2019年05月24日 [動物のこと]
まさに生餌だな。
お疲れ様です。院長です。
5月24日の金曜日でございます。
5月も残すところ後1週間ではないですか。
来週の金曜は、ちょうど月末だわ。
ついに6月がやってくるわけですが、6月と言えば梅雨だわね。
そして、年間通じて1日も祝日がないっていう、なかなかな月で、非常にマイナスなイメージの月ですよね。
特になにもないなーって考えてたら、そう言や「ジューンブライド」ってプラスなヤツもありますな。
これ、6月に結婚すると幸せになるとかならないとか、そんなヤツですが、由来を調べてみるとこれも諸説あったりします。
一番有力なのが、ローマ神話の主神・ユピテルの妻である女神ユノを由来とする説のようです。
ユノは結婚や出産、育児の象徴とされており、女性や子供、家庭の守護神とも言われています。
ローマ神話では1月から6月まで、それぞれの月を守る神がいるそうなんです。
で、結婚の象徴であるユノが守っている月が6月ってことで、「6月に結婚すると幸せな結婚生活を送ることができる」と言われてるようですな。
ま…
わたくし院長には、あまり関係ござらん(笑)
あと、ヨーロッパでは、6月が一番雨が少ないので、結婚式に適してるからなんて説もありますし、こうなると日本人は真逆じゃねえかって気もしますが、とにかく梅雨は鬱陶しいですな。
ってことで、今日も天気には関係なく、ネタ突入といきましょう。
昨日、ザリガニアイスの話で、なんでも食うねぇ〜って話をしてましたが「ゲテモノ」チックに食すというより、食糧難に備える意味での、「昆虫食」ってのが、世界で話題になってます。
このブログでも、過去、最低4回は取り上げてます「昆虫食」ですが、ますますさかんに研究されています。
過去記事達→ 2018年6月29日 2018年12月4日 2018年12月6日 2019年4月8日
世界では人口増加が進み、2050年までに90億人に達すると予想されています。
そうなると、来るべき食糧難に備えて、世界では様々な代替品を使った持続可能な食品の開発を進めるわけで、国連が推奨する昆虫食もその一つとなるわけです。
そんな昆虫食の一環として、オーストラリアでは今、ウジ虫やバッタのような昆虫を使って、ソーセージなどの食品や、家畜用の飼料などの開発が進められています。
これらの昆虫食を開発しているのは、オーストラリア、クイーンズランド大学の食品科学者たちで、そのうちの1人、ローレンス・ホフマン博士によれば、今の家畜の生産はやがて世界の食肉需要を満たせなくなるため、肉に代わるきちんとしたタンパク源を確保しておく必要があると…。
そう考えた場合、持続可能なタンパク源として一番有望なのは、昆虫や新しい植物性タンパク質だということです。
ここでの考え方なんですが、今までの「昆虫食」と言うと、「昆虫」を食べるということに焦点を合わせ過ぎなきらいがあります。
このブログで紹介した昆虫食も、昆虫であることを前面に押し出して、なんなら姿をそのまま食べたりする方向性でした。
このやり方だと、絶対に無理!
って人もいて当たり前ですよ。
でも、本当の趣旨は、食糧難に備えた新たな蛋白源ってことですから、例え中身がコオロギであろうと、ウジムシであろうと原型を残す必要は全くありません。
どちらかというと、気付かぬうちに食す方が良いですし、それで美味しかったらなおいいですよね。
ですから、昆虫のような普段は馴染みのない食材を広く普及させるには、それを口にすることへの抵抗感を克服しなければならないわけですね。
その方法の1つが、食べなれた食材に昆虫を混ぜ込むというやり方です。
それが、今日ご紹介するウジムシソーセージなわけですね。
まぁ、ウジムシってヤツの容姿を忘れるとしたなら、彼らをつぶしてソーセージを作ったとして、美味しくなれば良いと思えるかどうかですよね。
当然、食品ではないのでどう調べても、ウジムシの栄養価などは分かりませんが、わたくし院長、以前に戦時中を舞台にした小説を読んだことがありまして…
その中に、支給された缶詰が破裂してしまい、そこにウジがわくってシーンがあったんですね。
普通なら、捨てるところですが、なにせ戦時中ですから、食べ物がなく、仕方なくそのウジムシを食べたらしいんですよ。
当然空腹状態ってのがあってのことでしょうけど、マズくはなく、かつその小説の中では、貴重なタンパク源として、その他の缶詰も、わざと開缶させ、ウジをわかせてそれを食べるという事を繰り返していたと…。
もちろん、フィクションの小説ですが、まるっきり嘘って事もないんじゃないかと…。
生でそのまま食べるには勇気がいり過ぎますが、タンパク質としてなら立派な食材になりそうですもんね。
そして、ウジムシは勝手にわいてきます。
我々が普段みているウジと言えば、比較的汚いものに瞬時にわいてきます。
あと、衛生状態が非常に悪い傷口なんかにもわいてくることがあります。
でも、実はこういった場合、ウジが膿や腐敗した部分を食べることで傷口が清潔になり、むしろ傷の状態が良くなったり、患部を含めた周辺部位まで壊疽が広がることによる切断や切除を免れたりする場合があるんだそうです。
第一次世界大戦中、既に傷口に蛆が発生した負傷兵の生存率が突出して高いことに注目が集まっていたって話もあるくらいです。
実際、ウジは正常な組織や生きている組織を食べることはない上に、殺菌効果のある分泌液を出しながら腐敗した細胞や壊死細胞のみを食べるので、感染症の予防効果があるらしいんです。
ですから…
人が食っちゃっても大丈夫(笑)
あくまで、食糧難に備えてという話なら、まずはいかに増やすことが出来るかというのも重要な部分です。
繁殖させるのに、時間がかかり過ぎたり、またエサが高価だったり、広い土地が必要とかなら、なかなか繁殖も難しいですがウジはその点、汚物にでもわいてくれます。
そしてそういった汚物の処理をしながら、最終的には人のエサになると…。
ウジムシなら動物愛護精神も痛みませんし、言うことなしって気もしますね。
後は、みなさんがウジムシを受け入れられるかどうかだけですね(笑)
まぁ、正直、我々が生きてるうちは、食糧難どころか、食料の無駄な廃棄をどないかしようなんて話があるくらいですから問題はありません。
ですが、これも100年後、200年後は深刻な問題になってるでしょう。
ま、生まれた時から、ウジムシは食べ物だって教われば、きっと抵抗なく食べられますよ。
ね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月24日の金曜日でございます。
5月も残すところ後1週間ではないですか。
来週の金曜は、ちょうど月末だわ。
ついに6月がやってくるわけですが、6月と言えば梅雨だわね。
そして、年間通じて1日も祝日がないっていう、なかなかな月で、非常にマイナスなイメージの月ですよね。
特になにもないなーって考えてたら、そう言や「ジューンブライド」ってプラスなヤツもありますな。
これ、6月に結婚すると幸せになるとかならないとか、そんなヤツですが、由来を調べてみるとこれも諸説あったりします。
一番有力なのが、ローマ神話の主神・ユピテルの妻である女神ユノを由来とする説のようです。
ユノは結婚や出産、育児の象徴とされており、女性や子供、家庭の守護神とも言われています。
ローマ神話では1月から6月まで、それぞれの月を守る神がいるそうなんです。
で、結婚の象徴であるユノが守っている月が6月ってことで、「6月に結婚すると幸せな結婚生活を送ることができる」と言われてるようですな。
ま…
わたくし院長には、あまり関係ござらん(笑)
あと、ヨーロッパでは、6月が一番雨が少ないので、結婚式に適してるからなんて説もありますし、こうなると日本人は真逆じゃねえかって気もしますが、とにかく梅雨は鬱陶しいですな。
ってことで、今日も天気には関係なく、ネタ突入といきましょう。
昨日、ザリガニアイスの話で、なんでも食うねぇ〜って話をしてましたが「ゲテモノ」チックに食すというより、食糧難に備える意味での、「昆虫食」ってのが、世界で話題になってます。
このブログでも、過去、最低4回は取り上げてます「昆虫食」ですが、ますますさかんに研究されています。
過去記事達→ 2018年6月29日 2018年12月4日 2018年12月6日 2019年4月8日
世界では人口増加が進み、2050年までに90億人に達すると予想されています。
そうなると、来るべき食糧難に備えて、世界では様々な代替品を使った持続可能な食品の開発を進めるわけで、国連が推奨する昆虫食もその一つとなるわけです。
そんな昆虫食の一環として、オーストラリアでは今、ウジ虫やバッタのような昆虫を使って、ソーセージなどの食品や、家畜用の飼料などの開発が進められています。
これらの昆虫食を開発しているのは、オーストラリア、クイーンズランド大学の食品科学者たちで、そのうちの1人、ローレンス・ホフマン博士によれば、今の家畜の生産はやがて世界の食肉需要を満たせなくなるため、肉に代わるきちんとしたタンパク源を確保しておく必要があると…。
そう考えた場合、持続可能なタンパク源として一番有望なのは、昆虫や新しい植物性タンパク質だということです。
ここでの考え方なんですが、今までの「昆虫食」と言うと、「昆虫」を食べるということに焦点を合わせ過ぎなきらいがあります。
このブログで紹介した昆虫食も、昆虫であることを前面に押し出して、なんなら姿をそのまま食べたりする方向性でした。
このやり方だと、絶対に無理!
って人もいて当たり前ですよ。
でも、本当の趣旨は、食糧難に備えた新たな蛋白源ってことですから、例え中身がコオロギであろうと、ウジムシであろうと原型を残す必要は全くありません。
どちらかというと、気付かぬうちに食す方が良いですし、それで美味しかったらなおいいですよね。
ですから、昆虫のような普段は馴染みのない食材を広く普及させるには、それを口にすることへの抵抗感を克服しなければならないわけですね。
その方法の1つが、食べなれた食材に昆虫を混ぜ込むというやり方です。
それが、今日ご紹介するウジムシソーセージなわけですね。
まぁ、ウジムシってヤツの容姿を忘れるとしたなら、彼らをつぶしてソーセージを作ったとして、美味しくなれば良いと思えるかどうかですよね。
当然、食品ではないのでどう調べても、ウジムシの栄養価などは分かりませんが、わたくし院長、以前に戦時中を舞台にした小説を読んだことがありまして…
その中に、支給された缶詰が破裂してしまい、そこにウジがわくってシーンがあったんですね。
普通なら、捨てるところですが、なにせ戦時中ですから、食べ物がなく、仕方なくそのウジムシを食べたらしいんですよ。
当然空腹状態ってのがあってのことでしょうけど、マズくはなく、かつその小説の中では、貴重なタンパク源として、その他の缶詰も、わざと開缶させ、ウジをわかせてそれを食べるという事を繰り返していたと…。
もちろん、フィクションの小説ですが、まるっきり嘘って事もないんじゃないかと…。
生でそのまま食べるには勇気がいり過ぎますが、タンパク質としてなら立派な食材になりそうですもんね。
そして、ウジムシは勝手にわいてきます。
我々が普段みているウジと言えば、比較的汚いものに瞬時にわいてきます。
あと、衛生状態が非常に悪い傷口なんかにもわいてくることがあります。
でも、実はこういった場合、ウジが膿や腐敗した部分を食べることで傷口が清潔になり、むしろ傷の状態が良くなったり、患部を含めた周辺部位まで壊疽が広がることによる切断や切除を免れたりする場合があるんだそうです。
第一次世界大戦中、既に傷口に蛆が発生した負傷兵の生存率が突出して高いことに注目が集まっていたって話もあるくらいです。
実際、ウジは正常な組織や生きている組織を食べることはない上に、殺菌効果のある分泌液を出しながら腐敗した細胞や壊死細胞のみを食べるので、感染症の予防効果があるらしいんです。
ですから…
人が食っちゃっても大丈夫(笑)
あくまで、食糧難に備えてという話なら、まずはいかに増やすことが出来るかというのも重要な部分です。
繁殖させるのに、時間がかかり過ぎたり、またエサが高価だったり、広い土地が必要とかなら、なかなか繁殖も難しいですがウジはその点、汚物にでもわいてくれます。
そしてそういった汚物の処理をしながら、最終的には人のエサになると…。
ウジムシなら動物愛護精神も痛みませんし、言うことなしって気もしますね。
後は、みなさんがウジムシを受け入れられるかどうかだけですね(笑)
まぁ、正直、我々が生きてるうちは、食糧難どころか、食料の無駄な廃棄をどないかしようなんて話があるくらいですから問題はありません。
ですが、これも100年後、200年後は深刻な問題になってるでしょう。
ま、生まれた時から、ウジムシは食べ物だって教われば、きっと抵抗なく食べられますよ。
ね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院