2019年08月28日 [動物のこと]
猫に箱。
お疲れ様です。院長です。
8月28日の水曜日でございます。
8月も残り少なくなってきましたよ。
そして、月末の支払い週間に突入し、何だかバタバタしております。
今月はお盆休みがありましたから、何だか早い気がするねぇ…。
ってな月末前ですが、今日も元気にネタ突入といきましょう。
わたくし院長、毎日同じ道を徒歩にて通勤しております。
で、大体時間帯も同じなんで、犬の散歩をされてる方なんかに毎日会うんですが、実は結構な頻度で、散歩してる猫たちにも遭遇します。
彼らの行動にルーティンがあるのかどうかは分かりませんが、出くわす猫は大体同じヤツです。
早朝ですので、車もほとんど通ってませんし、なかなか優雅に歩いてますよ。
彼らは彼らなりに、何かの目的を持って歩いてるんでしょうけど、猫ってのはホントに自由やねぇ(笑)
ってことで、今日はそんな猫についてのお話でもいってみましょう。
猫を飼ったことがある人や、身近に猫がいる人なら分かると思いますが、猫は箱が大好きです。
例えその箱のサイズが、自分の身体より若干小さかったとしても、猫は箱に入ろうとします。
猫は、そんな箱好きですから、宅配が来たらすごく嬉しがります。
で、宅配された荷物を荷ほどきしてる横で、じ〜っと箱を見つめています。
そして、箱の中から、中身を出し、その中身を飼い主が見ている間に、箱に入って「ここはオレの家やぞ」ってな顔でこっちを見ているという様な事は、猫アルアルではなかろうか。
紙袋やコンビニ袋にも反応はしますが、箱に対してはその上をいく執着心で中に入ろう入ろうとします。
これは恐らく、どんな猫でもそうだと思うんですが、しかしその理由に関する科学的な説明は決定的なものはなかったりするそうなんです。
とはいえ、動物行動学者や獣医師たちの積年の研究の結果、猫が箱を愛する理由について、いくつかの有力な説が出てきてはいます。。
って事で、今日は猫が箱を愛する理由ってのを、考えていきたいと思います。
第一に、猫は狭くて閉鎖的な空間を好むということがありますよね。
すっぽりと包まれるような狭い空間に入ることで、猫は安心を得ているようです。
そしてこのことは、猫の感じるストレスとも大いに関係があるそうなんです。
猫とストレスと箱の関係については、オランダ・ユトレヒト大学の研究者、クラウディア・ヴィンケがアニマルシェルターの猫を対象に行った調査があります。
ヴィンケは、シェルターに連れてこられたばかりの19匹の猫のうち、10匹には隠れることのできる箱を与え、残りの9匹には箱を与えずに2週間におよぶ経過調査を行いました。
その結果、調査開始から3〜4日後には、箱のある猫の方が明らかにストレス度が低く、新しい環境にも早く慣れて人間と交流しようという姿勢を見せていたという事です。
箱がなかった猫たちも2週間後にはほぼ同様の状態になっていたそうですが、箱のある猫たちが3日目でその状態になっていたことを考えると、猫のストレス軽減に箱が果たす役割が大きいことがよく分かります。
では、上記のようなまったく新しい環境であるシェルターに入れられた猫にとって、ストレスになることは理解できるますが、では飼い主とともに長年過ごした家でもやはり箱を好む理由は何なのでしょう。
ひとつには、猫は紛争(問題)を解決するのが苦手だという点があるといいます。
猫は、群れで暮らす動物と異なり、何らかの理由で「姿を消したく」なった場合は、箱に逃げ込むというわけなんですね。
さらにもうひとつ、猫が箱や狭い空間を好むのは、その方が暖かいからだということがあります。
全米研究評議会によれば、猫が快適だと感じる温度は摂氏30度から36度だとされ、それは人間が快適だと感じる温度よりも10度ほど高いわけです。
つまり、飼われている猫は、少々寒いと感じているわけですな。
これは知らなんだな…。
何となく、ぼんやりと好きなんだろうなぁ程度には理解していましたが、ストレスを逃がす手段だったり、暖を取るためのものだったとなれば、箱の一つや二つ、猫を飼ってらっしゃる方は用意すべきですな。
そして、普段はソファとか、布団とか比較的開放的な場所で休んでいるのに、急に猫が箱に入りだしたら、「姿を消したく」なってるわけで、なんかしらのストレスを感じてるのかもしれません。
そういう時は、無理に構わず、猫の好きにさせてやりましょう。
そしてこの時期、冷房のかけ過ぎは猫にとって辛い事のようですから、エコな温度設定でお願いします。
ま、基本気まぐれな猫ですから、どこまでホントの事か分かりませんが、猫飼いの方は参考にしてみて下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月28日の水曜日でございます。
8月も残り少なくなってきましたよ。
そして、月末の支払い週間に突入し、何だかバタバタしております。
今月はお盆休みがありましたから、何だか早い気がするねぇ…。
ってな月末前ですが、今日も元気にネタ突入といきましょう。
わたくし院長、毎日同じ道を徒歩にて通勤しております。
で、大体時間帯も同じなんで、犬の散歩をされてる方なんかに毎日会うんですが、実は結構な頻度で、散歩してる猫たちにも遭遇します。
彼らの行動にルーティンがあるのかどうかは分かりませんが、出くわす猫は大体同じヤツです。
早朝ですので、車もほとんど通ってませんし、なかなか優雅に歩いてますよ。
彼らは彼らなりに、何かの目的を持って歩いてるんでしょうけど、猫ってのはホントに自由やねぇ(笑)
ってことで、今日はそんな猫についてのお話でもいってみましょう。
猫を飼ったことがある人や、身近に猫がいる人なら分かると思いますが、猫は箱が大好きです。
例えその箱のサイズが、自分の身体より若干小さかったとしても、猫は箱に入ろうとします。
猫は、そんな箱好きですから、宅配が来たらすごく嬉しがります。
で、宅配された荷物を荷ほどきしてる横で、じ〜っと箱を見つめています。
そして、箱の中から、中身を出し、その中身を飼い主が見ている間に、箱に入って「ここはオレの家やぞ」ってな顔でこっちを見ているという様な事は、猫アルアルではなかろうか。
紙袋やコンビニ袋にも反応はしますが、箱に対してはその上をいく執着心で中に入ろう入ろうとします。
これは恐らく、どんな猫でもそうだと思うんですが、しかしその理由に関する科学的な説明は決定的なものはなかったりするそうなんです。
とはいえ、動物行動学者や獣医師たちの積年の研究の結果、猫が箱を愛する理由について、いくつかの有力な説が出てきてはいます。。
って事で、今日は猫が箱を愛する理由ってのを、考えていきたいと思います。
第一に、猫は狭くて閉鎖的な空間を好むということがありますよね。
すっぽりと包まれるような狭い空間に入ることで、猫は安心を得ているようです。
そしてこのことは、猫の感じるストレスとも大いに関係があるそうなんです。
猫とストレスと箱の関係については、オランダ・ユトレヒト大学の研究者、クラウディア・ヴィンケがアニマルシェルターの猫を対象に行った調査があります。
ヴィンケは、シェルターに連れてこられたばかりの19匹の猫のうち、10匹には隠れることのできる箱を与え、残りの9匹には箱を与えずに2週間におよぶ経過調査を行いました。
その結果、調査開始から3〜4日後には、箱のある猫の方が明らかにストレス度が低く、新しい環境にも早く慣れて人間と交流しようという姿勢を見せていたという事です。
箱がなかった猫たちも2週間後にはほぼ同様の状態になっていたそうですが、箱のある猫たちが3日目でその状態になっていたことを考えると、猫のストレス軽減に箱が果たす役割が大きいことがよく分かります。
では、上記のようなまったく新しい環境であるシェルターに入れられた猫にとって、ストレスになることは理解できるますが、では飼い主とともに長年過ごした家でもやはり箱を好む理由は何なのでしょう。
ひとつには、猫は紛争(問題)を解決するのが苦手だという点があるといいます。
猫は、群れで暮らす動物と異なり、何らかの理由で「姿を消したく」なった場合は、箱に逃げ込むというわけなんですね。
さらにもうひとつ、猫が箱や狭い空間を好むのは、その方が暖かいからだということがあります。
全米研究評議会によれば、猫が快適だと感じる温度は摂氏30度から36度だとされ、それは人間が快適だと感じる温度よりも10度ほど高いわけです。
つまり、飼われている猫は、少々寒いと感じているわけですな。
これは知らなんだな…。
何となく、ぼんやりと好きなんだろうなぁ程度には理解していましたが、ストレスを逃がす手段だったり、暖を取るためのものだったとなれば、箱の一つや二つ、猫を飼ってらっしゃる方は用意すべきですな。
そして、普段はソファとか、布団とか比較的開放的な場所で休んでいるのに、急に猫が箱に入りだしたら、「姿を消したく」なってるわけで、なんかしらのストレスを感じてるのかもしれません。
そういう時は、無理に構わず、猫の好きにさせてやりましょう。
そしてこの時期、冷房のかけ過ぎは猫にとって辛い事のようですから、エコな温度設定でお願いします。
ま、基本気まぐれな猫ですから、どこまでホントの事か分かりませんが、猫飼いの方は参考にしてみて下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院