2023年10月25日 [動物のこと]
ハチクの勢い…。とか。
お疲れ様です。院長です。
10月25日の水曜日でございます。
10月も残り1週間を切りました。
もうすぐ11月ですなぁ。
やはり11月となると、少々年末感が出てきますし、色々慌ただしくなってきます。
今年もそんな時期がきましたね。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日のネタはとても珍しいお話しなんですよ。
なんでも、広島でハチク(淡竹)が120年ぶりに開花したとか…。
咲けば種も残さずすべて枯れ、自己破滅への序章となると言われてるそうです。
竹といっても様々な種類があります。
世界では1,250種類、日本には約670種の竹が分布しているそうなんですよ。
そして今回の主役は、日本三大有用竹の1種、ハチク(淡竹)なんです。
広島では今、ハチクが120年ぶりに花を咲かせているそうです。
優雅に聞こえるかもしれませんが、開花は自己破滅への序章なんだとか…。
花を咲かせた竹は枯れてしまうと言われていますが、前回竹が花を咲かせたのは1900年代初めで、本当のところはわからなかったそうです。
そこで、広島大学の山田俊弘教授らが過去3年間に渡る調査を行ったところ、花を咲かせた竹はすべて枯れることが判明したそうです。
しかも再生する気配さえないという話しです。
それは「自己破滅へ向かう片道切符のよう」で、きわめて不可解な現象であるそうなんですよ。
果たして、今回の120年ぶりの淡竹の開花は、自己破滅の前兆なんでしょうか…。
竹は花が咲くと枯れてしまうと言われているんですが、その開花サイクルがあまりにも長いため、研究が進まず、本当のところは詳しいことはわかっていないそうなんです。
残された文書によると、前回にハチク(淡竹)が開花したのは1902年から1908年にかけてで、120年も前のことなんだとか…。
それから120年。
今、東広島市では徐々にハチクが花を咲かせており、謎が多い竹の開花について研究する絶好のチャンスが訪れているわけです。
わたくし院長、ずいぶん昔に、竹の仲間の笹が開花して、実がなりそれを餌にネズミが大繁殖するってな小説を読んだことがあります。
この小説にも、笹の開花は120年周期で、開花すると実をつけそのまま枯れると書いてあったような…。
花を咲かせた竹は本当に枯れてしまうのでしょうか?
それを知るために、広島大学の山田俊弘教授らは2020年から2022年にかけて開花したハチクを調べました。
調査対象となった竹のうち、実際に開花したのは8割ほどで、なんということか、それらの竹は本当にすぐに枯れてしまったそうなんです。
それどころか、花を咲かせなかった残り2割の竹まで、道連れにされるかのように枯れてしまったそうです。
しかも花を咲かせたというのに、タネはまったくできず、タケノコすら育たなくなったそうなんです。
不吉なことに、その後竹林が再生する気配はまったくないという話しです。
花は本来、植物の生殖器官であり、タネを作り、繁殖するためのものです。
なのに花を咲かせたハチクは種を残すこともなく枯れてしまうと…。
植物としては矛盾した現象であり、研究チームはこの開花について「自己破滅へ向かう片道切符のよう」と、プレスリリースで述べています。
ですがもしも開花が破滅への道なのだとしたら、ハチクが今もなお日本各地にある理由を説明できないとも専門家は言っています。
あまりにも不可解な竹の生態ですが、研究チームによれば、3年という調査期間は120年の開花サイクルをもつ竹について知るには短すぎる可能性があるそうです。
もっと長い期間で見てみれば、謎めいた竹の開花にも合理的な理由が隠されているのかもしれないという話しです。
ハチクは中国原産で、日本には奈良時代に伝わったとされています。
日本ではモウソウチクやマダケとともに日本三大有用竹に数えられており、割り竹や竹細工などに使用され、タケノコはえぐみがなくておいしいといわれていますが、一般市場には出回らないそうです。
その開花周期はマダケなどと同様、約120年とされており、開花後は一斉に枯死すると伝えられていました。
それが今起ってるわけですか…。
まぁ、何故開花したら枯れるのかはよく分かりませんが、きっと数を増やせすぎないようにしてるんでしょうねぇ。
120年という長い周期には何かヒントがあると思うんですが、次の周期まで120年ですから、これはなかなか手ごわい研究ですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月25日の水曜日でございます。
10月も残り1週間を切りました。
もうすぐ11月ですなぁ。
やはり11月となると、少々年末感が出てきますし、色々慌ただしくなってきます。
今年もそんな時期がきましたね。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日のネタはとても珍しいお話しなんですよ。
なんでも、広島でハチク(淡竹)が120年ぶりに開花したとか…。
咲けば種も残さずすべて枯れ、自己破滅への序章となると言われてるそうです。
竹といっても様々な種類があります。
世界では1,250種類、日本には約670種の竹が分布しているそうなんですよ。
そして今回の主役は、日本三大有用竹の1種、ハチク(淡竹)なんです。
広島では今、ハチクが120年ぶりに花を咲かせているそうです。
優雅に聞こえるかもしれませんが、開花は自己破滅への序章なんだとか…。
花を咲かせた竹は枯れてしまうと言われていますが、前回竹が花を咲かせたのは1900年代初めで、本当のところはわからなかったそうです。
そこで、広島大学の山田俊弘教授らが過去3年間に渡る調査を行ったところ、花を咲かせた竹はすべて枯れることが判明したそうです。
しかも再生する気配さえないという話しです。
それは「自己破滅へ向かう片道切符のよう」で、きわめて不可解な現象であるそうなんですよ。
果たして、今回の120年ぶりの淡竹の開花は、自己破滅の前兆なんでしょうか…。
竹は花が咲くと枯れてしまうと言われているんですが、その開花サイクルがあまりにも長いため、研究が進まず、本当のところは詳しいことはわかっていないそうなんです。
残された文書によると、前回にハチク(淡竹)が開花したのは1902年から1908年にかけてで、120年も前のことなんだとか…。
それから120年。
今、東広島市では徐々にハチクが花を咲かせており、謎が多い竹の開花について研究する絶好のチャンスが訪れているわけです。
わたくし院長、ずいぶん昔に、竹の仲間の笹が開花して、実がなりそれを餌にネズミが大繁殖するってな小説を読んだことがあります。
この小説にも、笹の開花は120年周期で、開花すると実をつけそのまま枯れると書いてあったような…。
花を咲かせた竹は本当に枯れてしまうのでしょうか?
それを知るために、広島大学の山田俊弘教授らは2020年から2022年にかけて開花したハチクを調べました。
調査対象となった竹のうち、実際に開花したのは8割ほどで、なんということか、それらの竹は本当にすぐに枯れてしまったそうなんです。
それどころか、花を咲かせなかった残り2割の竹まで、道連れにされるかのように枯れてしまったそうです。
しかも花を咲かせたというのに、タネはまったくできず、タケノコすら育たなくなったそうなんです。
不吉なことに、その後竹林が再生する気配はまったくないという話しです。
花は本来、植物の生殖器官であり、タネを作り、繁殖するためのものです。
なのに花を咲かせたハチクは種を残すこともなく枯れてしまうと…。
植物としては矛盾した現象であり、研究チームはこの開花について「自己破滅へ向かう片道切符のよう」と、プレスリリースで述べています。
ですがもしも開花が破滅への道なのだとしたら、ハチクが今もなお日本各地にある理由を説明できないとも専門家は言っています。
あまりにも不可解な竹の生態ですが、研究チームによれば、3年という調査期間は120年の開花サイクルをもつ竹について知るには短すぎる可能性があるそうです。
もっと長い期間で見てみれば、謎めいた竹の開花にも合理的な理由が隠されているのかもしれないという話しです。
ハチクは中国原産で、日本には奈良時代に伝わったとされています。
日本ではモウソウチクやマダケとともに日本三大有用竹に数えられており、割り竹や竹細工などに使用され、タケノコはえぐみがなくておいしいといわれていますが、一般市場には出回らないそうです。
その開花周期はマダケなどと同様、約120年とされており、開花後は一斉に枯死すると伝えられていました。
それが今起ってるわけですか…。
まぁ、何故開花したら枯れるのかはよく分かりませんが、きっと数を増やせすぎないようにしてるんでしょうねぇ。
120年という長い周期には何かヒントがあると思うんですが、次の周期まで120年ですから、これはなかなか手ごわい研究ですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院