2020年02月05日 [からだのこと]
がんからしたらガーンですな(笑)
お疲れ様です。院長です。
2月5日の水曜日でございます。
節分も過ぎて、春に向かってるはずが、まだまだ寒いですねぇ。
まぁ、春と呼べる気候になるまではまだあと2ヶ月はかかるでしょうけど、早いとこ寒さのピークは過ぎて欲しもんですな。
よく書いてますが、2月ってほんと特別な月じゃないんですよね(笑)
季節で言えば冬なんでしょうけど、暦の上では春ですよ的な部分もあるんですが、実際は春を感じる事なんてないもんねぇ。
3月だと卒業式があったり、徐々に春めいてくる感覚だったりがありますし、何となく季節が移ろう感があるもんねぇ。
てな2月の悪口ばっかり言うてても始まりませんので、今日もネタにいきましょう。
今日のネタは、イギリスの研究で、がん細胞だけを殺す免疫細胞が発見され、万能ながん治療の開発につながるんじゃないかと期待が集まっております。
ほぼすべてのがん細胞を標的にして殺すことができるー…
そんながん治療に革命を起こすかもしれない免疫細胞が新たに発見されたそうなんです。
人体での試験はまだ行われていませんが、万能ながん治療法の開発につながるのではと研究者達も色めきだってるという事です。
がん治療における最近でのもっとも素晴らしい進歩の1つは、CAR-T細胞療法の開発だといわれています。
これは、患者から抽出したT細胞(免疫細胞の1つ)を再プログラムして、治療対象となるがん細胞が持つ特定のタンパク質を標的にさせるというものです。
患者本人のT細胞を使うので、個人に合わせてカスタマイズされている点が特徴で、アメリカでは2017年、日本では2019年3月(5月からは保険適用も)に承認されています。
しかし、この療法は高価(薬価3349万円だとか…)で、時間もかかるし、重大な副作用の懸念がないわけでもない。
また、あらゆるがんを標的にする普遍的なT細胞受容体(TCR)がないという大きな制約もありました。
なにより高いわね。
3000万円っつったら払える人が限られてきますしねぇ。
TCRとはT細胞(免疫細胞)の表面に備わっているセンサーのようなもので、T細胞はこれを通じて抗原(ウイルス・細菌・がん細胞)を認識します。
どのようながん細胞であっても認識できる普遍的なTCRがあれば、T細胞はあらゆるがん細胞を攻撃できることになるわけですが、実際のところ、そのようなTCRは存在しないだろうと考えられていたわけなんです。
ところが、イギリスをはじめとする国際的研究グループが発表した研究では、普遍的なTCRが発見されたと伝えているわけなんです。
これはウェールズの血液バンクの血液を分析し、細菌と戦うことができる免疫細胞を探していた所、偶然発見されたものだそうです。
まぁ、結構こうやって偶然発見されたパターンってあるんですよねぇ…。
それによれば、あるT細胞で見つかった新しい受容体には、健康な細胞を傷つけることなく、さまざまな種類のがんに狙いを定める力があるという。
そのT細胞は、「MR1」という細胞表面の分子を手掛かりに、がん細胞と健康な細胞を見分けているようだと。
この健康な細胞とげん細胞を見分けるという事が、非常に難しい事なんですよね。
MR1は人体のほぼすべての細胞に備わっていますが、がん細胞では発現の仕方が異なっています。
そこで、そうした差異を利用すれば、1種類のT細胞だけで人体に存在するあらゆるがん細胞を標的にできることになると考えたわけですな。
現在のTCRを使った治療は、珍しいがんを患う少数の患者にしか有効ではありません。
ですがMR1を限定してがん細胞を標的にするT細胞なら、万能がん治療の開発につながると期待できるのではないかと研究チームは考えてるわけです。
現時点では、細胞を使った試験や初期の動物実験でその有効性が確認されただけに過ぎません。
それでも研究チームによれば、動物実験の結果は期待させるもので、その後の安全性試験の結果が良好ならば、人体での治験もかなり早い段階で行えるだろうとのことです。
もちろん、まだ越えるべきハードルは多いですが、試験さえ上手くいけば、数年のうちに患者さんに使えるのではと期待が高まっておるようです。
このブログでも、今まで色々がん治療についてのお話をしましたが、これは何だかうまくいきそうな気配が…
ま、わたくし院長ももちろん素人に毛の生えたような知識しかありませんが、このやり方ならうまくいく様な気がします。
乞うご期待ってやつですね。
まぁ、医学がこれだけ進歩してるんですから、そろそろ、ガンに対抗できる方法が見つかっても不思議はないですよね。
後はいつもの通り、わたくし院長の生きてるうちに完成するかなぁ〜ってとこですな。
それまで何とか頑張ります。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月5日の水曜日でございます。
節分も過ぎて、春に向かってるはずが、まだまだ寒いですねぇ。
まぁ、春と呼べる気候になるまではまだあと2ヶ月はかかるでしょうけど、早いとこ寒さのピークは過ぎて欲しもんですな。
よく書いてますが、2月ってほんと特別な月じゃないんですよね(笑)
季節で言えば冬なんでしょうけど、暦の上では春ですよ的な部分もあるんですが、実際は春を感じる事なんてないもんねぇ。
3月だと卒業式があったり、徐々に春めいてくる感覚だったりがありますし、何となく季節が移ろう感があるもんねぇ。
てな2月の悪口ばっかり言うてても始まりませんので、今日もネタにいきましょう。
今日のネタは、イギリスの研究で、がん細胞だけを殺す免疫細胞が発見され、万能ながん治療の開発につながるんじゃないかと期待が集まっております。
ほぼすべてのがん細胞を標的にして殺すことができるー…
そんながん治療に革命を起こすかもしれない免疫細胞が新たに発見されたそうなんです。
人体での試験はまだ行われていませんが、万能ながん治療法の開発につながるのではと研究者達も色めきだってるという事です。
がん治療における最近でのもっとも素晴らしい進歩の1つは、CAR-T細胞療法の開発だといわれています。
これは、患者から抽出したT細胞(免疫細胞の1つ)を再プログラムして、治療対象となるがん細胞が持つ特定のタンパク質を標的にさせるというものです。
患者本人のT細胞を使うので、個人に合わせてカスタマイズされている点が特徴で、アメリカでは2017年、日本では2019年3月(5月からは保険適用も)に承認されています。
しかし、この療法は高価(薬価3349万円だとか…)で、時間もかかるし、重大な副作用の懸念がないわけでもない。
また、あらゆるがんを標的にする普遍的なT細胞受容体(TCR)がないという大きな制約もありました。
なにより高いわね。
3000万円っつったら払える人が限られてきますしねぇ。
TCRとはT細胞(免疫細胞)の表面に備わっているセンサーのようなもので、T細胞はこれを通じて抗原(ウイルス・細菌・がん細胞)を認識します。
どのようながん細胞であっても認識できる普遍的なTCRがあれば、T細胞はあらゆるがん細胞を攻撃できることになるわけですが、実際のところ、そのようなTCRは存在しないだろうと考えられていたわけなんです。
ところが、イギリスをはじめとする国際的研究グループが発表した研究では、普遍的なTCRが発見されたと伝えているわけなんです。
これはウェールズの血液バンクの血液を分析し、細菌と戦うことができる免疫細胞を探していた所、偶然発見されたものだそうです。
まぁ、結構こうやって偶然発見されたパターンってあるんですよねぇ…。
それによれば、あるT細胞で見つかった新しい受容体には、健康な細胞を傷つけることなく、さまざまな種類のがんに狙いを定める力があるという。
そのT細胞は、「MR1」という細胞表面の分子を手掛かりに、がん細胞と健康な細胞を見分けているようだと。
この健康な細胞とげん細胞を見分けるという事が、非常に難しい事なんですよね。
MR1は人体のほぼすべての細胞に備わっていますが、がん細胞では発現の仕方が異なっています。
そこで、そうした差異を利用すれば、1種類のT細胞だけで人体に存在するあらゆるがん細胞を標的にできることになると考えたわけですな。
現在のTCRを使った治療は、珍しいがんを患う少数の患者にしか有効ではありません。
ですがMR1を限定してがん細胞を標的にするT細胞なら、万能がん治療の開発につながると期待できるのではないかと研究チームは考えてるわけです。
現時点では、細胞を使った試験や初期の動物実験でその有効性が確認されただけに過ぎません。
それでも研究チームによれば、動物実験の結果は期待させるもので、その後の安全性試験の結果が良好ならば、人体での治験もかなり早い段階で行えるだろうとのことです。
もちろん、まだ越えるべきハードルは多いですが、試験さえ上手くいけば、数年のうちに患者さんに使えるのではと期待が高まっておるようです。
このブログでも、今まで色々がん治療についてのお話をしましたが、これは何だかうまくいきそうな気配が…
ま、わたくし院長ももちろん素人に毛の生えたような知識しかありませんが、このやり方ならうまくいく様な気がします。
乞うご期待ってやつですね。
まぁ、医学がこれだけ進歩してるんですから、そろそろ、ガンに対抗できる方法が見つかっても不思議はないですよね。
後はいつもの通り、わたくし院長の生きてるうちに完成するかなぁ〜ってとこですな。
それまで何とか頑張ります。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院