2020年10月06日 [色々なこと]
地球外生命体
お疲れ様です。院長です。
10月6日の火曜日でございます。
10月に入り、グッと涼しくなりましたんで、夜も寝やすくなったねぇ。
秋の夜長なんて言いますし、のんびりお月見なんてのも良いですな。
月と言えば、やっぱ満月が一番キレイかとは思いますが、今日のように少し欠けた月も、味わいがありますよね。
てな感じで、秋の夜長ぼんやり夜空を眺めるもの風流ってなもんですが、今日のネタもその天体ネタとなっております。
しかも、スケールがデカい。
なんと、金星で生命の痕跡を発見かってなお話しなんです。
金星の大気から生命体によって生み出されるガスを検出したそうなんですよ。
地球と金星は、大きさや密度が似ていて、山脈や火山まであるために「姉妹惑星」なんて呼ばれています。
だからと言って、地表の温度が465度に達し、雲が硫酸でできている金星は、生命にとってはかなり過酷な環境といえるでしょう。
てより、普通は生命体は生存できないですよね。
って考えるのは、あくまでも地球生命体を基準に考えた場合なんですよね。
地球に生きてる生命体なら、地表温度465度ではさすがに生きてられませんが、地上は無理でも雲の中なら生命が存在するかもしれないそうなんです。
英カーディフ大学をはじめとするグループによって、金星の大気中から、地球では生命体によって生み出されるガス、「ホスフィン(リン化水素)」の痕跡を検出したとする研究論文が発表されました。
この研究によると、金星の表面から約6万メートル上空にある雲の上層部で発見されたのは「ホスフィン」という分子です。
ホスフィンは、リンと水素による無機化合物で可燃性ガスの一種です。
地球上では湖沼や動物の腸内に存在し、微生物などが有機物を分解することにより発生します。
それゆえに生命の存在を示す痕跡「バイオシグネチャー」となりうるそうなんです。
この「バイオシグネチャー(biosignature)」とは、生物の呼吸や代謝に由来する物質や、地球外知的生命が築いたであろう文明からの電波など、地球外生命が存在する痕跡となりうる物や現象のことを指します。
ですが、金星の表面は灼熱で、有害な大気につつまれ、地球の92倍もの気圧を持つ惑星です。
ですが地表から50キロの上空を漂う雲は、たしかにとんでもない酸性ではあるんですが、温度は20度程度と私たちにも馴染みのある暖かさで、気圧も1気圧と地球と同程度です。
それゆえに、生命が絶対に存在しないとは言い切れない環境のようなんです。
生命にとっては地獄のような環境とされてきた金星ですが、その雲の中なら生存できるかもしれないと考えた研究者はこれまでにもいたんだそうです。
1967年、カール・セーガンがそうした説を提唱し、より最近の研究でも金星の紫外線の中に藻類やバクテリアの類に起因するかのような奇妙なパターンが発見されました。
またつい先月には、米MITの研究グループによって、金星上空で生物が恒久的に活動を営むライフサイクルに関して仮説が発表されています。
それによれば、もっとも考えられるのは、微生物が金星上空を漂う水滴の中で生きる可能性なんだそうです。
だがもちろん、大気中の水滴が大きく成長すれば、やがては雨となって落下することになります。
せっかくの生命を宿した雨も、灼熱の地上に急接近するうちに干上がってしまいます。
しかし地表から33〜48キロ上空に広がる大気下層ならば、水滴が蒸発してしまったとしても乾燥した”胞子”として生命は生き残れるのだとか…。
胞子はやがて上空に舞い上がり、再び水滴の中で生命活動を開始すると…。
ホスフェンの存在を示す電波の波形は、チリのALMA電波干渉計とハワイのジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡によって検出されました。
現時点では、硫酸の雲に生命がどのように対処するのかきちんとは説明されていません。
またホスフェンが生物由来ではなく、自然の化学反応によるものである可能性が絶対にないとも言えないようなんです。
しかし仮にそれが本当に生命の痕跡であるとしたら、生命はこれまで生存不可能だと思われていた環境でも生きていられるという証拠になるわけです。
地球外生命の捜索範囲を一気に広める、まさに世紀の大発見になるはずなんですよね。
これはちょっとばかり、ワクワクしちゃいますが、みなさんは地球外生命体、どう思われますか?
わたくし院長は、今現在は地球以外に文明をもつほどの星はないと思いますが、こういったバクテリアや藻のような生き物なら、可能性はあるかなと…。
そして、今現在と言ったのは、こういったバクテリアや藻がもしも生存しているなら、将来的にはヒトが現れる可能性もなくはないのかなと…
それはわたくし院長が生きてるうちとか言うレベルではなく、何億年も先の話かもしれませんが、地球も最初はそうだったはずですからね。
生命の誕生なんか、そんなもんから始まるもんですからね。
この案件も、今後の研究に期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月6日の火曜日でございます。
10月に入り、グッと涼しくなりましたんで、夜も寝やすくなったねぇ。
秋の夜長なんて言いますし、のんびりお月見なんてのも良いですな。
月と言えば、やっぱ満月が一番キレイかとは思いますが、今日のように少し欠けた月も、味わいがありますよね。
てな感じで、秋の夜長ぼんやり夜空を眺めるもの風流ってなもんですが、今日のネタもその天体ネタとなっております。
しかも、スケールがデカい。
なんと、金星で生命の痕跡を発見かってなお話しなんです。
金星の大気から生命体によって生み出されるガスを検出したそうなんですよ。
地球と金星は、大きさや密度が似ていて、山脈や火山まであるために「姉妹惑星」なんて呼ばれています。
だからと言って、地表の温度が465度に達し、雲が硫酸でできている金星は、生命にとってはかなり過酷な環境といえるでしょう。
てより、普通は生命体は生存できないですよね。
って考えるのは、あくまでも地球生命体を基準に考えた場合なんですよね。
地球に生きてる生命体なら、地表温度465度ではさすがに生きてられませんが、地上は無理でも雲の中なら生命が存在するかもしれないそうなんです。
英カーディフ大学をはじめとするグループによって、金星の大気中から、地球では生命体によって生み出されるガス、「ホスフィン(リン化水素)」の痕跡を検出したとする研究論文が発表されました。
この研究によると、金星の表面から約6万メートル上空にある雲の上層部で発見されたのは「ホスフィン」という分子です。
ホスフィンは、リンと水素による無機化合物で可燃性ガスの一種です。
地球上では湖沼や動物の腸内に存在し、微生物などが有機物を分解することにより発生します。
それゆえに生命の存在を示す痕跡「バイオシグネチャー」となりうるそうなんです。
この「バイオシグネチャー(biosignature)」とは、生物の呼吸や代謝に由来する物質や、地球外知的生命が築いたであろう文明からの電波など、地球外生命が存在する痕跡となりうる物や現象のことを指します。
ですが、金星の表面は灼熱で、有害な大気につつまれ、地球の92倍もの気圧を持つ惑星です。
ですが地表から50キロの上空を漂う雲は、たしかにとんでもない酸性ではあるんですが、温度は20度程度と私たちにも馴染みのある暖かさで、気圧も1気圧と地球と同程度です。
それゆえに、生命が絶対に存在しないとは言い切れない環境のようなんです。
生命にとっては地獄のような環境とされてきた金星ですが、その雲の中なら生存できるかもしれないと考えた研究者はこれまでにもいたんだそうです。
1967年、カール・セーガンがそうした説を提唱し、より最近の研究でも金星の紫外線の中に藻類やバクテリアの類に起因するかのような奇妙なパターンが発見されました。
またつい先月には、米MITの研究グループによって、金星上空で生物が恒久的に活動を営むライフサイクルに関して仮説が発表されています。
それによれば、もっとも考えられるのは、微生物が金星上空を漂う水滴の中で生きる可能性なんだそうです。
だがもちろん、大気中の水滴が大きく成長すれば、やがては雨となって落下することになります。
せっかくの生命を宿した雨も、灼熱の地上に急接近するうちに干上がってしまいます。
しかし地表から33〜48キロ上空に広がる大気下層ならば、水滴が蒸発してしまったとしても乾燥した”胞子”として生命は生き残れるのだとか…。
胞子はやがて上空に舞い上がり、再び水滴の中で生命活動を開始すると…。
ホスフェンの存在を示す電波の波形は、チリのALMA電波干渉計とハワイのジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡によって検出されました。
現時点では、硫酸の雲に生命がどのように対処するのかきちんとは説明されていません。
またホスフェンが生物由来ではなく、自然の化学反応によるものである可能性が絶対にないとも言えないようなんです。
しかし仮にそれが本当に生命の痕跡であるとしたら、生命はこれまで生存不可能だと思われていた環境でも生きていられるという証拠になるわけです。
地球外生命の捜索範囲を一気に広める、まさに世紀の大発見になるはずなんですよね。
これはちょっとばかり、ワクワクしちゃいますが、みなさんは地球外生命体、どう思われますか?
わたくし院長は、今現在は地球以外に文明をもつほどの星はないと思いますが、こういったバクテリアや藻のような生き物なら、可能性はあるかなと…。
そして、今現在と言ったのは、こういったバクテリアや藻がもしも生存しているなら、将来的にはヒトが現れる可能性もなくはないのかなと…
それはわたくし院長が生きてるうちとか言うレベルではなく、何億年も先の話かもしれませんが、地球も最初はそうだったはずですからね。
生命の誕生なんか、そんなもんから始まるもんですからね。
この案件も、今後の研究に期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院