2023年05月11日 [からだのこと]
嘘発見法
お疲れ様です。院長です。
5月11日の木曜日でございます。
さぁボチボチ連休ボケも解消されてきたでしょうか。
休んだ分は頑張らないといけませんもんね。
てことで、今日も頑張ります。
ではネタですが、昨日はAIによる音声合成技術を悪用した誘拐未遂事件のお話しを書きましたが、今日はそんな「嘘」を見抜く方法についてのお話しです。
なんでも、最大約80%の確率で嘘を見抜く方法があるんだとか…。
その手がかりは「話のくわしさ」なんだそうです。
目の前の人間が真実を語っているのか、嘘をついているのかを見分けるのは難しいもんです。
脳波をスキャンするという方法もありますが、そんな装置を使わずとも、会話だけで嘘を見抜く方法があるそうなんです。
あなたに語りかけてくる相手が、「誰が、何を、いつ、どのように、なぜ」といった具合に、細かく説明しないのであれば、嘘をついている可能性があるそうです。
少なくともオランダ、アムステルダム大学の研究チームは、このシンプルな方法で、最高で約79%もの確率で、嘘を見破ることに成功したそうです。
相手が嘘をついているのではないか?
もしそんな疑念に駆られたら、あなたはどうするでしょう?
相手の目を見ればわかるといわれていたこともありました。
瞬きの回数が増えたり、瞳孔に変化があれば嘘をついている可能性があるといわれていましたが、実際には目では判断はできないそうなんです。
あるいは不安な表情を浮かべていたり、落ち着きがなかったりと態度に現れる場合もあるでしょうけど、これも正確ではありませんし個体差がありますよね。
目や表情、態度など、余計な情報に気を取られてしまうと、きっとあなたは騙されてしまうかもしれません。
たとえば、2001年のアメリカ同時多発テロ事件後、空港は警備員に嘘発見器(ポリグラフ検査)の使い方を手ほどきし、怪しい人物を炙り出すそうと試みたことがあったそうなんです。
ところが、とある研究では、訓練された専門家であっても、嘘発見器で嘘を見破れる確率は、偶然以上のものではないことを示しているそうなんです。
嘘発見器で嘘を見抜けない理由の1つは、ときに矛盾することがある複合的なデータを瞬時に正しく分析することが至難の業だからです。
嘘発見器は血圧、心拍数、呼吸数などのさまざまな生理データの組み合わせから、嘘を検出します。
アムステルダム大学のブルーノ・ヴェルシュエール氏は、それについて「不可能な作業」と、プレスリリースで語っています。
「人は短時間であらゆる信号を評価することはできないし、ましてや複数の信号を組み合わせて、正確に判断するなどムリなのです」
くわえて、人には思い込みや偏見といったものがあり、相手の外見などによっても惑わされます。
そこでヴェルシュエール氏らが考案したのが、たった1つの手がかりだけに集中するというやり方だそうです。
たった1つの手がかりとは「話の詳しさ」です。
それ以外のことは、たとえそれがどんなに重要そうに見えても、一切すべて無視するんだとか…。
実験では、まず学生を2グループにわけ、片方にはキャンパス内を散策してもらい、もう片方にはロッカーからテスト用紙を盗み出してもらいました。
そのうえで学生たちにインタビューし、全員にその時間はキャンパスを散策していたと語ってもらいます。(つまり半分は嘘をつくことになるわけです。)
被験者(1445人)は、そうした学生のインタビューを見て、嘘をついていないかどうか当ててみるわけです。
この実験の結果、直感やほかの手がかりから嘘を見破ろうとした被験者の正解率は、ただの偶然と変わらない程度でしかありませんでした。
ところが「人・場所・行動・物・出来事・それが起きたタイミングの描写」など、事前に証言のくわしさだけに注目するように指示された被験者は、59〜79%の解率で嘘を見抜くことができたんだとか…。
こうした実験は、嘘を見抜くには、余計な手がかりにあれこれ目移りさせず、たった1つの優れた手がかりに集中するのが得策であることを示しているそうです。
「会話の詳しさ」という最善の手がかりを用いて、残りは無視すると…。
最近はビッグデータや機械学習を使った人工知能技術の発展が目覚ましいですが、今回判明したことによるならば、大量のデータを用いたとしても必ずしも嘘を発見する精度が上がるとは限らないのだそうです。
ただし利害関係の強い状況では、信憑性を高めるために非常に詳しい嘘が語られる場合もあるので、そのときは気を付ける必要があるとのことです。
まぁ、嘘をつくことを生業?としてる詐欺師なんかの場合、最初からどこを突かれても大丈夫な様に、詳しい話を組み立ててるんじゃないでしょうかねぇ。
それと、今回のテストでも、答えは二つに一つですから、これは言うても参考にならん気がしますねぇ。
普通、嘘つく時って所どころに本当の話を混ぜるもんですから、どの部分が嘘かってことになるともうお手上げじゃないでしょうかね。
8割の嘘が見抜けるって程の大発見とは言い難いな。
もうちょっとキチンと研究して下さい(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月11日の木曜日でございます。
さぁボチボチ連休ボケも解消されてきたでしょうか。
休んだ分は頑張らないといけませんもんね。
てことで、今日も頑張ります。
ではネタですが、昨日はAIによる音声合成技術を悪用した誘拐未遂事件のお話しを書きましたが、今日はそんな「嘘」を見抜く方法についてのお話しです。
なんでも、最大約80%の確率で嘘を見抜く方法があるんだとか…。
その手がかりは「話のくわしさ」なんだそうです。
目の前の人間が真実を語っているのか、嘘をついているのかを見分けるのは難しいもんです。
脳波をスキャンするという方法もありますが、そんな装置を使わずとも、会話だけで嘘を見抜く方法があるそうなんです。
あなたに語りかけてくる相手が、「誰が、何を、いつ、どのように、なぜ」といった具合に、細かく説明しないのであれば、嘘をついている可能性があるそうです。
少なくともオランダ、アムステルダム大学の研究チームは、このシンプルな方法で、最高で約79%もの確率で、嘘を見破ることに成功したそうです。
相手が嘘をついているのではないか?
もしそんな疑念に駆られたら、あなたはどうするでしょう?
相手の目を見ればわかるといわれていたこともありました。
瞬きの回数が増えたり、瞳孔に変化があれば嘘をついている可能性があるといわれていましたが、実際には目では判断はできないそうなんです。
あるいは不安な表情を浮かべていたり、落ち着きがなかったりと態度に現れる場合もあるでしょうけど、これも正確ではありませんし個体差がありますよね。
目や表情、態度など、余計な情報に気を取られてしまうと、きっとあなたは騙されてしまうかもしれません。
たとえば、2001年のアメリカ同時多発テロ事件後、空港は警備員に嘘発見器(ポリグラフ検査)の使い方を手ほどきし、怪しい人物を炙り出すそうと試みたことがあったそうなんです。
ところが、とある研究では、訓練された専門家であっても、嘘発見器で嘘を見破れる確率は、偶然以上のものではないことを示しているそうなんです。
嘘発見器で嘘を見抜けない理由の1つは、ときに矛盾することがある複合的なデータを瞬時に正しく分析することが至難の業だからです。
嘘発見器は血圧、心拍数、呼吸数などのさまざまな生理データの組み合わせから、嘘を検出します。
アムステルダム大学のブルーノ・ヴェルシュエール氏は、それについて「不可能な作業」と、プレスリリースで語っています。
「人は短時間であらゆる信号を評価することはできないし、ましてや複数の信号を組み合わせて、正確に判断するなどムリなのです」
くわえて、人には思い込みや偏見といったものがあり、相手の外見などによっても惑わされます。
そこでヴェルシュエール氏らが考案したのが、たった1つの手がかりだけに集中するというやり方だそうです。
たった1つの手がかりとは「話の詳しさ」です。
それ以外のことは、たとえそれがどんなに重要そうに見えても、一切すべて無視するんだとか…。
実験では、まず学生を2グループにわけ、片方にはキャンパス内を散策してもらい、もう片方にはロッカーからテスト用紙を盗み出してもらいました。
そのうえで学生たちにインタビューし、全員にその時間はキャンパスを散策していたと語ってもらいます。(つまり半分は嘘をつくことになるわけです。)
被験者(1445人)は、そうした学生のインタビューを見て、嘘をついていないかどうか当ててみるわけです。
この実験の結果、直感やほかの手がかりから嘘を見破ろうとした被験者の正解率は、ただの偶然と変わらない程度でしかありませんでした。
ところが「人・場所・行動・物・出来事・それが起きたタイミングの描写」など、事前に証言のくわしさだけに注目するように指示された被験者は、59〜79%の解率で嘘を見抜くことができたんだとか…。
こうした実験は、嘘を見抜くには、余計な手がかりにあれこれ目移りさせず、たった1つの優れた手がかりに集中するのが得策であることを示しているそうです。
「会話の詳しさ」という最善の手がかりを用いて、残りは無視すると…。
最近はビッグデータや機械学習を使った人工知能技術の発展が目覚ましいですが、今回判明したことによるならば、大量のデータを用いたとしても必ずしも嘘を発見する精度が上がるとは限らないのだそうです。
ただし利害関係の強い状況では、信憑性を高めるために非常に詳しい嘘が語られる場合もあるので、そのときは気を付ける必要があるとのことです。
まぁ、嘘をつくことを生業?としてる詐欺師なんかの場合、最初からどこを突かれても大丈夫な様に、詳しい話を組み立ててるんじゃないでしょうかねぇ。
それと、今回のテストでも、答えは二つに一つですから、これは言うても参考にならん気がしますねぇ。
普通、嘘つく時って所どころに本当の話を混ぜるもんですから、どの部分が嘘かってことになるともうお手上げじゃないでしょうかね。
8割の嘘が見抜けるって程の大発見とは言い難いな。
もうちょっとキチンと研究して下さい(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院