2022年02月28日 [色々なこと]
AIオペ
お疲れ様です。院長です。
2月28日の月曜日でございます。
あっという間に2月も終りですねぇ。
まぁ、物理的に2月は日数が少ないってのもあるんですが、その少ない中に祝日が2日もありましたし、なんか2月ってって感じですです(笑)
明日から3月、少々春感出てきますね。
まだまだ寒いですけど、これからは少しずつ春が近付いてきますよね。
てことで今日もネタにいきますが、このブログでも登場頻度が右肩上がりのAIネタですが、これからの未来、あらゆるものがAI化されていくことでしょう。
自動車なんかは、もうすぐ自動運転が当たり前になるでしょうし、運転って括りで言えば、列車や飛行機なんかも自動化される可能性もありますよね。
この波が、一部では人間の職業を奪うってな意見もあるんですが、それでも人間は便利なものを追求していくことでしょう。
で、今日のネタですが、AIに職業を奪われるとは言え、絶対人間の手でないとダメなものも当然ありますし、この分野もある意味、AI化されることはないと思っていたんですが…。
なんと、AIロボットが人間の助けなしに複雑な外科手術に成功したんだそうです。
さらに驚くことに、その精度は人間を大幅に上回っていたんだとか…。
この手術は、体表皮膚より腹腔(ふくくう)内に内視鏡器具を挿入して行う複雑で繊細な作業を要するもので、ロボットは4頭のブタの腸を縫合したそうなんですが、その結果は人間の外科医よりもずっと優れていたとのことです。
人間の手術の完全自動化へ向けた大きな一歩であると、ジョンズホプキンス大学(米)などの研究グループは、『Science Robotics』で報告しています。
このブタの手術に成功したロボットは「STAR(Smart Tissue Autonomous Robot)」といい、正確な動作と反復作業が必要とされる「腸の手術」を得意としているそうなんです。
今回行った術式は腹腔鏡(内視鏡)手術というもので、腹部に数か所の穴を開け、内視鏡を腹腔内に挿入。
手術を行う空間を作るためお腹の中に炭酸ガスを注入し、そこからスコープや器具を入れて手術を行う術式です。
腸と腸をつなぎ合わせる作業は、手術でも特に難しいものとされています。
それはまったく同じように正確に繰り返し縫わねばならないからで、人間でも結構難しい手術なんだとか…。
手の震えなどで縫い間違えて中身が漏れるようなことがあれば、合併症が起きて命取りになる危険すらあるということです。
しかし今回のブタを対象とした実験で、STARはその難しい手術を人間の外科医よりはるかに上手にやってのけたんだとさ。
まぁ、機械ですし、震えることはないでしょうね。
そして同じ事を繰り返すとか、まさにAI向きの作業です。
この件を、ジョンズホプキンス大学のアクセル・クリーガー助教(機械工学)は声明で次のように話しています。
【腸の両端をつなぐ手術は外科手術でもっとも複雑かつ繊細な作業ですが、今回の成果はそれを自動化できることを実証しています。
STARはブタ4頭に手術を行い、人間よりもずっと良い結果を残しました】と…。
今回のSTARは、2016年に開発されたモデルを改良したものだそうで、2016年モデルもまたブタの腸を手術できたそうなんですが、そのためにはお腹を大きく切開せねばならず、手術部位まで人間が導いてやる必要もありました。
そして最新モデルでは、構造光ベースの「三次元内視鏡」と機械学習による「追跡アルゴリズム」を搭載しており、体に小さな穴を開けるだけで、腹腔鏡による手術を行えるとこまでレベルアップしたわけなんですね。
そして人間による操作も最小限で済むそうです。
腸のような軟組織の手術は、ロボットにとって特にハードルが高いと言われるのは、どのような状態であるか予測することが難しく、予期せぬ障害に素早く対応せねばならないからです。
ですがSTARは、まさに人間の外科医が行っているように、リアルタイムで臨機応変に手術を進めることができるようです。
最小限の人間の操作で、軟組織手術を計画・適応・実行できる初のロボットシステムの誕生と言う事で、これはかなりの前進でしょうね。
腹腔鏡手術は、皮膚切開創が開腹手術よりも少なく術後の痛みも少ないことから、ますます増えていくこととなるでしょう。
そうした手術のために、それ専用の手術ロボットが重要になるとクリーガー助教は説明しています。
【手術ロボットは、精密さと反復作業が必要な手術を確実に行うための1つの方法です。
これによって外科医の技術に左右されることなく、どの患者も正確で緻密な手術を受けられるようになるでしょう。】
つまりどの病院でも、毎回最高の手術を期待できるようになるということで、それはいずれ「手術の民主化」につながるだろうとクリーガー助教は話しています。
手術の民主化…。
なかなか面白い表現ですが、医療の分野でもこれからはAIが導入されていくんでしょうね
まぁ、自分が患者だった場合、AIに手術されることに抵抗がないわけではないですが、機械なだけにより確実という気もしますよね。
近い将来、手術ロボットが当たり前のように病院にいるかもねぇ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月28日の月曜日でございます。
あっという間に2月も終りですねぇ。
まぁ、物理的に2月は日数が少ないってのもあるんですが、その少ない中に祝日が2日もありましたし、なんか2月ってって感じですです(笑)
明日から3月、少々春感出てきますね。
まだまだ寒いですけど、これからは少しずつ春が近付いてきますよね。
てことで今日もネタにいきますが、このブログでも登場頻度が右肩上がりのAIネタですが、これからの未来、あらゆるものがAI化されていくことでしょう。
自動車なんかは、もうすぐ自動運転が当たり前になるでしょうし、運転って括りで言えば、列車や飛行機なんかも自動化される可能性もありますよね。
この波が、一部では人間の職業を奪うってな意見もあるんですが、それでも人間は便利なものを追求していくことでしょう。
で、今日のネタですが、AIに職業を奪われるとは言え、絶対人間の手でないとダメなものも当然ありますし、この分野もある意味、AI化されることはないと思っていたんですが…。
なんと、AIロボットが人間の助けなしに複雑な外科手術に成功したんだそうです。
さらに驚くことに、その精度は人間を大幅に上回っていたんだとか…。
この手術は、体表皮膚より腹腔(ふくくう)内に内視鏡器具を挿入して行う複雑で繊細な作業を要するもので、ロボットは4頭のブタの腸を縫合したそうなんですが、その結果は人間の外科医よりもずっと優れていたとのことです。
人間の手術の完全自動化へ向けた大きな一歩であると、ジョンズホプキンス大学(米)などの研究グループは、『Science Robotics』で報告しています。
このブタの手術に成功したロボットは「STAR(Smart Tissue Autonomous Robot)」といい、正確な動作と反復作業が必要とされる「腸の手術」を得意としているそうなんです。
今回行った術式は腹腔鏡(内視鏡)手術というもので、腹部に数か所の穴を開け、内視鏡を腹腔内に挿入。
手術を行う空間を作るためお腹の中に炭酸ガスを注入し、そこからスコープや器具を入れて手術を行う術式です。
腸と腸をつなぎ合わせる作業は、手術でも特に難しいものとされています。
それはまったく同じように正確に繰り返し縫わねばならないからで、人間でも結構難しい手術なんだとか…。
手の震えなどで縫い間違えて中身が漏れるようなことがあれば、合併症が起きて命取りになる危険すらあるということです。
しかし今回のブタを対象とした実験で、STARはその難しい手術を人間の外科医よりはるかに上手にやってのけたんだとさ。
まぁ、機械ですし、震えることはないでしょうね。
そして同じ事を繰り返すとか、まさにAI向きの作業です。
この件を、ジョンズホプキンス大学のアクセル・クリーガー助教(機械工学)は声明で次のように話しています。
【腸の両端をつなぐ手術は外科手術でもっとも複雑かつ繊細な作業ですが、今回の成果はそれを自動化できることを実証しています。
STARはブタ4頭に手術を行い、人間よりもずっと良い結果を残しました】と…。
今回のSTARは、2016年に開発されたモデルを改良したものだそうで、2016年モデルもまたブタの腸を手術できたそうなんですが、そのためにはお腹を大きく切開せねばならず、手術部位まで人間が導いてやる必要もありました。
そして最新モデルでは、構造光ベースの「三次元内視鏡」と機械学習による「追跡アルゴリズム」を搭載しており、体に小さな穴を開けるだけで、腹腔鏡による手術を行えるとこまでレベルアップしたわけなんですね。
そして人間による操作も最小限で済むそうです。
腸のような軟組織の手術は、ロボットにとって特にハードルが高いと言われるのは、どのような状態であるか予測することが難しく、予期せぬ障害に素早く対応せねばならないからです。
ですがSTARは、まさに人間の外科医が行っているように、リアルタイムで臨機応変に手術を進めることができるようです。
最小限の人間の操作で、軟組織手術を計画・適応・実行できる初のロボットシステムの誕生と言う事で、これはかなりの前進でしょうね。
腹腔鏡手術は、皮膚切開創が開腹手術よりも少なく術後の痛みも少ないことから、ますます増えていくこととなるでしょう。
そうした手術のために、それ専用の手術ロボットが重要になるとクリーガー助教は説明しています。
【手術ロボットは、精密さと反復作業が必要な手術を確実に行うための1つの方法です。
これによって外科医の技術に左右されることなく、どの患者も正確で緻密な手術を受けられるようになるでしょう。】
つまりどの病院でも、毎回最高の手術を期待できるようになるということで、それはいずれ「手術の民主化」につながるだろうとクリーガー助教は話しています。
手術の民主化…。
なかなか面白い表現ですが、医療の分野でもこれからはAIが導入されていくんでしょうね
まぁ、自分が患者だった場合、AIに手術されることに抵抗がないわけではないですが、機械なだけにより確実という気もしますよね。
近い将来、手術ロボットが当たり前のように病院にいるかもねぇ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院