2023年12月06日 [からだのこと]
ベジタリアン
お疲れ様です。院長です。
12月6日の水曜日でございます。
12月に入り、寒さも本格化してきましたね〜。
今年は暑い日が長かった分、寒さになかなか慣れない気がしますな。
寒さもまだまだこれからですけどね。
では今日もネタにいきましょう。
健康にいいと言わ理由などから、世界中でベジタリアン、いわゆる菜食主義をめざす人が増えてるんだとか…。
人間はもともと雑食性の生き物と言われていますが、いざベジタリアンになったものの、長続きしない人も少なくないでしょう。
アメリカ、ノースウェスタン大学の新しい研究によれば、菜食を続けられるかどうかは、その人の持つ遺伝的特性に大きく左右されるそうなんです。
これは、ベジタリアンと遺伝子の関係を調べた初めての研究で、人それぞれに合った食生活の考案や、より食べやすい代替肉作りなどを進める大切なヒントになるかもしれないそうなんです。
菜食生活が続かない人は意外と多いそうなんです。
「誰もが完全に野菜だけの食事で長期間生きていけるものなのでしょうか?」と、ノースウェスタン大学ファインバーグ医学部の病理学名誉教授ナビール・ヤシーン博士はプレスリリースで問いかけています。
ベジタリアンを自称する約48〜64%の人は、野菜だけでなく魚・鶏肉・赤身肉も食べているという報告もあります。
このことから、肉はもう食べないのだという決意は、環境的または生物学的な制約が、菜食主義に従う意志を上書きする可能性を示しているそうです。
ベジタリアンになりたいと思っている人のほうが実際のベジタリアンよりも多いようですが、それは人々が見逃している何かが固定的に組み込まれているからだと私たちは考えています(ヤシーン博士)
だとするならば、こうした理想と現実のギャップには、人間に生まれつき備わった性質が関係しているのかもしれません。
そう、遺伝子が裏で糸を引いている可能性があるわけです。
最新の研究は、そうした遺伝子とベジタリアンを続けられる力との関係を探った初めての本格的な学術調査だ。
ヤシーン博士らは、5324人の完全なベジタリアン(魚、鶏肉、赤身肉を摂取しない人)の遺伝子を、32万9455人のものと比べてみました(なお、人種の影響を抑えるために、データはすべて白人のものだったそうです)。
その結果、確かにベジタリアンと関係しているだろう遺伝子3つと、関係する可能性がある遺伝子31個が発見されたそうなんです。
注目すべきは、ベジタリアンとの関係がはっきりしている3つの遺伝子のうち2つをはじめ、いくつか遺伝子が「脂肪の代謝」や「脳の機能」に関係していることでした。
これについてヤシーン博士は、「植物性食品とお肉との大きな違いの1つは、複合脂質です」と説明しています。
このことから、肉に含まれる脂質を合成できる人とできない人がいると考えらえるんだとか…。
ある人はそれを肉を食べて補給するしかありません。
ところが、またある人はそれを自分の体内で合成できると…。
これがベジタリアンを続けられるかどうかの大きな違いの1つなのではと、博士は推測しているそうです。
ベジタリアンになる動機は様々で、宗教的なもの、道徳的なもの、環境への配慮、健康への配慮などがあげられます。
最近では肉を控えようと考える人たちが増えているようですが、世界的に見ればベジタリアンはまだ少数派だといえるでしょう。
例えば、ノースウェスタン大学によれば、ベジタリアンの割合は米国では約3〜4%、英国では成人2.3%、子供1.9%で、日本は5.9%と比較的多めなんだそうです。
少しずつ増えているとはいえ、いまだにお肉を食べる人が多数派なのは一体なぜなのでしょう?
ヤシーン博士によれば、食べ物の好みは単純に味だけの問題ではなく、体がそれをどう代謝するのかも関係しているのだという事らしいです。
例えば、初めてお酒やコーヒーを飲んだとき、ほとんどの人はそれらを楽しめなかったはずです。
ですが時間が経つにつれて味覚が発達し好みが変わります。
これは、アルコールやカフェインが体に与える感覚によるものだと研究者は指摘しています。
もちろんどんな食べ物、飲み物でも人によっては体質的に受け付けなかったり、一生苦手な人もいるでしょうが、ここでは適応した人にしぼって話を続けると、ヤシーン博士も、お肉もこれらに似たところがあり、おそらく脂質に対しての味覚が発達しておいしく感じるようになったのではと考えているそうです。
確かに宗教的・道徳的なものなど、それぞれの理由で肉を食べない人たちもいますが、それでも遺伝子は大きな影響を与えています。
そのことは今回の研究でも示されている。
将来的に、ベジタリアンになれる人となれない人との体の違いがきちんと理解されれば、人それぞれにピッタリな食事や、もっと食べやすくおいしい代替肉を作れるようになると期待されるそうです。
んー…。
この脂質に対する味覚が発達するって感覚、わたくし院長分かる気がします。
と言うのも、子供の頃、脂身って気持ち悪くて食べられませんでしたから…。
今でも、あまり好きではありません。
つまり、わたくし院長は遺伝子的にベジタリアンになれるってことかもしれません。
ならへんけど(笑)
ですが、世の中が人道的な部分で、ベジタリアンよりになってきてるのは確かですし、代替肉が今後も増えていくであろうことを考えると、ベジタリアン資質の人の方が暮らしやすいかもね。
ってなお話しでした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月6日の水曜日でございます。
12月に入り、寒さも本格化してきましたね〜。
今年は暑い日が長かった分、寒さになかなか慣れない気がしますな。
寒さもまだまだこれからですけどね。
では今日もネタにいきましょう。
健康にいいと言わ理由などから、世界中でベジタリアン、いわゆる菜食主義をめざす人が増えてるんだとか…。
人間はもともと雑食性の生き物と言われていますが、いざベジタリアンになったものの、長続きしない人も少なくないでしょう。
アメリカ、ノースウェスタン大学の新しい研究によれば、菜食を続けられるかどうかは、その人の持つ遺伝的特性に大きく左右されるそうなんです。
これは、ベジタリアンと遺伝子の関係を調べた初めての研究で、人それぞれに合った食生活の考案や、より食べやすい代替肉作りなどを進める大切なヒントになるかもしれないそうなんです。
菜食生活が続かない人は意外と多いそうなんです。
「誰もが完全に野菜だけの食事で長期間生きていけるものなのでしょうか?」と、ノースウェスタン大学ファインバーグ医学部の病理学名誉教授ナビール・ヤシーン博士はプレスリリースで問いかけています。
ベジタリアンを自称する約48〜64%の人は、野菜だけでなく魚・鶏肉・赤身肉も食べているという報告もあります。
このことから、肉はもう食べないのだという決意は、環境的または生物学的な制約が、菜食主義に従う意志を上書きする可能性を示しているそうです。
ベジタリアンになりたいと思っている人のほうが実際のベジタリアンよりも多いようですが、それは人々が見逃している何かが固定的に組み込まれているからだと私たちは考えています(ヤシーン博士)
だとするならば、こうした理想と現実のギャップには、人間に生まれつき備わった性質が関係しているのかもしれません。
そう、遺伝子が裏で糸を引いている可能性があるわけです。
最新の研究は、そうした遺伝子とベジタリアンを続けられる力との関係を探った初めての本格的な学術調査だ。
ヤシーン博士らは、5324人の完全なベジタリアン(魚、鶏肉、赤身肉を摂取しない人)の遺伝子を、32万9455人のものと比べてみました(なお、人種の影響を抑えるために、データはすべて白人のものだったそうです)。
その結果、確かにベジタリアンと関係しているだろう遺伝子3つと、関係する可能性がある遺伝子31個が発見されたそうなんです。
注目すべきは、ベジタリアンとの関係がはっきりしている3つの遺伝子のうち2つをはじめ、いくつか遺伝子が「脂肪の代謝」や「脳の機能」に関係していることでした。
これについてヤシーン博士は、「植物性食品とお肉との大きな違いの1つは、複合脂質です」と説明しています。
このことから、肉に含まれる脂質を合成できる人とできない人がいると考えらえるんだとか…。
ある人はそれを肉を食べて補給するしかありません。
ところが、またある人はそれを自分の体内で合成できると…。
これがベジタリアンを続けられるかどうかの大きな違いの1つなのではと、博士は推測しているそうです。
ベジタリアンになる動機は様々で、宗教的なもの、道徳的なもの、環境への配慮、健康への配慮などがあげられます。
最近では肉を控えようと考える人たちが増えているようですが、世界的に見ればベジタリアンはまだ少数派だといえるでしょう。
例えば、ノースウェスタン大学によれば、ベジタリアンの割合は米国では約3〜4%、英国では成人2.3%、子供1.9%で、日本は5.9%と比較的多めなんだそうです。
少しずつ増えているとはいえ、いまだにお肉を食べる人が多数派なのは一体なぜなのでしょう?
ヤシーン博士によれば、食べ物の好みは単純に味だけの問題ではなく、体がそれをどう代謝するのかも関係しているのだという事らしいです。
例えば、初めてお酒やコーヒーを飲んだとき、ほとんどの人はそれらを楽しめなかったはずです。
ですが時間が経つにつれて味覚が発達し好みが変わります。
これは、アルコールやカフェインが体に与える感覚によるものだと研究者は指摘しています。
もちろんどんな食べ物、飲み物でも人によっては体質的に受け付けなかったり、一生苦手な人もいるでしょうが、ここでは適応した人にしぼって話を続けると、ヤシーン博士も、お肉もこれらに似たところがあり、おそらく脂質に対しての味覚が発達しておいしく感じるようになったのではと考えているそうです。
確かに宗教的・道徳的なものなど、それぞれの理由で肉を食べない人たちもいますが、それでも遺伝子は大きな影響を与えています。
そのことは今回の研究でも示されている。
将来的に、ベジタリアンになれる人となれない人との体の違いがきちんと理解されれば、人それぞれにピッタリな食事や、もっと食べやすくおいしい代替肉を作れるようになると期待されるそうです。
んー…。
この脂質に対する味覚が発達するって感覚、わたくし院長分かる気がします。
と言うのも、子供の頃、脂身って気持ち悪くて食べられませんでしたから…。
今でも、あまり好きではありません。
つまり、わたくし院長は遺伝子的にベジタリアンになれるってことかもしれません。
ならへんけど(笑)
ですが、世の中が人道的な部分で、ベジタリアンよりになってきてるのは確かですし、代替肉が今後も増えていくであろうことを考えると、ベジタリアン資質の人の方が暮らしやすいかもね。
ってなお話しでした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院