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2019年07月04日 [色々なこと]

カナダからの手紙。

お疲れ様です。院長です。

7月4日の木曜日でございます。

7月4日…

アメリカの独立記念日ですな。

まぁ、我々日本人にはまるで関係のない日ですが、アメリカじゃ超お祭り騒ぎをしておられることでしょう。

と言っても、日本とワシントンとでは13時間ほど時差があり、日本が進んでおりますから、まだお祭りは始まっとりませんけどね。

この独立記念日、アメリカじゃクリスマスなんかに匹敵するくらいの大イベントらしく、みんな楽しむんでしょうねぇ…。

ってな7月4日、今日も元気にネタ突入〜。

昨日のブログで、サボテンプラスチックのお話をしましたが、やはりこのプラスチック問題は世界中で注目されてるようで、今日もそんなプラスチックなお話をしてみたいと思います。

昨日は、メキシコのお話でしたが、今日はカナダ発のお話です。

カナダ政府がなんと、2021年までに使い捨てプラスチックの使用をほぼ全面禁止にする方針を発表したそうです。

今や、世界規模での取り組みが急務とされている使い捨てプラスチックによる環境汚染問題ですが、6月28日に大阪市で行われた、主要20カ国地域首脳会議いわゆる「G20サミット」でも、主要テーマの一つである環境分野において、海に流出するプラスチックごみを2050年までにゼロにすることをめざす目標で合意されたそうです。

そんな中、カナダ政府が、早ければ2021年までに、使い捨てプラスチックの使用を禁止にする方針を発表しました。。

カナダでは、既に複数の自治体や州で、主にビニール袋を対象とした様々な使い捨てプラスチックの禁止が施行されていますが、ジャスティン・トルドー首相は「本格的な解決は全国規模で行われる必要がある」と力説しております。

2021年までにカナダ国内で使い捨てプラスチックの使用を全面禁止にするというこの方針は、去年、EU(欧州連合)や他の国々により可決された同様の法律に足並みをそろえた形となるわけです。

また、カナダではプラスチックの製造および販売を行っている企業が、プラスチックの廃棄に責任を持つよう目標設定を行う予定もしているといいますから、もうこれは完全に本気のヤツですな。

トルドー首相は、プラスチック汚染問題を「世界規模の課題」と呼び、危機感を示しました。

カナダ政府は、どの使い捨てプラスチック製品をリストに含めるかはまだ決定していないとのことだが、ビニール袋やストロー、スプーンやフォーク、ナイフ、皿、マドラーなどを対象にする予定であることを明かしているそうです。

これはすごい決断だと言えますよねぇ…。

こういった動きが世界中で起これば、我が日本国も、重い腰を上げずにはいられないでしょう。

実際に他国の動きとしては、去年10月、EUが、海洋汚染を阻止するためにプラスチック製のストローや皿、綿棒、マドラーや風船の棒、カップなどの飲食用使い捨てプラスチック製品の使用を全面的に禁止する法案を可決しております。

これは、2021年までには、EU諸国全域で施行されることとなるわけですから、もう動き始めてるわけですよね。

また、国連では今年5月に世界180か国が、魚やウミガメ、クジラなどの海洋生物を害する可能性がある海へ流れ込むプラスチックの量を削減することに合意したと発表しました。

国連参加国は193か国ですから、ほとんどの国で合意されてるわけですが、これはあくまで「海へ流れ込むプラスチックの量を削減すること」です。

つまり、努力義務みたいなもんで、頑張って減らしてますよ〜ってポーズがあればいいわけです。

これでは結局無くなるわけはないですし、今回のカナダの決断は素晴らしいと思いますよ。

日本はどう出ますかねぇ…。

例えば、日本で全面禁止にするってことになったら、まぁ一般人は困るっちゃ困りますが、理由が理由ですしね。

なにせ、海洋プラスチックと呼ばれるもの、例えば釣り糸なんか自然に還るまで600年かかるとか言われてるんですからねぇ…。

多分、みんなそれなりに対応すると思いますよ。

さしたる不満も出ないと思います。

やはり問題となるのは、それを産業としている企業なんかが、とてつもなくダメージを受けるでしょうかね。

でも、もうここまで世界が動いてるわけですから、そういった企業の方も、もう腹をくくって違う製品を作るとか方向転換してもらうしかないですよねぇ…。

こう言っちゃなんですが、もう先は見えてるしね。

地球環境のためですから、みんなで協力し合いましょう。

ではまた〜。


canada


京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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