2019年03月28日 [からだのこと]
一つ曲がり角、一つ間違えて〜♪
お疲れ様です。院長です。
3月28日の木曜日でございます。
さぁ、3月も残り3日ほど、いよいよ春感満載でございます。
何となく、街も人出が多くなってる気がしますし、来週末あたりがピークでしょう。
ここ2週間ほどは、地元民は出来るだけ外に出ないのが無難ですし、みんなの為ですな。
前にも書いてますけど、とにかく京都には、桜の名所が多いです。
もう東西南北、どっち向いても観光名所がありまくりで、道路が混雑する場所も1か所や2ヶ所じゃないですからねぇ(笑)
タクシーなんかも、繁忙期でしょうけど、その分道が混むので効率的には悪いかもしれませんね。
そんな時、抜け道なんかを知ってて、ピャ〜っていければいいですよねぇ…。
ってことで、今日はそんな「抜け道」にも通じる話。
まず、この「抜け道」を使うにも絶対的な「方向感覚」がないと、なかなかうまくいきません。
わたくし院長…。
極度の「方向音痴」でございます。
これは、もう病的で道路がどうのこうのという類のものではなく、お店なんかに入っても、出たらどっち行っていいか分からなくなりますし、デパートの中なんて、天然の迷路アトラクション化して、人の何倍も人生楽しめます(笑)
この方向音痴って人も一定数、存在しますが、それと真逆の異常に方向感覚に優れてる方も、一定数いらっしゃります。
今日はそんなお話を、一つお送りしたいと思いますのことよ。
この「方向感覚」ってもの、わたくし方向音痴ですから言えますが、確実に先天的に備わってるものです。
そして、わたくしのように、その「感覚」が欠如してるものもいれば、非常に優れてるものもいると…。
で、今日のネタはこの方向感覚、地球から生じている磁場を感じ取ってんじゃないかってお話なんですよ。
実際に、野生動物なんかでは、移動のさいのコンパスとして磁場を利用するものはたくさん存在します。
たとえば渡り鳥やウミガメ、あるいは一部のバクテリアなどがそうで、彼らには天然のナビゲーションシステムが内蔵されていると言われてます。
で、人間はどうかと言いますと、人間が磁場を感じられるかどうかというテーマは、かなり以前から熱心に研究されてきましたが、はっきりとした結論が出せず、やがて下火になってしまったという経緯があるそうなんです。
アメリカ・カリフォルニア工科大学のジョゼフ・カーシュビンク氏らは、これを再燃させるべく、より高度な実験を行うことにしたんだそうです。
被験者34名が参加した実験では、アルミ製の六面ファラデーケージってものが利用されたそうです。
ファラデーケージとは、電気を通しやすい導体に囲まれた空間のことで、六面って事は、前後左右、プラス上下と完全に囲まれてる状態てことですな。
で、この実験でのケージは全面にコイルが組まれており、そこに流れる電流をコントロールすることで、自由に磁場を発生させることが出来る装置なんだそうです。
そしてケージの中は完全に真っ暗で、木製の椅子が置かれており、壁には反響を防ぐための防音パネルが張られているってな状況です。
そして被験者は、頭に脳波を測定するための電極64本を装着した状態で椅子に座り、この間に回転する磁場を発生させると…。
なんか聞いてるだけで怖いイメージしかしませんけど、磁場を出しても音がするわけでもなく、本来は何も気付くはずがありません。
てことで、1回7分のセッションでは、2、3秒ごとに100ミリ秒磁場を発生させ、これが複数回1時間ほど行われたそうです。
で、実験の結果として、参加者が暗いケージの中に座っている間、磁場が発生しているのかどうか誰にもわからない状態にもかかわらず、4名(34名中)の脳では、最大半分もアルファ波が低下したことが観察されたそうなんです。
これは磁場という外部の刺激が、脳によって処理されていたことを示していると考えられるんだって…。
カーシュビンク氏によると、この4名は特に強い反応を示していたそうですが、参加者の3割程度に同じようなパターンが生じていたということです。
このように参加者によって磁場への反応に違いがあったのは、人間の感覚の鋭さが個人個人で異なることと同じだと考えられます。
たとえば、人の中にはワインを飲んで、それがフランスのどの地方で作られたものか言い当てられるほど、鋭敏な味覚の持ち主がいるかと思えば、ワインの味などどれも同じにしか感じられない人も実際いますから…。
同様に、磁場に強く反応できる人とできない人がいるってことなんでしょうか…。
ですが、この実験でも分かる通り、極一部の「超」鋭い人がいて、その次に「鋭い」人がいて、次第に「普通」、そして「やや鈍感」、「鈍感」とランク付けはできるでしょう。
となると、この磁場と方向感覚に、因果関係があれば「方向音痴」とそうでないことは、ある程度「先天的な要素」と定義づけることも可能です。
ですが、今のところ確実な因果関係は見いだせてないという事らしいですので、ここは今後の研究に期待って事ですね。
もし、この因果関係が解明されれば、もしかして方向音痴が直るかも…
ちょっと今後の研究に期待ですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月28日の木曜日でございます。
さぁ、3月も残り3日ほど、いよいよ春感満載でございます。
何となく、街も人出が多くなってる気がしますし、来週末あたりがピークでしょう。
ここ2週間ほどは、地元民は出来るだけ外に出ないのが無難ですし、みんなの為ですな。
前にも書いてますけど、とにかく京都には、桜の名所が多いです。
もう東西南北、どっち向いても観光名所がありまくりで、道路が混雑する場所も1か所や2ヶ所じゃないですからねぇ(笑)
タクシーなんかも、繁忙期でしょうけど、その分道が混むので効率的には悪いかもしれませんね。
そんな時、抜け道なんかを知ってて、ピャ〜っていければいいですよねぇ…。
ってことで、今日はそんな「抜け道」にも通じる話。
まず、この「抜け道」を使うにも絶対的な「方向感覚」がないと、なかなかうまくいきません。
わたくし院長…。
極度の「方向音痴」でございます。
これは、もう病的で道路がどうのこうのという類のものではなく、お店なんかに入っても、出たらどっち行っていいか分からなくなりますし、デパートの中なんて、天然の迷路アトラクション化して、人の何倍も人生楽しめます(笑)
この方向音痴って人も一定数、存在しますが、それと真逆の異常に方向感覚に優れてる方も、一定数いらっしゃります。
今日はそんなお話を、一つお送りしたいと思いますのことよ。
この「方向感覚」ってもの、わたくし方向音痴ですから言えますが、確実に先天的に備わってるものです。
そして、わたくしのように、その「感覚」が欠如してるものもいれば、非常に優れてるものもいると…。
で、今日のネタはこの方向感覚、地球から生じている磁場を感じ取ってんじゃないかってお話なんですよ。
実際に、野生動物なんかでは、移動のさいのコンパスとして磁場を利用するものはたくさん存在します。
たとえば渡り鳥やウミガメ、あるいは一部のバクテリアなどがそうで、彼らには天然のナビゲーションシステムが内蔵されていると言われてます。
で、人間はどうかと言いますと、人間が磁場を感じられるかどうかというテーマは、かなり以前から熱心に研究されてきましたが、はっきりとした結論が出せず、やがて下火になってしまったという経緯があるそうなんです。
アメリカ・カリフォルニア工科大学のジョゼフ・カーシュビンク氏らは、これを再燃させるべく、より高度な実験を行うことにしたんだそうです。
被験者34名が参加した実験では、アルミ製の六面ファラデーケージってものが利用されたそうです。
ファラデーケージとは、電気を通しやすい導体に囲まれた空間のことで、六面って事は、前後左右、プラス上下と完全に囲まれてる状態てことですな。
で、この実験でのケージは全面にコイルが組まれており、そこに流れる電流をコントロールすることで、自由に磁場を発生させることが出来る装置なんだそうです。
そしてケージの中は完全に真っ暗で、木製の椅子が置かれており、壁には反響を防ぐための防音パネルが張られているってな状況です。
そして被験者は、頭に脳波を測定するための電極64本を装着した状態で椅子に座り、この間に回転する磁場を発生させると…。
なんか聞いてるだけで怖いイメージしかしませんけど、磁場を出しても音がするわけでもなく、本来は何も気付くはずがありません。
てことで、1回7分のセッションでは、2、3秒ごとに100ミリ秒磁場を発生させ、これが複数回1時間ほど行われたそうです。
で、実験の結果として、参加者が暗いケージの中に座っている間、磁場が発生しているのかどうか誰にもわからない状態にもかかわらず、4名(34名中)の脳では、最大半分もアルファ波が低下したことが観察されたそうなんです。
これは磁場という外部の刺激が、脳によって処理されていたことを示していると考えられるんだって…。
カーシュビンク氏によると、この4名は特に強い反応を示していたそうですが、参加者の3割程度に同じようなパターンが生じていたということです。
このように参加者によって磁場への反応に違いがあったのは、人間の感覚の鋭さが個人個人で異なることと同じだと考えられます。
たとえば、人の中にはワインを飲んで、それがフランスのどの地方で作られたものか言い当てられるほど、鋭敏な味覚の持ち主がいるかと思えば、ワインの味などどれも同じにしか感じられない人も実際いますから…。
同様に、磁場に強く反応できる人とできない人がいるってことなんでしょうか…。
ですが、この実験でも分かる通り、極一部の「超」鋭い人がいて、その次に「鋭い」人がいて、次第に「普通」、そして「やや鈍感」、「鈍感」とランク付けはできるでしょう。
となると、この磁場と方向感覚に、因果関係があれば「方向音痴」とそうでないことは、ある程度「先天的な要素」と定義づけることも可能です。
ですが、今のところ確実な因果関係は見いだせてないという事らしいですので、ここは今後の研究に期待って事ですね。
もし、この因果関係が解明されれば、もしかして方向音痴が直るかも…
ちょっと今後の研究に期待ですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院