2023年05月30日 [色々なこと]
土星の環
お疲れ様です。院長です。
5月30日の火曜日でございます。
5月も終りだねぇ。
5月30日、今日は「ごみゼロの日」ですな。
今日はゴミを出さないように努力しましょう。
てことで、今日もネタにいきますが、今日は久々の天体ネタでございます。
なんでも土星のシンボルでもあるあの壮麗な環が、今すごい勢いで消えつつあるんだとか…。
環が氷の雨となって、土星の大気に降り注いでいるからだそうで、オリンピックのプールほどの量が、日々土星に飲み込まれているそうなんです。
このままいけばいつかは消える運命にある土星の環なんですが、正確な寿命はよくわからないそうなんです。
ほんの1億年後のことかもしれないし、あと10億年ほどは持つかもしれないと…。
私たちはあとどのくらい土星の環を眺めることができるのか?
その謎の解明にジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠も参戦することがこのほど発表されました。
宇宙航空研究開発機構「JAXA」の惑星科学者ジェイムズ・オドノヒュー博士は、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠などを駆使して、土星の1シーズンの間に氷の雨がどのように変化するのか分析を試みるそうです。
NASAの土星探査機「カッシーニ」は、2017年に最後のダイブをした際、土星とその環の間を22回通過。
そのときの観測データからは、毎秒400〜2800キロもの氷の雨が土星に降り注ぎ、その大気上部を加熱していることが判明しました。
そのペースなら環は3億年後には消滅してしまうそうなんですが、降雨量が大きく変動するため、正確な寿命はわからないそうです。
土星の環はほとんどが水の氷でできています。
それは肉眼では見えない塵のようなものから、数メートルほどの塊まで大小さまざまな粒子で構成されており、回転の遠心力と土星の重力が釣り合うことで環になるんだそうです。
ところが、宇宙の岩石や太陽の放射線によって電荷を帯びると、そのバランスが崩れて、土星の磁力線に沿って落ちていくわけです。
これが氷の雨の正体で、そのせいで環はだんだんと縮んでるそうなんです。
ところが、土星が太陽を公転するのに合わせて、環の傾きが変化します。
これが氷の雨の量を大きく左右するんです。
たとえば、環が太陽に対して水平に近づけば、雨は少なくなります。
反対に環の面が太陽に向けば、それだけ雨が増えると…。
宇宙航空研究開発機構「JAXA」のジェイムズ・オドノヒュー博士は、以前から土星の環を研究してきた惑星科学者ですが、このほどその研究にジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が参戦すると発表しました。
プレスリリースによると、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡やケック天文台などで、土星大気の水素分子から噴出する物質を測定し、土星の1シーズン(地球の7年)を通じた降雨量を調べるそうです。
環から降り注ぐ雨が少ないとき噴出物は少なくなり、雨が増えれば増える…。
ここから氷の雨の量を推定するそうです。
これがわかれば、土星の環にあとどのくらい時間が残されているのか、より正確に予測できるようになるという話です。
こうした観測が土星の環の運命を知るヒントになる一方、そもそも環がいつ、どうやって誕生したのかも大きな謎の1つなんです。
これまでの理論モデルによる研究では、土星の環はおそらくかなり古く、太陽系が形成された45億年前からずっとあっただろうと考えられていました。
ですがカッシーニの観測は、形成時期が1000万年から1億年前と、かなり最近のことであろうことを示唆しているそうなんです。
なぜこのような矛盾が生じるのでしょう?
その理由は、カッシーニが見た環の明るさが関係しています。
一般に、こうした環は古いものほど暗く見えるそうなんですが、カッシーニが観測した土星の環は想像以上に明るかったそうなんです。
そして、古いはずの環が明るく見える原因が、今回のテーマである氷の雨のせいかもしれないと…。
結局、土星の環はやはり太陽系と同じくらい古いだろうと推測されているわけです。
「環が数十億年も古く、残された寿命があと1億年程度だとしたら、とても素敵なことです。
私たちは、それが消える前にその姿を目撃できるちょうどいいタイミングで進化したわけですから」と、オドノヒュー博士は語っています。
ま、わたくし院長も含め、普通の人は土星の環って言っても、写真でみたことあるだけですが、未来の教科書には土星の環がないかもしれないんですね。
ま、あんまり関係ないけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月30日の火曜日でございます。
5月も終りだねぇ。
5月30日、今日は「ごみゼロの日」ですな。
今日はゴミを出さないように努力しましょう。
てことで、今日もネタにいきますが、今日は久々の天体ネタでございます。
なんでも土星のシンボルでもあるあの壮麗な環が、今すごい勢いで消えつつあるんだとか…。
環が氷の雨となって、土星の大気に降り注いでいるからだそうで、オリンピックのプールほどの量が、日々土星に飲み込まれているそうなんです。
このままいけばいつかは消える運命にある土星の環なんですが、正確な寿命はよくわからないそうなんです。
ほんの1億年後のことかもしれないし、あと10億年ほどは持つかもしれないと…。
私たちはあとどのくらい土星の環を眺めることができるのか?
その謎の解明にジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠も参戦することがこのほど発表されました。
宇宙航空研究開発機構「JAXA」の惑星科学者ジェイムズ・オドノヒュー博士は、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠などを駆使して、土星の1シーズンの間に氷の雨がどのように変化するのか分析を試みるそうです。
NASAの土星探査機「カッシーニ」は、2017年に最後のダイブをした際、土星とその環の間を22回通過。
そのときの観測データからは、毎秒400〜2800キロもの氷の雨が土星に降り注ぎ、その大気上部を加熱していることが判明しました。
そのペースなら環は3億年後には消滅してしまうそうなんですが、降雨量が大きく変動するため、正確な寿命はわからないそうです。
土星の環はほとんどが水の氷でできています。
それは肉眼では見えない塵のようなものから、数メートルほどの塊まで大小さまざまな粒子で構成されており、回転の遠心力と土星の重力が釣り合うことで環になるんだそうです。
ところが、宇宙の岩石や太陽の放射線によって電荷を帯びると、そのバランスが崩れて、土星の磁力線に沿って落ちていくわけです。
これが氷の雨の正体で、そのせいで環はだんだんと縮んでるそうなんです。
ところが、土星が太陽を公転するのに合わせて、環の傾きが変化します。
これが氷の雨の量を大きく左右するんです。
たとえば、環が太陽に対して水平に近づけば、雨は少なくなります。
反対に環の面が太陽に向けば、それだけ雨が増えると…。
宇宙航空研究開発機構「JAXA」のジェイムズ・オドノヒュー博士は、以前から土星の環を研究してきた惑星科学者ですが、このほどその研究にジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が参戦すると発表しました。
プレスリリースによると、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡やケック天文台などで、土星大気の水素分子から噴出する物質を測定し、土星の1シーズン(地球の7年)を通じた降雨量を調べるそうです。
環から降り注ぐ雨が少ないとき噴出物は少なくなり、雨が増えれば増える…。
ここから氷の雨の量を推定するそうです。
これがわかれば、土星の環にあとどのくらい時間が残されているのか、より正確に予測できるようになるという話です。
こうした観測が土星の環の運命を知るヒントになる一方、そもそも環がいつ、どうやって誕生したのかも大きな謎の1つなんです。
これまでの理論モデルによる研究では、土星の環はおそらくかなり古く、太陽系が形成された45億年前からずっとあっただろうと考えられていました。
ですがカッシーニの観測は、形成時期が1000万年から1億年前と、かなり最近のことであろうことを示唆しているそうなんです。
なぜこのような矛盾が生じるのでしょう?
その理由は、カッシーニが見た環の明るさが関係しています。
一般に、こうした環は古いものほど暗く見えるそうなんですが、カッシーニが観測した土星の環は想像以上に明るかったそうなんです。
そして、古いはずの環が明るく見える原因が、今回のテーマである氷の雨のせいかもしれないと…。
結局、土星の環はやはり太陽系と同じくらい古いだろうと推測されているわけです。
「環が数十億年も古く、残された寿命があと1億年程度だとしたら、とても素敵なことです。
私たちは、それが消える前にその姿を目撃できるちょうどいいタイミングで進化したわけですから」と、オドノヒュー博士は語っています。
ま、わたくし院長も含め、普通の人は土星の環って言っても、写真でみたことあるだけですが、未来の教科書には土星の環がないかもしれないんですね。
ま、あんまり関係ないけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院