2019年09月27日 [動物のこと]
ソテツ(蘇鉄)そてつ。
お疲れ様です。院長です。
9月27日の金曜日でございます。
さぁ、今月も支払い週間に突入でございます。
毎月、毎月、金払え〜、金払え〜と請求書ばかりが溜まります(笑)
当院は月末が給料日でもありますし、これらの支払いが終わってやっと一息つける院長です。
そしてこの地獄が終わると、もう10月ですなぁ。
10月って事は、今年もラスト3ヶ月って事になるわけで、ボチボチ総括してかないとねぇ。
今年はどんな年だったでしょう。
1月に立てた目標はクリア出来たでしょうか。
出来てないなら、ラスト3ヶ月、いかにすれば次につながるか、どうすればクリアできるのか…。
たまにはそんなことを考えてみるのもいいでしょう。
ま、目標は目標として、結果どうなったかが大事ですからね。
とか言うてても、まだ暑い日があったりするんで、まだまだ年末感など一切ないな。
秋深まりしってのももうちょっとって感じの9月終りですが、やはり温暖化によっていろんな影響が出てますよなお話を今日はいってみましょう。
温暖化の影響で、植物が長い眠りから目覚めました。
イギリスで6000万年ぶりにソテツの雄花と雌花が開花したってニュースです。
九州南端や南西諸島に自生するソテツ(蘇鉄)は、ヤシの木のような葉が特徴的な低木の裸子植物で、日本の固有種です。
自生の北限は鹿島県の薩摩・大隈半島南端で、暖かい気候を好みます。
もちろん花を咲かせるのも、基本的に非常に暖かい地域だけでのことでございます。
ですが今、イングランド南海岸沖に浮かぶワイト島にあるヴェントナー植物園では、屋外であるにもかかわらず、トウモロコシにも似たソテツの花がにょっきり姿を現しているのだということなんです。
寒いイギリスで温暖な気候を好むソテツが花を咲かせているということで、これはどうやら温暖化が着々と進んでいる証拠であるということのようなんです。
ソテツは原始的な種で、顕花植物が進化する以前の2億8000万年前は地球の主要な植物だったと考えられています。
興味深いことに、かつて、現在のワイト島に当たる地域にソテツが繁殖していた事が分かっており、西ワイト海岸に沿った崖ではソテツの化石が発見されているんです。
したがって1億2000万年もの間、この地域にソテツはなかったということですね。
つまり、かつてイギリスにもソテツは存在していたわけですが、少なくとも人類がここに住み始めて以来、人が自生するそれを目にしたことはなかったということになりますね。
にも拘らず、今、イギリス人類史上初めて、ソテツが花を咲かせているわけなんですよ。
じつは雄花だけなら2012年にも開花したことがあるそうなんですが、雌花も同時にとなると6000万年ぶりのことということになるそうです。
6000万年ぶり…。
何年ぶりって、言葉自体が間違えてるような数字ですが、植物学者にとってはソテツの受粉を行う大チャンスでもあるわけなんですね。
そもそもソテツは、従来のイギリスの寒さに耐えられるとは考えらません。
それなのに屋外で花が成長したのは、最近の熱波が関係していると専門家は考えているようです。
2019年7月、イギリスでは38.7度という観測史上最高の気温に達しました。
また、世界各地でも同じような現象が起きており、ジリジリと気温が上がり続けているのは日本でも同じです。
ワイト島はイギリスでも気候が穏やかな地域ですが、現在の1月の最低気温の平均は、100年前の同じ月の最高気温を上回っているといいますから、かなりの気温上昇ですよね。
これによって、これまではこの地域の寒さに耐えられなかった植物が冬を越せるようになってきています。
今回の事例は、今後2、30年でイギリスで起きるであろうことの先触れかもしれないと恐れられているそうです。
とはいうものの、植物学者は6000万年ぶりにソテツの受粉を行う大チャンスに興奮しているそうですけどね。
ま、気持ちは分かりますが、開花の経緯を考えると、手放しで喜んでる場合じゃないっすよね。
ほんとに本気で取り組まなきゃいけないのは、受粉ではない事はあきらかですけんね。
そろそろみんな本気出さないとね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月27日の金曜日でございます。
さぁ、今月も支払い週間に突入でございます。
毎月、毎月、金払え〜、金払え〜と請求書ばかりが溜まります(笑)
当院は月末が給料日でもありますし、これらの支払いが終わってやっと一息つける院長です。
そしてこの地獄が終わると、もう10月ですなぁ。
10月って事は、今年もラスト3ヶ月って事になるわけで、ボチボチ総括してかないとねぇ。
今年はどんな年だったでしょう。
1月に立てた目標はクリア出来たでしょうか。
出来てないなら、ラスト3ヶ月、いかにすれば次につながるか、どうすればクリアできるのか…。
たまにはそんなことを考えてみるのもいいでしょう。
ま、目標は目標として、結果どうなったかが大事ですからね。
とか言うてても、まだ暑い日があったりするんで、まだまだ年末感など一切ないな。
秋深まりしってのももうちょっとって感じの9月終りですが、やはり温暖化によっていろんな影響が出てますよなお話を今日はいってみましょう。
温暖化の影響で、植物が長い眠りから目覚めました。
イギリスで6000万年ぶりにソテツの雄花と雌花が開花したってニュースです。
九州南端や南西諸島に自生するソテツ(蘇鉄)は、ヤシの木のような葉が特徴的な低木の裸子植物で、日本の固有種です。
自生の北限は鹿島県の薩摩・大隈半島南端で、暖かい気候を好みます。
もちろん花を咲かせるのも、基本的に非常に暖かい地域だけでのことでございます。
ですが今、イングランド南海岸沖に浮かぶワイト島にあるヴェントナー植物園では、屋外であるにもかかわらず、トウモロコシにも似たソテツの花がにょっきり姿を現しているのだということなんです。
寒いイギリスで温暖な気候を好むソテツが花を咲かせているということで、これはどうやら温暖化が着々と進んでいる証拠であるということのようなんです。
ソテツは原始的な種で、顕花植物が進化する以前の2億8000万年前は地球の主要な植物だったと考えられています。
興味深いことに、かつて、現在のワイト島に当たる地域にソテツが繁殖していた事が分かっており、西ワイト海岸に沿った崖ではソテツの化石が発見されているんです。
したがって1億2000万年もの間、この地域にソテツはなかったということですね。
つまり、かつてイギリスにもソテツは存在していたわけですが、少なくとも人類がここに住み始めて以来、人が自生するそれを目にしたことはなかったということになりますね。
にも拘らず、今、イギリス人類史上初めて、ソテツが花を咲かせているわけなんですよ。
じつは雄花だけなら2012年にも開花したことがあるそうなんですが、雌花も同時にとなると6000万年ぶりのことということになるそうです。
6000万年ぶり…。
何年ぶりって、言葉自体が間違えてるような数字ですが、植物学者にとってはソテツの受粉を行う大チャンスでもあるわけなんですね。
そもそもソテツは、従来のイギリスの寒さに耐えられるとは考えらません。
それなのに屋外で花が成長したのは、最近の熱波が関係していると専門家は考えているようです。
2019年7月、イギリスでは38.7度という観測史上最高の気温に達しました。
また、世界各地でも同じような現象が起きており、ジリジリと気温が上がり続けているのは日本でも同じです。
ワイト島はイギリスでも気候が穏やかな地域ですが、現在の1月の最低気温の平均は、100年前の同じ月の最高気温を上回っているといいますから、かなりの気温上昇ですよね。
これによって、これまではこの地域の寒さに耐えられなかった植物が冬を越せるようになってきています。
今回の事例は、今後2、30年でイギリスで起きるであろうことの先触れかもしれないと恐れられているそうです。
とはいうものの、植物学者は6000万年ぶりにソテツの受粉を行う大チャンスに興奮しているそうですけどね。
ま、気持ちは分かりますが、開花の経緯を考えると、手放しで喜んでる場合じゃないっすよね。
ほんとに本気で取り組まなきゃいけないのは、受粉ではない事はあきらかですけんね。
そろそろみんな本気出さないとね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院