2016年04月19日 [からだのこと]
「毒」(Poison)
お疲れ様です。院長です。
4月19日火曜日です。
春うららな日々ですが、暑くなるのか涼しくなるのか…
こうも日によって違うと、なかなか洋服選びも大変ですよね〜
ま、私はいつも薄着オンリーなので、あんまり関係ないんですが、普通に昼間はTシャツ一枚でも十分な日もありますしね…
今は四季の中でも、一番穏やかな時ですもんね。
この春を楽しみましょう。
って、今日のお話は、そんな季節にはあまり関係ない話ですが、日曜日の副院長のサンデーカヨつながりで、食べると毒なものなお話でもどうでしょう。
副院長のは、ニラと間違えて、水仙を食べた話でしたが、これ以外にも意外と知らない「毒性のある物質が含まれてる食品」って結構あるんですよね。
知らずに食べちゃったら、大変なんで一挙公開〜
まず、インゲン豆。
「レクチン」と呼ばれる成分が入ってるんですが、このレクチン、細胞を活性化させ、免疫力をあげる作用なんかをもっています。
しかし、いわゆる「生」のまま食すことによって、「嘔吐」や「下痢」といった消化器症状を引き起こします。
なので、必ず完全に火を通した状態でないと、その毒性にやられちゃうので注意しましょう。
それからこれからが旬のトマト。
トマトで健康を害するなんて、ちょっと想像もつかないかもしれませんが、トマトの未熟果実や茎・葉には、トマチンというアルカロイドが含まれてるんですよね。
このトマチンはトマト自体が、害虫を寄せつけないための虫よけの成分であると考えられているそうで、特に成熟する前の青い状態には多く含まれるようです。
このトマチンも、「嘔吐」や「下痢」といった消化器症状を引き起こしますので、食べ過ぎと未成熟なものには注意しましょう。
そしてこちらもあまり知られてませんが、リンゴやチェリーの種にも猛毒があります。
これらは、「種」にしか毒性はないので、あまり好んで食される方はいないでしょうが、毒性がかなりキツイです。
と言うのも、チェリー」の種の中にはいわゆる「青酸カリ」の成分が入っていますし、リンゴの種には「シアン化水素」が含まれます。
青酸カリは言わずと知れた猛毒ですし、シアン化水素もかなり毒性が強い毒となります。
大量のシアン化水素が体に蓄積すると、目まいや頭痛、過呼吸などの原因になりますし、深刻な場合は昏睡状態に陥ることさえありますから…
そしてこれも有名なじゃがいもの芽の部分。
聞いたことありますよね?
これは、グリコアルカロイドという毒素で、やはり多量に食べると中毒症状を起こします。
まぁ、芽の部分だけなんで、そこさえ切り取ってしまえば大丈夫なんですが、じゃがいもにあまり光をあててしまうと、表面が緑化し、ここにもアルカロイドが増えますので、じゃがいもは必ず冷暗所で保存しましょうね。
ね?
毒性のあるものって結構あるでしょ?
まぁ、どれも「大量に」摂取しないと、そこまで問題になるもんでもないですが、「毒」は「毒」。
体内に入れないに越したことはないですからね。
あと少し、毒ではないですが、これも「取りすぎる」と身体に有害なものがちょいちょいあります。
例えば塩分とか、カフェインとか…
ちなみに塩分の致死量が30〜300gと言われています。
これは醤油で168ml〜1.5lですから、もう飲まない限り大丈夫なんですけどね(^^;
カフェインはと言いますと、3〜10gとぐっと身近な数字ですよ。
つい、こないだもエナジードリンクの摂取のし過ぎで亡くなられた方とかもいましたしねぇ…
まぁ、コーヒーで言えば70杯分位ありますから、なかなか飲める量ではないですが、濃縮されたカフェインだと、摂取は可能になってきます。
こちらも、気を付けるに越したことはないですからね。
そして最後にとっても厄介なもの。
それは食品添加物。
色々なものがあり過ぎて、いちいち解説できませんが、実はあまりまだ毒性については解明されてない部分が多いのが一番の問題と言えるでしょう。
つまり、ここ数十年単位で急速に利用されだして、まだ十分な臨床データがないものもたくさんあります。
食べ続けるとどういう弊害があるのか…
こういった問題は、何十年と臨床データをためていかないとハッキリしたことは分かりません。
つまり、今我々が口にしてる食品添加物は、将来的に身体にどんな影響を与えるか、分かったもんじゃなって事です。
…
こう書くとすごく悪いものみたいですが、これも事実なんですよね…
私は、正直そこまで気にはしてないですが、出来ることなら口にしない方がいいかもですね。
今日はそんな「毒」のお話でした。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月19日火曜日です。
春うららな日々ですが、暑くなるのか涼しくなるのか…
こうも日によって違うと、なかなか洋服選びも大変ですよね〜
ま、私はいつも薄着オンリーなので、あんまり関係ないんですが、普通に昼間はTシャツ一枚でも十分な日もありますしね…
今は四季の中でも、一番穏やかな時ですもんね。
この春を楽しみましょう。
って、今日のお話は、そんな季節にはあまり関係ない話ですが、日曜日の副院長のサンデーカヨつながりで、食べると毒なものなお話でもどうでしょう。
副院長のは、ニラと間違えて、水仙を食べた話でしたが、これ以外にも意外と知らない「毒性のある物質が含まれてる食品」って結構あるんですよね。
知らずに食べちゃったら、大変なんで一挙公開〜
まず、インゲン豆。
「レクチン」と呼ばれる成分が入ってるんですが、このレクチン、細胞を活性化させ、免疫力をあげる作用なんかをもっています。
しかし、いわゆる「生」のまま食すことによって、「嘔吐」や「下痢」といった消化器症状を引き起こします。
なので、必ず完全に火を通した状態でないと、その毒性にやられちゃうので注意しましょう。
それからこれからが旬のトマト。
トマトで健康を害するなんて、ちょっと想像もつかないかもしれませんが、トマトの未熟果実や茎・葉には、トマチンというアルカロイドが含まれてるんですよね。
このトマチンはトマト自体が、害虫を寄せつけないための虫よけの成分であると考えられているそうで、特に成熟する前の青い状態には多く含まれるようです。
このトマチンも、「嘔吐」や「下痢」といった消化器症状を引き起こしますので、食べ過ぎと未成熟なものには注意しましょう。
そしてこちらもあまり知られてませんが、リンゴやチェリーの種にも猛毒があります。
これらは、「種」にしか毒性はないので、あまり好んで食される方はいないでしょうが、毒性がかなりキツイです。
と言うのも、チェリー」の種の中にはいわゆる「青酸カリ」の成分が入っていますし、リンゴの種には「シアン化水素」が含まれます。
青酸カリは言わずと知れた猛毒ですし、シアン化水素もかなり毒性が強い毒となります。
大量のシアン化水素が体に蓄積すると、目まいや頭痛、過呼吸などの原因になりますし、深刻な場合は昏睡状態に陥ることさえありますから…
そしてこれも有名なじゃがいもの芽の部分。
聞いたことありますよね?
これは、グリコアルカロイドという毒素で、やはり多量に食べると中毒症状を起こします。
まぁ、芽の部分だけなんで、そこさえ切り取ってしまえば大丈夫なんですが、じゃがいもにあまり光をあててしまうと、表面が緑化し、ここにもアルカロイドが増えますので、じゃがいもは必ず冷暗所で保存しましょうね。
ね?
毒性のあるものって結構あるでしょ?
まぁ、どれも「大量に」摂取しないと、そこまで問題になるもんでもないですが、「毒」は「毒」。
体内に入れないに越したことはないですからね。
あと少し、毒ではないですが、これも「取りすぎる」と身体に有害なものがちょいちょいあります。
例えば塩分とか、カフェインとか…
ちなみに塩分の致死量が30〜300gと言われています。
これは醤油で168ml〜1.5lですから、もう飲まない限り大丈夫なんですけどね(^^;
カフェインはと言いますと、3〜10gとぐっと身近な数字ですよ。
つい、こないだもエナジードリンクの摂取のし過ぎで亡くなられた方とかもいましたしねぇ…
まぁ、コーヒーで言えば70杯分位ありますから、なかなか飲める量ではないですが、濃縮されたカフェインだと、摂取は可能になってきます。
こちらも、気を付けるに越したことはないですからね。
そして最後にとっても厄介なもの。
それは食品添加物。
色々なものがあり過ぎて、いちいち解説できませんが、実はあまりまだ毒性については解明されてない部分が多いのが一番の問題と言えるでしょう。
つまり、ここ数十年単位で急速に利用されだして、まだ十分な臨床データがないものもたくさんあります。
食べ続けるとどういう弊害があるのか…
こういった問題は、何十年と臨床データをためていかないとハッキリしたことは分かりません。
つまり、今我々が口にしてる食品添加物は、将来的に身体にどんな影響を与えるか、分かったもんじゃなって事です。
…
こう書くとすごく悪いものみたいですが、これも事実なんですよね…
私は、正直そこまで気にはしてないですが、出来ることなら口にしない方がいいかもですね。
今日はそんな「毒」のお話でした。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院