2022年05月17日 [からだのこと]
磁気スライム
お疲れ様です。院長です。
5月17日の火曜日でございます。
だんだん暑くなってきましたねぇ。
やっぱり春は短いです。
もうすぐ梅雨ですし、しばらく我慢の季節ですな。
では今日のネタですが、今日のはなかなかなハイテク技術をご紹介したいと思っております。
なんと、人間の体内に入り、自由自在に動くことができるスライムみたいな磁気ロボットが開発されたんだとか…。
小さな物体を包み込んだり、切られても自己修復し、どんな狭い場所でも通り抜ける、変幻自在なスライムのような磁性ロボットなんだそうですよ。
スライムは磁場で制御できるだけでなく、導電体として優れており、電極の接続にも応用できるそうなんです。
スライムと言うと、ドラゴンクエストに登場するモンスター、スライムを思いだしますが、あのスライムのように可愛らしくはありません。
薄汚れた茶色をしており、視覚的には汚物とかヘドロ的クリーチャー感満載なんですよ。
ですがしかし、ふざけて作ったわけではもちろんありません。
これはれっきとした科学研究であり、人間の体内に入り、様々な治療を行うことが期待されているんですな。
その動きはまるで生命体のようで、とにかく色さえ変えてもらえば少しは嫌悪感も払しょくされると思うんですが、なんでこんな色に作ったんでしょうか(笑)
とりあえず覚悟して見て見て下さい。
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なんでも、スライムは磁性粒子を含んでいるので、磁力を照射すれば、移動や回転させたり、O型からC型に変形させたりと、さまざまな操作ができるそうなんです。
開発を行った香港中文大学のジャン・リ教授は、「最終的な目標は、ロボットのように普及させることです」と語っています。
ロボットと言っても、現時点では自律的に行動することはできないそうなんです。
まだ基礎研究の段階で、その特性の理解に努めている最中であるそうです。
磁気スライム・ロボットの大きな特徴の1つは、「粘弾性」があることです。
つまり、あるときは固体に、またあるときは液体になれるわけですね。
その原料は、「ポリビニルアルコール」、洗剤によく使われる「ホウ砂」、「ネオジム磁石」を混ぜたものなんだそうです。
固体にも液体にもなる奇妙な性質は、「水」と「コーンスターチ(トウモロコシの澱粉)」を混ぜたものに似ているそうですわ。
この2つを混ぜると、「ウーブレック」という非ニュートン流体が出来上がるんだとか…。
力を加えると粘度が変化するという不思議な特性があり、ぎゅっと握れば固体、ゆっくり優しく扱えば液体になるそうで、スライムの粘弾性もこれと同じです。
更に自己修復も可能で、この丈夫なスライムは、わずか数ミリ幅の複雑で狭い通路を移動することができ、その速度は1秒間に30ミリにも達するそうです。
このスライムは、人体に入れることを前提に開発されており、治療に役立つ可能性があるといいます。
たとえば、子供が誤って電池を飲み込んでしまったら、スライムで電池を包み、消化器を守る役割をするんだそうです。
これを子供が飲めるかどうかは別として、「有害な電解質が漏れるのを防ぐために、スライムで電池を包んで、いわば不活性コーティングとして使えるかもしれません」との事です。
ただし、スライムに含まれる磁性粒子は毒性があるため、砂の主成分であるシリカでコーティングし保護膜が作られました。
その安全性は、体内に入っている時間に大きく依存されるため、今後の研究課題となるそうです。
そこに毒性があってはあきませんやん(笑)
他にも、より低侵襲な手術や、体内の適切な場所に薬物を届ける為に役に立つと期待されてるようです。
ちなみに今はヘドロを思わせるスライムですが、顔料や染料を使えばもっとカラフルな装いにチェンジすることもできるそうですから、いざと言う時でも飲みこみやすくはなるかもしれませんね。
まぁ、このスライムが実際に人体に入り、何らかの治療をするという所までは、まだまだ時間がかかるでしょうけど、医学の進歩もとどまる事をしりませんな。
どこまで寿命を伸ばすねんって気もしますが、ホントこれからは病気を治すって事より、いかに健康的に生活できるかって研究に力を入れないとイカンと思いますよ。
これさえ飲みこんでおけば、身体の悪いところを自然と治してくれる的なスライムが、将来的には完成してるかもしれません。
が、寝たきりになったんでは意味がないので、そこらへんも考えていただきたいですな。
まぁ、あのスライムが身体の中を蠢いてるかと思うと、ちょっとゾッとしますが、まぁ、わたくし院長の生きてるうちに完成はしないでしょう(笑)
ああいうものも、もとからあるよってなれば、意外と抵抗なく飲みこんだり出来るもんですからね。
知らんけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月17日の火曜日でございます。
だんだん暑くなってきましたねぇ。
やっぱり春は短いです。
もうすぐ梅雨ですし、しばらく我慢の季節ですな。
では今日のネタですが、今日のはなかなかなハイテク技術をご紹介したいと思っております。
なんと、人間の体内に入り、自由自在に動くことができるスライムみたいな磁気ロボットが開発されたんだとか…。
小さな物体を包み込んだり、切られても自己修復し、どんな狭い場所でも通り抜ける、変幻自在なスライムのような磁性ロボットなんだそうですよ。
スライムは磁場で制御できるだけでなく、導電体として優れており、電極の接続にも応用できるそうなんです。
スライムと言うと、ドラゴンクエストに登場するモンスター、スライムを思いだしますが、あのスライムのように可愛らしくはありません。
薄汚れた茶色をしており、視覚的には汚物とかヘドロ的クリーチャー感満載なんですよ。
ですがしかし、ふざけて作ったわけではもちろんありません。
これはれっきとした科学研究であり、人間の体内に入り、様々な治療を行うことが期待されているんですな。
その動きはまるで生命体のようで、とにかく色さえ変えてもらえば少しは嫌悪感も払しょくされると思うんですが、なんでこんな色に作ったんでしょうか(笑)
とりあえず覚悟して見て見て下さい。
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なんでも、スライムは磁性粒子を含んでいるので、磁力を照射すれば、移動や回転させたり、O型からC型に変形させたりと、さまざまな操作ができるそうなんです。
開発を行った香港中文大学のジャン・リ教授は、「最終的な目標は、ロボットのように普及させることです」と語っています。
ロボットと言っても、現時点では自律的に行動することはできないそうなんです。
まだ基礎研究の段階で、その特性の理解に努めている最中であるそうです。
磁気スライム・ロボットの大きな特徴の1つは、「粘弾性」があることです。
つまり、あるときは固体に、またあるときは液体になれるわけですね。
その原料は、「ポリビニルアルコール」、洗剤によく使われる「ホウ砂」、「ネオジム磁石」を混ぜたものなんだそうです。
固体にも液体にもなる奇妙な性質は、「水」と「コーンスターチ(トウモロコシの澱粉)」を混ぜたものに似ているそうですわ。
この2つを混ぜると、「ウーブレック」という非ニュートン流体が出来上がるんだとか…。
力を加えると粘度が変化するという不思議な特性があり、ぎゅっと握れば固体、ゆっくり優しく扱えば液体になるそうで、スライムの粘弾性もこれと同じです。
更に自己修復も可能で、この丈夫なスライムは、わずか数ミリ幅の複雑で狭い通路を移動することができ、その速度は1秒間に30ミリにも達するそうです。
このスライムは、人体に入れることを前提に開発されており、治療に役立つ可能性があるといいます。
たとえば、子供が誤って電池を飲み込んでしまったら、スライムで電池を包み、消化器を守る役割をするんだそうです。
これを子供が飲めるかどうかは別として、「有害な電解質が漏れるのを防ぐために、スライムで電池を包んで、いわば不活性コーティングとして使えるかもしれません」との事です。
ただし、スライムに含まれる磁性粒子は毒性があるため、砂の主成分であるシリカでコーティングし保護膜が作られました。
その安全性は、体内に入っている時間に大きく依存されるため、今後の研究課題となるそうです。
そこに毒性があってはあきませんやん(笑)
他にも、より低侵襲な手術や、体内の適切な場所に薬物を届ける為に役に立つと期待されてるようです。
ちなみに今はヘドロを思わせるスライムですが、顔料や染料を使えばもっとカラフルな装いにチェンジすることもできるそうですから、いざと言う時でも飲みこみやすくはなるかもしれませんね。
まぁ、このスライムが実際に人体に入り、何らかの治療をするという所までは、まだまだ時間がかかるでしょうけど、医学の進歩もとどまる事をしりませんな。
どこまで寿命を伸ばすねんって気もしますが、ホントこれからは病気を治すって事より、いかに健康的に生活できるかって研究に力を入れないとイカンと思いますよ。
これさえ飲みこんでおけば、身体の悪いところを自然と治してくれる的なスライムが、将来的には完成してるかもしれません。
が、寝たきりになったんでは意味がないので、そこらへんも考えていただきたいですな。
まぁ、あのスライムが身体の中を蠢いてるかと思うと、ちょっとゾッとしますが、まぁ、わたくし院長の生きてるうちに完成はしないでしょう(笑)
ああいうものも、もとからあるよってなれば、意外と抵抗なく飲みこんだり出来るもんですからね。
知らんけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院