2021年04月28日 [からだのこと]
涙は心の汗だ。
お疲れ様です。院長です。
4月28日の水曜日でございます。
世間では、明日からゴールデンウイークや〜ってなトコも多いかと思いますが、カレンダー通りだと、明日はただの木曜日の祝日です。
つまり、30日の金曜日は、大体お仕事でしょうなぁ。
ここを有給休暇とかで休んじゃうと、5月5日の水曜日まで休みとなりますから、1週間の連休って事になりますな。
当院は基本カレンダー通りなんですが、水曜日が休診ですから、今日明日と連休になります。
で、2日の日曜日から、5日の水曜日までお休みさせていただく感じです。
今日明日、休みってのが、連休前の連休で結構嬉しかったりします(笑)
本来なら、日本中がワーッと連休需要で盛り上がるトコなんですが、今年もあきまへんな。
去年とほとんど同じような状況ですし、特に今回は変異株とか前回のより感染力高そうですし、悪くなってるじゃん。
1年間、辛抱したのに結果的に、何も変わらないとかどういう事やねんな。
これでオリンピックも開催されたらどうなることやら…。
夏にオリンピック開催、そして少なからず感染拡大、で、そのまま恐怖の秋冬へ突入とかなったら、もう目も当てられまへんで。
想像するだけで恐ろしいんで、とりあえず今は、個々が出来ることをやるしかないですな。
これから始まるゴールデンウイークですが、家の中でDVD鑑賞でもしときましょう。
ってことで、今日もネタに突入ですが、今日のネタは涙に関するお話しです。
年を取ると涙もろくなるなんて言いますが、これとは真逆に、年齢を重ねることで涙が出なくなると言う症状もあります。
涙には、潤滑剤や保護膜として眼球の健康を守ると共に、悲しみや喜びといった感情を表現する時にも流れてきます。
ですが、涙腺の機能が衰えてしまうと、目が乾燥してドライアイになってしまい、泣きたいときに涙がでてこなくなります。
ドライアイを治す方法は目薬や外科手術などがあるんですが、人工培養された涙腺を移植するという技術も注目されているんだそうです。
オランダ、ヒューブレヒト研究所が開発した人工涙腺は、感情的な涙をながさせることもできるといいますからかなりの精度ですね。
オランダ、ヒューブレヒト研究所のヨリック・ポスト博士によると、成人の少なくとも5%はドライアイと推測されるそうなんです。
その多くが、涙腺で涙が作られないことと関係しているそうなんです。
これまで、涙腺の仕組みは完全に理解されておらず、限られた治療手段しかありませんでした。
そこで今回開発されたのが人工培養された涙腺なんです。
最近発表された研究では、マウスの幹細胞から作られた「オルガノイドが紹介されています。
オルガノイドとは、小さいながら本物の構造をそのまま再現した3Dミニ臓器モデル、つまり人工臓器のことです。
今回の培養された涙腺オルガノイドは、涙腺全体の構造が見事に再現されているばかりではなく、感情が揺れ動くと涙を流すことができるそうなんです。
涙を分泌させる神経伝達物質「ノルアドレナリン」をくわえると、涙で風船のように膨らむことが確認されたそうです。
この研究はもともと、シェーグレン症候群といったドライアイを引き起こす病気の研究にありました。
たとえば涙腺オルガノイドから、目などの感覚器官の発達を制御する「PAX6」という遺伝子を取り除いたところ、細胞がきちんと分化されなくなることが判明しました。
シェーグレン症候群の原因は、かねてからPAX6の欠陥にあるのではないかと推測されています。
さらに、これまであまり理解されていかなった涙の成分についても新たに分かったことがあります。
それは導管細胞と腺房細胞から化学成分が異なる液体が分泌されており、これが混ざって涙になっているということなんだそうです。
この研究では、将来的な涙腺移植治療の可能性を探るために、人間の細胞からオルガノイドを作り、それをマウスの涙腺に移植するという実験も行われています。
移植後2週間もすると、オルガノイド細胞は管状構造を作りあげ、2か月以上そこにとどまり続けたそうです。
また、その内部では涙のタンパク質も検出されました。
将来的な涙腺の再生医療へ向けた大きなステップと期待される成果ですが、こうした知見が得られたことと、それを実際に実行に移すことにはまだまだ大きな隔たりがあるとのこと。
失った涙を取り戻せるようになるまではもう少し時間がかかるようですが、大きな進歩と言えるでしょう。
普段、あまり出ることがない涙ですが、出ないとなると眼球が渇いてかなりの苦痛ですし、こういった症状で悩んでいる人には朗報ですわね。
涙は心の汗ともいいますし、流せる時には流したいもんですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月28日の水曜日でございます。
世間では、明日からゴールデンウイークや〜ってなトコも多いかと思いますが、カレンダー通りだと、明日はただの木曜日の祝日です。
つまり、30日の金曜日は、大体お仕事でしょうなぁ。
ここを有給休暇とかで休んじゃうと、5月5日の水曜日まで休みとなりますから、1週間の連休って事になりますな。
当院は基本カレンダー通りなんですが、水曜日が休診ですから、今日明日と連休になります。
で、2日の日曜日から、5日の水曜日までお休みさせていただく感じです。
今日明日、休みってのが、連休前の連休で結構嬉しかったりします(笑)
本来なら、日本中がワーッと連休需要で盛り上がるトコなんですが、今年もあきまへんな。
去年とほとんど同じような状況ですし、特に今回は変異株とか前回のより感染力高そうですし、悪くなってるじゃん。
1年間、辛抱したのに結果的に、何も変わらないとかどういう事やねんな。
これでオリンピックも開催されたらどうなることやら…。
夏にオリンピック開催、そして少なからず感染拡大、で、そのまま恐怖の秋冬へ突入とかなったら、もう目も当てられまへんで。
想像するだけで恐ろしいんで、とりあえず今は、個々が出来ることをやるしかないですな。
これから始まるゴールデンウイークですが、家の中でDVD鑑賞でもしときましょう。
ってことで、今日もネタに突入ですが、今日のネタは涙に関するお話しです。
年を取ると涙もろくなるなんて言いますが、これとは真逆に、年齢を重ねることで涙が出なくなると言う症状もあります。
涙には、潤滑剤や保護膜として眼球の健康を守ると共に、悲しみや喜びといった感情を表現する時にも流れてきます。
ですが、涙腺の機能が衰えてしまうと、目が乾燥してドライアイになってしまい、泣きたいときに涙がでてこなくなります。
ドライアイを治す方法は目薬や外科手術などがあるんですが、人工培養された涙腺を移植するという技術も注目されているんだそうです。
オランダ、ヒューブレヒト研究所が開発した人工涙腺は、感情的な涙をながさせることもできるといいますからかなりの精度ですね。
オランダ、ヒューブレヒト研究所のヨリック・ポスト博士によると、成人の少なくとも5%はドライアイと推測されるそうなんです。
その多くが、涙腺で涙が作られないことと関係しているそうなんです。
これまで、涙腺の仕組みは完全に理解されておらず、限られた治療手段しかありませんでした。
そこで今回開発されたのが人工培養された涙腺なんです。
最近発表された研究では、マウスの幹細胞から作られた「オルガノイドが紹介されています。
オルガノイドとは、小さいながら本物の構造をそのまま再現した3Dミニ臓器モデル、つまり人工臓器のことです。
今回の培養された涙腺オルガノイドは、涙腺全体の構造が見事に再現されているばかりではなく、感情が揺れ動くと涙を流すことができるそうなんです。
涙を分泌させる神経伝達物質「ノルアドレナリン」をくわえると、涙で風船のように膨らむことが確認されたそうです。
この研究はもともと、シェーグレン症候群といったドライアイを引き起こす病気の研究にありました。
たとえば涙腺オルガノイドから、目などの感覚器官の発達を制御する「PAX6」という遺伝子を取り除いたところ、細胞がきちんと分化されなくなることが判明しました。
シェーグレン症候群の原因は、かねてからPAX6の欠陥にあるのではないかと推測されています。
さらに、これまであまり理解されていかなった涙の成分についても新たに分かったことがあります。
それは導管細胞と腺房細胞から化学成分が異なる液体が分泌されており、これが混ざって涙になっているということなんだそうです。
この研究では、将来的な涙腺移植治療の可能性を探るために、人間の細胞からオルガノイドを作り、それをマウスの涙腺に移植するという実験も行われています。
移植後2週間もすると、オルガノイド細胞は管状構造を作りあげ、2か月以上そこにとどまり続けたそうです。
また、その内部では涙のタンパク質も検出されました。
将来的な涙腺の再生医療へ向けた大きなステップと期待される成果ですが、こうした知見が得られたことと、それを実際に実行に移すことにはまだまだ大きな隔たりがあるとのこと。
失った涙を取り戻せるようになるまではもう少し時間がかかるようですが、大きな進歩と言えるでしょう。
普段、あまり出ることがない涙ですが、出ないとなると眼球が渇いてかなりの苦痛ですし、こういった症状で悩んでいる人には朗報ですわね。
涙は心の汗ともいいますし、流せる時には流したいもんですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院