2021年08月31日 [からだのこと]
ドーパミン大放出。
お疲れ様です。院長です。
8月31日の火曜日でございます。
わたくし世代の人間には、8月31日には何となく切ない思い入れがあると思います。
なにせ、あれだけ長く楽しかった夏休みが終わってしまう日ですからねぇ。
まぁ、我々の頃は、大体40日間タップリ休みでしたし、ちょっと後半は飽きてきて、学校に行きたいなぁとか思わなくもなかったですが…。
そして小学生辺りの頃は、やはりこの日は天敵「宿題」と最後の格闘を行った思い出がある人も多いんじゃないでしょうかね。
計画的にやればいいのに、最後までほったらかしてギリギリになる…。
これが小学生ってもんよ(笑)
ですが、宿題を終えた時の気持ちよさはその分、格別で、来年こそ、計画を経ててやろうと一つ大人になるんです。
こんな風に、何かを達成したときや、楽しいことをしているとき、あるいは美味しいものを食べているときなど、気分が良いと感じる時、脳内では「ドーパミン」という神経伝達物質が出ています。
脳内麻薬とも言われるドーパミンは、麻薬やお酒などの依存症とも関係する強力な物質なんですがマウス実験によると、これを自分の意思で放出させることができるんだそうです。
日頃から何かの目標に向けて地道な努力を続けられるのは、このドーパミンという神経伝達物質のおかげといわれています。
周りから見ると大変そうに思えることであっても、やっている本人は案外楽しんでいたりします。
それはドーパミンがきちんと機能して、その行為に快感を感じさせているゆえのことなわけなんです。
その機能を探った研究は多数あるんですが、最新の研究では、少し違った視点からドーパミンについて調べています。
カリフォルニア大学サンディエゴ校の大学院生コンラッド・フー氏らは、マウスの脳を分子・光学的な撮像技術で観察していました。
すると、その新皮質に毎秒0.01回の頻度で予測できないドーパミンのパルスが生じていることに気がついたのだといいます。
はたしてマウスはこれを自覚しているのでしょうか?
これを調べるために、フー氏らはマウスを訓練して、ドーパミンを出せたらご褒美がもらえることを教えてみたんだそうです。
それもすごいと思うんですが、するとマウスがそれを自覚しているだけでなく、自分の意思で出せることまで明らかになったそうなんです。
「報酬を受け取る前であっても、マウスが確実に(ドーパミン)パルスを出す方法を学習したことは決定的」と論文では述べられているそうです。
自由にドーパミンが出せるようになるということは、好きな時に自分の気分を良くすることができるということです。
なぜマウスはそれができるのでしょう?
今回の研究では、ご褒美が取り上げられてもドーパミンを出せることや、自発的に出したドーパミンでマウスが活発になるらしいことなども確認されています。
フー氏らの考えでは、こうした自発的なドーパミン放出は、これからどのような行動を取るのか決めるうえで大切な役割を担っている可能性があるといいます。
たとえばエサが見つかる手がかりすらない状況で、それでも食べ物を探さなければならない状況があったとします。
そんなとき、マウスは意識的にドーパミンを放出することで、やる気を出しているかもしれないとのことなんです。
もし人間も同じようにドーパミンが自らの意志で放出可能なら、絶望的状態でも前向きに行動し、希望を持ち続けることができるでしょう。
研究グループは今後、こうした自発的ドーパミンがエサ探しや交尾のパートナー探し、あるいは見知らぬ場所に引っ越すといった社会的行動にはたす役割を調べていく予定であるそうです。
このドーパミン、わたくし院長は、筋トレ時にたまに「出てるな」と感じることがあります。
幸福感とかそういうものとは少し違うんですが、非常に「やる気」がでて、集中力が極限まで高まります。
そうすると、自然とパフォーマンスが上がりますし、気分良くトレーニングすることが出来ます。
で、これ、どういう状況で出るかと言いますと、結構追い込んだ時に出てきます。
追い込み過ぎて、何かポイントを過ぎてくると出てくるようなそんな感じですから、結構身体的に疲れた状況と関係があるんではないかと思っています。
ですから、もし、自発的にドーパミンが出せるようになれば、最初からこのマックスな状態に自分を置けますし、これは非常にありがたいんですが…。
マウスに出来るからと言って、人間が出来るかどうかはまた別問題ですからね。
今後の研究に期待したいところですな。
ドーパミン…
出て欲しいです(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月31日の火曜日でございます。
わたくし世代の人間には、8月31日には何となく切ない思い入れがあると思います。
なにせ、あれだけ長く楽しかった夏休みが終わってしまう日ですからねぇ。
まぁ、我々の頃は、大体40日間タップリ休みでしたし、ちょっと後半は飽きてきて、学校に行きたいなぁとか思わなくもなかったですが…。
そして小学生辺りの頃は、やはりこの日は天敵「宿題」と最後の格闘を行った思い出がある人も多いんじゃないでしょうかね。
計画的にやればいいのに、最後までほったらかしてギリギリになる…。
これが小学生ってもんよ(笑)
ですが、宿題を終えた時の気持ちよさはその分、格別で、来年こそ、計画を経ててやろうと一つ大人になるんです。
こんな風に、何かを達成したときや、楽しいことをしているとき、あるいは美味しいものを食べているときなど、気分が良いと感じる時、脳内では「ドーパミン」という神経伝達物質が出ています。
脳内麻薬とも言われるドーパミンは、麻薬やお酒などの依存症とも関係する強力な物質なんですがマウス実験によると、これを自分の意思で放出させることができるんだそうです。
日頃から何かの目標に向けて地道な努力を続けられるのは、このドーパミンという神経伝達物質のおかげといわれています。
周りから見ると大変そうに思えることであっても、やっている本人は案外楽しんでいたりします。
それはドーパミンがきちんと機能して、その行為に快感を感じさせているゆえのことなわけなんです。
その機能を探った研究は多数あるんですが、最新の研究では、少し違った視点からドーパミンについて調べています。
カリフォルニア大学サンディエゴ校の大学院生コンラッド・フー氏らは、マウスの脳を分子・光学的な撮像技術で観察していました。
すると、その新皮質に毎秒0.01回の頻度で予測できないドーパミンのパルスが生じていることに気がついたのだといいます。
はたしてマウスはこれを自覚しているのでしょうか?
これを調べるために、フー氏らはマウスを訓練して、ドーパミンを出せたらご褒美がもらえることを教えてみたんだそうです。
それもすごいと思うんですが、するとマウスがそれを自覚しているだけでなく、自分の意思で出せることまで明らかになったそうなんです。
「報酬を受け取る前であっても、マウスが確実に(ドーパミン)パルスを出す方法を学習したことは決定的」と論文では述べられているそうです。
自由にドーパミンが出せるようになるということは、好きな時に自分の気分を良くすることができるということです。
なぜマウスはそれができるのでしょう?
今回の研究では、ご褒美が取り上げられてもドーパミンを出せることや、自発的に出したドーパミンでマウスが活発になるらしいことなども確認されています。
フー氏らの考えでは、こうした自発的なドーパミン放出は、これからどのような行動を取るのか決めるうえで大切な役割を担っている可能性があるといいます。
たとえばエサが見つかる手がかりすらない状況で、それでも食べ物を探さなければならない状況があったとします。
そんなとき、マウスは意識的にドーパミンを放出することで、やる気を出しているかもしれないとのことなんです。
もし人間も同じようにドーパミンが自らの意志で放出可能なら、絶望的状態でも前向きに行動し、希望を持ち続けることができるでしょう。
研究グループは今後、こうした自発的ドーパミンがエサ探しや交尾のパートナー探し、あるいは見知らぬ場所に引っ越すといった社会的行動にはたす役割を調べていく予定であるそうです。
このドーパミン、わたくし院長は、筋トレ時にたまに「出てるな」と感じることがあります。
幸福感とかそういうものとは少し違うんですが、非常に「やる気」がでて、集中力が極限まで高まります。
そうすると、自然とパフォーマンスが上がりますし、気分良くトレーニングすることが出来ます。
で、これ、どういう状況で出るかと言いますと、結構追い込んだ時に出てきます。
追い込み過ぎて、何かポイントを過ぎてくると出てくるようなそんな感じですから、結構身体的に疲れた状況と関係があるんではないかと思っています。
ですから、もし、自発的にドーパミンが出せるようになれば、最初からこのマックスな状態に自分を置けますし、これは非常にありがたいんですが…。
マウスに出来るからと言って、人間が出来るかどうかはまた別問題ですからね。
今後の研究に期待したいところですな。
ドーパミン…
出て欲しいです(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院