弘泉堂ブログ
弘泉堂鍼灸接骨院
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2016年04月21日 [日々のこと]

最後の後悔

お疲れ様です。院長です。


4月21日木曜日。

やはりしんどい木曜日。

おまけに今日は、雨の予報。

何となくテンション上がりませんが、もうひと頑張り、乗り切りましょう。


しんどいと言えば、身体もそうですが心が辛いってこともありますよね。

今日はそんなこころのお話。




人生は選択の連続なんて言いますが、人は些細な事から一生を左右するようなことまで、選択→決断して生きています。



コロンビア大学の最近の研究によれば、我々は1日に70回以上も決断を迫られているらしいです。


そんなにか?(笑)



決断するってことは、往々にしてその他の道を閉ざすという事。

つまり、一つ選ぶとその他を捨てなきゃならないわけですから、それだけにいちいち考えて決めなきゃなりません。



そして、あまりに多くの決断をすると、「決断疲労」と呼ばれる現象が発生するそうです。


これは、筋肉疲労と同じように、考えて決めての繰り返しが、脳を疲労させるわけですね。


脳が疲労すると、正しい決断が出来なくなってくるから厄介ですよね。


そして、最近の研究によると、脳が疲れていなくても、正しい選択をするのが極めて困難になることがあるそうです。

これは、脳の特性でもある部分なんですが、何かを決断(決めようと考えている状態)している時、脳は自分の蓄積された知識から答えを導き出すより、自分の持っている細かな記憶を頼りにしてしまうそうなんです。


これは誰にでも経験があると思うんですが、いわゆる「頭では分かっている」ってやつです。



つまり、今日やるべきことがあるのに、友人にもしくは恋人に遊びの誘いを受けてしまう…


ここで、脳は素直に考えるだけなら、今日やるべきことをやればいいんですが、それは分かっていても…



実際の「脳」は友人や恋人との楽しい時間を記憶から呼び戻し、そちらを選択させようとするわけです。






分かる。





そりゃ、楽しい記憶があるからこそ人間生きてられるんですからねぇ…



ですから、脳は「考える」というよりそのひとつひとつがどんなものだったか、記憶から手繰り寄せ思い出させるのが仕事なわけです。


確かに言われてみれば「本能の赴くまま」とかいう言い方もしますしね。


その場合の本能とは、記憶された楽しい事ってことになりますね。



やったこともない事なら、「本能」は動かないんですよね。


こう考えると、結局「脳」は正しい選択の邪魔をしてるのかもしれません。

っていう「正しい」ってことがまた問題だったり…


つまり、今のあなたに必要な事…


仕事を優先するのか、家庭を優先するのか、または友人か、恋人か…


一番楽しいことをする。


ってだけじゃ、結果的にうまくいくはずないですもんね。



そんな決断だらけの人生で、「後悔」すること


後悔しない人生を歩むため、知っておきましょう。



以下のお話は、とある看護師が緩和ケアの病棟で余命12カ月の人たちから、人生で何を一番後悔しているかを聞いていき、多かった5つの後悔だそうです。




1. 他人の思惑に囚われて物事を決めてしまった


2. 必死に働き過ぎた


3.自分の気持ちを表さなかった


4.友達と音信不通になってしまった


5.幸福な気持ちで暮らさなかった




どうですか?



この「後悔」はきっと脳が判断してくれたことに逆らった結果じゃないでしょうか…




かといって「本能のまま」では、現代社会では生きていくのが困難ですしね。



人生の最期を迎えようとしているとき、幸福だったときに比べると人生で直面したあらゆる困難は急に取るに足りないものになるそう。

それは、苦しみも自分がそれを選択したからだと気づくからです。

不幸にして、ほとんどの人はこれに気づくのがあまりにも遅すぎます。

誰も苦しみを体験することは避けられませんが、苦しみをどのように受け止めるかも喜びを見つけていけるかどうかも完全に自分でコントロールできることです。

笑ったり微笑んだりストレスがあっても幸福になることを学ぶのは、ときとして難題ですが、全力で努力してみる価値のあることです。



今日のテーマはなかなか深かったでしょ?


何せ出だしが「木曜日はしんどい」ってとこからのスタートですからね(笑)


今日も一日、「本能」で頑張ります。







ではまた〜



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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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