2023年07月11日 [からだのこと]
死体販売
お疲れ様です。院長です。
7月11日の火曜日でございます。
ボチボチ全国的に梅雨明けしていきますねぇ。
夏が来ますねぇ。
まぁ、毎日同じような書き出しですが、勘弁してくれ(笑)
では今日のネタですが、ホントにこれ以上ない位の不届き者のお話しです。
なんとハーバード大学医学部の元遺体安置所責任者が、遺体を盗んで販売してたそうなんです。
死後も科学の研究に役立ててほしいと、ハーバード大学医学部に遺族から献体された遺体を、元遺体安置所責任者が盗みだし、販売したとして起訴されました。
被告は、約3年にわたって妻と共謀し、解剖した遺体の一部を盗み、他人に売りさばいていたほか、遺体の購入者に遺体安置所を開放していた罪で連邦起訴されました。
現在、この不正遺体売買に関わった7人が起訴されているという話しです。
ハーバード大学医学部 (HMS) で医学教育を担当し、遺体安置所を管理していた元責任者セドリック・ロッジ(55歳)は、2018年頃から2023年3月初旬頃までの間、大学に知らせることも、許可を得ることもなく、安置所から遺体を盗んで販売、発送していました。
13日にペンシルベニア州中地区連邦地方裁判所に提出された連邦起訴状によると、ロッジは妻デニース(63)と共謀。
頭部、脳、皮膚、骨、その他の人間の遺体を含む提供された遺体の解剖した部位を、マサチューセッツ州の遺体安置所から盗み、ニューハンプシャー州の自宅に移送していたということです。
盗んだ遺体の一部は、スマホやSNSを通じて知り合った複数の人間に売り飛ばしており、この1件に関わった7人の“バイヤー”が、共謀と盗品の州間輸送の罪で起訴されました。
ロッジは、火葬される前に遺体から体の一部を盗み、購入者に販売、発送した疑いに加え、遺体を購入する購入者に遺体安置所を開放した疑いでも告発されました。
大学からの書簡によると、ロッジは5月6日にハーバード大学医学部から解雇され、彼の名前はハーバード大学医学部のウェブサイトからも削除されたそうです。
大学関係者らはロッジの行為を「忌まわしい裏切り」と呼んでいます。
起訴された他の共謀者はハーバード大学とは無関係だそうです。
起訴状によると、ロッジは遺体を購入したいという数名に、ハーバード大学医学部の遺体安置所に入るのを許可し、残ったものの中から購入するものを選択できるようにしたとされています。
マクリーン被告は2020年10月、解剖された顔2枚の代金としてロッジに600ドル(約85000円)を支払ったとされています。
同被告はまた、ペンシルベニア州の男性に人間の皮膚を販売したほか、皮をなめして革を作った疑いなど、複数の州で盗んだ体の一部を他の購入者に転売した疑いでも起訴されています。
検察によると、テイラー被告は体の一部の代金として、39回のPayPal支払いを通じてロッジに37000ドル(約520万円)以上を支払ったそうなんです。
2019年5月19日、テイラー被告は「頭番号7」というメモとともにロッジの妻に1000ドル(約14万円)を送金。
2020年11月にも「braiiiiins」と書かれたメモを添えて、200ドル(約28000円)を送金したとされています。
マクリーン被告とテイラー被告は、2021年と2022年にペンシルベニア州の同じ男から、盗まれた遺体の代金として、PayPalで5万ドル(約700万円)近くの支払いを受け取っていたようです。
遺体は、教育目的でハーバード大学医学部に自発的に寄付されています。
医科大学での遺体の取り扱いが終了すると、通常は火葬し、提供者の家族に返還されるか、マサチューセッツ州テュークスベリーの墓地に埋葬されるそうです。
ハーバード大学医学部長のジョージ・デイリー氏とエドワード・ハンタート氏は、次のような声明を発表した。
報告された事件は、当大学に対する裏切りです。
最も重要なことは、医学教育と研究を推進するために、解剖学的ギフトプログラムを通じて、我が医学部に自分の体を捧げることを利他的に選択した各個人に対する裏切りでしかないということです。
癒しと他者への奉仕に専念するコミュニティである大学のキャンパスで、これほど憂慮すべきことが起こり得ると知り、愕然としています。
また、同医科大学は、連邦当局と協力して記録を調査し、どの寄付団体が影響を受けたかを特定していると述べました。
最近亡くなった母親の遺体を同大学に献体した後でこの事件が発覚し、大きなショックを受けている被害者は、「母の遺体は返してもらいたい」「絶対に許せない」と話しています。
ペンシルベニア州中地区の連邦検事ジェラルド・M・カラム氏は、声明でこのように述べている。
一部の犯罪は、まったくもって理解に反します。
遺体の盗難と人身売買は、私たちを人間たらしめているものの本質を揺るがすものです。
ここにいる犠牲者の多くが、医療専門家の教育や科学と治癒の利益を促進するために自分たちの遺体が使用されることを志願したにもかかわらず、このような犯罪に利用されたのは実に恐ろしいことです。
これらの告発により、私たち検察は、これらすべての被害者に対してまっとうに正義を確保しようと努めています。
米国検事局は、今後も被害者の特定と家族への連絡に努めるとしている。
なお、検察によれば、ロッジと妻のデニースおよびこの1件で起訴された者たちは、最長15年の懲役刑に処される可能性があるということです。
ホント、どうしようもない人達ですねぇ。
ですが、死体を購入する人って何目的なんでしょう?
マニアなんですかねぇ…。
どちらにせよ、バチアタリな話です。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月11日の火曜日でございます。
ボチボチ全国的に梅雨明けしていきますねぇ。
夏が来ますねぇ。
まぁ、毎日同じような書き出しですが、勘弁してくれ(笑)
では今日のネタですが、ホントにこれ以上ない位の不届き者のお話しです。
なんとハーバード大学医学部の元遺体安置所責任者が、遺体を盗んで販売してたそうなんです。
死後も科学の研究に役立ててほしいと、ハーバード大学医学部に遺族から献体された遺体を、元遺体安置所責任者が盗みだし、販売したとして起訴されました。
被告は、約3年にわたって妻と共謀し、解剖した遺体の一部を盗み、他人に売りさばいていたほか、遺体の購入者に遺体安置所を開放していた罪で連邦起訴されました。
現在、この不正遺体売買に関わった7人が起訴されているという話しです。
ハーバード大学医学部 (HMS) で医学教育を担当し、遺体安置所を管理していた元責任者セドリック・ロッジ(55歳)は、2018年頃から2023年3月初旬頃までの間、大学に知らせることも、許可を得ることもなく、安置所から遺体を盗んで販売、発送していました。
13日にペンシルベニア州中地区連邦地方裁判所に提出された連邦起訴状によると、ロッジは妻デニース(63)と共謀。
頭部、脳、皮膚、骨、その他の人間の遺体を含む提供された遺体の解剖した部位を、マサチューセッツ州の遺体安置所から盗み、ニューハンプシャー州の自宅に移送していたということです。
盗んだ遺体の一部は、スマホやSNSを通じて知り合った複数の人間に売り飛ばしており、この1件に関わった7人の“バイヤー”が、共謀と盗品の州間輸送の罪で起訴されました。
ロッジは、火葬される前に遺体から体の一部を盗み、購入者に販売、発送した疑いに加え、遺体を購入する購入者に遺体安置所を開放した疑いでも告発されました。
大学からの書簡によると、ロッジは5月6日にハーバード大学医学部から解雇され、彼の名前はハーバード大学医学部のウェブサイトからも削除されたそうです。
大学関係者らはロッジの行為を「忌まわしい裏切り」と呼んでいます。
起訴された他の共謀者はハーバード大学とは無関係だそうです。
起訴状によると、ロッジは遺体を購入したいという数名に、ハーバード大学医学部の遺体安置所に入るのを許可し、残ったものの中から購入するものを選択できるようにしたとされています。
マクリーン被告は2020年10月、解剖された顔2枚の代金としてロッジに600ドル(約85000円)を支払ったとされています。
同被告はまた、ペンシルベニア州の男性に人間の皮膚を販売したほか、皮をなめして革を作った疑いなど、複数の州で盗んだ体の一部を他の購入者に転売した疑いでも起訴されています。
検察によると、テイラー被告は体の一部の代金として、39回のPayPal支払いを通じてロッジに37000ドル(約520万円)以上を支払ったそうなんです。
2019年5月19日、テイラー被告は「頭番号7」というメモとともにロッジの妻に1000ドル(約14万円)を送金。
2020年11月にも「braiiiiins」と書かれたメモを添えて、200ドル(約28000円)を送金したとされています。
マクリーン被告とテイラー被告は、2021年と2022年にペンシルベニア州の同じ男から、盗まれた遺体の代金として、PayPalで5万ドル(約700万円)近くの支払いを受け取っていたようです。
遺体は、教育目的でハーバード大学医学部に自発的に寄付されています。
医科大学での遺体の取り扱いが終了すると、通常は火葬し、提供者の家族に返還されるか、マサチューセッツ州テュークスベリーの墓地に埋葬されるそうです。
ハーバード大学医学部長のジョージ・デイリー氏とエドワード・ハンタート氏は、次のような声明を発表した。
報告された事件は、当大学に対する裏切りです。
最も重要なことは、医学教育と研究を推進するために、解剖学的ギフトプログラムを通じて、我が医学部に自分の体を捧げることを利他的に選択した各個人に対する裏切りでしかないということです。
癒しと他者への奉仕に専念するコミュニティである大学のキャンパスで、これほど憂慮すべきことが起こり得ると知り、愕然としています。
また、同医科大学は、連邦当局と協力して記録を調査し、どの寄付団体が影響を受けたかを特定していると述べました。
最近亡くなった母親の遺体を同大学に献体した後でこの事件が発覚し、大きなショックを受けている被害者は、「母の遺体は返してもらいたい」「絶対に許せない」と話しています。
ペンシルベニア州中地区の連邦検事ジェラルド・M・カラム氏は、声明でこのように述べている。
一部の犯罪は、まったくもって理解に反します。
遺体の盗難と人身売買は、私たちを人間たらしめているものの本質を揺るがすものです。
ここにいる犠牲者の多くが、医療専門家の教育や科学と治癒の利益を促進するために自分たちの遺体が使用されることを志願したにもかかわらず、このような犯罪に利用されたのは実に恐ろしいことです。
これらの告発により、私たち検察は、これらすべての被害者に対してまっとうに正義を確保しようと努めています。
米国検事局は、今後も被害者の特定と家族への連絡に努めるとしている。
なお、検察によれば、ロッジと妻のデニースおよびこの1件で起訴された者たちは、最長15年の懲役刑に処される可能性があるということです。
ホント、どうしようもない人達ですねぇ。
ですが、死体を購入する人って何目的なんでしょう?
マニアなんですかねぇ…。
どちらにせよ、バチアタリな話です。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院