2020年01月06日 [色々なこと]
タガトース
お疲れ様です。院長です。
1月6日の月曜日でございます。
えー…。
今年は暦の具合が絶妙で、当院も8連休を取らせていただきました。
このパターンのお休みの方は、日本中にかなりいらっしゃったかと思います。
つまり、日本中でかなりの方が、今日から仕事始めなわけですな。
8連休明けの仕事初め…。
そりゃぁ、ねぇ(笑)
分かりますよ。
みなんさのお気持ち。
だってわたくし院長がそうですもの。
嫌すぎて…
逆に笑ける(笑)
ってなこと言うてても始まりませんので、今年も頑張るぞいと。
みなさん、お正月は楽しめましたか?
わたくし院長、十分堪能させていただきました。
食べて飲んで寝て起きて食べて飲んで寝て起きて食べて飲んで寝て起きて…
呪文か(笑)
ま、ここまで酷くはないでしょうけど、これに近い人も多かったかと思います。
「正月太り」ってな言葉があるくらいですから、ハッと気付けばヤバい人も多いかと思います。
そりゃ、食っちゃ寝食っちゃ寝してたら太りますわな(笑)
ってな流れから、今日は新しい「糖」についてのお話でもいってみようかと思います。
昨今の「糖質オフ」ブームはとどまることを知らず、流行り廃りのダイエット商戦の中では、ダントツのヒットと言えるでしょう。
大体、飽きられるんですけどねぇ(笑)
まぁ、それだけ「糖質」カットすることによる「効果」が出ているって事なんでしょうね。
そこに乗っかり、世の商品は何でもかんでも「糖質オフ」になってますよね。
で、味はと言うと、だんだんそこまで気にならなくなってると思いません?
つまり、糖質オフの商品でも、味的に問題なければ売れるわけです。
ですが、これが少し落とし穴で、この場合、カロリーが少ない「人工甘味料」を使用します。
甘み的には同等かそれ以上で、カロリーだけが少ないわけですから、いうことなしっと思うでしょうけど、そこは「人工」の問題点が色々あるわけです。
確定的とは言えない部分ももちろんありますが、人工甘味料には色々と副作用(薬物ではないので副作用と言う表現は適切ではない気はしますが…)があると言われています。
しかも、なかなかのもので、発がん性であったり、白血病の原因、赤血球の減少、リンパ腫、マグネシウムの欠乏、甲状腺の衰えなどが報告されています。
まぁ、確実にこういう病気の原因になるってわけでもないとは思うんですが、出来れば口にしないに越したことはないわけですよ。
でも、色んな製品に入ってるんですよね。
この人工甘味料って…。
最近ではその危険性がうたわれ出したので、人工甘味料不使用ってな表記がある商品も出ています。
でも、いわゆる「糖質」を抑えたいわけで、ここで今日のネタの核心に入っていくわけです。
砂糖と同じ甘さがありながら、カロリーは38%しかなく、それでいて人工甘味料ではなく、れっきとした天然の糖っていうとてもナイスな糖が、実は既に存在しています。
タガトースと呼ばれている単糖なんですが、砂糖そのままの風味が味わえ、国連食糧農業機関と世界保健機関から安全宣言が出され、日本でもすでに食品添加物として認められているものです。
ただ残念なことに生産コストが非常に高い故に、一般に出回っていないのが現状なんですね。
果物や乳製品から抽出することはできるそうなんですが、ほんの少ししか手に入らないんだそうです。
また、専門的になりますが、原材料となるガラクトース(乳糖)からタガトースへの転換プロセスがはなはだ非効率的で、生産高は30%しかないそうなんですね。
そんな現状を打破するべく、アメリカの研究者たちは、細菌を利用し、タガトースの効率的な生産を試みたってお話なんです。
そしてこの試みは成功し、もしかしたら近い将来、砂糖の代用品としてタガトースをご家庭で使用できる日が来るかもしれないと…。
アメリカ・タフツ大学の研究グループは、細菌を小さなバイオリアクターとして利用し、転換に必要となる酵素の劣化を防ぐことで、タガトースの効率的な生産を可能にしたんだと。
研究グループがさらに効率の改善を図ることができないものかと調査を進めたところ、原材料となるガラクトースを細胞内部に運び込むプロセスがネックになっていることが明らかとなり、さらに改良を重ね、転換効率をさらに上昇させました。
こうなると、次は一般商品として、市場に出せるかどうかってことになってくるんですが、そこに至るまではまだいくつか課題があるそうですが、、研究開発が順調に進めば、やがてスーパーにある砂糖のコーナーほ半分はタガトースが占めるんじゃないかなんて声もある様です。
2018年の段階で、代替甘味料の市場はおよそ7200億円ってことですから、この分野はまだまだ儲かるんですよね。
つまり、最初に触れた「糖質オフダイエット」が人々から受け入れられてるうちは、企業も「糖質オフ」製品をバンバン売るでしょうから、ここに「天然甘味料」の文字が入ると、人工甘味料の弊害が取り沙汰されている昨今、大きなウリになるでしょうしね。
まぁ、わたくし院長、栄養学的、生理学的に考えても、糖質を極度にカットしてしまう事には反対ですが、我々日本人は極端に糖質を取り過ぎなのも事実です。
で、これによる肥満って問題もあるにはあるんですが、それよりもタンパク質不足が気になります。
つまり、栄養素として摂取すべきタンパク質の分も、糖質でお腹を膨らませてる場合が多いんですよ。
これは、ある種日本の教育というか、日本が農業国であり、「米」に対して特別な思いがあるからだと思うんですよね。
だって日本人にとっての米ってただの食材ではないでしょ?
わたくし世代なら知ってると思いますけど、「お米には七人の神様が住んでる」なんて言いますもんね。
これは、農耕民族の「生」そのものが、この「米」に懸かってた部分が、信仰の対象のようになってしまったんだと思いますが、それ位日本人にとって米は特別なんですよ。
ゆえに、お米をいただくことこそ、幸せであり、健康になる源みたいな認識がまだまだ我々も含めた古い世代には根強いんだと思います。
この神話故の糖質過多。
ってことで、過多な部分を戻すだけで十分ですので過度な制限はどうかとは思いますが、こういったカロリーの低い糖は大歓迎ですな。
ま、糖を多少控えたところで、どうにかなるレベルではない正月太りだって方もいるとは思いますが、何でも急にやったら長続きもしませんし、少しずつ戻しましょうね。
目標は夏に向けてのダイエット。
これでいきましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
1月6日の月曜日でございます。
えー…。
今年は暦の具合が絶妙で、当院も8連休を取らせていただきました。
このパターンのお休みの方は、日本中にかなりいらっしゃったかと思います。
つまり、日本中でかなりの方が、今日から仕事始めなわけですな。
8連休明けの仕事初め…。
そりゃぁ、ねぇ(笑)
分かりますよ。
みなんさのお気持ち。
だってわたくし院長がそうですもの。
嫌すぎて…
逆に笑ける(笑)
ってなこと言うてても始まりませんので、今年も頑張るぞいと。
みなさん、お正月は楽しめましたか?
わたくし院長、十分堪能させていただきました。
食べて飲んで寝て起きて食べて飲んで寝て起きて食べて飲んで寝て起きて…
呪文か(笑)
ま、ここまで酷くはないでしょうけど、これに近い人も多かったかと思います。
「正月太り」ってな言葉があるくらいですから、ハッと気付けばヤバい人も多いかと思います。
そりゃ、食っちゃ寝食っちゃ寝してたら太りますわな(笑)
ってな流れから、今日は新しい「糖」についてのお話でもいってみようかと思います。
昨今の「糖質オフ」ブームはとどまることを知らず、流行り廃りのダイエット商戦の中では、ダントツのヒットと言えるでしょう。
大体、飽きられるんですけどねぇ(笑)
まぁ、それだけ「糖質」カットすることによる「効果」が出ているって事なんでしょうね。
そこに乗っかり、世の商品は何でもかんでも「糖質オフ」になってますよね。
で、味はと言うと、だんだんそこまで気にならなくなってると思いません?
つまり、糖質オフの商品でも、味的に問題なければ売れるわけです。
ですが、これが少し落とし穴で、この場合、カロリーが少ない「人工甘味料」を使用します。
甘み的には同等かそれ以上で、カロリーだけが少ないわけですから、いうことなしっと思うでしょうけど、そこは「人工」の問題点が色々あるわけです。
確定的とは言えない部分ももちろんありますが、人工甘味料には色々と副作用(薬物ではないので副作用と言う表現は適切ではない気はしますが…)があると言われています。
しかも、なかなかのもので、発がん性であったり、白血病の原因、赤血球の減少、リンパ腫、マグネシウムの欠乏、甲状腺の衰えなどが報告されています。
まぁ、確実にこういう病気の原因になるってわけでもないとは思うんですが、出来れば口にしないに越したことはないわけですよ。
でも、色んな製品に入ってるんですよね。
この人工甘味料って…。
最近ではその危険性がうたわれ出したので、人工甘味料不使用ってな表記がある商品も出ています。
でも、いわゆる「糖質」を抑えたいわけで、ここで今日のネタの核心に入っていくわけです。
砂糖と同じ甘さがありながら、カロリーは38%しかなく、それでいて人工甘味料ではなく、れっきとした天然の糖っていうとてもナイスな糖が、実は既に存在しています。
タガトースと呼ばれている単糖なんですが、砂糖そのままの風味が味わえ、国連食糧農業機関と世界保健機関から安全宣言が出され、日本でもすでに食品添加物として認められているものです。
ただ残念なことに生産コストが非常に高い故に、一般に出回っていないのが現状なんですね。
果物や乳製品から抽出することはできるそうなんですが、ほんの少ししか手に入らないんだそうです。
また、専門的になりますが、原材料となるガラクトース(乳糖)からタガトースへの転換プロセスがはなはだ非効率的で、生産高は30%しかないそうなんですね。
そんな現状を打破するべく、アメリカの研究者たちは、細菌を利用し、タガトースの効率的な生産を試みたってお話なんです。
そしてこの試みは成功し、もしかしたら近い将来、砂糖の代用品としてタガトースをご家庭で使用できる日が来るかもしれないと…。
アメリカ・タフツ大学の研究グループは、細菌を小さなバイオリアクターとして利用し、転換に必要となる酵素の劣化を防ぐことで、タガトースの効率的な生産を可能にしたんだと。
研究グループがさらに効率の改善を図ることができないものかと調査を進めたところ、原材料となるガラクトースを細胞内部に運び込むプロセスがネックになっていることが明らかとなり、さらに改良を重ね、転換効率をさらに上昇させました。
こうなると、次は一般商品として、市場に出せるかどうかってことになってくるんですが、そこに至るまではまだいくつか課題があるそうですが、、研究開発が順調に進めば、やがてスーパーにある砂糖のコーナーほ半分はタガトースが占めるんじゃないかなんて声もある様です。
2018年の段階で、代替甘味料の市場はおよそ7200億円ってことですから、この分野はまだまだ儲かるんですよね。
つまり、最初に触れた「糖質オフダイエット」が人々から受け入れられてるうちは、企業も「糖質オフ」製品をバンバン売るでしょうから、ここに「天然甘味料」の文字が入ると、人工甘味料の弊害が取り沙汰されている昨今、大きなウリになるでしょうしね。
まぁ、わたくし院長、栄養学的、生理学的に考えても、糖質を極度にカットしてしまう事には反対ですが、我々日本人は極端に糖質を取り過ぎなのも事実です。
で、これによる肥満って問題もあるにはあるんですが、それよりもタンパク質不足が気になります。
つまり、栄養素として摂取すべきタンパク質の分も、糖質でお腹を膨らませてる場合が多いんですよ。
これは、ある種日本の教育というか、日本が農業国であり、「米」に対して特別な思いがあるからだと思うんですよね。
だって日本人にとっての米ってただの食材ではないでしょ?
わたくし世代なら知ってると思いますけど、「お米には七人の神様が住んでる」なんて言いますもんね。
これは、農耕民族の「生」そのものが、この「米」に懸かってた部分が、信仰の対象のようになってしまったんだと思いますが、それ位日本人にとって米は特別なんですよ。
ゆえに、お米をいただくことこそ、幸せであり、健康になる源みたいな認識がまだまだ我々も含めた古い世代には根強いんだと思います。
この神話故の糖質過多。
ってことで、過多な部分を戻すだけで十分ですので過度な制限はどうかとは思いますが、こういったカロリーの低い糖は大歓迎ですな。
ま、糖を多少控えたところで、どうにかなるレベルではない正月太りだって方もいるとは思いますが、何でも急にやったら長続きもしませんし、少しずつ戻しましょうね。
目標は夏に向けてのダイエット。
これでいきましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院