2016年02月23日 [日々のこと]
霊山富士
お疲れ様です。院長です。
2月23日、火曜日です。
え〜、2月23日は「富士山の日」だそうで…
「富士山」といえば、言わずと知れた日本一の山です。
せっかくなんで、今日は「富士山」についてのお話しでもいってみよ。
え〜、富士山は今でこそ性別、年齢を問わず誰でも登れる山ですが、1872(明治5)年までは、女人禁制の山だったそうです。
早速知らんかった。
理由については諸説あり、確定的なものは分からなかったんですが、一番ぽいのが、以下の理由。
「富士山の浅間神社の祭神が女性神である木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)で、女性が来ると嫉妬するというのが謂われだったようです。
何かどっかで聞いたことあるようなないような…
まぁ、色々調べてみると、富士山に限らず、霊山や比叡山などの多くは、酒と女性の出入りを禁じているって風習的なものがあったようです。
今でも、都市伝説的に「嫁入り前の女性が富士山に登ると嫁にいけない」なんて言う人もいるそうです。
なんともコメントしがたい部分ですが、確かに女人に対するものって古くはこういう考えですよねぇ…
でも、そんな「女人禁制」の時代に、富士山に登頂された豪傑がいるんです。
女子禁制が解禁される40年も前の1832(天保3)年9月、「高山たつ」という女性は男の髷を結い、男装してに吉田口から登頂した。
髷を結い男装ですって…
そこまでして登られたんですねぇ…
で、ここの記述にも出てくる「吉田口」なんですが、富士山は遠くから見ると山頂は平らに見えますけど、行ってみると平らどころか険しい尾根道なんですって。
ですので、富士山の山頂部は、火口を取り囲むように9つの峰があるそうです。
つまり、頂上的なもんが9つあるんですね。
吉田口・須走口の頂上の久須志岳、成就岳、伊豆ヶ岳、朝日岳、御殿場口の浅間岳、駒ヶ岳、富士宮頂上の三島岳と、日本最高標高の3776mの剣ヶ峰、そして白山岳の9峰に囲まれているんだって。
で、ちなみに最高峰は、富士山測候所のある剣ヶ峰で、これが一般的に一番高いので、富士山頂と呼ばれるらしい。
なるほど。
富士山頂といえば、剣ヶ峰ってことで覚えといて下さい。
今でこそ、富士五湖として親しまれている、河口湖、山中湖、本栖湖、精進湖、西湖は、1万年以上前、3つの湖だったそうです。現在の青木ヶ原一帯に広がる大きな「古せの海」と「古河口湖」それに山中湖と忍野地域にまたがる「宇津湖」の3つだったそう。
しかし、「古せの海」が青木ヶ原溶岩流によって、本栖湖、精進湖、西湖に分かれ、「古河口湖」は形や大きさが変化して現在の河口湖に、「宇津湖」は鷹丸尾溶岩流によって分断され、一方が山中湖に、もう一方が干上がって忍野地域になったのですって。
まぁ、古い山やもんね。
そもそも「富士山」は霊山として有名ですし、都市伝説的なお話は、無数に存在しています。
あんまり、信憑性のない話を書くのも何なんで、ここでは細かく書きませんが、フリーメーソンのピラミッドだとかいう話もあるくらい、「富士山」は今でも、日本を代表する「謎の山」なんですね。
わたしは生粋の関西人なんで、何となく富士山には馴染みが薄いというか、あんまり知らないんですが、霊山としての存在にはなんか納得いくものがありますね。
あと、忘れてはならないのが、富士山は噴火すれば、最大級に危険な火山です。
記録では、過去18回噴火してるらしく、その都度、湖を作ったり、山を作ったりする位破壊力のある噴火を記録しております。
最古の記録では781年(天応元年)の噴火で、一番新しい噴火でも1707年(宝永4年) と、ここのところは休眠している状態です。
ただ、最古の記録から、最新の記録までも1000年たってますしね…
まだ、最新の噴火から、309年しかたってないわけで、いつ噴火してもおかしくない火山なんですね。
ちなみに、最新の噴火は18日間続き、南東の山体の一部が吹き飛び、噴出物の溶岩、砂礫から宝永山(2702m)を形成したらしいです。
噴火して、その溶岩、砂礫で山が出来るんですから、その破壊力や凄まじいものです。
もし、があったら静岡、山梨に壊滅的なダメージを与えるでしょうね…
火山の一般的性質から休息期の大きいものほどエネルギーが蓄積されるわけで、長く休むほどに、大きい噴火も予想されるそうですから、気を付けないとね。
ま、わたくし的には、今のとこ富士山に登る予定は全くないので大丈夫ですけど…
てなことで、「富士山の日」でした。
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月23日、火曜日です。
え〜、2月23日は「富士山の日」だそうで…
「富士山」といえば、言わずと知れた日本一の山です。
せっかくなんで、今日は「富士山」についてのお話しでもいってみよ。
え〜、富士山は今でこそ性別、年齢を問わず誰でも登れる山ですが、1872(明治5)年までは、女人禁制の山だったそうです。
早速知らんかった。
理由については諸説あり、確定的なものは分からなかったんですが、一番ぽいのが、以下の理由。
「富士山の浅間神社の祭神が女性神である木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)で、女性が来ると嫉妬するというのが謂われだったようです。
何かどっかで聞いたことあるようなないような…
まぁ、色々調べてみると、富士山に限らず、霊山や比叡山などの多くは、酒と女性の出入りを禁じているって風習的なものがあったようです。
今でも、都市伝説的に「嫁入り前の女性が富士山に登ると嫁にいけない」なんて言う人もいるそうです。
なんともコメントしがたい部分ですが、確かに女人に対するものって古くはこういう考えですよねぇ…
でも、そんな「女人禁制」の時代に、富士山に登頂された豪傑がいるんです。
女子禁制が解禁される40年も前の1832(天保3)年9月、「高山たつ」という女性は男の髷を結い、男装してに吉田口から登頂した。
髷を結い男装ですって…
そこまでして登られたんですねぇ…
で、ここの記述にも出てくる「吉田口」なんですが、富士山は遠くから見ると山頂は平らに見えますけど、行ってみると平らどころか険しい尾根道なんですって。
ですので、富士山の山頂部は、火口を取り囲むように9つの峰があるそうです。
つまり、頂上的なもんが9つあるんですね。
吉田口・須走口の頂上の久須志岳、成就岳、伊豆ヶ岳、朝日岳、御殿場口の浅間岳、駒ヶ岳、富士宮頂上の三島岳と、日本最高標高の3776mの剣ヶ峰、そして白山岳の9峰に囲まれているんだって。
で、ちなみに最高峰は、富士山測候所のある剣ヶ峰で、これが一般的に一番高いので、富士山頂と呼ばれるらしい。
なるほど。
富士山頂といえば、剣ヶ峰ってことで覚えといて下さい。
今でこそ、富士五湖として親しまれている、河口湖、山中湖、本栖湖、精進湖、西湖は、1万年以上前、3つの湖だったそうです。現在の青木ヶ原一帯に広がる大きな「古せの海」と「古河口湖」それに山中湖と忍野地域にまたがる「宇津湖」の3つだったそう。
しかし、「古せの海」が青木ヶ原溶岩流によって、本栖湖、精進湖、西湖に分かれ、「古河口湖」は形や大きさが変化して現在の河口湖に、「宇津湖」は鷹丸尾溶岩流によって分断され、一方が山中湖に、もう一方が干上がって忍野地域になったのですって。
まぁ、古い山やもんね。
そもそも「富士山」は霊山として有名ですし、都市伝説的なお話は、無数に存在しています。
あんまり、信憑性のない話を書くのも何なんで、ここでは細かく書きませんが、フリーメーソンのピラミッドだとかいう話もあるくらい、「富士山」は今でも、日本を代表する「謎の山」なんですね。
わたしは生粋の関西人なんで、何となく富士山には馴染みが薄いというか、あんまり知らないんですが、霊山としての存在にはなんか納得いくものがありますね。
あと、忘れてはならないのが、富士山は噴火すれば、最大級に危険な火山です。
記録では、過去18回噴火してるらしく、その都度、湖を作ったり、山を作ったりする位破壊力のある噴火を記録しております。
最古の記録では781年(天応元年)の噴火で、一番新しい噴火でも1707年(宝永4年) と、ここのところは休眠している状態です。
ただ、最古の記録から、最新の記録までも1000年たってますしね…
まだ、最新の噴火から、309年しかたってないわけで、いつ噴火してもおかしくない火山なんですね。
ちなみに、最新の噴火は18日間続き、南東の山体の一部が吹き飛び、噴出物の溶岩、砂礫から宝永山(2702m)を形成したらしいです。
噴火して、その溶岩、砂礫で山が出来るんですから、その破壊力や凄まじいものです。
もし、があったら静岡、山梨に壊滅的なダメージを与えるでしょうね…
火山の一般的性質から休息期の大きいものほどエネルギーが蓄積されるわけで、長く休むほどに、大きい噴火も予想されるそうですから、気を付けないとね。
ま、わたくし的には、今のとこ富士山に登る予定は全くないので大丈夫ですけど…
てなことで、「富士山の日」でした。
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院