2023年07月14日 [色々なこと]
脳神経科学統合プログラム(仮称)
お疲れ様です。院長です。
7月14日の金曜日でございます。
さぁ、明日辺りから、祇園祭も宵々山、宵山ってことで盛り上がっていきます。
今年は特に制限もないようですし、人だらけになるんでしょうなぁ…。
しかも、土曜日を入れると3連休ですやん。
これはなかなかエグイ事になりそうですな。
まぁ、ここ数年、地味〜な感じでしたから、久々に大盛り上がりするのもいいかもね。
とにかく人が多く出ますから、地元の皆さんは不要不急の外出は控えましょうね。
普段の5倍くらい時間かかっちゃいますしね。
では、今日のネタにいきましょう。
今日は、「日本の総力結集」ってな大プロジェクトについてのお話しです。
文部科学省は、脳の仕組みをデジタル再現、認知症・うつ病の新薬開発するべくスーパーコンピューターで解析を始めるんだそうです。
文部科学省は来年度、デジタル空間上に人の脳の仕組みを再現し、認知症やうつ病など脳神経に関わる病気の克服を目指す大型研究計画を始めます。
スーパーコンピューターなどを活用することで複雑な仕組みや病気になった時の状態を解析し、治療法の開発や創薬につなげる狙いだそうです。
文科省主導で進めるこの計画は、「脳神経科学統合プログラム(仮称)」と銘打たれています。
予定では、来年度から約6年間かけて解析を進める計画だそうです。
計画ではまず、患者の脳画像や人に近いサルを使った実験データなど、国内に蓄積した脳神経に関わる研究成果を集約したデータベースを開発します。
脳の神経回路や脳細胞の機能、病気の発症に関わる遺伝子に関するデータを活用し、仕組みを数式化してデジタル空間に再現していきます。
そしてこのデジタル空間上の脳で、病気になった際の状態をスーパーコンピューターなどで解析し、有効な治療法や新薬の開発を目指すというものらしいです。
発症の引き金になる異常を特定し、病気を早期に把握する方法もみつける狙いです。
脳の病気をデジタル空間で再現すれば、臨床試験の前に、様々な治療薬候補の効果を試せる可能性があるという話しです。
日本の脳科学の研究基盤は、亡くなった患者の組織を遺族の同意を得て保管する「ブレインバンク」が整備されるなど世界的にも充実していると言われています。
しかし、基礎研究を担う大学と医師や製薬企業の連携が不十分で、治療法の実用化に結びつけられなかった経緯があります。
そのため新たな計画では、国内の研究成果を集約する中核拠点を公募で選び、産業界も巻き込んだ研究体制を構築していき、来年度予算の概算要求に、データベースの整備費や脳神経分野の研究費など100億円規模の関連予算を盛り込むという壮大なお話しです。
認知症など脳の病気の多くは、根本的な治療法がなく、米欧や中国も国家プロジェクトで研究を進めているという世界の流れもあります。
日本の製薬企業エーザイなどが開発した症状進行の抑制を狙う認知症薬「レカネマブ」は、今年1月に米国で迅速承認され、世界的に注目されました。
文部科学省によると、新たな計画は世界でも先駆けとなる取り組みで、同省幹部は「日本の脳科学研究の総力を結集したい」と話しているそうです。
こういう計画は非常にいいと思います。
なにせ、研究って費用がかかりまくりますから、一般企業や大学だけではしたくても出来ない場合が多いんですよね。
研究にかかった費用が、後に回収できるとは限りませんしねぇ…。
今回の場合、予算が出る事もさることながら、文部科学省主体でのプロジェクトですから、情報を共有することも出来ますし研究開発にも無駄がない気がします。
そりゃ、民間のみだと、どうしても自社の研究を閉ざしますし、同じ事を何社もが開発したって言ってみれば時間の無駄ですからねぇ。
今回のプロジェクトだけにとどまらず、こういった計画はドンドンやっていって貰いたいですね。
一国民からすれば、製薬会社がどこであろうと、誰が儲けようと関係ない話で、良い薬や治療法が確立されればそれでいいんですからね。
期待して、見守りましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月14日の金曜日でございます。
さぁ、明日辺りから、祇園祭も宵々山、宵山ってことで盛り上がっていきます。
今年は特に制限もないようですし、人だらけになるんでしょうなぁ…。
しかも、土曜日を入れると3連休ですやん。
これはなかなかエグイ事になりそうですな。
まぁ、ここ数年、地味〜な感じでしたから、久々に大盛り上がりするのもいいかもね。
とにかく人が多く出ますから、地元の皆さんは不要不急の外出は控えましょうね。
普段の5倍くらい時間かかっちゃいますしね。
では、今日のネタにいきましょう。
今日は、「日本の総力結集」ってな大プロジェクトについてのお話しです。
文部科学省は、脳の仕組みをデジタル再現、認知症・うつ病の新薬開発するべくスーパーコンピューターで解析を始めるんだそうです。
文部科学省は来年度、デジタル空間上に人の脳の仕組みを再現し、認知症やうつ病など脳神経に関わる病気の克服を目指す大型研究計画を始めます。
スーパーコンピューターなどを活用することで複雑な仕組みや病気になった時の状態を解析し、治療法の開発や創薬につなげる狙いだそうです。
文科省主導で進めるこの計画は、「脳神経科学統合プログラム(仮称)」と銘打たれています。
予定では、来年度から約6年間かけて解析を進める計画だそうです。
計画ではまず、患者の脳画像や人に近いサルを使った実験データなど、国内に蓄積した脳神経に関わる研究成果を集約したデータベースを開発します。
脳の神経回路や脳細胞の機能、病気の発症に関わる遺伝子に関するデータを活用し、仕組みを数式化してデジタル空間に再現していきます。
そしてこのデジタル空間上の脳で、病気になった際の状態をスーパーコンピューターなどで解析し、有効な治療法や新薬の開発を目指すというものらしいです。
発症の引き金になる異常を特定し、病気を早期に把握する方法もみつける狙いです。
脳の病気をデジタル空間で再現すれば、臨床試験の前に、様々な治療薬候補の効果を試せる可能性があるという話しです。
日本の脳科学の研究基盤は、亡くなった患者の組織を遺族の同意を得て保管する「ブレインバンク」が整備されるなど世界的にも充実していると言われています。
しかし、基礎研究を担う大学と医師や製薬企業の連携が不十分で、治療法の実用化に結びつけられなかった経緯があります。
そのため新たな計画では、国内の研究成果を集約する中核拠点を公募で選び、産業界も巻き込んだ研究体制を構築していき、来年度予算の概算要求に、データベースの整備費や脳神経分野の研究費など100億円規模の関連予算を盛り込むという壮大なお話しです。
認知症など脳の病気の多くは、根本的な治療法がなく、米欧や中国も国家プロジェクトで研究を進めているという世界の流れもあります。
日本の製薬企業エーザイなどが開発した症状進行の抑制を狙う認知症薬「レカネマブ」は、今年1月に米国で迅速承認され、世界的に注目されました。
文部科学省によると、新たな計画は世界でも先駆けとなる取り組みで、同省幹部は「日本の脳科学研究の総力を結集したい」と話しているそうです。
こういう計画は非常にいいと思います。
なにせ、研究って費用がかかりまくりますから、一般企業や大学だけではしたくても出来ない場合が多いんですよね。
研究にかかった費用が、後に回収できるとは限りませんしねぇ…。
今回の場合、予算が出る事もさることながら、文部科学省主体でのプロジェクトですから、情報を共有することも出来ますし研究開発にも無駄がない気がします。
そりゃ、民間のみだと、どうしても自社の研究を閉ざしますし、同じ事を何社もが開発したって言ってみれば時間の無駄ですからねぇ。
今回のプロジェクトだけにとどまらず、こういった計画はドンドンやっていって貰いたいですね。
一国民からすれば、製薬会社がどこであろうと、誰が儲けようと関係ない話で、良い薬や治療法が確立されればそれでいいんですからね。
期待して、見守りましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院