2021年05月27日 [からだのこと]
コロナとムコール症
お疲れ様です。院長です。
5月27日の木曜日でございます。
今月も支払い週間がやってきましたね〜。
5月は連休がありましたし、コロナの影響もありますし、出来れば1回パスして下さい(笑)
パス。
したい(笑)
コロナの影響ってこの言葉、もう1年以上書き続けてるのに、まだ緊急事態宣言中とか、もうどないなっとんねんですな。
ここへきて、インド型の変異株がなかなか強いみたいで、若年層にも感染する上、重症化するみたいですからいよいよヤバイです。
死者数もハンパじゃないですしね。
感染の恐怖ももちろんですが、医療崩壊を起こしてますし発症しても入院できないで、自宅療養中に亡くなるとか、もう地獄の苦しみですよ。
ワクチン接種も始まってますが、まだ高齢者のほんの一部にしかいき届いてませんし、一般のかたに順番が来るのはどう早くても秋以降でしょう。
で、秋冬やん。
去年もアカンかったしね。
秋冬。
空気が乾燥して気温が下がると、ウイルスは元気だしよるんですよ。
空気が乾燥してる分、飛沫も飛びやすいですしホントにヤバイです。
何とか、暑いうちにワクチン接種が進めばいいんですが、高齢者がすべて終わるかどうかも微妙なトコですもんね。
なにより、変異株は若年層にも危険だそうですから、やはりワクチンを急ぐしかないんでしょうかねぇ…。
と、マイナスな話ばっかのコロナですが、ここへ来てさらに心配な事案が飛び込んできましたよ。
それは、インドの新型コロナ感染者、回復者の間で真菌感染症「ムコール症」が急増中って話なんですよ。
ムコール症ってのは、ムコール属・クモノスカビ属・リゾームコール属などの真菌(カビ)に感染することで発症する壊死性の感染症です。
鼻や目などに感染し、痛み、発熱、時にはせきが生じ、顔の構造が破壊されることがあります。
顔の構造が破壊って…
ネットで「ムコール症 画像」って検索してもらったら出てきますが、主に目が腫れてわやくちゃになります。
で、新型コロナの第二波に見舞われているインドでは、感染者や回復した人たちの間でこの危険な感染症が多発しているという話しなんですよ。
ムコール症を引き起こす真菌は、土・植物・肥やしなどに潜む一般的なものです。
これに感染することは滅多にないんですが、糖尿病などで免疫が弱っているような場合、鼻や目、脳や肺などに感染し、放置しておけばおよそ半数が命を落としてしまいます。
ムコール症は、原因となるカビの胞子を吸い込むか、稀に切り傷などの皮膚にできた開口部から体内に胞子が入ることで起こる感染症で、インドでは「黒い菌」と呼ばれているんだそうです。
では新型コロナの患者とこの感染症の因果関係なんですが、どうもムコール症が多発しているのは、ステロイドが原因ではないかとムンバイの病院で働く眼科医は推測しています。
新型コロナに感染すると、ウイルスと戦うために免疫系が働き、肺に炎症が起こります。
ステロイドはこれを抑えるために使用されます。
薬というもの必ず副作用があるわけで、肺の炎症を抑えると同時に、免疫機能を低下させ、血糖値を上昇させます。
もともと糖尿病によって免疫機能が弱っているところへ、新型コロナウイルスの打撃を受け、さらにステロイドのトリプルパンチとなるわけですな。
新型コロナから回復後に真菌に感染してしまった患者の多くが糖尿病をも患っていたのは、これが原因ではないかという事のようです。
ムンバイはインドでも特に第二波の影響を受けている都市ですが、そこにある病院で勤務する医師は、4月だけでもムコール症の患者を40人治療したといいます。
その多くが糖尿病を患っており、11人が眼球を摘出したそうです。
また12月から2月にかけて、ムンバイ、デリー、ベンガルール、ハイデラバードなどの各都市で働く彼の同僚6人から58症例の報告があったとのこと。
多くは新型コロナから回復後12〜15日目に感染していたそうです。
過去2年で、ナイール氏が目にしたムコール症は10件にも満たないそうです。
「今年は何かが違います」と同氏は述べています。
なお政府高官は「大規模なアウトブレイクはない」と発言し、現時点でムコール症の流行は公式には認められていません。
このムコール症、日本ではもともとかなり発症例は少ないようです。
基本的に健康な人なら感染しないと考えられています。
インド、とんでもない事になってますねぇ…。
もともとインドは環境的に整備されてない都市なんかも多いですし、どこかで歯止めをかけないといけませんね。
まずはコロナのワクチンを、世界中の人が接種して、世界的な集団免疫を獲得することですね。
当分、戦いは続きます。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月27日の木曜日でございます。
今月も支払い週間がやってきましたね〜。
5月は連休がありましたし、コロナの影響もありますし、出来れば1回パスして下さい(笑)
パス。
したい(笑)
コロナの影響ってこの言葉、もう1年以上書き続けてるのに、まだ緊急事態宣言中とか、もうどないなっとんねんですな。
ここへきて、インド型の変異株がなかなか強いみたいで、若年層にも感染する上、重症化するみたいですからいよいよヤバイです。
死者数もハンパじゃないですしね。
感染の恐怖ももちろんですが、医療崩壊を起こしてますし発症しても入院できないで、自宅療養中に亡くなるとか、もう地獄の苦しみですよ。
ワクチン接種も始まってますが、まだ高齢者のほんの一部にしかいき届いてませんし、一般のかたに順番が来るのはどう早くても秋以降でしょう。
で、秋冬やん。
去年もアカンかったしね。
秋冬。
空気が乾燥して気温が下がると、ウイルスは元気だしよるんですよ。
空気が乾燥してる分、飛沫も飛びやすいですしホントにヤバイです。
何とか、暑いうちにワクチン接種が進めばいいんですが、高齢者がすべて終わるかどうかも微妙なトコですもんね。
なにより、変異株は若年層にも危険だそうですから、やはりワクチンを急ぐしかないんでしょうかねぇ…。
と、マイナスな話ばっかのコロナですが、ここへ来てさらに心配な事案が飛び込んできましたよ。
それは、インドの新型コロナ感染者、回復者の間で真菌感染症「ムコール症」が急増中って話なんですよ。
ムコール症ってのは、ムコール属・クモノスカビ属・リゾームコール属などの真菌(カビ)に感染することで発症する壊死性の感染症です。
鼻や目などに感染し、痛み、発熱、時にはせきが生じ、顔の構造が破壊されることがあります。
顔の構造が破壊って…
ネットで「ムコール症 画像」って検索してもらったら出てきますが、主に目が腫れてわやくちゃになります。
で、新型コロナの第二波に見舞われているインドでは、感染者や回復した人たちの間でこの危険な感染症が多発しているという話しなんですよ。
ムコール症を引き起こす真菌は、土・植物・肥やしなどに潜む一般的なものです。
これに感染することは滅多にないんですが、糖尿病などで免疫が弱っているような場合、鼻や目、脳や肺などに感染し、放置しておけばおよそ半数が命を落としてしまいます。
ムコール症は、原因となるカビの胞子を吸い込むか、稀に切り傷などの皮膚にできた開口部から体内に胞子が入ることで起こる感染症で、インドでは「黒い菌」と呼ばれているんだそうです。
では新型コロナの患者とこの感染症の因果関係なんですが、どうもムコール症が多発しているのは、ステロイドが原因ではないかとムンバイの病院で働く眼科医は推測しています。
新型コロナに感染すると、ウイルスと戦うために免疫系が働き、肺に炎症が起こります。
ステロイドはこれを抑えるために使用されます。
薬というもの必ず副作用があるわけで、肺の炎症を抑えると同時に、免疫機能を低下させ、血糖値を上昇させます。
もともと糖尿病によって免疫機能が弱っているところへ、新型コロナウイルスの打撃を受け、さらにステロイドのトリプルパンチとなるわけですな。
新型コロナから回復後に真菌に感染してしまった患者の多くが糖尿病をも患っていたのは、これが原因ではないかという事のようです。
ムンバイはインドでも特に第二波の影響を受けている都市ですが、そこにある病院で勤務する医師は、4月だけでもムコール症の患者を40人治療したといいます。
その多くが糖尿病を患っており、11人が眼球を摘出したそうです。
また12月から2月にかけて、ムンバイ、デリー、ベンガルール、ハイデラバードなどの各都市で働く彼の同僚6人から58症例の報告があったとのこと。
多くは新型コロナから回復後12〜15日目に感染していたそうです。
過去2年で、ナイール氏が目にしたムコール症は10件にも満たないそうです。
「今年は何かが違います」と同氏は述べています。
なお政府高官は「大規模なアウトブレイクはない」と発言し、現時点でムコール症の流行は公式には認められていません。
このムコール症、日本ではもともとかなり発症例は少ないようです。
基本的に健康な人なら感染しないと考えられています。
インド、とんでもない事になってますねぇ…。
もともとインドは環境的に整備されてない都市なんかも多いですし、どこかで歯止めをかけないといけませんね。
まずはコロナのワクチンを、世界中の人が接種して、世界的な集団免疫を獲得することですね。
当分、戦いは続きます。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院