2021年10月18日 [からだのこと]
決断疲れ
お疲れ様です。院長です。
10月18日の月曜日でございます。
昨日あたりから急に寒くなりだしましたよね。
季節の変わり目ですから、体長も崩しやすいです。
朝は涼しく昼は暑くて、夜は肌寒いなんて、寒暖差も激しいですもんねぇ。
そんな秋の夜長、物思いにふけることも多いでしょう。
何となく、色々考えちゃうってことは、誰にでもあると思うんですが、考えるという事は決断するってことなんですよね。
「決断」というとなにか凄い事のように聞こえますけど、朝起きてから、人は毎日3万5000回、何かを決断しているそうなんです。
例えば、今日は何を着るか?
昼ごはんは何を食べるか?
まず何から片づけるか?
と細かいながら、ヒトの一日は決断の連続なんです。
ケンブリッジ大学の研究によると、生活レベルの細々としたものを含め、一般的な成人は、1日のうちに3万5000回も、何かを選択し決断しているのだとか…。
ですが困ったことに、コロナ禍で生活の変化が起きたことで、短時間のうちにたくさんの決断を余儀なくされている人が急増しているそうなんです。
一度に大量の決断を続けているとどうなるでしょう?
脳のリソースが不足し、消耗してまともな判断ができなくなってしまいます。
これは「決断疲れ」と呼びます。
ですが、それを防ぐ為の対処法がいくつかあるそうなんです。
基本的に、ヒトは決断を繰り返す事が当たり前になっていますから、普通はそれだけで疲れてしまうとくことはありません。
まぁ、なんの服を着て、何を食べてって考えるだけで疲れはしませんよね。
ですが、短時間に大量の決断を繰り返すような事態になると、頭が休まらず疲れてしまいます。
そしてまともな判断ができなくなり、仕事や生活のパフォーマンスがガクッと下がるわけです。
スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、リチャード・ブランソンなど、有名な経営者にはいつも同じ服を着ている人がいるという話は有名ですよね。
いわば「私服の制服化」で、決断疲れを避けるための対策なんですよ。
新型コロナによって、社会のあり方は大きく変わりました。
特に大きな変化は、リモートによる在宅での仕事や学校の授業なんかでしょう。
そうした人達は、新しいライフスタイルを模索しなければならなくなったわけですよね。
心理学者リー・チェンバーズ氏によると、それによって普通と制約の境界が曖昧になってしまい、知らず知らずのうちにストレスになっているのだとか…。
テレワークが当たり前になったことで、これまで何も考えずに行っていたルーチンが崩れてしまい、新たに決断しなければならないことが増えるわけです。
誰もが新しい生活パターンを作り出すために決断を迫られ、中には社会的な燃え尽き症候群に陥る人もいるのだそうです。
こういった「決断疲れ」は目に見えにくく、判断しにくいものです。
ですが典型的な指標としては、「ちょっとした選択でも思考停止してしまう」「選択に圧倒される」「感情のバランスが取れていない」「後手後手に回る」といったものがあります。
「衝動的な買い物」なんかもそうらしく、もし夜中にネットで衝動買いをすることが増えたのならば、あなたは決断疲れなのかもしれません。
プラス、元々なかなか決められないタイプの人もいます。
ですがライフスタイルや考え方を少し見つめ直すだけで、慌てず余裕をもって決断できるようになるそうなんです。
そのためのヒントをちょこっとご紹介しましょう。
1. 前もって計画する
明日の予定は今日中に決めること。
当日になって決断を迫られないようにすると、決断疲れによる認知能力への影響を緩和できます。
2. お腹が空いているときは決断しない
お腹が空いているときに決断はNGです。
血糖値が下がっていると、衝動的な決断をしがちだからです。
3. 優先順位を決める
生活の中で優先順位の高い物事を5つリストアップしておくといいでしょう。
時折、きちんとそれに従っているかチェックして、できていないようなら変える努力をしてみましょう。
4. ルーチンを作る
自分がやりやすいシンプルなルーチンを作りましょう。
多すぎる選択肢を絞って、圧倒されないようにしましょう。
5. セルフケアを優先する
たまには仕事を減らすのも大切なことです。
そのためには、断る勇気と物事の線引きが必要になります。
6. 気が散るものを片付ける
あれやこれやと手を出すと、脳の意思決定領域を使ってしまいます。
気を散らせるものを片付けて、目の前のことに集中しましょう。
こうすることで、より生産的な決断ができるようになります。
7. 大切なことは朝決定する
一番大切で重要な決断は、朝に行うといいそうです。
夜型の人なら昼頃がいいですよ。
まぁ、簡単なようで出来てない事もありますねぇ。
仕事や学業、生活における自分の生産効率が下がっているな、と感じているなら、もしかしてそれは「決断疲れ」によるものかもしれません。
上記にあげられたリストを参考に、改善できる部分は改善してみましょう。
新型コロナの影響で、ライフスタイルや働き方、学び方にも急激な変化が起きました。
そして変化に対応するには、今まで以上の多くの決断を余儀なくされます。
そこで無理に頑張りすぎると、脳が疲れてしまい、結果的に何も決められなくなってしまったり、間違った判断を招いてしまいます。
その状態が続くと、まったくやる気がでなくなったり、朝起きられなくなったり、人との関わりを避けたくなるうつ状態へと突入する場合もありますからね。
そんなに大事でない事は、後回しにしましょう。
そして、今考えなくていい悩み事も後回しにしちゃいましょう。
言うても、どうせその場が来たら、決断しなくちゃいけないんですから…。
のんびりいきましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月18日の月曜日でございます。
昨日あたりから急に寒くなりだしましたよね。
季節の変わり目ですから、体長も崩しやすいです。
朝は涼しく昼は暑くて、夜は肌寒いなんて、寒暖差も激しいですもんねぇ。
そんな秋の夜長、物思いにふけることも多いでしょう。
何となく、色々考えちゃうってことは、誰にでもあると思うんですが、考えるという事は決断するってことなんですよね。
「決断」というとなにか凄い事のように聞こえますけど、朝起きてから、人は毎日3万5000回、何かを決断しているそうなんです。
例えば、今日は何を着るか?
昼ごはんは何を食べるか?
まず何から片づけるか?
と細かいながら、ヒトの一日は決断の連続なんです。
ケンブリッジ大学の研究によると、生活レベルの細々としたものを含め、一般的な成人は、1日のうちに3万5000回も、何かを選択し決断しているのだとか…。
ですが困ったことに、コロナ禍で生活の変化が起きたことで、短時間のうちにたくさんの決断を余儀なくされている人が急増しているそうなんです。
一度に大量の決断を続けているとどうなるでしょう?
脳のリソースが不足し、消耗してまともな判断ができなくなってしまいます。
これは「決断疲れ」と呼びます。
ですが、それを防ぐ為の対処法がいくつかあるそうなんです。
基本的に、ヒトは決断を繰り返す事が当たり前になっていますから、普通はそれだけで疲れてしまうとくことはありません。
まぁ、なんの服を着て、何を食べてって考えるだけで疲れはしませんよね。
ですが、短時間に大量の決断を繰り返すような事態になると、頭が休まらず疲れてしまいます。
そしてまともな判断ができなくなり、仕事や生活のパフォーマンスがガクッと下がるわけです。
スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、リチャード・ブランソンなど、有名な経営者にはいつも同じ服を着ている人がいるという話は有名ですよね。
いわば「私服の制服化」で、決断疲れを避けるための対策なんですよ。
新型コロナによって、社会のあり方は大きく変わりました。
特に大きな変化は、リモートによる在宅での仕事や学校の授業なんかでしょう。
そうした人達は、新しいライフスタイルを模索しなければならなくなったわけですよね。
心理学者リー・チェンバーズ氏によると、それによって普通と制約の境界が曖昧になってしまい、知らず知らずのうちにストレスになっているのだとか…。
テレワークが当たり前になったことで、これまで何も考えずに行っていたルーチンが崩れてしまい、新たに決断しなければならないことが増えるわけです。
誰もが新しい生活パターンを作り出すために決断を迫られ、中には社会的な燃え尽き症候群に陥る人もいるのだそうです。
こういった「決断疲れ」は目に見えにくく、判断しにくいものです。
ですが典型的な指標としては、「ちょっとした選択でも思考停止してしまう」「選択に圧倒される」「感情のバランスが取れていない」「後手後手に回る」といったものがあります。
「衝動的な買い物」なんかもそうらしく、もし夜中にネットで衝動買いをすることが増えたのならば、あなたは決断疲れなのかもしれません。
プラス、元々なかなか決められないタイプの人もいます。
ですがライフスタイルや考え方を少し見つめ直すだけで、慌てず余裕をもって決断できるようになるそうなんです。
そのためのヒントをちょこっとご紹介しましょう。
1. 前もって計画する
明日の予定は今日中に決めること。
当日になって決断を迫られないようにすると、決断疲れによる認知能力への影響を緩和できます。
2. お腹が空いているときは決断しない
お腹が空いているときに決断はNGです。
血糖値が下がっていると、衝動的な決断をしがちだからです。
3. 優先順位を決める
生活の中で優先順位の高い物事を5つリストアップしておくといいでしょう。
時折、きちんとそれに従っているかチェックして、できていないようなら変える努力をしてみましょう。
4. ルーチンを作る
自分がやりやすいシンプルなルーチンを作りましょう。
多すぎる選択肢を絞って、圧倒されないようにしましょう。
5. セルフケアを優先する
たまには仕事を減らすのも大切なことです。
そのためには、断る勇気と物事の線引きが必要になります。
6. 気が散るものを片付ける
あれやこれやと手を出すと、脳の意思決定領域を使ってしまいます。
気を散らせるものを片付けて、目の前のことに集中しましょう。
こうすることで、より生産的な決断ができるようになります。
7. 大切なことは朝決定する
一番大切で重要な決断は、朝に行うといいそうです。
夜型の人なら昼頃がいいですよ。
まぁ、簡単なようで出来てない事もありますねぇ。
仕事や学業、生活における自分の生産効率が下がっているな、と感じているなら、もしかしてそれは「決断疲れ」によるものかもしれません。
上記にあげられたリストを参考に、改善できる部分は改善してみましょう。
新型コロナの影響で、ライフスタイルや働き方、学び方にも急激な変化が起きました。
そして変化に対応するには、今まで以上の多くの決断を余儀なくされます。
そこで無理に頑張りすぎると、脳が疲れてしまい、結果的に何も決められなくなってしまったり、間違った判断を招いてしまいます。
その状態が続くと、まったくやる気がでなくなったり、朝起きられなくなったり、人との関わりを避けたくなるうつ状態へと突入する場合もありますからね。
そんなに大事でない事は、後回しにしましょう。
そして、今考えなくていい悩み事も後回しにしちゃいましょう。
言うても、どうせその場が来たら、決断しなくちゃいけないんですから…。
のんびりいきましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院