呼吸などが効果的ということでした。
一方、運動はほとんど怒りを抑えず、むしろ火に油を注ぐ結果になることもあると…。
ただし、ボールを使ったスポーツなど、楽しめるものならば怒りを抑えることもあるということらしです。
怒りを抑える方法をもっと理解するには今後ももっと研究が必要です。
ですが、さしあたっては頭にきたら、ゆっくりと深呼吸して間を置いたり、10数えてみるだけでも効果的であるそうです。
わたくし院長、これやってましたね(笑)
怒りながら筋トレ(笑)
最後は発散できた気がしてたんですが、これは単に疲れただけかもしれません。
ま、この研究が必ずしも正しいとは限りませんし、人それぞれってこともあると思いますよ。
少なくとも、わたくし院長、ジムに行く前に怒ってても、帰りまでその怒りが継続したことはないですから、発散できてんじゃないのかね。
と思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月10日の金曜日でございます。
5月も1/3が過ぎました。
ボチボチ気温が上がりだすねぇ。
では今日もネタにいきましょう。
カッと頭に血が上るほど怒りが込み上げてきたとき、いかに発散させるかってのは大事なテーマです。
なんでも、感情を爆発させたり、運動で発散させようとしても、かえって怒りの炎を燃え上がらせることになるという研究結果があるそうです。
「怒りを抑えるには発散させること」とは、昔からよく言われることで、確かに思いっきり体を動かしてエネルギーを使えば、気分もスッキリするように思えます。
ですが新たな研究によるとそれは大間違いだという話で、怒りを反芻させ、かえって怒りが増幅する結果につながるんだとか…。
ではどうすればいいのか? 研究者らは、怒りを鎮める最も効果的な方法を教えてくれています。
アメリカ、オハイオ州立大学のブラッド・ブッシュマン氏は、「怒っているときはそれを吐き出して、心をスッキリさせるべき」という神話をまず壊さなければいけないと話しています。
怒りを爆発させるのは、怒りの解消に効果的に思えるかもしれません。
ですが、じつのところそれを裏付ける科学的根拠はまったくないそうなんです。
だからといって、怒りの感情を無視すべきだというわけではもちろんありません。
怒りを見つめ、自分が何に怒っているのか理解することは、根本的な問題を解決し、感情を健全に処理するための大切な一歩です。
ですが怒りに任せて、感情をぶちまけてしまえば、怒りを見つめるどころか、むしろ怒りの感情を繰り返し味わうことにつながると…。
運動によって怒りを発散しようとしても同じことで、感情を鎮静化させることはできないそうなんです。
ブッシュマン氏らが行ったのは、怒りを扱った154本の過去研究のレビューです。
それらの研究をすべて合わせると、年齢・性別・文化・民族などさまざまなバックグラウンドを持つおよそ1万人分のデータになります。
そうしたデータからは意外にも、怒りを発散すれば、気分がスッキリするという証拠がほとんどないことがわかったそうなんです。
よく推奨されるランニングですら、健康上の利点はあるかもしれませんが、怒りを鎮めるのに役立たないということのようです。
むしろ示されていたのは運動することで生理的な興奮レベルが高まり、怒りを反芻させてしまうということらしいです。
ブッシュマン氏らが過去研究をレビューするにあたっては、怒りの2つの側面に注目しています。
怒りの「認知的な側面」と「生理的な側面」です。
これまでの研究は、怒りの認知的な側面に焦点を当ててきたものばかりでした。
ところが怒りの生理的な側面にも目を向けるとまた違った事実が見えてくるのだとか…。
たとえばレビューでは、「体を興奮させる活動」(ボクシング・サイクリング・ジョギングなど)と「興奮を鎮める活動」(深呼吸・瞑想・ヨガなど)をきちんと区別して分析が行われました。
すると屋外だろうと実験室だろうと、指導方法や参加者のバックグラウンドなどに関わらず、深呼吸や瞑想、ヨガなど「興奮を鎮める活動」は怒りを抑えることがわかったそうなんです。
それとは反対に「体を興奮させる活動は、体の健康には良くても、怒りが収まるどころか、増幅することもあったということらしいです。
怒っている人は発散したいのですが、発散することで得られるどんな良い気分も、実際には攻撃性を強めてしまうということが、私たちの研究で明らかになりました(ブッシュマン氏)
今回の研究で明らかになったことは、怒りを鎮めるには、ヨガや瞑想、漸進的筋弛緩法(筋肉を緊張させてから力を抜き、リラックスする方法)、腹式呼吸などが効果的ということでした。
一方、運動はほとんど怒りを抑えず、むしろ火に油を注ぐ結果になることもあると…。
ただし、ボールを使ったスポーツなど、楽しめるものならば怒りを抑えることもあるということらしです。
怒りを抑える方法をもっと理解するには今後ももっと研究が必要です。
ですが、さしあたっては頭にきたら、ゆっくりと深呼吸して間を置いたり、10数えてみるだけでも効果的であるそうです。
わたくし院長、これやってましたね(笑)
怒りながら筋トレ(笑)
最後は発散できた気がしてたんですが、これは単に疲れただけかもしれません。
ま、この研究が必ずしも正しいとは限りませんし、人それぞれってこともあると思いますよ。
少なくとも、わたくし院長、ジムに行く前に怒ってても、帰りまでその怒りが継続したことはないですから、発散できてんじゃないのかね。
と思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院