2016年03月30日 [ダイエットのこと]
GI値とGIジョーは無関係
お疲れ様です。院長です。
3月30日水曜日。
3月も残すところ、後2日…
いよいよ4月ですなぁ…
あ、ちょいちょい告知してますが、4月1日から診療時間が変更されます。
午後診が16:30〜21:00から → → → 15:00〜21:00に変更です。
この1時間半の短縮で、きっと患者さんが増えると信じております。
ですから、長い休憩時間を取れるのも、後2日…
1日からは、ダッシュでジムへ行き、ダッシュでトレーニング、ダッシュで帰るというスケジュールになっちゃいます。
慌ただしいですが、まぁ、そういう毎日って嫌いじゃないんで、ちょっと楽しみでもあったりなかったりラジバンダリ…
休憩らしい休憩が取れなくなるので、体力面でどうなん?ってのはありますが、まぁ、すぐ慣れるでしょう。
てことで、本日のお題、昨日の続き「GI値」いってみよ。
まず、生理学のおさらい。
簡単にいきましょう。
人間は食事をすると、摂取したものは体内で「糖」になり血液中を流れます。つまり食事により「血糖値が上昇」するのです。
「血糖値」とは、すなわち血液中の糖分の値てわけです。
で、作られた糖は私たちの身体を動かすエネルギーとなるわけですが、急激に血糖値が上昇すると、膵臓から「インシュリン」というホルモンが分泌され、血糖値を下げようとします。
ここまでは、問題ないですね。
で、このインシュリンには、血糖値を下げるとともに、重要な役割があるんです。
それは、脂肪を作り脂肪細胞の分解を抑制するってお仕事なんですね。
つまり、血糖値を下げる代わりに、脂肪を身体に溜めようとする働きと、脂肪が分解されるのを妨げようとする働きがありますねん。
これだけ見ると、アカンやつやろ?
脂肪を溜めて、脂肪燃焼を阻止するなんて、ダイエッターの天敵やがな。
ですから、低糖質ダイエットって、簡単に(あくまで期間的な意味ね。)体重が減ったりするんですね。
糖の摂取が少なければ少ないほど、インシュリンの分泌も減るわけですから…
でも、その痩せ方は危険だってお話は、散々してきたのでもう理解してくれてるはず。
まず、糖がないと他の何かで糖を新生しなくてはいけません。つまり、身体の中から「糖」を作り、エネルギーにするんですね。
ここで、脂肪ばっか使ってくれたらいいんですけど…
いかんせん、筋肉を使う傾向が強いです。
でも、ここで、ひとつ。
この状態でも、ちゃんと筋トレしてたら、脂肪が燃える率が上がります。
筋トレによって、筋肉も損傷してますから、まず糖を作るのに脂肪を使おうってことになるんです。
これが「ライザップ」のカラクリですね。
筋トレを的確に導入することにより、脂肪の燃焼を促進しているわけです。
ま、こう書くとすげーってなるんですけど、結局代謝は下がる一方ですから、このダイエットも最後はリバウンドします。必ずね。
話を戻して、ではこのインシュリン。
出来るだけ分泌されない方がいいんですよ。
では、糖の摂取を減らす以外で、このインシュリンの分泌を抑える方法のキーになるのが「GI値」なんですね。
まず、少しでもインシュリンの分泌を抑えるためには、血糖値の上昇をゆるやかにする必要があります。
いくら糖が入ろうが血糖値が上昇しなければインシュリンも分泌されません。
そこで目安となるのが「GI値」という数値なんです。
GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったものなわけです。
ブドウ糖を摂取した時の血糖値上昇率を100として、相対的に表されています。
つまり、「砂糖」そのものが100。
これを基準に、低ければ低いほど血糖値の上昇が遅くなり、インシュリンの分泌も抑えられるってことなんですねぇ〜。
しかも、GI値が低い食べ物ほどゆっくりと消化吸収されるため、いわゆる腹持ちがいい食品ってことで、、ダイエットにはさらにピッタリなわけです。
このサイトにあらゆる食材の「GI値」が記載されてますので、これを見て出来るだけ低い食材を摂取するようにしてみて下さい。
http://www.nice-body.jp/diet/insulin_diet/insulin_diet_gi_a.html
インシュリンというホルモンは、この血糖値を下げる作用以外にも、細胞によるエネルギー産生を調節するはたらきや、細胞に指示を送りブドウ糖の処理を促す作用、腫瘍の成長を抑える作用などが確認されてます。
そしてこのインシュリンを無駄遣いしないのが、アンチエイジングに繋がるって発表もあるくらいですから、GI値を抑える食事は良いことだらけと言えるかもしれませんね。
ただ、少し…
腹持ちがいい。消化吸収がゆっくりってことは、これからの暑い季節、夏バテ中なんかで胃腸が弱ってる時は負担になるかもしれませんので、そこは注意してくださいね。
夏はすぐそこですから、とりあえず痩せたい!
って気持ちはよくわかりますが、健康と引き換えのダイエットはそろそろ卒業しましょうね〜
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月30日水曜日。
3月も残すところ、後2日…
いよいよ4月ですなぁ…
あ、ちょいちょい告知してますが、4月1日から診療時間が変更されます。
午後診が16:30〜21:00から → → → 15:00〜21:00に変更です。
この1時間半の短縮で、きっと患者さんが増えると信じております。
ですから、長い休憩時間を取れるのも、後2日…
1日からは、ダッシュでジムへ行き、ダッシュでトレーニング、ダッシュで帰るというスケジュールになっちゃいます。
慌ただしいですが、まぁ、そういう毎日って嫌いじゃないんで、ちょっと楽しみでもあったりなかったりラジバンダリ…
休憩らしい休憩が取れなくなるので、体力面でどうなん?ってのはありますが、まぁ、すぐ慣れるでしょう。
てことで、本日のお題、昨日の続き「GI値」いってみよ。
まず、生理学のおさらい。
簡単にいきましょう。
人間は食事をすると、摂取したものは体内で「糖」になり血液中を流れます。つまり食事により「血糖値が上昇」するのです。
「血糖値」とは、すなわち血液中の糖分の値てわけです。
で、作られた糖は私たちの身体を動かすエネルギーとなるわけですが、急激に血糖値が上昇すると、膵臓から「インシュリン」というホルモンが分泌され、血糖値を下げようとします。
ここまでは、問題ないですね。
で、このインシュリンには、血糖値を下げるとともに、重要な役割があるんです。
それは、脂肪を作り脂肪細胞の分解を抑制するってお仕事なんですね。
つまり、血糖値を下げる代わりに、脂肪を身体に溜めようとする働きと、脂肪が分解されるのを妨げようとする働きがありますねん。
これだけ見ると、アカンやつやろ?
脂肪を溜めて、脂肪燃焼を阻止するなんて、ダイエッターの天敵やがな。
ですから、低糖質ダイエットって、簡単に(あくまで期間的な意味ね。)体重が減ったりするんですね。
糖の摂取が少なければ少ないほど、インシュリンの分泌も減るわけですから…
でも、その痩せ方は危険だってお話は、散々してきたのでもう理解してくれてるはず。
まず、糖がないと他の何かで糖を新生しなくてはいけません。つまり、身体の中から「糖」を作り、エネルギーにするんですね。
ここで、脂肪ばっか使ってくれたらいいんですけど…
いかんせん、筋肉を使う傾向が強いです。
でも、ここで、ひとつ。
この状態でも、ちゃんと筋トレしてたら、脂肪が燃える率が上がります。
筋トレによって、筋肉も損傷してますから、まず糖を作るのに脂肪を使おうってことになるんです。
これが「ライザップ」のカラクリですね。
筋トレを的確に導入することにより、脂肪の燃焼を促進しているわけです。
ま、こう書くとすげーってなるんですけど、結局代謝は下がる一方ですから、このダイエットも最後はリバウンドします。必ずね。
話を戻して、ではこのインシュリン。
出来るだけ分泌されない方がいいんですよ。
では、糖の摂取を減らす以外で、このインシュリンの分泌を抑える方法のキーになるのが「GI値」なんですね。
まず、少しでもインシュリンの分泌を抑えるためには、血糖値の上昇をゆるやかにする必要があります。
いくら糖が入ろうが血糖値が上昇しなければインシュリンも分泌されません。
そこで目安となるのが「GI値」という数値なんです。
GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったものなわけです。
ブドウ糖を摂取した時の血糖値上昇率を100として、相対的に表されています。
つまり、「砂糖」そのものが100。
これを基準に、低ければ低いほど血糖値の上昇が遅くなり、インシュリンの分泌も抑えられるってことなんですねぇ〜。
しかも、GI値が低い食べ物ほどゆっくりと消化吸収されるため、いわゆる腹持ちがいい食品ってことで、、ダイエットにはさらにピッタリなわけです。
このサイトにあらゆる食材の「GI値」が記載されてますので、これを見て出来るだけ低い食材を摂取するようにしてみて下さい。
http://www.nice-body.jp/diet/insulin_diet/insulin_diet_gi_a.html
インシュリンというホルモンは、この血糖値を下げる作用以外にも、細胞によるエネルギー産生を調節するはたらきや、細胞に指示を送りブドウ糖の処理を促す作用、腫瘍の成長を抑える作用などが確認されてます。
そしてこのインシュリンを無駄遣いしないのが、アンチエイジングに繋がるって発表もあるくらいですから、GI値を抑える食事は良いことだらけと言えるかもしれませんね。
ただ、少し…
腹持ちがいい。消化吸収がゆっくりってことは、これからの暑い季節、夏バテ中なんかで胃腸が弱ってる時は負担になるかもしれませんので、そこは注意してくださいね。
夏はすぐそこですから、とりあえず痩せたい!
って気持ちはよくわかりますが、健康と引き換えのダイエットはそろそろ卒業しましょうね〜
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院