2021年06月14日 [からだのこと]
限界寿命
お疲れ様です。院長です。
6月14日の月曜日でございます。
6月も、真ん中の週にはいりましたねぇ〜。
まぁ、だからと言って何が変わるわけではなく、相変らずの梅雨ですけどね。
梅雨時はやはり身体がダルイ。
これは年齢からくるものなのか、湿度の関係か、はたまた気圧の関係か、何が影響してるのか分かりませんが、その全部かもしれません(笑)
年齢の話で、わたくし院長、診療時によく患者さんに、人間て生き物は、生物学的な寿命は50年位の生き物なんです。
ってな話しをよくします。
これは、当然「生物」としての寿命で、ヒトの医学が寿命を大幅に延ばしたわけです。
あと、栄養事情もかなり良いですしね。
ですが、本来は50年位で死ぬべき生き物ですから、これ位の年齢から身体の色々な場所に不具合が出てくるのも当たり前なんですよ〜ってな話しです。
では、年々平均寿命が延びている昨今、このままいったら一体人間はいくつまで生きられるものでしょう?
この答えとして、人間の寿命は頑張っても150歳までとする最新研究結果が報告されました。
人間の寿命の限界はどれくらいなんでしょう?
因みに江戸時代の平均寿命が32歳〜44歳と言われていたそうですが、それは多くの乳幼児が若くして死んでいたという事情もありますし医学的に治せない病気が多すぎましたしね。
2019年のデータによると日本人の平均寿命は女性が87.45歳、男性が81.41歳となり、ともに過去最高を更新しているんですが、更に医学技術が発達すればもっと伸びるのでしょうか?
ですが当然ながら、死は逃れられない運命なわけで、それは私たちの体が撹乱から回復する力が衰え続けるからだと言われています。
新たなる研究によると、仮に病気・ストレス・事故によって死ななかったとしても、人間は120〜150歳のどこかの時点で寿命が訪れるそうです。
つまり150歳が限界となるそうです。
まぁ、150歳まで生きられたら十分すぎますけどねぇ…。
シンガポール企業Geroの研究グループは、アメリカ・イギリス・ロシアの血液・DNA・ライフスタイルに関する大規模なデータを対象に、白血球の数と日々の歩数を調べ、それらと年齢をからめて分析を行なったそうです。
目的は、安定した健康状態からの逸脱を通じて「老化のペース」を知ることだそうです。
その結果、白血球数と歩数のパターンはどちらも同じであることがわかりました。
年齢が上がるにつれて、混乱(たとえば体調不良)が起きたあとに元の安定した状態へ戻るまで時間がかかるようになるんですね。
つまり回復力が徐々に衰えていっているということです。
これはもう、わたくし院長くらいの年齢でもすでに感じますもんね。
そしてこの衰えるペースをもとにすると、120〜150歳のどこかの時点で回復力が完全に消えて、死にいたるだろうと予測されるんだとか…。
そうか…。
回復力がゼロになるわけね。
白血球の数と違い、ライフスタイルに大きく左右される、毎日歩く距離は、かなり個人的なものです。
それにもかかわらず、歩数にも同じパターンが存在するという事実は、こうした回復力の低下が体のさまざまな領域で進行していることを示唆していると考えられるそうです。
なお今回の研究では、35〜40歳を境に、回復力の低下が目立つようになることが明らかになっています。
それは奇しくもスポーツ選手が引退するタイミングと重なっているようです。
研究者によれば、このことからも、この年齢に達すると生理学的に何かが起きるらしいことがうかがえるそうです。
とは言え、私たちの関心はおそらく単純な寿命の長さなどではないでしょう。
仮に病気が克服されて長生きできたところで、寝たきりのままではあまり意味がありません。
本当の問題は寝たきりの時間を延ばすことなく、健康的に活動できる寿命を延ばすことができるか? なわけですね。
いわゆる健康寿命ってヤツですね。
そして今回の研究によるならば、単純に病気やストレスを克服しただけではダメだということになります。
老化という根本的な生物学的プロセスが止まらないからですね。
健康に生きられる寿命を延ばすには老化を食い止める方法を発見しなければなりません。
将来的には細胞の老化を防ぐバイオハッキング技術によりそれも可能となるかもしれないと研究者は言うてます。
AIに自分の脳や意識を移し替えるエミュレーション技術の開発も進められていますしね。
昔から不老長寿は人間の夢でした。
果たしてそれはいつの時代に叶うことになるんでしょうか?
あるいは叶わないんでしょうか…?
わたくし院長が考えるに、病気に関してはこれからも医学の進歩がある以上、どんどん死亡率は下がります。
ですが、健康寿命と言う観点で見た場合、やはり、骨、関節、筋肉などのいわゆる運動器の衰えが課題です。
ですから、もっと手軽な「人工関節」や「人工骨」、「人工軟骨」なんかが使えるようになると、かなり健康寿命も延びるでしょう。
実際、運動したくてもアチコチ痛ければ動く気もなくなりますしね。
是非、こういった運動器の研究もお願いします。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月14日の月曜日でございます。
6月も、真ん中の週にはいりましたねぇ〜。
まぁ、だからと言って何が変わるわけではなく、相変らずの梅雨ですけどね。
梅雨時はやはり身体がダルイ。
これは年齢からくるものなのか、湿度の関係か、はたまた気圧の関係か、何が影響してるのか分かりませんが、その全部かもしれません(笑)
年齢の話で、わたくし院長、診療時によく患者さんに、人間て生き物は、生物学的な寿命は50年位の生き物なんです。
ってな話しをよくします。
これは、当然「生物」としての寿命で、ヒトの医学が寿命を大幅に延ばしたわけです。
あと、栄養事情もかなり良いですしね。
ですが、本来は50年位で死ぬべき生き物ですから、これ位の年齢から身体の色々な場所に不具合が出てくるのも当たり前なんですよ〜ってな話しです。
では、年々平均寿命が延びている昨今、このままいったら一体人間はいくつまで生きられるものでしょう?
この答えとして、人間の寿命は頑張っても150歳までとする最新研究結果が報告されました。
人間の寿命の限界はどれくらいなんでしょう?
因みに江戸時代の平均寿命が32歳〜44歳と言われていたそうですが、それは多くの乳幼児が若くして死んでいたという事情もありますし医学的に治せない病気が多すぎましたしね。
2019年のデータによると日本人の平均寿命は女性が87.45歳、男性が81.41歳となり、ともに過去最高を更新しているんですが、更に医学技術が発達すればもっと伸びるのでしょうか?
ですが当然ながら、死は逃れられない運命なわけで、それは私たちの体が撹乱から回復する力が衰え続けるからだと言われています。
新たなる研究によると、仮に病気・ストレス・事故によって死ななかったとしても、人間は120〜150歳のどこかの時点で寿命が訪れるそうです。
つまり150歳が限界となるそうです。
まぁ、150歳まで生きられたら十分すぎますけどねぇ…。
シンガポール企業Geroの研究グループは、アメリカ・イギリス・ロシアの血液・DNA・ライフスタイルに関する大規模なデータを対象に、白血球の数と日々の歩数を調べ、それらと年齢をからめて分析を行なったそうです。
目的は、安定した健康状態からの逸脱を通じて「老化のペース」を知ることだそうです。
その結果、白血球数と歩数のパターンはどちらも同じであることがわかりました。
年齢が上がるにつれて、混乱(たとえば体調不良)が起きたあとに元の安定した状態へ戻るまで時間がかかるようになるんですね。
つまり回復力が徐々に衰えていっているということです。
これはもう、わたくし院長くらいの年齢でもすでに感じますもんね。
そしてこの衰えるペースをもとにすると、120〜150歳のどこかの時点で回復力が完全に消えて、死にいたるだろうと予測されるんだとか…。
そうか…。
回復力がゼロになるわけね。
白血球の数と違い、ライフスタイルに大きく左右される、毎日歩く距離は、かなり個人的なものです。
それにもかかわらず、歩数にも同じパターンが存在するという事実は、こうした回復力の低下が体のさまざまな領域で進行していることを示唆していると考えられるそうです。
なお今回の研究では、35〜40歳を境に、回復力の低下が目立つようになることが明らかになっています。
それは奇しくもスポーツ選手が引退するタイミングと重なっているようです。
研究者によれば、このことからも、この年齢に達すると生理学的に何かが起きるらしいことがうかがえるそうです。
とは言え、私たちの関心はおそらく単純な寿命の長さなどではないでしょう。
仮に病気が克服されて長生きできたところで、寝たきりのままではあまり意味がありません。
本当の問題は寝たきりの時間を延ばすことなく、健康的に活動できる寿命を延ばすことができるか? なわけですね。
いわゆる健康寿命ってヤツですね。
そして今回の研究によるならば、単純に病気やストレスを克服しただけではダメだということになります。
老化という根本的な生物学的プロセスが止まらないからですね。
健康に生きられる寿命を延ばすには老化を食い止める方法を発見しなければなりません。
将来的には細胞の老化を防ぐバイオハッキング技術によりそれも可能となるかもしれないと研究者は言うてます。
AIに自分の脳や意識を移し替えるエミュレーション技術の開発も進められていますしね。
昔から不老長寿は人間の夢でした。
果たしてそれはいつの時代に叶うことになるんでしょうか?
あるいは叶わないんでしょうか…?
わたくし院長が考えるに、病気に関してはこれからも医学の進歩がある以上、どんどん死亡率は下がります。
ですが、健康寿命と言う観点で見た場合、やはり、骨、関節、筋肉などのいわゆる運動器の衰えが課題です。
ですから、もっと手軽な「人工関節」や「人工骨」、「人工軟骨」なんかが使えるようになると、かなり健康寿命も延びるでしょう。
実際、運動したくてもアチコチ痛ければ動く気もなくなりますしね。
是非、こういった運動器の研究もお願いします。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院