2016年03月17日 [からだのこと]
添加物と食品
お疲れ様です。院長です。
3月17日。木曜日。
気温も上がってきて、気持ちも晴れやか。
良い季節の始まりですねぇ〜
この季節、ポカポカしてくるんで、まず眠いですよね〜。
春眠暁を覚えずなんて言いますが、春は睡眠欲が半端ない。
そして、睡眠欲の次に来るのが、食欲でしょうか…
食欲と言えば秋って気もしますが、やはり良い季節だと、ついつい食べたくなりますよねぇ…
で、こんな時、体に悪いとは思いつつ、ついつい手が伸びるのが手軽に食べれる「インスタント食品」ですよね。
いわゆる「カップ麺」に代表される「インスタント食品」。
身体に悪いと思いがちですが…
最近の「カップ麺」はなかなかのヤツが多いんですよね〜。
まず、カロリー面なんですが、色々な麺がある中で、一番売れてるらしい「日清カップヌードル」
これのノーマル味で343kcalで、ライトに至っては198kcalとかなりのローカロリーと言えます。
成人男性の一日の適正摂取カロリーのひとつの基準が、1500〜2000kcalとされてるので、ライトだと一日に8〜10個食べられる計算です。
一日8〜10個…
睡眠時間と、絶対食事できない時間(仕事中とか入浴中とか)を除くその他の時間で、90分おき位に食べないといけない量です。
つまり、普通は食べきれない量。
で、このカロリー。
ここだけみれば、決して悪い食材とはいえないはず。
では、何が身体に悪いのか…
一番悪いとされるのがスープ(の素)に大量に入ってる塩分。
体重、60キロの一般成人男性の、一日の許容塩分摂取量が、約6グラムと言われているのに対し、カップ麺に入ってる塩分が大体6グラム程度。つまり、1杯食べただけで一日の許容量をオーバーします。
一日8〜10個…
致死量ですわ(笑)
この個数を食べても、カロリーは問題ないですが、塩分はテラオーバー…
プラス、カップ麺の中にはリン酸塩というものが多く使用されています。
リンは、身体に必要なミネラルなんですが、普通に生活していても十分とることが出来るもの。
カップ麺を食べ過ぎると、こちらも過剰摂取になる恐れがあり、長期的に続けると、次のような弊害が起こります。
・カルシウムの吸収を阻害するので骨や歯が弱くなる
・腎機能が低下する
・甲状腺機能に障害が起こる
等々…
こう書かれるとちょっと食べる気しなくなりますよね。
でも、こう言っちゃなんですが、今の食品にはかなりのものに添加物が入ってます。
ですから、一概に「カップ麺」=悪いと断定はできないですね。
実際に、インタント食品を食べ続け、長生きした例も存在します。
「日清食品」の創業者で、チキンラーメンの生みの親である安藤百福さんは毎日、自社のインスタントラーメンを食べていたそうですが、96歳まで生きられたそうですからねぇ〜。
とはいえ、やはり健康面から、なんとなく避けてしまいがちなカップ麺も、食べ方によってはかなり安全に食べることができます。
ちょっと紹介しときますと、まず粉末スープに入ってる塩分、添加物が悪いわけですから、これを使わない。って手もあります。
でも、こうしちゃうと、せっかくのカップ麺の味が違うものになっちゃいますから…
つまり、粉末スープは仕方ない。そこで、裏技。
普通のカップ麺は、油揚げ麺ですから、当然油を吸っています。で、この吸った油が腐らないように防腐剤と添加物が染み込ませてあります。
この悪者だけでも排除しましょう。
まず、お湯を必要な量の2倍沸かします。次にカップから、かやくと粉末スープを取り出し、規定量のお湯を注ぎます。指定時間の約1〜2分前になったらフタを開け、注いだお湯を全部捨てます。
こうすることで、麺にしみ込んだ油や防腐剤が流れ出ます。
そして、半分茹で上がった状態の麺に、かやくと粉末スープを振りかけて、ここでよくかき混ぜます。
そして最後に、再び規定量のお湯を注ぎます。さらに1分待てば、安全麺の出来上がりです。
後は、カップ麺の麺だけを使って、サラダと和えてサラスパ風にしちゃうとか…
おいしくて安全な食べ方をすれば、カロリーも低いしなにより経済的ですから、良いんじゃないですかね〜。
最後に意外なお話。
カップ麺は常温で長期間保存出来るのが魅力の一つと言えますが、ここにも落とし穴があります。
買ってすぐのもの(製造して)と、日数がたったものでは、食べるに差し支えはないですが、麺に含まれてる「油」が必ず「酸化」していきます。
「酸化」した油はアレルギーの原因となったり、老化を促進するなど、体に良くありませんので、摂取は避けたいところです。
ですから、出来るだけ製造から早めに食べましょう。そして高温であるほど酸化が加速するので、長期保存したい場合は冷蔵庫に入れておくほうが酸化は防げます。
最後にもうひとつ…
手軽さが売りのカップ麺ですから、これはどうかとも思うんですが、このプラスチックもあまり身体には良いとは言えません。
プラスチック容器と熱湯が合わさると、ホルモンの分泌を乱す環境ホルモンが発生するともいわれています。
マグカップ丼に移し替えてからお湯を注ぐとこの問題もクリアできます。
まぁ、ここまでするなら、他のもの食べるか(笑)
でも、ひと手間だけで健康維持できるなら、それ位ね。
健康は自分で作る時代ですからね〜。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月17日。木曜日。
気温も上がってきて、気持ちも晴れやか。
良い季節の始まりですねぇ〜
この季節、ポカポカしてくるんで、まず眠いですよね〜。
春眠暁を覚えずなんて言いますが、春は睡眠欲が半端ない。
そして、睡眠欲の次に来るのが、食欲でしょうか…
食欲と言えば秋って気もしますが、やはり良い季節だと、ついつい食べたくなりますよねぇ…
で、こんな時、体に悪いとは思いつつ、ついつい手が伸びるのが手軽に食べれる「インスタント食品」ですよね。
いわゆる「カップ麺」に代表される「インスタント食品」。
身体に悪いと思いがちですが…
最近の「カップ麺」はなかなかのヤツが多いんですよね〜。
まず、カロリー面なんですが、色々な麺がある中で、一番売れてるらしい「日清カップヌードル」
これのノーマル味で343kcalで、ライトに至っては198kcalとかなりのローカロリーと言えます。
成人男性の一日の適正摂取カロリーのひとつの基準が、1500〜2000kcalとされてるので、ライトだと一日に8〜10個食べられる計算です。
一日8〜10個…
睡眠時間と、絶対食事できない時間(仕事中とか入浴中とか)を除くその他の時間で、90分おき位に食べないといけない量です。
つまり、普通は食べきれない量。
で、このカロリー。
ここだけみれば、決して悪い食材とはいえないはず。
では、何が身体に悪いのか…
一番悪いとされるのがスープ(の素)に大量に入ってる塩分。
体重、60キロの一般成人男性の、一日の許容塩分摂取量が、約6グラムと言われているのに対し、カップ麺に入ってる塩分が大体6グラム程度。つまり、1杯食べただけで一日の許容量をオーバーします。
一日8〜10個…
致死量ですわ(笑)
この個数を食べても、カロリーは問題ないですが、塩分はテラオーバー…
プラス、カップ麺の中にはリン酸塩というものが多く使用されています。
リンは、身体に必要なミネラルなんですが、普通に生活していても十分とることが出来るもの。
カップ麺を食べ過ぎると、こちらも過剰摂取になる恐れがあり、長期的に続けると、次のような弊害が起こります。
・カルシウムの吸収を阻害するので骨や歯が弱くなる
・腎機能が低下する
・甲状腺機能に障害が起こる
等々…
こう書かれるとちょっと食べる気しなくなりますよね。
でも、こう言っちゃなんですが、今の食品にはかなりのものに添加物が入ってます。
ですから、一概に「カップ麺」=悪いと断定はできないですね。
実際に、インタント食品を食べ続け、長生きした例も存在します。
「日清食品」の創業者で、チキンラーメンの生みの親である安藤百福さんは毎日、自社のインスタントラーメンを食べていたそうですが、96歳まで生きられたそうですからねぇ〜。
とはいえ、やはり健康面から、なんとなく避けてしまいがちなカップ麺も、食べ方によってはかなり安全に食べることができます。
ちょっと紹介しときますと、まず粉末スープに入ってる塩分、添加物が悪いわけですから、これを使わない。って手もあります。
でも、こうしちゃうと、せっかくのカップ麺の味が違うものになっちゃいますから…
つまり、粉末スープは仕方ない。そこで、裏技。
普通のカップ麺は、油揚げ麺ですから、当然油を吸っています。で、この吸った油が腐らないように防腐剤と添加物が染み込ませてあります。
この悪者だけでも排除しましょう。
まず、お湯を必要な量の2倍沸かします。次にカップから、かやくと粉末スープを取り出し、規定量のお湯を注ぎます。指定時間の約1〜2分前になったらフタを開け、注いだお湯を全部捨てます。
こうすることで、麺にしみ込んだ油や防腐剤が流れ出ます。
そして、半分茹で上がった状態の麺に、かやくと粉末スープを振りかけて、ここでよくかき混ぜます。
そして最後に、再び規定量のお湯を注ぎます。さらに1分待てば、安全麺の出来上がりです。
後は、カップ麺の麺だけを使って、サラダと和えてサラスパ風にしちゃうとか…
おいしくて安全な食べ方をすれば、カロリーも低いしなにより経済的ですから、良いんじゃないですかね〜。
最後に意外なお話。
カップ麺は常温で長期間保存出来るのが魅力の一つと言えますが、ここにも落とし穴があります。
買ってすぐのもの(製造して)と、日数がたったものでは、食べるに差し支えはないですが、麺に含まれてる「油」が必ず「酸化」していきます。
「酸化」した油はアレルギーの原因となったり、老化を促進するなど、体に良くありませんので、摂取は避けたいところです。
ですから、出来るだけ製造から早めに食べましょう。そして高温であるほど酸化が加速するので、長期保存したい場合は冷蔵庫に入れておくほうが酸化は防げます。
最後にもうひとつ…
手軽さが売りのカップ麺ですから、これはどうかとも思うんですが、このプラスチックもあまり身体には良いとは言えません。
プラスチック容器と熱湯が合わさると、ホルモンの分泌を乱す環境ホルモンが発生するともいわれています。
マグカップ丼に移し替えてからお湯を注ぐとこの問題もクリアできます。
まぁ、ここまでするなら、他のもの食べるか(笑)
でも、ひと手間だけで健康維持できるなら、それ位ね。
健康は自分で作る時代ですからね〜。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院