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2019年07月24日 [動物のこと]

ネコもクソもDNA

お疲れ様です。院長です。

7月24日の水曜日でございます。

毎日書いておりますが、近畿地方、そろそろ梅雨明けかねぇ…。

もう7月も後1週間ですし、ボチボチ夏が来ても誰も驚かんよ。

夏、はよこい。

ってな夏前の24日ですが、今日も元気にネタ突入〜。

昨日、犬のフンをDNA検査して飼い主を特定するサービスがアメリカでありますよ〜ってなお話をしましたが、今日もそんなDNAを使ったペットのお話です。

大切なペットの亡き後、そのDNAを利用しクローンを作るといったサービスは既に行われています。

それはもはやペットだけでなく、爆発物や麻薬の捜査に優れた探知犬のクローンを作るという試みも実際に行われているんだそうですよ。

こういった特殊な技能までクローンは同じになるのかどうかは分かりませんが、今やヒト以外の生物なら何でもクローン化出来る技術があるってことですね。

今回は、アメリカのノースカロライナ州に住む夫婦が、結婚当初から可愛がってきた愛猫のクローンを作成を依頼したお話でございます。

総額25,000ドル(約270万円)の費用をかけたクローン猫は、今は亡き愛猫と性格も眠る場所も同じだということで、この後夫婦は大変満足していると話されてます。

ブライアン・ブラーディックさん(43歳)と妻のアシュリーさん(41歳)は、結婚した1999年に2匹の猫を家族として迎え入れました。

1匹はブリーダーから買ったヒマラヤン猫のジンジャーで、もう1匹は夫妻がずっと寄付を続けている動物愛護協会の保護施設から引き取った、生後9か月のシナバンという猫でした。

ジンジャーは7歳で旅立ったんだそうですが、シナバンは去年19歳の誕生日を迎えました。

まぁ、猫で19歳と言うともいうかなりの高齢というか、長生きな方ですから飼い主のご夫婦も、常々「あとどのぐらい、シナバンと一緒に過ごすことができるのか」と不安な日々を送っていたそうです。

で、ちょうどその頃、ある歌手が自身の愛犬をクローン化したというニュースを目にし、夫妻はシナバンをクローン猫として蘇らせることを思い付いたわけです。

夫妻は、17年にわたり馬や家畜のクローンを作成しているテキサス州のクローン会社「ViaGen Pets」に1,600ドル(約174,000円)支払い、DNAキットを購入しました。

そしてシナバンの皮膚を採取し、DNA会社に送ったそうです。

そしてそのDNA採取から1か月後、シナバンはクローン猫に遭うことなく19年の生涯を閉じたんだそうです。

翌年の2月4日、代理母猫からクローン猫が誕生し、4月3日に夫妻のもとにやって来ました。

生後2か月となるその子猫は、まさにシナバンが子猫だった頃と見た目が瓜二つで、しかも驚いたことに、性格や眠る場所までもが同じで、夫妻を感激させたんだそうです。

他の猫たちは、シナバンが眠っていた場所では眠らないらしく、このクローン猫はまったくシナバンと同じ行動をしたそうです。

夫婦は当初、子猫にはブンブンという名前を付ける予定でしたが、あまりにも全てがシナバンと瓜二つなのでシナバンと名付けたそうです。

まぁ、物の価値観は人それぞれですから、このクローン費用が高いか安いかの議論は意味をなさないと思いますが、実際世界中から依頼が殺到してるということです。

そして、依頼が殺到したことによってか、ViaGen Petsは最近になって犬猫のクローン費用を値上げし、犬のクローン化は50,000ドル(約540万円)、猫のクローン化は35,000ドル(約380万円)となっています。

犬より猫が安いのは、猫の繁殖回数が犬より多いからということだそうで、大きさ等の問題ではないそうです。

いや〜。

何とも言えませんが、ペットを飼ってる人の気持ちになればクローン化しちゃう気持ちも分からなくはないですねぇ…。

ってことより、これは倫理的に許されるべきことなのか?

論点をどこに置いていいかも難しい問題ですが、もうヒトのクローンは完全に作れるんでしょうねぇ…。

もうどこかで誰か作ってるんじゃないのかねぇ…。

こういった技術が悪い方向へ向かわない事を祈っておりますよ。

ではまた〜。



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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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