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2019年03月18日 [動物のこと]

犬のお巡りさんは諦めが早い。

お疲れ様です。院長です。

3月18日の月曜日でございます。

3月も後半戦に突入し、にわかに春らしさが増してきた様な…。

夜明けの時間も早まってますし、どんどん暖かくもなってますよね。

毎日、通勤中に犬の散歩をしている人達に、複数人会うんですが、みなさん、少し動きが良くなってます(笑)

やっぱ、真冬は犬は良くても人間は寒いですもんねぇ…。

走り回りたい犬と、寒くて動きたくない飼い主が、絶妙な感じでの散歩なんですが、暖かくなってくると飼い主さんの動きも変わります。

まぁ、毎日々、散歩に連れて行くって行為自体が、とても大変な事ですし飼い主さんもいつもベストの体調とは限りませんもんね。

ですが、犬クンからすると、そんな飼い主の気持ちなど分かろうはずもなく、今日も元気に散歩を楽しむわけです。

ってな感じで、今日のネタなんですが、今日はこのペットの犬に関してのお話…。

犬は飼い主に似る…

って何か聞いたことないですか?

いや、見た目とちゃいますよ(笑)

性格ね。

この、犬と飼い主の性格が似てくるって話を、研究した方がいらっしゃって、どうも本当のこよのようなんですよ。  
 
その研究によりますと、犬の性格は年齢を重ねながら、飼い主の性格にあわせて変化していくんだそうです。

これは、まさに人間の性格が、成長するにつれ変化するのと同じで、飼い主から影響を受けるって事のようなんです。
 
この研究をされたのが、アメリカ・ミシガン州立大学のウィリアム・ショピックって教授さんでございます。

これまで犬の性格は、よほど特殊な環境下にさらされない限り、基本的に変わらないものだと思われていました。

ですが、これは野生生物としての野生の暮らしが大きく変化するようなことはないためこう考えられていたんですね。

ところが、実際には犬の性格は驚くほど大きく変わるんだそうなんです。

ショピック教授は、1500匹以上の犬の飼い主たちに協力を仰ぎ、自分自身と飼っている犬の性格についての質問に答えてもらったそうです。

なお、飼い主たちが飼っていたのは、50種以上の犬種のオスとメスで、年齢も生まれて数ヶ月の子犬から15歳の老犬まで、さまざまだったそうです。

って、50種類以上の犬種とな。

犬種って、そんなにあるんやね(笑)

わたくしの浅い知識では、20種類位しか浮かびませんでしたよ。

で、調査の結果、年齢と性格、ならびに飼い主と犬の性格とに相関が確認され、犬の性格が飼い主との関係に影響を及ぼしていることが明らかになったそうなんです。

たとえば、自分の性格を外交的と回答した飼い主は、自分の犬の性格についても元気で活発と評価する傾向にあったそうで、反対に、自分の性格を控えめと評価した飼い主は、自分の犬についても怖がりで、躾が入りにくいと評価することが多かったんだとか…。

また、人付き合いが上手と答えた飼い主からは、飼い犬は人と人間のどちらに対しても攻撃的なところはないと回答されたそうです。

まぁ、これだけで、犬と飼い主が似るって結論付けるのもどうかという気はしますが、環境が性格を作るってことは、犬にも当てはまるのかもしれませんね。

犬の場合、犬種によっては生まれつき攻撃的なのがいたり、従順なのがいたりします。

例えば狩猟犬なんかは、やはり動きも機敏ですし、攻撃性もあります。

と思えば、盲導犬に適してる犬種なんかは、大人しく動きも緩やかです。

ですが、これは本来持ってる「特性」を生かしたらの話ですもんね。

つまり、狩猟犬でも狩猟に連れ出さなければ、狩りはしませんし、攻撃することもありません。

結局は環境が作る、二次的な要素が色濃く出るってことでしょう。

例えば野生のライオンでも、生まれてからずっ〜って人の手で、猫のように育てられたら、ある程度は攻撃性もなくなりますしね。

ま、もちろん元のポテンシャルが「百獣の王」なわけですから、じゃれてきただけで致命傷ってなこともあるでしょうけどね(笑)

でも、これも「生まれた時から」ってことが重要だと思われるんですが、この教授は犬の躾について、きちんと服従することを躾けるのに最適なのは、6歳ごろだと話されてます。

この年齢なら子犬のように興奮しすぎることもないし、老犬のような頑固さもないからなんだとか…。

犬種にもよりますが、犬の寿命もかなり延びて、20年近く生きると言われてますが、それでも6歳ってねぇ…。

少なくとも、6歳のライオンを急に手なずけることは不可能だとは思いますが、犬はもともと賢いですから、こんなもんなんでしょうかね。

ま、結果的に「しつけ方」がその人の性格を反映している部分が多いでしょうし、その観点から飼い主に似てくるって事になるんでしょうねぇ…。

それと、飼ってる方が、犬に寄せていってる部分もあるんじゃないかと思うんですが、どうでしょうかね。

大人し〜いチワワを飼ってるうちに、何となく飼ってる方も温厚になっていくって事はなくはないんじゃないですかね…。

ま、どちらが寄せてるにせよ、性格が「変わる」ってことがある以上、変え方次第では飼いやすくなるってことですから、飼いやすくするための方法論はある程度作れるでしょうね。

これって、子育てなんかにも通じるもんがあるなぁ…。

よく、親の背中を見て子は育つとかいいますし、相手が犬でも、手本の見せ方が大事なのかもしれませんねぇ。

てか、犬のお手本って(笑)

ではまた〜。



dogcat



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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