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2019年08月27日 [色々なこと]

月にクマムシ。

お疲れ様です。院長です。

8月27日の火曜日でございます。

8月も残すところ後5日って事で、今月も支払い週間に突入でございます。

毎月、ここから月末までは色々とバタつき、進歩なく翌月を迎えております。

毎月バタつくなら、何とかすればいいのにねぇ…。

とか、自分に文句を言いながらも、今日も頑張ってネタ突入といきましょう。

今日は天体系の中でも、特に登場頻度の高い「月」に関するお話でございます。

我々地球人にとって、月は非常に親しみのある天体であり、またいわゆるおとぎ話などにも、やたら登場する比較的、ロマンあふれる存在でしょう。

地球唯一の衛星であり、地球から見れば太陽の次に明るい星ですから、特に印象深いと思います。

人類が唯一、地球外天体に足を踏み入れたのも月ですし、まだまだすべてが解明してるわけではないですが、月の研究はかなり進んでいると思います。

ですが、現代の科学技術をもってしても宇宙のミッションはそうやすやすとは思い通りにならないわけで、それが証拠に、イスラエルの月探査機「ベレシート」は4月11日、数時間にわたって通信が途絶え、ついには行方不明になってしまったんだそうです。

その瞬間を録画した映像はありませんが、現場の調査を進めたモニタリングチームは、ベレシートが月に墜落したと結論を出しました。

「ベレシート」にはルナー・ライブラリというDVDくらいの大きさのアーカイブが搭載されていたそうで、これは人間のDNAサンプルなど、3000ページ分にも及ぶ地球と人類の記録を収めたものだったそうです。

そのライブラリを保護する樹脂レイヤーの中には、乾燥状態のクマムシが数千匹格納されていたんだそうです。

そう、乾燥・低温・高圧・真空・放射線など、どんな過酷な環境でも死ぬことがないあの最強生物クマムシでございます。

このクマムシ、このブログでも頻繁に登場しておりますが、緩歩動物とも呼ばれるクマムシは、0.05〜1.2ミリほどの小さな体でありながら、尋常ではないほどの生命力の持ち主なんですね。

マイナス200度の低温や149度の高温でも死にませんし、宇宙の放射線や真空にさらされてもケロッとしているっていう頑丈さなんです。

ついでに「乾眠」という無代謝の休眠状態になれば、とてつもない耐久力と持久力を発揮し、極限環境に耐えた末に、適切な水分さえあれば、10年の無代謝状態からでも復活することができるっていう超生命体なわけです。

この超生物クマムシが、月面に落ちてしまった可能性があるわけですね。

このベレシートが、本当に月面に墜落したのだとすれば、クマムシが生き残っていたとしてもおかしくはありません。

そして、乾燥状態にさせたクマムシは、水を与えると息を吹き返します。

月面に墜落しても生き延び、何年もたってから水を得て動き出す可能性もあるという事ですから、これはこれでロマンじゃないの。

クマムシがどうなったのか? いずれ時が来れば明らかになるでしょうけど、どう考えても生きてると思われます。

なおNASA惑星防衛局によれば、クマムシを月に送り込んだところで、国際法等のルールに抵触するようなことはないそうです。

ただし火星の場合は衛生や殺菌について厳格なルールが定められているのでダメっぽいそうなんですが、まぁ、火星にはそうそう届きませんわな。

今まで、お月さんにはウサギさんが住んでるとか、お子様にお話された方々もいらっしゃるでしょうけど、今は確実に、クマムシが生息しています。

ただ、水分がいつ彼らを蘇生させるかは全く分かりませんが…。

何年でも何十年でも、仮死状態で生きてられる彼らなら、きっと蘇生して月で平和に暮らしていき、その後どんな進化をするか…。

ひょっとして、これが月の「創世記」となるかもしれませんね。

ではまた〜。



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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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