2016年02月09日 [からだのこと]
筋肉痛(muscle pain)
お疲れ様です。院長です。
2月9日火曜日です。
今週もまだまだこれからでおま。
ただ、今週は何と木曜日が祭日です。2月11日、建国記念日です。
ここで、建国記念日についていこうかとも思ったんですが、大した広がりもなさそうなのでやめといて…
2月9日なんで、「肉の日」(笑)
それも広がらんな…
ま、肉だけに筋肉話。
みなさん、筋肉痛ってありますよね。
筋肉痛
休日に久々に運動したら、翌日は立てないほどの筋肉痛…
よく聞く話ですよね。
あと、年をとると、筋肉痛が翌日ではなく、翌々日とかに出るって聞いたことありません?
こういった話も含めて、じつは「筋肉痛」って科学的にまだ解明されてない部分が、意外と多いんです。
そもそもの筋肉痛が起こる「原因」として、いくつか説があるんですねぇ…
まずは疲労物質といわれる「乳酸」を原因とする説ですね。
運動中、激しい筋収縮によって、筋肉への酸素供給が間に合わなくなると、エネルギー源である「ブドウ糖」が不完全燃焼を起こします。この時、燃えカスのような状態で残ったものを乳酸といいます。
乳酸は、発生量が多いと、代謝されずに筋肉中にたまります。乳酸がたまった筋肉は縮んでしまうため、筋肉中を通っている血管を押しつぶすような状態になり、これが血行を妨げます。その結果、疲労感やからだの重さ、だるさなどを引き起こすという説です。
今までは、この「乳酸説」が一般的だったんですが、どうも最近の研究では、血液中の乳酸値は運動後すぐに低下することがわかり、「乳酸」を原因とする説との矛盾が指摘されています。
私は毎日、筋トレしますんで、この「筋肉痛」とは仲良しなんですが、この「乳酸痛」なるものは、いわゆる「筋肉痛」と呼ばれる後日にでる痛みではなく、トレーニング中に発生する「ちぎれそうな痛み」の方なんだなぁと…
「ちぎれそうな痛み」って分かりませんかね(笑)
これ以上負荷をかけると、筋断裂起こすんじゃないかって時の痛みなんですけど、やはりトレーニングを追い込んでやる、後半にこの現象がおこりますので、これが「乳酸痛」かなと…
じゃ、「筋肉痛」はというと現在の有力な説としては損傷した筋繊維や、その周辺組織が修復過程で炎症を起こし、その際に発生する「痛み物質(ブラジキニン、ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジンなど)」が筋膜を刺激するためと考えられています。
こっちは「修復過程」なんで、こちらが筋肉痛の正体らしいですねぇ…
で、この「筋肉痛」なんですが、ここからは少しマニアックな話。
いわゆる「筋トレ」を行なうと、「筋肉痛」がおこります。
で、「筋トレ」を行い、栄養補給と休息をいれると「筋肥大」が起こります。
これはみなさんご存知だと思うんですが、この「筋肥大」と「筋肉痛」との関係がなかなか複雑なようなんです。
もともと「筋肉痛」が筋トレの効いている指標のように捉えられていたんですが、どうも「筋肥大」と「筋肉痛」に関係性はないようなんです。
われわれ「筋トレ」マニアは、「筋肉痛」がおこることによって筋肥大すると考えていたので、「筋肉痛」が起こらないとその日のトレーニングはイマイチやったんかなぁと思ったり。
でも、この「筋肉痛」
久しぶりの運動だと、必ずと言っていいほど起こります。
毎日筋トレするより、1日起きとか、2日起き、さらには週1回とかの方が「筋肉痛」は起こります。
じゃ、毎日トレーニングするより、週1の方が「筋肥大」するのか?
ってなると、これは違うわけで…
となると「筋肉痛」って何?
これが解明されてない部分なんですって。
ですから、筋トレマニアの方、トレーニングと「筋肥大」は必ずしも関連性があるわけではないので…
「筋肉痛」が起こってるからトレーニングは効いている。
と思うのは間違いのようです。
逆に、「筋肉痛」が起こっていないから、トレーニング強度が低いとも限りません。
全く筋肉痛が起こらないのに、「筋肥大」を続ける人もいるようなんで…
こういったまだ解明されきっていない事って、まだまだたくさんありますから、色々な研究がされてるわけですね。
ですから今までの常識が、非常識になるってことも良くあることなんでその辺は気をつけましょう。
では、今日も頑張ってトレーニングしてきます(笑)
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月9日火曜日です。
今週もまだまだこれからでおま。
ただ、今週は何と木曜日が祭日です。2月11日、建国記念日です。
ここで、建国記念日についていこうかとも思ったんですが、大した広がりもなさそうなのでやめといて…
2月9日なんで、「肉の日」(笑)
それも広がらんな…
ま、肉だけに筋肉話。
みなさん、筋肉痛ってありますよね。
筋肉痛
休日に久々に運動したら、翌日は立てないほどの筋肉痛…
よく聞く話ですよね。
あと、年をとると、筋肉痛が翌日ではなく、翌々日とかに出るって聞いたことありません?
こういった話も含めて、じつは「筋肉痛」って科学的にまだ解明されてない部分が、意外と多いんです。
そもそもの筋肉痛が起こる「原因」として、いくつか説があるんですねぇ…
まずは疲労物質といわれる「乳酸」を原因とする説ですね。
運動中、激しい筋収縮によって、筋肉への酸素供給が間に合わなくなると、エネルギー源である「ブドウ糖」が不完全燃焼を起こします。この時、燃えカスのような状態で残ったものを乳酸といいます。
乳酸は、発生量が多いと、代謝されずに筋肉中にたまります。乳酸がたまった筋肉は縮んでしまうため、筋肉中を通っている血管を押しつぶすような状態になり、これが血行を妨げます。その結果、疲労感やからだの重さ、だるさなどを引き起こすという説です。
今までは、この「乳酸説」が一般的だったんですが、どうも最近の研究では、血液中の乳酸値は運動後すぐに低下することがわかり、「乳酸」を原因とする説との矛盾が指摘されています。
私は毎日、筋トレしますんで、この「筋肉痛」とは仲良しなんですが、この「乳酸痛」なるものは、いわゆる「筋肉痛」と呼ばれる後日にでる痛みではなく、トレーニング中に発生する「ちぎれそうな痛み」の方なんだなぁと…
「ちぎれそうな痛み」って分かりませんかね(笑)
これ以上負荷をかけると、筋断裂起こすんじゃないかって時の痛みなんですけど、やはりトレーニングを追い込んでやる、後半にこの現象がおこりますので、これが「乳酸痛」かなと…
じゃ、「筋肉痛」はというと現在の有力な説としては損傷した筋繊維や、その周辺組織が修復過程で炎症を起こし、その際に発生する「痛み物質(ブラジキニン、ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジンなど)」が筋膜を刺激するためと考えられています。
こっちは「修復過程」なんで、こちらが筋肉痛の正体らしいですねぇ…
で、この「筋肉痛」なんですが、ここからは少しマニアックな話。
いわゆる「筋トレ」を行なうと、「筋肉痛」がおこります。
で、「筋トレ」を行い、栄養補給と休息をいれると「筋肥大」が起こります。
これはみなさんご存知だと思うんですが、この「筋肥大」と「筋肉痛」との関係がなかなか複雑なようなんです。
もともと「筋肉痛」が筋トレの効いている指標のように捉えられていたんですが、どうも「筋肥大」と「筋肉痛」に関係性はないようなんです。
われわれ「筋トレ」マニアは、「筋肉痛」がおこることによって筋肥大すると考えていたので、「筋肉痛」が起こらないとその日のトレーニングはイマイチやったんかなぁと思ったり。
でも、この「筋肉痛」
久しぶりの運動だと、必ずと言っていいほど起こります。
毎日筋トレするより、1日起きとか、2日起き、さらには週1回とかの方が「筋肉痛」は起こります。
じゃ、毎日トレーニングするより、週1の方が「筋肥大」するのか?
ってなると、これは違うわけで…
となると「筋肉痛」って何?
これが解明されてない部分なんですって。
ですから、筋トレマニアの方、トレーニングと「筋肥大」は必ずしも関連性があるわけではないので…
「筋肉痛」が起こってるからトレーニングは効いている。
と思うのは間違いのようです。
逆に、「筋肉痛」が起こっていないから、トレーニング強度が低いとも限りません。
全く筋肉痛が起こらないのに、「筋肥大」を続ける人もいるようなんで…
こういったまだ解明されきっていない事って、まだまだたくさんありますから、色々な研究がされてるわけですね。
ですから今までの常識が、非常識になるってことも良くあることなんでその辺は気をつけましょう。
では、今日も頑張ってトレーニングしてきます(笑)
では、また〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院