2020年01月16日 [からだのこと]
わたしピンクのサウスポー
お疲れ様です。院長です。
1月16日の木曜日でございます。
アッと言う間に1月も折り返しとなりましたがな。
この半分は、ほんとに何もしてない感じ(笑)
それでなくてもスロースターターなもんで、ここへきてようやく現実が見えてくるって言うか…。
気合い入れていかんとねぇ。
まぁ、わたくし院長の場合、気合いを入れようとすればするほど空回る傾向にあったりもしますんでほどほどに頑張ります。
ってな感じで今日もネタにいくわけですが、今日はそんな気合いと非常に関係性の深いものにスポットを当てたいと思います。
みなさんの周りに「左利き」の人はいらっしゃいますか?
イギリスの研究で、「左利き」の人は戦闘に有利だと言う研究結果が発表されました。
この左利きは常に人口全体の10%(10人に1人)の割合らしくて、不思議なことにこの比率は過去5000年間でほとんど変わっていないそうなんですよ。
10人に1人…
いや、これはほんまかいな(笑)
わたくしのまわりにはやたらウジャウジャと左利きがおりますよ(笑)
少なくとも、10%てな数字ではないです。
これは偶然なのか何なのか分かりませんが、世界的にそんな割合なんだそうです。
そもそも、利き手は環境と遺伝子の両方によって決められます。
しかしこれだけでは、なぜ左利きが進化し、常に一定の割合で存在するのか説明できません。
よく取り上げられるのは1996年に提唱された「戦闘仮説(fighting hypothesis)」という学説です。
この仮説によると、左利きは珍しいので、戦いで有利に立てるというメリットがあるのだとか…
そして最近、この仮説が検証されました。
13,800名のプロの格闘家を対象にした研究によると、やはり多数派の右利きの人間は、少数派の左利きの人間との戦いに不慣れです。
それとは対照的に、左利きの人間が戦う相手は右利きばかりなので慣れています。
つまり、左利きの人間にとって、この経験の差がそのまま戦いにおけるアドバンテージにつながると…。
これまでのところ、戦闘仮説の科学的知見は、プロの格闘家にサウスポーが多いかどうかを調べた研究から提示されてきました。
たとえば、アメリカの総合格闘技団体UFCやレスリングには、サウスポーの選手の割合が多いことが示されています。
ただし、こうした研究には大きな欠点というか落とし穴もあります。
それはプロ格闘技においてサウスポーの選手が多いのだとしても、右利きの選手に比べてより成功しているかどうかまでは明らかにしていないことなんですな。
つまり、サウスポーが格闘技を選ぶ確率は高いのは事実でも、必ずしも右利きより強いかどうかは分からないわけですよ。
そこで、イギリス・マンチェスター大学地球環境科学部の研究チームは、特定の分野におけるサウスポー選手の人数にかかわりなく、本当に彼らが右利き選手よりも多く勝利しているのか調べたそうです。
この研究で特に重要なのは、プロ格闘家13,800名(男子ボクサー10445名、女子ボクサー1314名、総合格闘家2100名)という、これまでよりもずっと大きなサンプルが分析対象にされていることですね。
そして、この分析からは、戦闘仮説を裏付けるかなり強固な結果が得られてはいます。
まず判明したのは、これまでの研究でも主張されていたように、プロ格闘技においては左利きの選手が多いということだった。
左利きの割合は、男子ボクサー 17パーセント、女子ボクサー 12.5パーセント、総合格闘家 18.7パーセントでした。
人口に占める左利きの割合が10パーセントであることを考えると、統計的にも確かにサウスポーが多いと言うことができます。
さらに重要なのは、左利き選手は成績でも右利きを上回っていたことなんですね。
勝率を見てみると、男子ボクサー 52.4パーセント、女子ボクサー 54.5パーセント、総合格闘家 53.5パーセントと、いずれのグループでも5割を超えていたそうです。
統計的にも有意な結果であり、左利き選手は右利き選手よりも戦いで有利であるらしいことが窺えると…。
これまで推測されていた通り、プロ格闘技において左利き選手は数が多いだけでなく、勝ち星も多くあげていることがはっきりした結果にはなっています。
左利きが進化した理由は他にもあるかもしれないが、戦闘仮説を裏付ける強力な証左のひとつであると、研究チームはしめています。
ですが、これ、ひとつ重要なポイントが抜けてる気がするんですけどねぇ…。
それは、多くの格闘家(ボクサー、キックボクサー、もっと言えば柔道家など)サウスポースタイルであるからといって「左利き」とは限らないんですよね。
この部分をちゃんと加味してるんでしょうか…。
この「右利きサウスポー」っての、結構たくさんいます。
しかもこれだけ多くの選手を調査してるわけですから、必ず何割かはこの「右利きサウスポー」が紛れてるはずなんです。
この辺がキッチリ調査されてるかどうかでかなり検証結果が変わると思うんですが、少なくとも「サウスポー」つまり「左構え」のほうが戦うに有利と言う事はいえるのかもしれません。
わたくし院長、柔道や格闘技の経験が少々ありますが、どちらの競技もそこまで大差なく、「左構え」はいた気がしますけどね。
まぁ、余談になりますが、この柔道と言う競技、いわゆる「右利き」選手は右手を前にだして戦います。
で、格闘技の中でも打撃系になると、右手を前に出すと「左利き」のフォームになるんですよね。
ですから、わたくし院長などの場合、柔道からはじめてますから、「右利き」であっても、打撃系の格闘技の場合、「サウスポー」スタイルの方がしっくりくるんですよね。
てな、偽サウスポーもいたりしますしね。
イギリス・マンチェスター大学地球環境科学部の研究チームてな方たちが、そんな格闘家のことを理解してるとも思えない気はしないでもないですが、まぁ、こういったデータもデータとしては役に立つかもしれませんしね。
これから格闘技をテレビ観戦なんかする時には、サウスポーかどうかを注目するだけでも面白いかもしれませんよ。
にしても、左利きが10人に1人ってのは、少なすぎる気がするけどねぇ(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月16日の木曜日でございます。
アッと言う間に1月も折り返しとなりましたがな。
この半分は、ほんとに何もしてない感じ(笑)
それでなくてもスロースターターなもんで、ここへきてようやく現実が見えてくるって言うか…。
気合い入れていかんとねぇ。
まぁ、わたくし院長の場合、気合いを入れようとすればするほど空回る傾向にあったりもしますんでほどほどに頑張ります。
ってな感じで今日もネタにいくわけですが、今日はそんな気合いと非常に関係性の深いものにスポットを当てたいと思います。
みなさんの周りに「左利き」の人はいらっしゃいますか?
イギリスの研究で、「左利き」の人は戦闘に有利だと言う研究結果が発表されました。
この左利きは常に人口全体の10%(10人に1人)の割合らしくて、不思議なことにこの比率は過去5000年間でほとんど変わっていないそうなんですよ。
10人に1人…
いや、これはほんまかいな(笑)
わたくしのまわりにはやたらウジャウジャと左利きがおりますよ(笑)
少なくとも、10%てな数字ではないです。
これは偶然なのか何なのか分かりませんが、世界的にそんな割合なんだそうです。
そもそも、利き手は環境と遺伝子の両方によって決められます。
しかしこれだけでは、なぜ左利きが進化し、常に一定の割合で存在するのか説明できません。
よく取り上げられるのは1996年に提唱された「戦闘仮説(fighting hypothesis)」という学説です。
この仮説によると、左利きは珍しいので、戦いで有利に立てるというメリットがあるのだとか…
そして最近、この仮説が検証されました。
13,800名のプロの格闘家を対象にした研究によると、やはり多数派の右利きの人間は、少数派の左利きの人間との戦いに不慣れです。
それとは対照的に、左利きの人間が戦う相手は右利きばかりなので慣れています。
つまり、左利きの人間にとって、この経験の差がそのまま戦いにおけるアドバンテージにつながると…。
これまでのところ、戦闘仮説の科学的知見は、プロの格闘家にサウスポーが多いかどうかを調べた研究から提示されてきました。
たとえば、アメリカの総合格闘技団体UFCやレスリングには、サウスポーの選手の割合が多いことが示されています。
ただし、こうした研究には大きな欠点というか落とし穴もあります。
それはプロ格闘技においてサウスポーの選手が多いのだとしても、右利きの選手に比べてより成功しているかどうかまでは明らかにしていないことなんですな。
つまり、サウスポーが格闘技を選ぶ確率は高いのは事実でも、必ずしも右利きより強いかどうかは分からないわけですよ。
そこで、イギリス・マンチェスター大学地球環境科学部の研究チームは、特定の分野におけるサウスポー選手の人数にかかわりなく、本当に彼らが右利き選手よりも多く勝利しているのか調べたそうです。
この研究で特に重要なのは、プロ格闘家13,800名(男子ボクサー10445名、女子ボクサー1314名、総合格闘家2100名)という、これまでよりもずっと大きなサンプルが分析対象にされていることですね。
そして、この分析からは、戦闘仮説を裏付けるかなり強固な結果が得られてはいます。
まず判明したのは、これまでの研究でも主張されていたように、プロ格闘技においては左利きの選手が多いということだった。
左利きの割合は、男子ボクサー 17パーセント、女子ボクサー 12.5パーセント、総合格闘家 18.7パーセントでした。
人口に占める左利きの割合が10パーセントであることを考えると、統計的にも確かにサウスポーが多いと言うことができます。
さらに重要なのは、左利き選手は成績でも右利きを上回っていたことなんですね。
勝率を見てみると、男子ボクサー 52.4パーセント、女子ボクサー 54.5パーセント、総合格闘家 53.5パーセントと、いずれのグループでも5割を超えていたそうです。
統計的にも有意な結果であり、左利き選手は右利き選手よりも戦いで有利であるらしいことが窺えると…。
これまで推測されていた通り、プロ格闘技において左利き選手は数が多いだけでなく、勝ち星も多くあげていることがはっきりした結果にはなっています。
左利きが進化した理由は他にもあるかもしれないが、戦闘仮説を裏付ける強力な証左のひとつであると、研究チームはしめています。
ですが、これ、ひとつ重要なポイントが抜けてる気がするんですけどねぇ…。
それは、多くの格闘家(ボクサー、キックボクサー、もっと言えば柔道家など)サウスポースタイルであるからといって「左利き」とは限らないんですよね。
この部分をちゃんと加味してるんでしょうか…。
この「右利きサウスポー」っての、結構たくさんいます。
しかもこれだけ多くの選手を調査してるわけですから、必ず何割かはこの「右利きサウスポー」が紛れてるはずなんです。
この辺がキッチリ調査されてるかどうかでかなり検証結果が変わると思うんですが、少なくとも「サウスポー」つまり「左構え」のほうが戦うに有利と言う事はいえるのかもしれません。
わたくし院長、柔道や格闘技の経験が少々ありますが、どちらの競技もそこまで大差なく、「左構え」はいた気がしますけどね。
まぁ、余談になりますが、この柔道と言う競技、いわゆる「右利き」選手は右手を前にだして戦います。
で、格闘技の中でも打撃系になると、右手を前に出すと「左利き」のフォームになるんですよね。
ですから、わたくし院長などの場合、柔道からはじめてますから、「右利き」であっても、打撃系の格闘技の場合、「サウスポー」スタイルの方がしっくりくるんですよね。
てな、偽サウスポーもいたりしますしね。
イギリス・マンチェスター大学地球環境科学部の研究チームてな方たちが、そんな格闘家のことを理解してるとも思えない気はしないでもないですが、まぁ、こういったデータもデータとしては役に立つかもしれませんしね。
これから格闘技をテレビ観戦なんかする時には、サウスポーかどうかを注目するだけでも面白いかもしれませんよ。
にしても、左利きが10人に1人ってのは、少なすぎる気がするけどねぇ(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院