2019年11月14日 [動物のこと]
吸血コウモリの友情。とか。
お疲れ様です。院長です。
11月14日の木曜日でございます。
11月も2週間が過ぎ、ボチボチ紅葉も見ごろですし、なんと言っても寒いやね。
11月が2週間過ぎたって事は、半分終わったわけですし、今年もあと1ヶ月半しかないってことですやん。
1ヶ月半と言えば、ちょっと短い気がするな(笑)
そりゃ、もう来月の今頃は、クリスマス前ですからね。
早いもんだわ。
12月に入ったら、なにかと忙しくもなりますし、そうなる前に色々片づけといて〜とか言うても、後2週間ですからね。
ちょっと慌てなきゃいけない時期に差し掛かってきたかもしれませんぜ。
てな感じで、今日もネタに突入するわけですが、今日は久々、動物ネタでございます。
そして主役は「コウモリ」だったり(笑)
動物ネタ久々といっても、ついこの間「カラス」ネタはやりました。
「カラス」に「コウモリ」って…。
どっちも結構、不人気で不吉なヤツやん?
別に意図したわけではないですが、こういうヤツに限って面白い生態を持ってたりするわけですよ。
ってことで、今日は「コウモリ」の友情のお話でもひとつ…。
まずコウモリに友情が成立するんかいなってお話ですが、友情、信頼関係、心の絆なんて言葉は、人間同士で用いられる言葉なわけですが、これらは何も人間だけのものではありません。
コウモリを観察している研究者によると、意外にも彼らにも固い絆が見られるのだそうで、しかも彼らの友情は熱く、実験室で芽生えた友情が、野生に戻った後にも継続されているということが、今回の研究で明らかとなったそうなんです。
仲間と交流し、友情で結ばれる動物として代表的なのは霊長類ですが、コウモリも友情に似た感情があるそうなんですね。
今回、対象となったコウモリ、中米から南米にかけて分布するナミチスイコウモリ(Desmodus rotundus)は、カミソリのような歯で動物に傷をつけ、そこから流れてきた血を飲むことから、俗に吸血コウモリと呼ばれています。
吸血コウモリ…
まぁ、何かと忌み嫌われるタイプの動物と言えますが、その不気味な習性とは裏腹に、飢えた仲間に血を分け与えたり、自分以外の子供にも乳を与えたりといった利他行動を見せたり、グルーミングしあう仲の良い個体がいたりと、高い社会性があるんだそうです。
まぁ、わたくし院長のコウモリに対する印象としては、とにかく集団で襲ってくるイメージですかね(笑)
真っ暗な洞窟なんかで、さかさまになったコウモリが大群でいるってな感じですな。
もちろん、そんな洞窟に入ったことはないんですが(笑)
では本題に戻り、アメリカ・オハイオ州立大学の研究グループによると、今回の研究の主な狙いは、飼育中に結ばれた友情が自然にかえった後も保たれるのかどうかを確かめることでした。
つまり実験室の中で育まれた絆は本物なのか?
それともそのとき都合が良かったから手を取り合っただけだったのか? ということを調べようって魂胆なわけです。
前者ならば自然にかえった後も友情は続くでしょうし、後者ならば自然にかえればそれは脆くも崩れ去り、他の仲間を探すであろうと…。
研究では、野生のコウモリ同士の交流やネットワークを詳細に把握する必要があります。
そこで、電気エンジニアやコンピューターの専門家の協力をあおぎ、小型の新型センサーを開発してしまいました。
これは、数秒毎にデータを記録できる優れものなんですが、コインよりも軽く、コウモリに取り付けても行動を邪魔しない軽さと小ささなんだそうです。
飼育時の観察からわかったのは、メスのチスイコウモリの場合、お互いにグルーミングしたり、餌を分けあったりといった行動が友情のサインであるということでした。
そこで、このふたつの行動を追跡することで、野生に放された後も友情が続いているのかどうか確認することにしたわけえです。
かくして、チスイコウモリタチの友情観察は始まったわけですが、コウモリを自然に放した結果、判明したのは、友情は本物だったということらしいんです。
つまり、どのコウモリも人間に飼育されている間に育んだ友情を、自然にかえった後も保ち続けたそうなんです。
しかし人間の場合と同じく、チスイコウモリ同士の協力関係は、社会的選好と外部環境の両方の結果として形成されるものであるらしく、パートナーに対する忠実さとその交換がコウモリの関係において一定の役割を果たしているという事のようです。
つまりは、人間と同じように相手にもよるってことなんでしょう。
当然、パートナーとなっても相手が裏切るようであれば、その関係を解消するでしょうし、そうなると次のパートナーを探すという感じですな。
研究グループは今後、コウモリの個性が協力関係にどのように影響するのか、仲間を探すためにどのような行動をとっているのか、昼に巣で協力関係にあるパートナーと夜も狩に出かけるのか、といったことを調査する予定なんだそうです。
ま、それを調べてどうすんねん?って気もせんでもないですが、こういった一つ一つの研究が、なにかの役に立ってるんでしょう。
それより、コウモリが友情に包まれ、集団で襲ってくる方が怖いけどねぇ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月14日の木曜日でございます。
11月も2週間が過ぎ、ボチボチ紅葉も見ごろですし、なんと言っても寒いやね。
11月が2週間過ぎたって事は、半分終わったわけですし、今年もあと1ヶ月半しかないってことですやん。
1ヶ月半と言えば、ちょっと短い気がするな(笑)
そりゃ、もう来月の今頃は、クリスマス前ですからね。
早いもんだわ。
12月に入ったら、なにかと忙しくもなりますし、そうなる前に色々片づけといて〜とか言うても、後2週間ですからね。
ちょっと慌てなきゃいけない時期に差し掛かってきたかもしれませんぜ。
てな感じで、今日もネタに突入するわけですが、今日は久々、動物ネタでございます。
そして主役は「コウモリ」だったり(笑)
動物ネタ久々といっても、ついこの間「カラス」ネタはやりました。
「カラス」に「コウモリ」って…。
どっちも結構、不人気で不吉なヤツやん?
別に意図したわけではないですが、こういうヤツに限って面白い生態を持ってたりするわけですよ。
ってことで、今日は「コウモリ」の友情のお話でもひとつ…。
まずコウモリに友情が成立するんかいなってお話ですが、友情、信頼関係、心の絆なんて言葉は、人間同士で用いられる言葉なわけですが、これらは何も人間だけのものではありません。
コウモリを観察している研究者によると、意外にも彼らにも固い絆が見られるのだそうで、しかも彼らの友情は熱く、実験室で芽生えた友情が、野生に戻った後にも継続されているということが、今回の研究で明らかとなったそうなんです。
仲間と交流し、友情で結ばれる動物として代表的なのは霊長類ですが、コウモリも友情に似た感情があるそうなんですね。
今回、対象となったコウモリ、中米から南米にかけて分布するナミチスイコウモリ(Desmodus rotundus)は、カミソリのような歯で動物に傷をつけ、そこから流れてきた血を飲むことから、俗に吸血コウモリと呼ばれています。
吸血コウモリ…
まぁ、何かと忌み嫌われるタイプの動物と言えますが、その不気味な習性とは裏腹に、飢えた仲間に血を分け与えたり、自分以外の子供にも乳を与えたりといった利他行動を見せたり、グルーミングしあう仲の良い個体がいたりと、高い社会性があるんだそうです。
まぁ、わたくし院長のコウモリに対する印象としては、とにかく集団で襲ってくるイメージですかね(笑)
真っ暗な洞窟なんかで、さかさまになったコウモリが大群でいるってな感じですな。
もちろん、そんな洞窟に入ったことはないんですが(笑)
では本題に戻り、アメリカ・オハイオ州立大学の研究グループによると、今回の研究の主な狙いは、飼育中に結ばれた友情が自然にかえった後も保たれるのかどうかを確かめることでした。
つまり実験室の中で育まれた絆は本物なのか?
それともそのとき都合が良かったから手を取り合っただけだったのか? ということを調べようって魂胆なわけです。
前者ならば自然にかえった後も友情は続くでしょうし、後者ならば自然にかえればそれは脆くも崩れ去り、他の仲間を探すであろうと…。
研究では、野生のコウモリ同士の交流やネットワークを詳細に把握する必要があります。
そこで、電気エンジニアやコンピューターの専門家の協力をあおぎ、小型の新型センサーを開発してしまいました。
これは、数秒毎にデータを記録できる優れものなんですが、コインよりも軽く、コウモリに取り付けても行動を邪魔しない軽さと小ささなんだそうです。
飼育時の観察からわかったのは、メスのチスイコウモリの場合、お互いにグルーミングしたり、餌を分けあったりといった行動が友情のサインであるということでした。
そこで、このふたつの行動を追跡することで、野生に放された後も友情が続いているのかどうか確認することにしたわけえです。
かくして、チスイコウモリタチの友情観察は始まったわけですが、コウモリを自然に放した結果、判明したのは、友情は本物だったということらしいんです。
つまり、どのコウモリも人間に飼育されている間に育んだ友情を、自然にかえった後も保ち続けたそうなんです。
しかし人間の場合と同じく、チスイコウモリ同士の協力関係は、社会的選好と外部環境の両方の結果として形成されるものであるらしく、パートナーに対する忠実さとその交換がコウモリの関係において一定の役割を果たしているという事のようです。
つまりは、人間と同じように相手にもよるってことなんでしょう。
当然、パートナーとなっても相手が裏切るようであれば、その関係を解消するでしょうし、そうなると次のパートナーを探すという感じですな。
研究グループは今後、コウモリの個性が協力関係にどのように影響するのか、仲間を探すためにどのような行動をとっているのか、昼に巣で協力関係にあるパートナーと夜も狩に出かけるのか、といったことを調査する予定なんだそうです。
ま、それを調べてどうすんねん?って気もせんでもないですが、こういった一つ一つの研究が、なにかの役に立ってるんでしょう。
それより、コウモリが友情に包まれ、集団で襲ってくる方が怖いけどねぇ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院