2020年01月22日 [からだのこと]
1億円で20歳若返ります。
お疲れ様です。院長です。
1月22日の水曜日でございます。
1月22日って、良い夫婦の日やったっけ?
と思い調べてみたら、それは11月22日でした(笑)
今日は「カレーの日」だそうです。
これは、昭和57年(1982年)に社団法人全国学校栄養士協議会が1月22日の給食のメニューをカレーにすることを決め、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたことにちなんで定められたんだそうです。
昭和57年…
わたくし院長14歳でございます。
14歳ってことは中学2年生とかですし、この日を知ってるわけですな。
ですが、残念な事にわたくし院長が通っていた中学は、給食ではなかったため、この日のカレーを食してはおりませんのよ。
でも、その前に小学生の時にすでに給食にカレー出てたけどなぁ…。
記憶違いかもしれませんが、小学校4年生か5年生の時に、米飯給食ってのが開始され、米の給食の時はかならずカレーが出ておりました。
ま、全国で統一されたのがこの日だったのでしょう。
ってな、超脱線ですが今日のネタはカレーにも給食にも関係ござらん。
今日の話は夢のような若返りのお話でございます。
誰であろうといつまでも若くありたいと思うのは当たり前で、そんな願いが不老長寿技術の発展へとつながっていくわけです。
で、今日のネタとしては、参加費用100万ドル(約1億1000万円)のアンチエイジング治療ってヤツなんです。
100万ドル!
この時点で、小市民は手が出せませんが興味はありますわな。
この治療は、「リベラ・ジーン・セラピュティクス」というスタートアップ企業が行う遺伝子療法の治験で、ここの発表によれば20歳も若返らせると謳われています。
20歳…
受けてみたい(笑)
これは人体を対象にした最初の治験となるそうで、アメリカ当局の規制を迂回するために南米コロンビアで実施されるんだとか。
さらに参加するためには100万ドル支払わなければならないわけで、ハードルが高すぎて参加者はいるんかいなと…。
まずは、値段そのものよりこの治験の内容と効果ですよね。
本当にマジで20歳若返るのなら、わたしゃとても無理ですが、世界中におられるセレブな方たちなら、安いものだと思うでしょう。
では、内容なんですが、ヒトの染色体には末端部分を保護する役目の「テロメア」というキャップのようなものが付いています。
で、このテロメアが歳を取るほどに短くなってゆき、これが失くなると染色体が不安定になってしまいます。
つまり、テロメアがなくなることは、すなわち寿命が尽きると考えられるわけです。
ですから、このテロメアが長ければ、若さが保てるというわけです。
そこで今回の治験では、特殊なウイルスを使って「TERT」というテロメラーゼ酵素をコードした遺伝子を細胞に届け、テロメアを再建するんだそうです。
要するに、「20年分」のテロメアを造っちゃうわけですな。
マウスの実験では、見事テロメアが長くなり、それによって加齢が遅くなり、健康寿命も延びたことが確認されたそうです。
そこで今度は人体での実験というわけですな。
いや、100万ドルも出すなら十分実験した後がええよね(笑)
まだ実験段階では、さすがに若さを金で買うセレブがいてもちょっと二の足踏むでしょう。
実際に専門家が語ったところによると、がん細胞を作り出す恐れがあるなど、治験はかなりリスクが高いものであるようなんですね。
これに100万ドルは高すぎますぜ。
まず、治験を済ませ安全性と効果を実証してから出ないと、いくらなんでも希望者は出てこないよねぇ。
とは言え、この方法以外にも現在、アンチエイジング治療はさまざまなものが研究されています。
そして今後アンチエイジング治療がますます盛んになっていくことでしょう。
2017年、ある研究では、薬によってゲノム制御を担う化学的マーカーを再プログラムすることで、マウスの寿命を30パーセント延長させることに成功したなんて報告もありますしね。
さらに2018年、老化細胞を殺す薬でマウスの寿命を36パーセント延ばすことに成功した研究も発表されました。
また著名な遺伝学者であるジョージ・チャーチは、犬の寿命を延ばす遺伝子治療を請け負うスタートアップまで立ち上げ、人間の寿命を延ばすことを最終目標として掲げているそうです。
そのチャーチの研究グループはつい最近も、動物実験ではありますが、遺伝子治療で加齢に関連する3つの病気の治療につながりそうな有望な結果を残しています。
またバイオヴィーヴァ社のエリザベス・パリッシュCEOは、2015年に自ら遺伝子治療を受け、テロメアを延ばすことに成功したなんて報告もあったりします。
この会社の場合、CEO自らが遺伝子治療、つまり治験を受けてるんですよ。
これは真実味がありますよね。
その研究に自信があるなら、まず自分が試すって気概がいいよねぇ。
よくあるマッドサイエンティストの映画なんかでは、必ず研究者自身が最初の実験台になり、大体失敗しておかしげな事になるんですよね(笑)
また、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究グループは、今年初めに人体に投薬することで、人間の生物学上の寿命を示すエピジェネティク・マーカーをリセットすることに成功したと発表されています。
このときの実験参加者には、免疫系が若返ったらしき兆候も窺えたそうですから、これからさらに研究が進めば本当に若返りは可能になるかもしれません。
ですが、今回の治験も含め、まだまだ未知の領域です。
普通に考えてそんな簡単に若返れるわけないですから、しっかり考えてから治療は受けましょうね。
でも20歳若返るとなると、魅力ありますよねぇ…。
是非ともわたくし院長の生きてるうちに、安全で安価なアンチエイジング治療を開発して下さい。
待ってます。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月22日の水曜日でございます。
1月22日って、良い夫婦の日やったっけ?
と思い調べてみたら、それは11月22日でした(笑)
今日は「カレーの日」だそうです。
これは、昭和57年(1982年)に社団法人全国学校栄養士協議会が1月22日の給食のメニューをカレーにすることを決め、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたことにちなんで定められたんだそうです。
昭和57年…
わたくし院長14歳でございます。
14歳ってことは中学2年生とかですし、この日を知ってるわけですな。
ですが、残念な事にわたくし院長が通っていた中学は、給食ではなかったため、この日のカレーを食してはおりませんのよ。
でも、その前に小学生の時にすでに給食にカレー出てたけどなぁ…。
記憶違いかもしれませんが、小学校4年生か5年生の時に、米飯給食ってのが開始され、米の給食の時はかならずカレーが出ておりました。
ま、全国で統一されたのがこの日だったのでしょう。
ってな、超脱線ですが今日のネタはカレーにも給食にも関係ござらん。
今日の話は夢のような若返りのお話でございます。
誰であろうといつまでも若くありたいと思うのは当たり前で、そんな願いが不老長寿技術の発展へとつながっていくわけです。
で、今日のネタとしては、参加費用100万ドル(約1億1000万円)のアンチエイジング治療ってヤツなんです。
100万ドル!
この時点で、小市民は手が出せませんが興味はありますわな。
この治療は、「リベラ・ジーン・セラピュティクス」というスタートアップ企業が行う遺伝子療法の治験で、ここの発表によれば20歳も若返らせると謳われています。
20歳…
受けてみたい(笑)
これは人体を対象にした最初の治験となるそうで、アメリカ当局の規制を迂回するために南米コロンビアで実施されるんだとか。
さらに参加するためには100万ドル支払わなければならないわけで、ハードルが高すぎて参加者はいるんかいなと…。
まずは、値段そのものよりこの治験の内容と効果ですよね。
本当にマジで20歳若返るのなら、わたしゃとても無理ですが、世界中におられるセレブな方たちなら、安いものだと思うでしょう。
では、内容なんですが、ヒトの染色体には末端部分を保護する役目の「テロメア」というキャップのようなものが付いています。
で、このテロメアが歳を取るほどに短くなってゆき、これが失くなると染色体が不安定になってしまいます。
つまり、テロメアがなくなることは、すなわち寿命が尽きると考えられるわけです。
ですから、このテロメアが長ければ、若さが保てるというわけです。
そこで今回の治験では、特殊なウイルスを使って「TERT」というテロメラーゼ酵素をコードした遺伝子を細胞に届け、テロメアを再建するんだそうです。
要するに、「20年分」のテロメアを造っちゃうわけですな。
マウスの実験では、見事テロメアが長くなり、それによって加齢が遅くなり、健康寿命も延びたことが確認されたそうです。
そこで今度は人体での実験というわけですな。
いや、100万ドルも出すなら十分実験した後がええよね(笑)
まだ実験段階では、さすがに若さを金で買うセレブがいてもちょっと二の足踏むでしょう。
実際に専門家が語ったところによると、がん細胞を作り出す恐れがあるなど、治験はかなりリスクが高いものであるようなんですね。
これに100万ドルは高すぎますぜ。
まず、治験を済ませ安全性と効果を実証してから出ないと、いくらなんでも希望者は出てこないよねぇ。
とは言え、この方法以外にも現在、アンチエイジング治療はさまざまなものが研究されています。
そして今後アンチエイジング治療がますます盛んになっていくことでしょう。
2017年、ある研究では、薬によってゲノム制御を担う化学的マーカーを再プログラムすることで、マウスの寿命を30パーセント延長させることに成功したなんて報告もありますしね。
さらに2018年、老化細胞を殺す薬でマウスの寿命を36パーセント延ばすことに成功した研究も発表されました。
また著名な遺伝学者であるジョージ・チャーチは、犬の寿命を延ばす遺伝子治療を請け負うスタートアップまで立ち上げ、人間の寿命を延ばすことを最終目標として掲げているそうです。
そのチャーチの研究グループはつい最近も、動物実験ではありますが、遺伝子治療で加齢に関連する3つの病気の治療につながりそうな有望な結果を残しています。
またバイオヴィーヴァ社のエリザベス・パリッシュCEOは、2015年に自ら遺伝子治療を受け、テロメアを延ばすことに成功したなんて報告もあったりします。
この会社の場合、CEO自らが遺伝子治療、つまり治験を受けてるんですよ。
これは真実味がありますよね。
その研究に自信があるなら、まず自分が試すって気概がいいよねぇ。
よくあるマッドサイエンティストの映画なんかでは、必ず研究者自身が最初の実験台になり、大体失敗しておかしげな事になるんですよね(笑)
また、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究グループは、今年初めに人体に投薬することで、人間の生物学上の寿命を示すエピジェネティク・マーカーをリセットすることに成功したと発表されています。
このときの実験参加者には、免疫系が若返ったらしき兆候も窺えたそうですから、これからさらに研究が進めば本当に若返りは可能になるかもしれません。
ですが、今回の治験も含め、まだまだ未知の領域です。
普通に考えてそんな簡単に若返れるわけないですから、しっかり考えてから治療は受けましょうね。
でも20歳若返るとなると、魅力ありますよねぇ…。
是非ともわたくし院長の生きてるうちに、安全で安価なアンチエイジング治療を開発して下さい。
待ってます。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院