2019年03月14日 [からだのこと]
水は生命の源。
お疲れ様です。院長です。
3月14日の木曜日でございます。
あら。
ホワイトデーじゃないの。
わたくし院長も、いくつかいただきましたので、それなりにお返しさせていただきますのことよ。
これ、毎年書いてますが、経済効果かなりありますよね〜。
わたくしごときでも、いくつかお返しするのに、何千円か使いましたし、貰った分、返す分とダブルなわけですからこの時期のこの手の業界は、ほんと稼ぎ時でしょうなぁ…。
まぁ、経済が動くことは良い事なんでしょうけど、チョコだのクッキーだのでも食べ物を贈るのってなんだかなぁな気がするのはわたしだけでしょうかね。
そりゃ、いただいたらありがたく食べますけど、「いただかなければ食べない」ものでもあるわけで、必要ないものを食べるってのに抵抗があったり(笑)
ま、そんなこと言ってしまったら、なんでもそうなんですけどね。
ですが、今日のネタは人間のみならず、生物なら植物でもなんでも必ず必要なもののお話でございます。
それは「水」。
水は命の源なんて言いますけど、これを全く必要としない生き物はまずおりません。
ま、いなくもないんやけど(笑)
で、この水ですが、「水分」ってくくりだけでは、われわれ人間には利用できない場合があるじゃないですか。
まぁ、極限状態とかなら別ですが、普通は「飲料」出来るレベルに殺菌したり、濾過したりと高度な生き物になればなるほど必要になるでしょ?
野生動物なんて、そこらにたまってる水飲んでも平気ですけどね。
同じ事を、我々日本人がやったら、間違いなくお腹こわします。
水の中には色んな細菌が入ってますからねぇ〜…。
つまり、われわれ人が飲むには、それなりの処理がいるわけです。
で、今日の話は、その細菌だらけの水を、効率的に環境にも優しく殺菌する、新しい方法のお話でございます。
この新しい方法では、化合物のシートに太陽から降り注ぐ紫外線を照射するだけで、そのまま1時間もすれば、水10リットルに潜む有害な細菌が殺菌されるそうなんですよ。
こうした水の浄化方法を「光触媒殺菌」といい、環境に悪い塩素やオゾン殺菌を使った既存の方法の代わりになるものとして期待されているんだそうですよ。
今回提案されているような浄水方法の仕組みはいたってシンプルで、簡単に言うと特定の光の波長があるときに水の中で酸素反応を促進してくれる光触媒を利用したもので、この反応によって作られる「活性酸素種(ROS)」という分子が、細菌を殺してくれるわけなんです。
で、この用途に使える優れた金属触媒はいくつもあるんですが、残念ながらこれらは水の中に金属の残留物を残してしまうため実用的ではありません。
そして非金属触媒ならもっと安全なんですが、金属触媒に比べると、十分な活性酸素種が作られないんですね。
そこで、中国科学院と揚州大学の研究者は、実用的でありながら、毒性のない解決策を考案したってことなんです。
ポイントは、光を吸収し、十分な殺菌効果を得られるだけの活性酸素種を作ることができる、きわめて薄い合成素材「グラフィティック・カーボン・ナイトライド」ってシートなんだそうですわ。
この合成素材「グラフィティック・カーボン・ナイトライド」ってのがスゴイみたいなんですよ。
なんか、USJのアトラクションみたいな名前やなぁ…(笑)
これを使った浄水実験では、たったの30分で水50ミリリットルに入っていた大腸菌の99.9999パーセントを殺菌することができたそうで、最高の金属光触媒にも匹敵するほどの高い効率性だということです。
ま、難しいことは置いといたとしても、こういった自然に優しいものはいいですよね〜。
しかも、この「グラフィティック・カーボン・ナイトライド」は、低コストで簡単に合成することができるし、システム自体はとてもシンプルなので、大した支出にはならないそうなんです。
これはかなり使えるようで、さらに研究が進められれば、飲み水問題は解決するかもしれないとまで言われています。
というのも、これだけではまだ、完全に安全な水とはいえなくて、後は重金属イオンを取り除き、pHを調整し、残留物を除去しなくてはいけません。
ですが、細菌が死滅するだけでもかなりスゴイ事なんですけどね。
我々日本人は、常に清潔な水が蛇口から出てきますから、ピンとこないでしょうけど、世界にはまだ泥水みたいのを飲んでる地域もありますから…。
水が変われば、全てが変わると言っても過言じゃないですからね。
こういった研究は、ぜひ国をあげて世界中で行っていただきたいもんです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月14日の木曜日でございます。
あら。
ホワイトデーじゃないの。
わたくし院長も、いくつかいただきましたので、それなりにお返しさせていただきますのことよ。
これ、毎年書いてますが、経済効果かなりありますよね〜。
わたくしごときでも、いくつかお返しするのに、何千円か使いましたし、貰った分、返す分とダブルなわけですからこの時期のこの手の業界は、ほんと稼ぎ時でしょうなぁ…。
まぁ、経済が動くことは良い事なんでしょうけど、チョコだのクッキーだのでも食べ物を贈るのってなんだかなぁな気がするのはわたしだけでしょうかね。
そりゃ、いただいたらありがたく食べますけど、「いただかなければ食べない」ものでもあるわけで、必要ないものを食べるってのに抵抗があったり(笑)
ま、そんなこと言ってしまったら、なんでもそうなんですけどね。
ですが、今日のネタは人間のみならず、生物なら植物でもなんでも必ず必要なもののお話でございます。
それは「水」。
水は命の源なんて言いますけど、これを全く必要としない生き物はまずおりません。
ま、いなくもないんやけど(笑)
で、この水ですが、「水分」ってくくりだけでは、われわれ人間には利用できない場合があるじゃないですか。
まぁ、極限状態とかなら別ですが、普通は「飲料」出来るレベルに殺菌したり、濾過したりと高度な生き物になればなるほど必要になるでしょ?
野生動物なんて、そこらにたまってる水飲んでも平気ですけどね。
同じ事を、我々日本人がやったら、間違いなくお腹こわします。
水の中には色んな細菌が入ってますからねぇ〜…。
つまり、われわれ人が飲むには、それなりの処理がいるわけです。
で、今日の話は、その細菌だらけの水を、効率的に環境にも優しく殺菌する、新しい方法のお話でございます。
この新しい方法では、化合物のシートに太陽から降り注ぐ紫外線を照射するだけで、そのまま1時間もすれば、水10リットルに潜む有害な細菌が殺菌されるそうなんですよ。
こうした水の浄化方法を「光触媒殺菌」といい、環境に悪い塩素やオゾン殺菌を使った既存の方法の代わりになるものとして期待されているんだそうですよ。
今回提案されているような浄水方法の仕組みはいたってシンプルで、簡単に言うと特定の光の波長があるときに水の中で酸素反応を促進してくれる光触媒を利用したもので、この反応によって作られる「活性酸素種(ROS)」という分子が、細菌を殺してくれるわけなんです。
で、この用途に使える優れた金属触媒はいくつもあるんですが、残念ながらこれらは水の中に金属の残留物を残してしまうため実用的ではありません。
そして非金属触媒ならもっと安全なんですが、金属触媒に比べると、十分な活性酸素種が作られないんですね。
そこで、中国科学院と揚州大学の研究者は、実用的でありながら、毒性のない解決策を考案したってことなんです。
ポイントは、光を吸収し、十分な殺菌効果を得られるだけの活性酸素種を作ることができる、きわめて薄い合成素材「グラフィティック・カーボン・ナイトライド」ってシートなんだそうですわ。
この合成素材「グラフィティック・カーボン・ナイトライド」ってのがスゴイみたいなんですよ。
なんか、USJのアトラクションみたいな名前やなぁ…(笑)
これを使った浄水実験では、たったの30分で水50ミリリットルに入っていた大腸菌の99.9999パーセントを殺菌することができたそうで、最高の金属光触媒にも匹敵するほどの高い効率性だということです。
ま、難しいことは置いといたとしても、こういった自然に優しいものはいいですよね〜。
しかも、この「グラフィティック・カーボン・ナイトライド」は、低コストで簡単に合成することができるし、システム自体はとてもシンプルなので、大した支出にはならないそうなんです。
これはかなり使えるようで、さらに研究が進められれば、飲み水問題は解決するかもしれないとまで言われています。
というのも、これだけではまだ、完全に安全な水とはいえなくて、後は重金属イオンを取り除き、pHを調整し、残留物を除去しなくてはいけません。
ですが、細菌が死滅するだけでもかなりスゴイ事なんですけどね。
我々日本人は、常に清潔な水が蛇口から出てきますから、ピンとこないでしょうけど、世界にはまだ泥水みたいのを飲んでる地域もありますから…。
水が変われば、全てが変わると言っても過言じゃないですからね。
こういった研究は、ぜひ国をあげて世界中で行っていただきたいもんです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院