2020年11月25日 [からだのこと]
体温低下
お疲れ様です。院長です。
11月25日の水曜日でございます。
11月も残り5日でございますよ。
ボチボチ支払い週間にも突入しますし、月末はやはりややこしいです。
次の月末は、年末なわけで、やはりボチボチ気忙しさが出てきます。
わたしゃ、もう気忙しいです(笑)
と言うのも、まぁ、休み的には5日間なんですが、前後ゴチャゴチャある時期なんですよね。
月末には、レセプトっつって、保険請求の書類を提出するんですが、これが基本的に末で締めて、翌月の5日とかがポイントなんですよね。
ですから、この5日間の休みって、モロにその期間ですから、前倒しで色々やっとかなきゃいけないですし、その段取りだけでもバタバタするんだよね。
でも、休まずにはいられないし(笑)
いや、休みたいし。
なので、しばらくバタつくんですが頑張ります。
そうそう、このブログも毎日更新してますから、ネタも揃えとかなきゃいけませんしねぇ。
って事で、今日もいきましょう。
新型コロナが流行りだしてから、熱を測る機会が増えましたよね。
わたくし院長の通ってるジムでは、入り口で検温されます。
まぁ、オデコにピッとするタイプの体温計なんで、正確には測れないでしょうけど、以前より確実に熱を測るようになりました。
幸いにも、このジムの検温では引っかかったことがないんですが、聞くところによると37.5度以上あると入れないんだとか…。
まぁ、確かに37.5度と言えば微熱ですわね。
ですが、これはあくまで基準値であって、この体温でも辛いと感じる人もいれば、全然大丈夫な人もいるでしょう。
つまり、その人の元々の平熱が、何度であるかによって、「熱がある」かどうかは若干変わります。
わたくし院長、意外と言われるんですが、平熱は低いんですよね。
35.8度くらいしか平熱はありません。
ですから、こう言う人が37.5度とかになると、結構堪えます。
でも平熱が36.8度とかの人なら、まぁそこまでじゃない上がり幅ですよね。
ってことで、今日はそんな「平熱」についてのお話しー。
アメリカの研究で、人間の平熱が、年々低下していることが分かったそうなんです。
19世紀中頃、ドイツの医師カール・ヴンダーリッヒは2万5000人の患者の体温を測った末に、人間の平熱を明らかにしました。
当時、炎症を起こした部位はほかの部分よりも熱くなること、ならびに人間の平均体温は36.9度であるというフランスの医師による研究があったそうなんです。
ヴンダーリッヒはこれが本当なのか確かめるべく、30センチもある長い温度計を使って、無数の患者の体温を計測し、人間の平熱は37度であると突き止めたそうです。
これが1868年のことです。
そして人間の平熱についてはその後も研究が進められ、現在では1日の内でも変化することが知られています。
朝にはやや低く、もっとも体温が高くなるのは午後6時頃で、男女でも平熱に差があることが分かっています。
最近の研究によれば、奇妙なことにその平熱が年々下がっているのんだという事です。
2017年の研究では、イギリス人3万5000人を対象とした25万回分の計測結果から、口内の平均温度が36.6度であることが判明したそうです。
さらに2020年7月の研究では、アメリカ人の平熱が1860年代以降、10年で0.02度ずつ低下していることが突き止められているそうです。
我々は、一応、平熱は36.5度って認識ですよね?
よく考えたら、これも測っての結果じゃない気がしますな。
わたくし院長、子供の頃から平熱は36.5度って思ってました。
で、この平熱の低下については、どうも世界中で起こってるようなんですね。
『Science Advances』(10月28日付)に掲載された研究では、ボリビアの先住民「チマネ族」の平熱が2002年以降、年0.05度と急激に低下しているなんて報告もあるそうなんです。
ボリビア・アマゾンで暮らすチマネ族は、1日1万6000歩を歩く生活のためか、世界でもっとも健康な心臓を持つと評価された人たちだそうで、今回の研究では、2002年から2018年にかけて、5500人のチマネ族の体温を計1万8000回にわたって計測。
さらに、気温・感染症・体重など、体温に影響を与える要因を考慮して測定値を調整したうえで分析が行われたそうです。
すると彼らの現在の平熱は36.5度であることが判明、わずか20年のうちに、アメリカ人が2世紀かけて経験したのと同じ体温の低下が起きていたそうなんです。
ですが、アメリカ・カリフォルニア大学サンタバーバラ校のマイケル・ガーベン教授は、「現代的な医療と、昔に比べて軽い感染症が長引かなくなったからかもしれません」と説明しています。
つまりは抗生物質や抗炎症剤などによる治療を受けられるようになったことで、以前に比べれば感染症にかかりにくくなり、かかったとしても治りが早くなったことが関係しているということなんですね。
ですが、原因はそれだけではなさそうで、ここ20年で健康状態は良くなっていますが、ボリビアの田舎では相変わらず感染症が蔓延しています。
感染症の減少だけでは、体温が低下した理由を説明できないという意見もあります。
もう1つの可能性としては、夏場の冷房や冬場の暖房が普及したおかげで、かつてに比べて、人体が楽に体温調節できるようになっているからとも考えられるといいます。
チマネ族の場合、そうした高度な冷暖房システムを利用しているわけではないですが、それでも衣服や毛布といった体を温める製品を入手しやすくはなっています。
にしたら、アメリカ以上に体温が低下してるってのに少々、無理がありますよね。
やはり体温が下がるってことは、良い事ではない気がします…。
体温の上昇と免疫力は密接な関係がありますし、やはり人類全般が、色んな意味で弱くなってるのかもしれませんね。
そりゃ、これだけ抗生物質や薬ができたら、気合いで治すとかないでしょうし、身体も自然と強くある必要がなくなるもんね。
ま、それと体温低下が直結するとは限りませんが、無関係ではないでしょう。
次世代、次々世代の人類は、もっと弱っていきそうですしちょっと心配ですが…
ま、我々世代には関係ないか(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月25日の水曜日でございます。
11月も残り5日でございますよ。
ボチボチ支払い週間にも突入しますし、月末はやはりややこしいです。
次の月末は、年末なわけで、やはりボチボチ気忙しさが出てきます。
わたしゃ、もう気忙しいです(笑)
と言うのも、まぁ、休み的には5日間なんですが、前後ゴチャゴチャある時期なんですよね。
月末には、レセプトっつって、保険請求の書類を提出するんですが、これが基本的に末で締めて、翌月の5日とかがポイントなんですよね。
ですから、この5日間の休みって、モロにその期間ですから、前倒しで色々やっとかなきゃいけないですし、その段取りだけでもバタバタするんだよね。
でも、休まずにはいられないし(笑)
いや、休みたいし。
なので、しばらくバタつくんですが頑張ります。
そうそう、このブログも毎日更新してますから、ネタも揃えとかなきゃいけませんしねぇ。
って事で、今日もいきましょう。
新型コロナが流行りだしてから、熱を測る機会が増えましたよね。
わたくし院長の通ってるジムでは、入り口で検温されます。
まぁ、オデコにピッとするタイプの体温計なんで、正確には測れないでしょうけど、以前より確実に熱を測るようになりました。
幸いにも、このジムの検温では引っかかったことがないんですが、聞くところによると37.5度以上あると入れないんだとか…。
まぁ、確かに37.5度と言えば微熱ですわね。
ですが、これはあくまで基準値であって、この体温でも辛いと感じる人もいれば、全然大丈夫な人もいるでしょう。
つまり、その人の元々の平熱が、何度であるかによって、「熱がある」かどうかは若干変わります。
わたくし院長、意外と言われるんですが、平熱は低いんですよね。
35.8度くらいしか平熱はありません。
ですから、こう言う人が37.5度とかになると、結構堪えます。
でも平熱が36.8度とかの人なら、まぁそこまでじゃない上がり幅ですよね。
ってことで、今日はそんな「平熱」についてのお話しー。
アメリカの研究で、人間の平熱が、年々低下していることが分かったそうなんです。
19世紀中頃、ドイツの医師カール・ヴンダーリッヒは2万5000人の患者の体温を測った末に、人間の平熱を明らかにしました。
当時、炎症を起こした部位はほかの部分よりも熱くなること、ならびに人間の平均体温は36.9度であるというフランスの医師による研究があったそうなんです。
ヴンダーリッヒはこれが本当なのか確かめるべく、30センチもある長い温度計を使って、無数の患者の体温を計測し、人間の平熱は37度であると突き止めたそうです。
これが1868年のことです。
そして人間の平熱についてはその後も研究が進められ、現在では1日の内でも変化することが知られています。
朝にはやや低く、もっとも体温が高くなるのは午後6時頃で、男女でも平熱に差があることが分かっています。
最近の研究によれば、奇妙なことにその平熱が年々下がっているのんだという事です。
2017年の研究では、イギリス人3万5000人を対象とした25万回分の計測結果から、口内の平均温度が36.6度であることが判明したそうです。
さらに2020年7月の研究では、アメリカ人の平熱が1860年代以降、10年で0.02度ずつ低下していることが突き止められているそうです。
我々は、一応、平熱は36.5度って認識ですよね?
よく考えたら、これも測っての結果じゃない気がしますな。
わたくし院長、子供の頃から平熱は36.5度って思ってました。
で、この平熱の低下については、どうも世界中で起こってるようなんですね。
『Science Advances』(10月28日付)に掲載された研究では、ボリビアの先住民「チマネ族」の平熱が2002年以降、年0.05度と急激に低下しているなんて報告もあるそうなんです。
ボリビア・アマゾンで暮らすチマネ族は、1日1万6000歩を歩く生活のためか、世界でもっとも健康な心臓を持つと評価された人たちだそうで、今回の研究では、2002年から2018年にかけて、5500人のチマネ族の体温を計1万8000回にわたって計測。
さらに、気温・感染症・体重など、体温に影響を与える要因を考慮して測定値を調整したうえで分析が行われたそうです。
すると彼らの現在の平熱は36.5度であることが判明、わずか20年のうちに、アメリカ人が2世紀かけて経験したのと同じ体温の低下が起きていたそうなんです。
ですが、アメリカ・カリフォルニア大学サンタバーバラ校のマイケル・ガーベン教授は、「現代的な医療と、昔に比べて軽い感染症が長引かなくなったからかもしれません」と説明しています。
つまりは抗生物質や抗炎症剤などによる治療を受けられるようになったことで、以前に比べれば感染症にかかりにくくなり、かかったとしても治りが早くなったことが関係しているということなんですね。
ですが、原因はそれだけではなさそうで、ここ20年で健康状態は良くなっていますが、ボリビアの田舎では相変わらず感染症が蔓延しています。
感染症の減少だけでは、体温が低下した理由を説明できないという意見もあります。
もう1つの可能性としては、夏場の冷房や冬場の暖房が普及したおかげで、かつてに比べて、人体が楽に体温調節できるようになっているからとも考えられるといいます。
チマネ族の場合、そうした高度な冷暖房システムを利用しているわけではないですが、それでも衣服や毛布といった体を温める製品を入手しやすくはなっています。
にしたら、アメリカ以上に体温が低下してるってのに少々、無理がありますよね。
やはり体温が下がるってことは、良い事ではない気がします…。
体温の上昇と免疫力は密接な関係がありますし、やはり人類全般が、色んな意味で弱くなってるのかもしれませんね。
そりゃ、これだけ抗生物質や薬ができたら、気合いで治すとかないでしょうし、身体も自然と強くある必要がなくなるもんね。
ま、それと体温低下が直結するとは限りませんが、無関係ではないでしょう。
次世代、次々世代の人類は、もっと弱っていきそうですしちょっと心配ですが…
ま、我々世代には関係ないか(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院