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2023年08月20日 [からだのこと]

(338)サンデーイルネス(仮)伝染性膿痂疹について

お疲れ様です。院長です。

8月20日のサンデーイルネスでございます。

8月も残すところ10日程となりましたね。

一昔前だと、もう夏も終わりだねってな季節なんですが、温暖化が進む、今日この頃、まだまだ暑さはマシになりません。

まぁ、9月いっぱいは暑いよね。

確かに、8月の暑さと比べたらマシにはなってるんでしょうけど、さすがに秋と呼んじゃうには暑すぎる気がしますね。

今年もおそらく、秋が短くなるんでしょう。

てか、秋って?って感じでしょうな。

ボチボチ子供たちも夏休みが終わるんですかね。

昔は8月いっぱいは夏休みでしたけど、この頃は色々ですもんね。

てか、今の気候のほうが、長く夏休み必要ですよね。

まだまだ暑いもんねぇ…。

ですが、9月となると、気候はまだ暑いんですが、もう今年も残り4ヶ月とかってことになってんですよ。

10月ともなれば、何となく慌ただしさも感じますし、ボチボチ今年も終りだなぁと…。

残り4ヶ月って事は、もう2/3は終わったわけですからね。

いやいや、早すぎる。

これは感覚の問題なんでしょうけど、年々時間の経過が早く感じるのはこれは何故なんでしょうね。

もう、1年も早いし、1ヶ月も早いし、1週間も早い。

こうやって年老いていくんだなぁと実感させられます(笑)

とは言え、死ぬ日まではいき続けなきゃいけませんから、暑さに負けず今日も頑張って生き抜きましょう。

時間が経つのは早いですから、すぐに寒いとか言ってますしね(笑)

てことで、本題に入っていきましょう。

今日のイルネス辞典は、「伝染性膿痂疹(とびひ)」について解説していきたいと思います。

まずは、どんな病気かと言う事ですが、これは黄色ブドウ球菌あるいは連鎖(れんさ)球菌による皮膚の感染症です。

「とびひ」とも呼ばれ、接触によって感染してしまいます。

症状の現れ方としては、伝染性膿痂疹は2種類に分けられ、ひとつは水疱(すいほう)(みずぶくれ)を生じ、びらんをつくる水疱性膿痂疹、もうひとつは炎症が強く痂皮(かひ)(かさぶた)が厚く付く痂皮性膿痂疹です。

水疱性膿痂疹は、初夏から初秋に多くみられ、乳幼児・小児に好発します。

虫刺されや湿疹病変、すり傷などから発症し、小さな水疱ができて次第に紅斑を伴ってきます。

水疱は破れてびらんとなり、離れた部位にも伝搬(でんぱん)します。黄色ブドウ球菌が原因です。

痂皮性膿痂疹は、季節に関係なく発症し、小児より成人に多くみられます。小さな水疱に始まり、膿疱(のうほう)とびらんを生じ、厚い痂皮へと変化していきます。

発熱、リンパ節のはれ、時に咽頭痛など全身症状を伴うこともあります。

また、アトピー性皮膚炎に合併する場合は激烈な症状を示すことがあります。

原因としては連鎖球菌によるものが多いといわれています。まれに後遺症として腎炎を起こす可能性があります。

治療の方法としては、ペニシリン系やセフェム系の抗菌薬を内服します。

有効であれば急速に改善しますが、水疱性膿痂疹の場合は軽快後も2〜3日間は再発しないように内服します。

痂皮性膿痂疹では腎炎の発症予防のために10〜14日間の内服が必要になります。

抗菌薬を含有する塗り薬が有効な場合があります。

抗菌薬の内服を行う場合では、亜鉛華(あえんか)軟膏などを貼ってガーゼでおおうことで、ほかへの伝搬を防ぐよう努めます。

入浴は制限せず、泡立てた石鹸で病変部をこすらずにていねいに洗い流します。

抗菌薬の内服が治療の基本なので、皮膚科または小児科を受診します。

他の園児・学童にうつす可能性があるため、露出部に病変がある場合はガーゼなどでおおった状態で登園・登校してください。

いかがでしたか。

では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。










京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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