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2022年11月14日 [からだのこと]

悪夢と認知症

お疲れ様です。院長です。

11月14日の月曜日でございます。

11月も後半戦に入りますねぇ〜。

かなり冬感は出てきてますし、これから厳しい冬が来ますな。

毎年言ってますが、冬は前半と後半に分かれてて、これからの前半の冬は結構、イベントも多く楽しい冬なんですよね。

クリスマスに年末年始と楽し気な感じですけど、後半は地獄だな(笑)

年始、つまりお正月休みがあけ、新年を迎えてからは、ただただ寒いだけの冬ですもんね。

2月なんて節分位しかイベントもないですし、ジッと春を待つってイメージの季節です。

その前半の冬が始まったわけで、忙しい中にも色々楽しみがありますし、そこは楽しみながら頑張りましょう。

ってことで、きょうもネタにいきましょう。

今日はまだまだ解明されてない部分が多い、「眠り」についてのお話しを中心にお送りいたします。

私たちは人生の3分の1を眠って過ごすと言われています。

そして眠っている時間の4分の1は夢を見ているそうなんです。

つまり、80歳まで生きたとしたら、6年半は夢の中で過ごしていることになるんだとか…。

もしその大半が悪夢だったとしたら気をつけるべきなんだそうですよ。

悪夢をよく見る中高年は、将来的に認知症になる可能性が高いことが明らかになったそうなんです。

認知症のせいで悪夢を見るのか、悪夢のせいで認知症になるのか、今のところ定かではありません。

ですが、悪夢と脳の不思議な関係が解明されれば、新しい認知症予防にもつながるかもしれないと専門家は話しています。

英バーミンガム大学のアビデミ・オオタク(Abidemi Otaiku)氏による今回の研究では、アメリカで実施された3つの大規模な調査のデータが分析されました。

調査は健康と加齢についてのもので、悪夢を見る頻度についても質問されていました。

参加者は35〜64歳の約600人と79歳以上の約2600人で、調査開始の時点で認知症と診断された人はいませんでした。

その分析の結果、「毎週悪夢を見る」と答えた中高年は、その後10年間で認知機能が低下(認知症の前兆)する可能性が4倍高いことがわかったそうなんです。

高齢者であれば、認知症と診断される可能性が2倍高かったそうなんです。

興味深いことに、こうした悪夢と認知症との関連は、女性よりも男性の方がはるかに強かったそうなんです。

たとえば、毎週悪夢を見る高齢男性は、そうではない高齢男性に比べて、認知症になるリスクが5倍高かったそうです。

一方、女性の場合、そのリスクは1.4倍程度でしかないそうです。

こうした結果から、繰り返す悪夢が、認知症の前兆である可能性がうかがえるそうですが、あるいはその反対に、悪夢のせいで認知症が引き起こされている可能性もあるんだとか…。

今のところ、どちらが正しいかははっきりしていないそうです。

それでも、中高年になって繰り返される悪夢が、将来的に認知症を発症する危険性を告げていることは確かであるようなんですね。

ですが希望もあります。

悪夢は治療できるんだそうですよ。

そして悪夢に効く薬は、アルツハイマー病に関係する異常なタンパク質を減らすことがわかっているそうです。

さらに悪夢を治療すると、記憶力や思考力が改善するという報告もあるそうです。

オオタク氏によると、こうした研究は、認知症予防としての悪夢治療の可能性を示しており、今後重要な研究テーマになる可能性があるとのことです。

なお同氏の次の研究テーマは、若い人でも同じように悪夢が認知症リスクと関係しているのか調べることであるそうです。

この結果から、悪夢が認知症の原因そのものなのか、それともただの初期症状なのか判断できるようになると考えてるそうです。

また、夢を覚えている頻度や夢の鮮烈さといったものも、認知症と関連するのかどうか調べる予定であるとのことです。

こうした研究は、夢そのものの不思議な性質や機能を理解するヒントにもなることでしょう。

てな話ですが、ここに出てくる「悪夢」ってどこまでをさすんでしょうかね?

嫌な夢=悪夢ってんなら、わたくし院長、結構みますけど…。

認知症…

気を付けよ。

ではまた〜。







京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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