2021年02月03日 [色々なこと]
EU離脱とハムサンド
お疲れ様です。院長です。
2月3日の水曜日でございます。
2月3日っていやぁ、節分って気しかしませんよねぇ。
まぁ、節分にそこまで思い入れがあるわけでも楽しみにしているわけでもないですが、本来そこにあるべきものがなくなったりするとなんだか気になりますよね。
と、日本では節分がズレたって変化ですが、世界をみればとんでもなく変わってしまった事もあるんですよね。
コロナの影響もありあまりスポットが当たらなかった部分はあるかと思いますが、昨年12月31日をもってイギリスがEUから離脱しました。
これにより双方に厚い壁が出来たわけで、今までと事情が違ってくることが色々出てきます。
その一つのちっちゃな事件として、オランダの保安検査場で、イギリスから来た入国者のハムサンドウィッチが次々と没収されるってな事件が起きてるそうなんです。
国際線の飛行機ならペットボトルなどの飲み物を没収されることがありますが、サンドウィッチは聞いたことがありません。
いったい何がおきているんでしょう?
この件の背景にはイギリスがEU離脱をしたことに関係があるわけなんですね。
欧州委員会およびイギリスの環境・食糧・農村地域省はEU圏外からの食品持ち込みの規制を強化しました。
肉や乳製品などの食品を持ち込むことができなくなったんです。
そのため、離脱早々イギリスからオランダへやって来た渡航者が、国境検査で個人の食べ物を没収される羽目になってしまったようなんです。
イギリスからは、ドーバー海峡を通る英仏海峡トンネルによってフランスまで自動車で行くことができる他、フェリーでもフランスやオランダ、スペインへ入国することが可能です。
オランダのテレビ番組で放映された動画には、フック・ファン・ホランド港に到着したトラック運転手の男性が、イギリスからアルミホイルに包んで持ってきたハムサンドイッチを当局の職員に全て没収される姿が捉えられていたそうです。
男性は、「肉がだめならハムだけ抜き取ってパンだけ持ち込むのは可能ですか?」と尋ねたそうですが、職員は笑いながら「だめです。すみませんが全て没収になります。Brexit(EU離脱)へようこそ」と笑いながら返していたそうです。
何年にもわたる交渉の末、今回正式に欧州連合を離脱したイギリスは、ついにEU諸国との間に大きな壁を作ってしまいました。
今後は、EU諸国への旅行や長期滞在などもビザに関する規則が異なる他、EU諸国に向かうドライバーには、「2021年1月1日以降、肉や乳製品(ハムやチーズのサンドイッチなど)を含むPOAO(動物由来の製品)をEUに持ち込むことを禁止する」というガイダンスが導入されました。
欧州委員会によると、肉や乳製品には動物の病気を引き起こす病原体が含まれている可能性があり、それは動物の健康に深刻な脅威をもたらし続けているため禁止が必要だということです。
英国食肉加工業者協会のスポークスパーソンは、「イギリスの豚、羊、牛の飼育においては非常に高い水準にある。
EU諸国ががイギリスの農産物の基準について心配することはほとんどない」と主張しながらも、「結局のところ、私たちがEUの第三国となった今、規則は規則である」と述べており、環境・食糧・農村地域省も、「旅行者は国境またはその前で禁止されている物品を『使用、消費、または処分』すべきである」と発表しています。
EU離脱は、今後イギリスに様々な点から大きな影響を与えることになりそうです。
事実として、EU離脱を迎えた初日の1月1日には、イギリス国内のスーパーマーケットではEU諸国から搬送されるべき商品や食料に不足が生じるなど、既に問題が発生していたようなんです。
イギリスのマイケル・ゴーブ内閣大臣は、こうした問題は更に悪化する可能性があると警告しているそうで、今後の改善が待たれるとこです。
とまぁ、そういう状況なわけですねぇ…。
欧州委員会の言い分も、理解は出来ますが、なんだか嫌がらせのような気もしますね(笑)
輸入されるってレベルの食肉類なら検疫は必要でしょうけど、個人が持ってきたハムサンドに問題があるとは思えませんしねぇ…。
まぁ、決まりは決まりってことでしょうけど、仲良くやっていただきたいものですね。
こういった問題は、島国日本では経験しない事ですもんね。
どこから来るにも海を越えないとたどり着けない国ですからね。
これからのイギリス、EU諸国に注目しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月3日の水曜日でございます。
2月3日っていやぁ、節分って気しかしませんよねぇ。
まぁ、節分にそこまで思い入れがあるわけでも楽しみにしているわけでもないですが、本来そこにあるべきものがなくなったりするとなんだか気になりますよね。
と、日本では節分がズレたって変化ですが、世界をみればとんでもなく変わってしまった事もあるんですよね。
コロナの影響もありあまりスポットが当たらなかった部分はあるかと思いますが、昨年12月31日をもってイギリスがEUから離脱しました。
これにより双方に厚い壁が出来たわけで、今までと事情が違ってくることが色々出てきます。
その一つのちっちゃな事件として、オランダの保安検査場で、イギリスから来た入国者のハムサンドウィッチが次々と没収されるってな事件が起きてるそうなんです。
国際線の飛行機ならペットボトルなどの飲み物を没収されることがありますが、サンドウィッチは聞いたことがありません。
いったい何がおきているんでしょう?
この件の背景にはイギリスがEU離脱をしたことに関係があるわけなんですね。
欧州委員会およびイギリスの環境・食糧・農村地域省はEU圏外からの食品持ち込みの規制を強化しました。
肉や乳製品などの食品を持ち込むことができなくなったんです。
そのため、離脱早々イギリスからオランダへやって来た渡航者が、国境検査で個人の食べ物を没収される羽目になってしまったようなんです。
イギリスからは、ドーバー海峡を通る英仏海峡トンネルによってフランスまで自動車で行くことができる他、フェリーでもフランスやオランダ、スペインへ入国することが可能です。
オランダのテレビ番組で放映された動画には、フック・ファン・ホランド港に到着したトラック運転手の男性が、イギリスからアルミホイルに包んで持ってきたハムサンドイッチを当局の職員に全て没収される姿が捉えられていたそうです。
男性は、「肉がだめならハムだけ抜き取ってパンだけ持ち込むのは可能ですか?」と尋ねたそうですが、職員は笑いながら「だめです。すみませんが全て没収になります。Brexit(EU離脱)へようこそ」と笑いながら返していたそうです。
何年にもわたる交渉の末、今回正式に欧州連合を離脱したイギリスは、ついにEU諸国との間に大きな壁を作ってしまいました。
今後は、EU諸国への旅行や長期滞在などもビザに関する規則が異なる他、EU諸国に向かうドライバーには、「2021年1月1日以降、肉や乳製品(ハムやチーズのサンドイッチなど)を含むPOAO(動物由来の製品)をEUに持ち込むことを禁止する」というガイダンスが導入されました。
欧州委員会によると、肉や乳製品には動物の病気を引き起こす病原体が含まれている可能性があり、それは動物の健康に深刻な脅威をもたらし続けているため禁止が必要だということです。
英国食肉加工業者協会のスポークスパーソンは、「イギリスの豚、羊、牛の飼育においては非常に高い水準にある。
EU諸国ががイギリスの農産物の基準について心配することはほとんどない」と主張しながらも、「結局のところ、私たちがEUの第三国となった今、規則は規則である」と述べており、環境・食糧・農村地域省も、「旅行者は国境またはその前で禁止されている物品を『使用、消費、または処分』すべきである」と発表しています。
EU離脱は、今後イギリスに様々な点から大きな影響を与えることになりそうです。
事実として、EU離脱を迎えた初日の1月1日には、イギリス国内のスーパーマーケットではEU諸国から搬送されるべき商品や食料に不足が生じるなど、既に問題が発生していたようなんです。
イギリスのマイケル・ゴーブ内閣大臣は、こうした問題は更に悪化する可能性があると警告しているそうで、今後の改善が待たれるとこです。
とまぁ、そういう状況なわけですねぇ…。
欧州委員会の言い分も、理解は出来ますが、なんだか嫌がらせのような気もしますね(笑)
輸入されるってレベルの食肉類なら検疫は必要でしょうけど、個人が持ってきたハムサンドに問題があるとは思えませんしねぇ…。
まぁ、決まりは決まりってことでしょうけど、仲良くやっていただきたいものですね。
こういった問題は、島国日本では経験しない事ですもんね。
どこから来るにも海を越えないとたどり着けない国ですからね。
これからのイギリス、EU諸国に注目しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院