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2023年04月25日 [動物のこと]

マンモスのミートボール

お疲れ様です。院長です。

4月25日の火曜日でございます。

4月も残り5日となりました。

ゴールデンウイークが明けると、次は梅雨が来るねぇ…。

そしてボチボチ暑くなりだします。

今年は暖かくなるのも早かったですし、きっと暑くなるのも早いでしょう。

そして、早く夏が来たからと言って、短くなるって事もないでしょうし、暑く長い夏がくるんですわ。

と、少し先走りましたが、まだ4月の終わりです。

春を楽しみましょう。

てことで、今日もネタにいきますが、昨日は培養肉の将来性なんかについて書きましたが、今日は少し角度を変えた培養肉のお話しです。

なんでも絶滅したマンモスの肉の味を再現したミートボールが登場したんだとか…

DNAを使用した培養肉ということらしいんですが、どんな味なんでしょう。

今世界では、現在の食肉にとってかわる環境と動物に優しい、人工肉の開発が進められていると言う事は昨日も紹介しましたが、こういうのもアリなんですねぇ。

オランダの首都アムステルダムにあるNEMO科学博物館で、「絶滅したマンモスのミートボール」が公開されました。

オーストラリアの培養肉企業「Vow」によって作られたこの古代のジビエは、ケナガマンモスのタンパク質のDNAを実験室で培養したマンモスのお肉なんだそうです。

今のところ試作段階だそうですが、焼いた香りはワニ肉のようだったとか…。

いつか一般家庭の食卓にも上るかもしれない、過去からやってきた未来の食材なんですね。

とりあえず、紹介動画でもご覧ください。

釣鐘のようなガラスケースの下からお披露目されたのは、こんがりと焼かれたマンモスのミートボール。

この肉は、マンモスの「ミオグロビン(筋肉に含まれるタンパク質)」のDNA配列を解析した結果に基づいて、数週間かけて培養されたものだそうです。

永久凍土で発見されるマンモスの遺体は、数千年が経過してもかなり保存状態がいいことがあるそうなんです。

とは言っても、そうした遺体のDNAはやはり完全ではなく、ダメになっている部分もあります。

そこでそうした欠けた部分は、マンモスと共通の祖先をもつ「アフリカゾウ」の遺伝子で補われます。

これを電流を利用して羊の細胞に挿入すると…。

今回のマンモスのミートボールは、この細胞を培養して大きく育て上げたものだそうです。

で、気になるお味ですが、安全の検査がまだなので、今のところ食べることはできないんだとか…。

「この4000年間お目にかかることのなかったタンパク質なので、今のところは食べません。

ですが、安全性が確認されれば、どんな味がするのか興味津々ですね」と、クイーンズ・ランドン大学アーネスト・ウォルベタン氏は語っています。

ただし、お披露目されたお肉は、オーブンでじっくりと火を通した後、バーナーで焼き目がつけられています。

なんでも、そのときの匂いは焼き上げたワニ肉に似ていたそうです。

てか、ワニ肉って…。

日本人には馴染みがなさ過ぎますな(笑)

培養肉ということもあって、気になる安全性ですが、きちんと管理された施設内で培養されるので、普通の家畜よりもむしろ安全であるそうです。

「汚くて予測がつかない動物のお肉と違って、培養肉は衛生的な食品製造施設で生産されます。

ですので、培養肉は食中毒菌や抗生物質といった汚染物質から予防されています」と、代替タンパク質の専門家クリストファー・ブライアント氏は語っています。

ちなみに培養肉自体がそれほど一般的ではないのに、あえてマンモスという変わり種のお肉を選んだのは、「マンモスが温暖化のシンボル」であるからだそうです。

マンモスが絶滅したのは、人間による乱獲と氷河期が終わり温暖化を迎えたことだと考えられています。

そして今、私たち人類は同じような温暖化の脅威に直面しています。

これを避けるために、私たちは食生活を変える必要があると、Vowの共同設立社ティム・ノークスミス氏は訴えています。

国連食糧農業機関FAOによると、世界の肉消費量は1960年代初頭からほぼ倍増しています。

そうしたお肉を供給する畜産業から排出される温室効果ガスは、世界全体の14.5%を占めています。

持続可能な食の未来を見つめるVow社は、その第一弾として年内にもウズラの培養肉をシンガポールで発売する予定であるとのことです。

培養肉…。

未来へのキーワードですな。

てことで、昨日、今日と培養肉ネタいきましたが、明日もあるよ。

ではまた〜。







京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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